戦時の生まれで孤児となり、共に生活しながら育ったジウとアドルフォは六年前に軍人となった。
その体躯や能力を活かして順調に出世を続けるが、その分私生活はうまくいっていない。
そんなある日元敵国マァムレトの美貌の王太子が来訪。かかる追っ手
との戦争にまで発展し、王太子の警護についたジウは思いの外親しみやすいアズィール殿下とその年若い護衛ユーニスと共に窮地を乗り越え、国と軍だけでは無くアドルフォとの関係も変わっていく。
更にはジウに女神の祝福が宿っていると判明するが……
祝福とはなんなのか? わからなくても騒ぎの結果六年間も動かなかった関係が深まり幸せいっぱいのジウとは反対に、長年の独占欲と嫉妬心を拗らせたらしきアドルフォの様子がおかしくて……
隙だらけな気もする。隙を見せないよう努力しているということで。
基本両思いでそれほど辛いことは起きないですが、すれ違いは起きます。
少し不思議、くらいのほんのりファンタジー。
ラブまでが遠いかと思いきやすんなり初えっちまでこぎつけました。脱童貞おめでとう。
2023.4.16 題名を「幼馴染が完璧すぎて甘やかす隙がない!」から「祝福はすでにある 〜隙を見せない幼なじみとの関係の変え方〜」へと変更折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 10:06:33
227853文字
会話率:37%
「この詐欺師っ!!」
「私は君を逃したくないだけだよ。私と結婚しよう? どうか私の妃になって」
ヒロインをどうにか囲い込んで愛でたい王子様と逃げ切りたいリアリストヒロインがいちゃらぶしながら両想いになるまでのあれこれ。と、両想いになってか
らのあれこれ。
※途中まで全年齢で投稿していたものを加筆修正してお引越ししたものなので、糖度上がるまで少し長いです。
9/23で第一章完結とさせていただきました。
書き溜められたらまた再開いたしますー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-23 08:00:00
511403文字
会話率:25%