「脱いでください、すべて。私の前で」
大正の名実業家と謳われた藤堂家に女は十五歳で嫁いだが、今は昔。時は流れて没落寸前の藤堂家に高名な画家が資金援助を申し出る。画家が出した条件は女が肌を晒すこと。けれど男は決して彼女に触れてこようとはしな
い。
それは元奉公人で幼馴染だった男による、彼女への復讐だった。
こじらせ男女のおあずけがテーマのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-28 22:00:00
39965文字
会話率:43%
王太子殿下との婚約が決まっていた公爵令嬢が襲撃された。
それを助けたのは男装した女性だった。
公爵令嬢を助けた女性は、その時の怪我が引き金となって自分自身に関わる全ての記憶を無くした。
公爵家に保護されながら、皆に迷惑をかけないように生きて
いこうとする女性に隠された影。
影が光に触れた時、再び影が動き出す。
失われていた建国の歴史と歪められた継承が紐解かれた先にある未来は?
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R18は第2章以降の予定です。
前半は暗めの展開ですが、徐々に軽くする予定です。
記憶喪失や火傷痕などの表現が含まれますが、卑下するつもりは全くありません。苦手な方は注意してください。
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一度完結としましたが、後日談や小話を随時掲載する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-13 11:32:35
697380文字
会話率:27%