サードアイアン社製のバイオロイドは「ヴィノ」と呼ばれ、他社が生産する無機質なアンドロイドと一線を画している。
オーガニックマテリアルと呼ばれるボディーは、軽量炭素フレームの骨格を筋繊維と有水繊維のタンパク質スポンジで包みコラーゲン補強フィ
ルムで覆った材質でできている。センシングデバイスとの通信用に筋繊維内に菌糸を張り巡らせて電気信号を媒介させていた。ヴィノは非常に高額だが、体温、肌の質感や粘膜は人間と遜色がなく、その完成度は高かった。
ヴィノは性産業からその人気に火が付き、今では裕福層向けに一般モデルが市場に投入されていた。一般社会に徐々に浸透し、「ヴィノ」の人権尊重を訴える団体が現れるまでに普及が進み始めていた。
サードアイアン社のコンサルタントが話す「裕福層向けのヴィノ」とはエタニカルのことだった。そして、裕福層の間で密かな流行となっているのは、思春期までの一般人の女性の蓄積データを使って、自分好みの外見をしたヴィノを生成することだという。「リリィ」では実現できなかった一般人女性が売ったライフログとその蓄積データを「エタニカル」は利用することが出来た。
関連作品:
The Emulator - ザ・エミュレータ -
https://ncode.syosetu.com/n9333ja/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 00:18:19
68298文字
会話率:35%
男には類稀な才能があった。
限られたものだけが手にする事が出来る天与の能力「ギフト」。
その中でも今まで誰にも発現した事の無い幻のギフト、完全な「状態異常無効」
どんな偉大な王も、歴史に名を残す英雄もいくら望んでも決して手にする事ができ
なかった能力「不老」を実現する幻の能力を生まれながらに持つ俺!
しかもその能力は精液を媒介に、他人に一定時間与える事が出来る。
永遠の若さを求め、定期的にセックスを求める美女を従者兼愛人として従え、ファンタジー世界を味わい尽くす、エロと冒険に満ち溢れた物語。
ハード目なセックス、陵辱があるので気を付けて下さい。
前作を少しずつリメイクしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 00:31:33
94818文字
会話率:46%
※これはBLではありません。
※R15,18は保険です。
ファンタジー脳(マニアでもオタクでもない)を拗らせた主人公が買い物帰りにコケて魔法と剣とケモミミの世界(まだ乙女ゲームにはならない)へヒョイと落っこちた(つまり転移した)お話。
「
番」はツガイですがタイトルのみ「うんめい」と読みます。
略称『めいハノ。』でシリーズ化する予定。
主人公(ハノン)の一人称やら口調や態度がちょっとアレですが、これは歴とした?NLです。
本人普段は忘却の彼方してるものの、身体も性自認も「一応女」です。
見切り発車、ご都合主義。なんでも許せる人向け。
もう一度言います。なんでも許せる人向け、です。
※こんな題名ですがピアノは全くの無関係です申し訳ない。
・ハノン/本作の主人公、ヒト族
本名「早乙女伊紀」、自分の名前が嫌いすぎて頭と尻で「ハヤノリ」を名乗る。
転移先がとある乙女ゲーと酷似した世界なことを暫く知らないままだった。
倫理観うっすいメンヘラな自覚はあるものの、ムッツリとヘタレを拗らせてる隠キャなためだいぶ挙動不審。一般と思考がズレてる自覚もあるが、それを「サイコパス」だと認識はしてない。こういう奴にチートを与えてはいけない。
本編で叫んでる妹の本名は「早乙女柚有里」。
・チャル/種族も種属も不明
体内保有魔力量が多過ぎて、文字刻んだり媒介用意しなくても魔法が使えてしまう。
代わりに五感はヒト族より少し良い程度。
周囲を観察すれば大体なんでも習得できる天才。
故に他人の「解らない」が解らないため、説明はドヘタ。
実は王国が新体制になってからの次期王の息子だが、絶賛家出?中。
・ビスク/とある王族の末裔
ちょっと出自が複雑過ぎる王族の正当な血縁…混じり物だけど。
うっかり冒険者ギルドで存在登録してしまった所為で身バレして、傀儡にしたい人達と殺したい人達に追われて忙しい日々。
