地球は敗北した。勝者は奴隷制度を国是とする星間国家アリリカエ連邦。異星人の占領下、地球は宇宙標準の「女子奴隷制度」導入を迫られる。
敗戦から半年が経過したある日、平凡な大学生・秋穂健太の運命は一変する。国家レベルの陰謀に巻き込まれた健太は
、「地球最初の奴隷主」として連邦へ招待されることになったのだ。「奴隷候補」として指定されたのはイトコの女子大生・南原皆実だった。
逃亡に失敗して奴隷に堕ちる皆実。外務省の女性職員・ヒトミも陰謀の犠牲になる。奴隷になった皆実とヒトミを前にして、秋穂健太は人生最大の決断を迫られる。愛玩動物になった彼女たちの運命は、所有者である健太にかかっていた。
「僕が―――秋穂健太が、二人を一生面倒みるという誓いの意味です」市民としての責任を自覚し、皆実とヒトミの飼育を宣言する健太。「地球最初の奴隷主」が誕生する。
迷信と偏見、非科学的な価値観に苦しみながらも、宇宙文明に目覚め、経験値を積んで成長する健太。「地球最初の奴隷主」は数々の文化摩擦を乗り越えながら、自分の果たすべき使命に目覚めていく。
そして占領軍は、この国に文明的奴隷制度を定着させるため、独身男性に無償で奴隷を配布する驚愕の福祉政策を断行した―――。
Sっ娘眼鏡美少女に銀髪の若手官僚、サイコパスの大富豪とその妹の黒髪戦闘美少女。男女平等を信奉する女教師、地球征服?をたくらむ南洋の英主と謎の秘密結社。国王候補の変態美少年と双子の姉(僕っ娘設定)とクラスメイトの少女たち。欲望むき出しで暴走する変態男子中学生。登場人物たちが右往左往するなか、奴隷制度が徐々に日常生活に浸透して学校・職場・地域社会が不気味(愉快?)に変容しちゃいます。これで地球は丸ごと異世界に。
まっとうなセックスはあまりなし、ガールズラブ要素が少しだけのSMコメディ。妙に理屈っぽかったり、作者がときたま上から目線になったり、やたらとネコ上げイヌ下げをしたりするので、かなり読む人を選ぶと思いますがよろしければどうぞ。導入部分が長くて読むのが面倒な人は、16話「浸透」からが入りやすいかも。犬好きの人は366話は飛ばすといいかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 12:53:16
3191463文字
会話率:30%
死の砂漠にあるのは、水の枯れ跡、干からびた作物、そして砂に埋もれた骸の欠片。
『クシャ川』の清流により栄華を築き上げた砂漠の大国『クシャト王国』は、王族や大富豪の我儘や強欲により、かつての面影を失っていた。
クシャトの王都で花屋を営む
青年『サラハ』は、死にゆく国に心を痛めつつ、花と娼婦に慰められるだけの乾いた日々を過ごしていた。
ある日、彼の前に植物と話ができる力を持つという異国の娘『ワルダ』が現れ、「クシャトの第二王子の妻になりたいから協力して欲しい」とお願いをされる。
クシャトの第二王子は一番有力な次期国王候補であった。
サラハは、ワルダに疑念を抱きながらも協力を受け入れる。
ワルダの一筋の願いの裏には、『飢えで苦しむクシャトを救いたい』というクシャトの女の子の遺志と、花を愛するクシャトの第十王子への想いがあった。
ワルダの純真で真っすぐな気持ちに触れ、惹かれていくサラハだったが、生と死の狭間にいるクシャト王国と彼女への想いに苦悩する。
『花が美しく咲き誇る国は、繁栄と平和が続いている証である』――異国からクシャトに嫁ぎ、また王女であった『母』の教え。
そして、クシャトの第十王子サラハ・ナジーブ・クシャトはすべての運命を左右する大きな決断を下す。
※不快表現がそれなりにあります。
※エロ描写のある話にはサブタイトルの末尾に「※」をつけます。
※更新速度は、早くなったり遅くなったりと不安定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 00:11:00
255955文字
会話率:43%
ザインズール聖龍国のドルナ村に住む闇医者こと魔女・トゥトゥナは死を繰り返していた。夫・アロウスを弔った後に必ず死に、二十三で生涯の幕を閉じる。続く輪廻にも疲れ、全てを諦め死を受け入れようとした時――以前村に教師として就任していた男・シュテイ
ンと出会う。彼は素性を隠していたが、この国の国王・すなわち龍皇候補の一人だった。シュテインに救われ、トゥトゥナは彼の巫女として新たな人生を歩みはじめたのだが……。
(R18シーンには※印付き)
(残酷描写はそこまで酷くありません)
(毎日一話・夜21時過ぎに更新)
(アルファポリスでも掲載します) ※2022/04/20 完結しました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-20 21:12:17
117627文字
会話率:48%
次期国王候補の王子×異国の少年その後のお話。
運命で結ばれた筈のヴァシレフス第一王子と異国の少年シエラ。
ヴァシレフスが次期国王になる決意をした日からシエラは別の不安を覚えるようになる──。
好きだけではどうにもならない二人の未来に
怯えるシエラの前に現れた竜は一輪の花を渡す。
その花の蜜を飲めばヴァシレフスの本心がシエラに見えると竜は言うのだが──。
※竜の棲家と呪いの国の王子様、続編です。
イチャイチャが少なく思えたのでこちらで挽回。
※エブリスタ、Fujossyにも同時掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 07:16:27
19637文字
会話率:46%
次期国王候補は、嗅覚、聴覚、触覚、視覚、それらによって相手を魅了させてしまう特別な〝ティア〟と呼ばれる4人の美青年。また、同じように味覚で相手を魅了させるひとりの少女だった。
王位継承の条件は「その少女を孕ませた者」。匂い、声、視線、指先
、それぞれの媚薬で、彼女を深い快楽に落としていく。官能と策略の王位継承ロマンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 00:30:18
27168文字
会話率:46%
とある王国の二人の次期国王候補が、一人の女の子を手中に収めるお話。
(犬族、猫族といった獣人設定なんですが、モフモフ感は一切皆無です)
最終更新:2018-10-12 23:03:20
3686文字
会話率:55%