柴 陽太郎(19)は黒津地神社のひとり息子だ。大学に通いながら神主である祖父の手助けをしている陽太郎は、とある日土蔵で古い巻物を見つけるが、ひょんなことからその封が開いてしまい——……なんと、巻物のなかから小さな子どもが現れた。
額から角
を生やし、小麦色の肌をしたその子どもは『おれは鬼や! おそれおののけ!』と陽太郎を脅してくるものの、力を失い子どもの姿になっているので恐ろしいものではない。なだめて話を聞いてみると、鬼・黒波(くろは)は八百年間巻物に封じられている間に悪行を反省し、功徳を積んで人生をやり直したいという。
力を失い弱っている黒波を放っておけず、陽太郎は小さな鬼の世話をすることに。だが翌朝目覚めると、隣に褐色肌の超絶美形な男が眠っていて——!?
◇鬼は力が満ちると大人の姿に、弱ると子どもの姿になります。鬼は関西弁です。
◇不定期更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 07:00:00
77891文字
会話率:52%
かつて大豪邸の庭の奥にあった土蔵には、美しい少年が閉じ込められていた。少年は誰にも話しかけられることなく、忘れ去られたようにただ時間だけが過ぎていく。どれほどの時間が経っただろうか。あたりに線香の匂いが漂い始めるお盆の時期に、一人の青年が土
蔵の前に立った。その青年は土蔵の中に向かって、少年の名を呼ぶ――。※他サイトにも掲載
[青年 × 閉じ込められた少年 / BL / R18]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-21 10:00:00
28994文字
会話率:36%
≪精霊の深き森≫──そこは精霊とエルフの民が住まう場所。
とある領主の大きなお屋敷。
その外れには、小さな小さな土蔵がひとつ。
地下に住まうはひとりの少女。
ある日、意地悪な女中頭に命ぜられ、お遣いに出かけた彼女は“森の魔女”と巡
り会う。
「おまえさん…なんと呼ばれとる?」
少女が口にした名前は不吉な蔑称。
「ヴァラク──屋敷の人はみんなそう呼んでいるわ」
これは、闇に堕ちたひとりの少女の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-20 00:00:00
29700文字
会話率:34%
主人公、神谷 繁(カミヤ シゲル)は結婚を約束した幼馴染が別の男と結婚したショックでロリコンと化した。
そして家族とも死に別れた繁、そんな主人公が土蔵で見つけた2つ合わせの巨大な銅鏡のような物、それは異世界ガイアへ通じる扉であった!
ガ
イアは魔物が闊歩する剣と魔法の世界!謎の滅びた文明!そしてまた謎の種族、魔族……まあテンプレ。
そんな世界に行ってうっかりお姫様を攫ってしまって神と崇められて孕ませたり、考えなしに行動して戦争起こして番になってくれとせがまれて孕ませたり、こっちの世界では小学生を保護して孕ませたりする話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-26 00:00:00
169974文字
会話率:61%
写真撮影と称して土蔵に呼び出した少女をただ欲望の赴くままに蹂躙する。
これはただ欲望を満たすだけの物語。
※とある~出来事シリーズ五作目となります。
最終更新:2017-08-13 21:00:00
7119文字
会話率:29%
明治六年の春――呉服屋の金井家の使用人として雇われた谷家千風(たにや ちかぜ)に任された仕事は、金井家の一人息子である金井道真(かねい みちざね)の世話役だった。主従関係である二人は互いに惹かれ合う仲までに至った。そんなある日、千風が道真を
探しに土蔵に入るが――?(※R18性描写有り)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-03 01:30:13
2280文字
会話率:32%
【孟宗の一族 冬家】に続く【孟宗の一族】シリーズ第三弾、【孟宗の一族 春家】です。 孟宗四家(春家、夏家、秋家、冬家)それぞれから選出された婿養子候補四名と『試し婚』を経て婿養子を決めなければならない“鏡の娘”こと鏡笙子の二番目の相手、春
家の加賀美宗との物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-23 05:28:22
129917文字
会話率:34%