本人は恩人のチャルを信仰してるからどれも断固拒否ってる。
魔力の質は良いのに捻る蛇口が無いため「魔法」は使えない。
・ライズ/とある文官の息子、兎人属
コロコロふわふわな垂れ耳白兎。アルビノではない。
体内の魔力は一般を少し下回る程度。
でも媒介無し略式1字で魔法を使える。
一部に溺愛されてるものの、厭われた方が精神的に目立つ所為で自己肯定感がド低い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 12:48:14
179666文字
会話率:41%
完全シリーズものになりますので最初から読むことを推奨しております。
〇ストーリーあらすじ
地球から遠く離れたブルーマ星は愚かな学者のせいで破壊された。肉体を失ったブルーマ星人は、適合する身体を求めて宇宙を彷徨っていた。
そしてたどり着い
た星こそが地球。
人間・・・文明を持ち、地上でもっとも繁栄している生命体だ。
我らブルーマは人間の身体を乗っ取り使用すること決めた。
だが、そのまま精神だけで人間の身体に乗り移ることはできない。
媒介として、ブルマ体操服という、人間が着る衣服を使用する。
なぜ、ブルマ体操服が選ばれたか。
理由は以下の通りになる。
1.このブルマは運動のための衣服として使われていたが、徐々に性的なものと認知され、数が減っていってしまった。我らブルーマが最も憎いんでいる事柄、それは裏切り行為だ。人間はブルマを迫害した。その人間をブルマを使って身体を奪ってやろうということだ。
2.体操服というものは、もともと軍隊としての規律を育てるための物であったらしい。同じ衣服、被虐感の強いデザイン。支配される肉体が着る衣服としては最適な物だろう。
3.我ら素晴らしい名前であるブルーマに名前が似ているからである
〇概要
ブルマと体操服を着てしまう女性たち、自分たちの意識はなくなり、別の何かに体を支配されてしまう。そんな感じのお話です。
主に学園が舞台となり、学生やその周りがターゲットとなります。
基本的に女性のみしか登場しないため絡みがあってもレズのみです。
自分の性癖全開の変態な内容なので閲覧注意ください。
↓こちらのサイトに公開してるものと同じものになります。
https://www.pixiv.net/novel/series/8650390折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-17 00:27:08
115602文字
会話率:39%
★マークがエッチシーンありです。
高校一年生の愛野真帆(あいのまほ)は学校からの帰り道、悠久の眠りから目覚めた魔法生命体同士の戦闘を目にする。流れから魔法の力を託された真帆は、魔法少女(物理)に覚醒。現世を混沌に陥れんとする闇の勢力との戦
いに巻き込まれる。
「ねえ。とりあえず勝ったみたいだけど、どうやったら元の姿に戻れるの?」
「ああ、それは簡単だニャ。現世次元の生命発現体を大量に体内に取り込んで、それを媒介にしてズレた次元の修正を行えば変身が解けるニャ」
「……え〜と、つまり、何?」
「真帆は女の子だから、男の子の精子を貰えばいいということニャ」
「!? 待って! それってもしかして……!」
「つまり、簡単に言えば、中出しニャ」
「いやあああ!! 意味がわからないいい!!!」
魔法少女は、苦しみながらも世界を救う戦いに身を投じた!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-19 12:14:23
56255文字
会話率:37%
20XX年、突如として手足を壊死させるアメーバが出現した。そのアメーバは飲み水から媒介して多くの人が感染した。拓人の姉の美玲は高校入学してすぐに感染した。手は尽くしたが結局一年後には手足が壊死した。そして、それから一年経った。
その日、
拓人と美玲の両親がいなかった。拓人は両親の代わりに美玲の世話をしなければならなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-14 23:00:00
