幕末という異世界を舞台に、何の特殊能力も持たないごく普通の高校生が「未来の知識」だけを武器に成り上がろうとするSF小説です。
主人公はすぐ女に手を出します。
江戸時代の有名人、坂本龍馬や勝海舟、西郷隆盛、からくり儀右衛門、ジョン万次郎、清水
次郎長親分、新選組の近藤勇、土方歳三、沖田総司らが登場します。
第72部「登場人物紹介」を数えたら55人いました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 06:00:00
439487文字
会話率:37%
俺も言いたい、お前の目は世界で一番綺麗だって。
「タイキョク」はあくまで一発芸のつもりだったのに、大久保の目を琥珀色と表現したことからイメージが膨らみ、第二弾を書いてしまいました。
書いているうちに「これBLにしなくてもいけるんじゃ……
」と思ったのですが、やっぱり、BLにしないと収まりがつかないものがあるんですよね。
性描写はタイキョクに比べればないも同然ですが、一応年齢制限をかけました。
タイトルの「ぬばたまきはる」とは、夜や夢の枕詞で死をイメージさせる「ぬばたま」と、「生命」や「現世」の枕詞である「たまきはる」を合わせたものです。
死に魅入られた夢想家と生命力にあふれた現実主義者、その二人をつなぐものは「たま」。
宝玉、魂、目玉。そしてその結末は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 11:35:25
8121文字
会話率:25%
日本史上最も重厚な色気のあるカプこと西郷×大久保のガチBLです。鳥羽伏見直後。
史実をもとにした完全妄想です!
勢いで書いたので細部などグダグダですが、ご容赦ください。
タイトルのタイキョクとは、東洋版ウロボロスというべき「太極」図のこと
かもしれないし、正反対の性質を持つ二人という意味の「対極」かもしれないし、あるいは一戦交えるという意味の「対局」かもしれず、はたまた、大久保におぼれ切っているようで実は二人の素質と今後をクールに見定めている西郷の「大局」観の可能性も。
でも本当は、西郷の巨体に耐える細身の大久保の四苦八苦という「耐巨躯」かもしれない……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-02 16:12:26
6143文字
会話率:9%
黄泉國(冥界)より脱するべく必死に走る武士と、それを誘う巫女姿の真希奈。
からくも鬼女達の手から逃れ、現世に生還した武士だったが、真希奈は武士を逃がした咎を主の伊邪那美から受け、目付役の弟・杏樹と共にに現世に追い堕とされてしまう。
真希奈
が黄泉國へ戻るためには、千の魂を獲らねばならない。転生し、現世の磯に打ち上げられた真希奈は、海辺の村の名主親子に救われ、龍神の姫様と崇められる日々を送る。
しかし追い堕とされた時に別れた杏樹は、京の都ですでに魂を獲るべく暗躍していた。
黄泉國の代理人・都志子に促され、京へ上る真希奈。そこで出会ったのは、かつてその魂を救った武士・十朗だった。思わぬ再開を果たした真希奈は、十朗が心酔する志士・坂本龍馬の意志に触れ、十朗とその兄・慎蔵と共に龍馬を助けるべく働き始める。
一方、杏樹は始めは尊皇攘夷派と、次には新撰組と行動を共にし、着々と魂を集めてゆく。真希奈も龍馬の助けになるべく魂を獲り、十朗とは次第に惹かれ合う。
しかし仕置きにしくじった真希奈が斬られ、慎蔵らに助けられたものの敢え無く絶命。
十朗は狂おしく嘆くが、不死の巫女である真希奈は、無事に蘇生を果たす。それを目の当たりにして、驚喜する十朗。やがて二人はわりない仲になるが、一方で幕吏の手が龍馬へと伸びていた。二人は寺田屋で襲撃された龍馬を救出し、共に西郷隆盛の庇護を受け、薩摩藩邸に匿われる。
難を逃れた龍馬は、薩長同盟を締結させるべく奔走。真希奈も陰に日向に十朗と共に働き続けるが、大政奉還の偉業を成し遂げた直後、龍馬は呆気なく暗殺されてしまう。
失意の十朗は真希奈に励まされ、官軍と共に江戸へ侵攻。同じく江戸に居を移した真希奈は、雨の上野山の戦場で十朗と再会。しかし求婚する十朗に、「この世成らざる者は、人とは結ばれてはいけないのです」と、悲しい別れを告げる。
そして月日は流れ、西南の役で最後の戦いに赴く西郷を、真希奈は万感の思いで見送る。
しばらくして真希奈は、かつて自分を迎え入れてくれた、海辺の村へと戻る。変わらぬ村人達からの畏敬の念に感謝しつつ、世話になった名主の臨終を見届け、再び魂を獲るために杏樹と共に東京へ行く。
いつの日か黄泉國へ帰れるまで、真希奈の現世での試練は続く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 13:25:30
106865文字
会話率:45%
【孟宗の一族 冬家】に続く【孟宗の一族】シリーズ第三弾、【孟宗の一族 春家】です。 孟宗四家(春家、夏家、秋家、冬家)それぞれから選出された婿養子候補四名と『試し婚』を経て婿養子を決めなければならない“鏡の娘”こと鏡笙子の二番目の相手、春
家の加賀美宗との物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-23 05:28:22
129917文字
会話率:34%