14137文字
会話率:52%
【本編完結済み】【番外編は随時更新中】
ネーデルライヒ王国は、魔法使い至上主義の大国だ。
高い魔力を持つ人間は、貴賤に関わらず、国立学園に進む。
国立学園の最高学年に属するミーティア・シュトラウスは、大変焦っていた。
彼女は魔力は類
を見ない程に高いのに、魔法が一切使えない。
後ろ指をさされてきたミーティアは、いつか自分をバカにしてきた奴らを見返してやろうと思っていたが、このままでは、卒業と同時にどこかの貴族に嫁がされてしまう。
そんな折、同学年のアーデルハイド・フォン・ブラントに『媒介者』となる事を依頼されてーーーー。
ミーティアの運命が、彼との出会いで巡り出す。
異世界ラブコメディーここに始動!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 17:39:15
207167文字
会話率:37%
人間の不注意によって殺処分されたとある養豚場の豚。
その豚の幽霊が主人公のところに来て、恨みを晴らすとばかりに主人公を豚に変えようとする。
豚にされるぐらいなら自分が人間を豚化する媒介になると名乗り出た主人公の物語が始まる。
最終更新:2021-08-15 14:38:03
10236文字
会話率:48%
ここは地球に似て非なる別の星。
地球より近未来を行くこの星の衛星監視網を破り、小惑星が大陸に衝突。
付着していた細菌が小動物を媒介に人に感染、世界に蔓延した。
感染した動物は理性、人格を失い凶暴化し、死した生物をも生き返らせた。俗に言う[ゾ
ンビ]だ。
帝国は生き残ってる全国家に全人類同盟を打診。相互軍事援助協定を締結。
国家非常事態宣言を発令し、領土、そして奴らに奪われた陸地の奪還に向け、人類の奪還作戦が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 20:35:12
203文字
会話率:0%
「俺の精子に従え!」
この言葉はユニークスキル射精洗脳の詠唱であり、射精と共に唱える必要がある。バカバカしい詠唱だからという理由で隠し続けていたが効果は絶大だ。
「私は絶対に負けない!……――――ッ、ん゛ぐッ♡あ゛ぁ――――ッッ♡♡♡」
闇属性の魔力を帯びた1億もの精子がレイナの膣内を蹂躙し、体内から意識を変容させた。
清い体を守り続けていたレイナ姫が屈服することで、国を守るために詠唱中だった聖属性の障壁魔法が、闇属性の催淫魔法へと書き変えられていく。
「街のみんな……ごめんなさい、私がイッちゃったから……こんなことに」
数百年もの間、国を守り続けてきた姫としての責務を全う出来なかったことを詫びつつも、レイナの指先は、絶頂を覚えたばかりの陰核を這い、膣は肉棒に吸い付いて更なる精子を求める。
「アメリア……ごめんね。でも私、気持ち良いの♡」
――――
不遇の扱いを受けた闇魔導士が裏で暗躍し、勇者とは違った方法で世界を平和へと導く物語。
障壁魔法に守られた商業国家の姫レイナは、国の最大都市をぐるりと囲う障壁魔法を、その清い体を媒介として再構築するという重大な役目を背負っていた。代々数十年おきに再構築されてきた障壁魔法の儀式が迫るにつれて、レイナは自ら清い体を弄びたくなる誘惑に苛まれる。…………そして、儀式の日を迎えた時、暗躍する闇魔導士が姿を現し、これまで隠し続けてきたユニークスキル射精洗脳を発動させる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 21:00:00
20299文字
会話率:51%
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ただ、基の話だと、モザイクという、設定である。この設定の場合に間違いなのは、彼女が、無性生殖可能である点ではなかろうか。この話、ケース2として、作り直す。続きから。名前は、アブラナ君と、皐月ちゃんに戻る。
皐月「ううっ。美形が、私を
迫害します。お願いです。あの人たちを、倒して下さい・・・」
アブラナ「えーっと、可能ならそうするけど・・・」名前封印していない場合は、こうであった。
アブラナ「えーっと、では、露出高い、メイド服着て、ご主人様ァ! って 言ってくれたら。いいよ?」
皐月「そんなんで、いいなら、やります。」彼女はそうした。
私は他人を引きあわせるほどの、力があるであろうか? いや、引き合わせるべき、他人を見つけるほどの、力が私にあるであろうか? それは埋もれているものだ。私は原則的に、飛べないドローンである。オスのハチは、媒介者として、機能していない傾向が強い。アブの場合多分、オスは、蜜を吸って、植物の媒介者をして、メスは、人間に口を突き刺して、嫌がらせをする。アブのオスの方が、植物にとっては、お利口さんである。
まあ、ハエはどっちも、媒介者なんだけどね。ハエを尊敬すべきである。私は、ハエか、ドローンのどっちかであろう。つまりだが、私は、男性が単なる媒介者であるのは、文学上ではそうではなくしておくが、しかし、私は、アレの指示に従い、生ものを一つもってきており、それは、古い順に、ノベマを見てみろ。である。ちょっと見ていれば、わかるはずだ。
おそらくだが、あなたは、自分だけが、槍玉にあがるのを、嫌がったのであろう。私は、せいぜい、ひねくれていて、なんでも逆順にする程度の意味しかない。私をひねくれさせているのは、多数決の日本人が決めている事で、これもまた、私の意志で決定している訳ではない。
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ところで、差がどの程度生じるか知らんが、私は、何も聴かないか、デスメタル聴くかのどっちかに思えるが、あの時は、途中までは、バトゥシュカ(Batushuka)を聴いており、途中から、黒人の何かを、聴きだしていた。途中からである。私は仮面かぶらなきゃいけない様な人間である。今は何も聴いていないで書いた。これが本来の状態に近いわけだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-24 22:51:20
5508文字
会話率:10%
あらすじ:主人公シモンは悪魔術師である。悪魔の名は「アスモデウス」。相手の願いをかなえる代わりに契約として女性の体を悪魔的な情欲に従い、その願いの対価となるまで奉仕させる。そんな悪魔である。主人公シモンは生まれた時から既に悪魔との結びがあっ
た。そんな悪魔に取りつかれた主人公シモンはしかしながら童貞であったが、それでも村では有名な悪魔術師として名を馳せていた。主人公シモンはオナニストとしても腕利きなのだ。だから小さい望みであればオナニーによって小さな奇跡を起こすことができたのだ。そうしてコツコツオナニーしてきたのである。しかしながら、周囲はそれを許さなかった。女騎士団長の登場である。女騎士団長は部隊が魔物の群れに襲われ、瀕死の状態で何とか村に来たのだ。悪魔術師シモンには小さな奇跡しか起こすことができない。女体を媒介にしなければダメなのだ。しかし、「私の部隊を助けてほしい。なんでもする。」といわれて、童貞オナニストの主人公シモンの心の「何か」が決壊した。「なんでもいいっていったよね。」こうして後の「エロメイドハーレム」ができることになったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 16:56:39
4244文字
会話率:14%
魔法が滅んだ旧大陸から魔法が廃れつつある新大陸へ亡命してきた一族によって建国されたスワンレイク王国。国ができて十年、先住民族との融和政策ですったもんだありつつ平穏を保っていたものの、さいきんは魔法の媒介となる“稀なる石”ばかりを盗む女怪盗
アプリコット・ムーンが世間を騒がせていた。
人的被害はないものの、古代魔術を用いて王家を愚弄する彼女を憲兵団は必死になって追いかけている。
だけど怪盗アプリコット・ムーンの正体は、憲兵団長ウィルバーが溺愛する妻ローザベルだった!
怪盗に扮して“稀なる石”を盗むローザベルの目的とは?
そして憎き女怪盗を追うウィルバーが、国王アイカラスとともに彼女を罠に嵌め、正体を暴いたとき。“稀なる石”による大魔法が発動、ウィルバーは魔法の影響をモロに受けてしまい……?
* * *
――これは、政略結婚で互いに強く想いあうがゆえにすれ違う、不器用な憲兵団長(夫)×健気な怪盗(妻)の、愛が試されるお話(仮)。
みのたえ様主催、「最愛アンソロ」参加作品です。書くのが楽しくてついうっかり長編にしてしまいました。全30話の短期集中連載、お付き合いありがとうございました。
※2019/11/22、いい夫婦の日にちなんで番外編を掲載します。
気軽に読める短編ですので本編未読の方もよかったらどうぞです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-22 00:00:00
128024文字
会話率:42%
普通の人は気付いてないけど魔法使いは実在する。魔法使いの家に生まれると魔法使いを継がなきゃいけないし、色々な争い事に巻き込まれるから大変。しかも、それが女性器を媒介にした魔法を専門とする家だったりすると、気苦労は何倍にも増えてしまう。
最終更新:2019-08-14 20:00:00
18681文字
会話率:43%
火も水も木も土も操れない魔導士は、規格外の魔法を有していた。
しかし、その魔法を使うには、或る重要な媒介が必要で、魔法使いは媒介の協力無しには、魔法を使えない。
だが、ひとたびその特殊な魔法を行使すれば、千万の軍をも蹴散らせられる効果が有る
。
以前書いたファンタジー物です。
事情が有って筆を休めて居ましたが、1章を書き終えたので掲載しました。
興味のある方は、お読みください。
次の掲載は、2章書き上がり後と成ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-02 00:00:00
184429文字
会話率:25%
Ω性が超能力を使える世界。その超能力は彼らの体液(唾液、精液、血液等)を媒介して他者も使うことができる。警視庁公安局超能力犯罪対策課、略してPCDはそれを悪用した犯罪を取り締まるために設立された組織で、メンバーはΩとバディを組んで捜査にあた
る。これはPCDの個性的なバディ達が事件や仕事を解決していく物語である。
※この作品のオメガバース設定は、Ωが超能力を使える以外は、一般的な設定に基づいております。恐れ入りますが、ここではオメガバースの詳しい設定は割愛させていただきます。何卒ご了承くださいませ。
Episode1:主人公の番を殺した殺人犯×番を殺されたΩ
Episode2:天然真面目系ルーキーのα×課で一番の問題児かつ魔性のΩ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-22 22:57:10
4473文字
会話率:44%
時は大航界時代。
海を媒介に『門』を開き、フネを用い外界と往来する技術が確立し100年余り。
我が国はこの閉じられた世界を飛び出し、外界との交易を持つようになった。
意外な事に外の世界にも姿は多少違えどヒトがおり、文化がある。
この書では
その一端をご紹介しよう。
――― Amor P Orchibold 著 祷方淫聞録 より折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-12 12:00:00
2283文字
会話率:0%
生命力
それは目に見えない生きるための力の源である。身体を動かすだけで消費され、食べることで賄うことができる。人は生きる上でこの力を蓄え、消費していた。
ある研究者が発表したことにより、このエネルギーは瞬く間に世界に知れ渡る。
魔
導の媒介に使われたり、それを行使する際のキーとして様々な用途に用いられた。
世界は急速に発展を遂げる。
生命力は無限の可能性を秘めていたのだ。
しかし発展もあれば衰退もある。
様々な実験の末、生態系は崩れ世界のバランスは崩壊した。それによって世界の片隅で負の生命力である瘴気が蔓延し始めた。瘴気に侵された大地は作物が育たなくなり、やがて砂漠へとその形を変えた。動物は凶暴化し、瘴気を取り込み続けて魔物となった。
魔物は人々を襲い、田畑を荒らす害獣となる。瘴気の強い場所で育った魔物は知恵をつけ、やがて彼の者は魔族と呼ばれた。
人と魔の長い戦いの歴史は生命力を消費し続けた。大地は枯れ砂漠化していく中で人は住む場所を追われていく。
元より生命力の少ない男性の出生率は下がり、人口の9割を女性が占める。
それにより生命力の供給を行えなくなった女性は弱体の一途をたどっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-13 00:26:46
9393文字
会話率:51%
製薬会社研究員の癸卯諒子は嗜好が変わり、がっつりと肉が食いたいモードに入っている。新米編集者の掛足靖彦は取材後にインフルエンザと思われる症状を自覚し絶命する。座主坊老人はN建設に譲り渡した里山について、この世のものではないと説明する。所属
会社のイントラネット障害に対応するためアメリカへ飛んだ物袋静也は現地の技術者からコンピューター内の配線や基盤に『虫がわく』現象を聞かされる。地震災害衛生担当ボランティアの善甫泰司はカルパチア山脈より北部では滅多に起きない地震がごく小地域で発生した事実を確認する。やがて種々の偶然を経た後、癸卯諒子の右手が水となり、ポチャリと研究室の床に落ちる。ジェル誕生秘話。
Facebookサイト『小説家気分でみんなに読んでもらおう。』(https://www.facebook.com/groups/novel.raed/?fref=ts …)に同時掲載。
感想/罵倒、お待ちします!
ブックマークも宜しくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-05 09:18:04
24769文字
会話率:24%