【約束のカクテルは『ブルームーン』】
祖父に売られるようにして、二十歳以上年上の藤堂財閥の当主・貴文の後妻となったオメガの悠(はるか)。
形だけの結婚も、実は悠にとって都合のいいものだった。
十年前、たった一度だけキスをしたアル
ファと交わした不確かな『約束』。
その『約束』をどこか諦めながらも胸に抱き、想い出のジャズバー【Sheets of Sounds】でピアノを弾き続ける悠。
そんな悠の隣には、執着にも近い献身で彼を支え続ける、ベータの執事・徳永がいた。
絡み合う過去とそれぞれの想い。
やがて、アメリカで仕事をしていた貴文の息子・恭一が帰国したことで、過去と今が交わり解けだす……。
◇ この作品は、以前投稿していた同名作品を、一人称視点から三人称一元視点に改稿・加筆したもので、エピソードも若干異なります。
◇ この作品はアルファポリス様でも掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 22:10:00
35565文字
会話率:38%
紆余曲折を経て、今は20歳以上年上の藤堂財閥の当主・貴文と結婚したΩの悠(はるか)。貴文にも結婚にも興味はなく、放置される結婚生活に心地良ささえ感じていた。
そんな中、ずっとアメリカで仕事をしていた藤堂の御曹司、恭一が帰国。
悠がピアノを奏
でるジャズバー【Sheets of Sounds】。想い出のCocktail・ブルームーン。
悠がたった一度だけキスをしたαと彼を支え続けるβ……。10年待ち続けた再会が、悠のΩとしての運命を動かし始める──。
◇R18回には*を付けます。
*この作品は『アルファポリス』様でも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 19:20:21
48378文字
会話率:53%
渇きに突き動かされ男に抱かれる。
クールで孤独な女と、クールに見えて一途な男の恋をJazzナンバーに乗せて。
♢♢♢
映画館で声をかけてきた歳下の男。何処に惹かれたのか分からないが、求められるままに体を重ねていく。
とりあえず、愛は
いらない。
♢♢♢
"Le Ciel Bleu"シェルブリュウ。
それはわたしの恋と罪の思い出。独立して初めて持った自分のBARにその名を付けた…
体の関係から始まる純愛もある。
☆他サイト(エブリスタ等)と同時公開です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-03 21:43:25
24694文字
会話率:42%
水瀬在眞(みなせあるま)…解明されていない謎の遺伝子の病気で研究所併設の施設で育っている。両親家族は居ない。20歳までに発症しなければ施設を出られる。現在19歳。においに敏感で、生活している部屋にはいつも甘いにおいがしている。
月皇響(
つきがみひびき)…両親共に音楽家の元クラシック界の神童。現在ジャズバーでバンドのピアニストをしている。目つきが鋭く荒んだ雰囲気が漂っている。25歳。
日下皐月(くさかさつき)…在眞がいる遺伝子研究所所長の息子であり研究員。
在眞が小さい頃からよく面倒を見ているが………。29歳。
謎の遺伝子の病気が原因で、遺伝子研究所に併設されている施設で育ち、今は研究所の一室で暮らしている在眞。
ある日担当研究員である皐月に連れられて行ったジャズバーで、ピアノを弾く響と出会い………。
複数のサイトに掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 22:25:13
226381文字
会話率:18%
実家でピアノ教室を営む母親の下で育った神崎直人。自由な想像力と卓越した表現力で幼い頃からクラシックのピアニストとしての将来を嘱望されていた。しかし想像力が災いして中学時代からオナニーの虜になって母親に気づかれないように日々自室でオナニーに
明け暮れる。やがて母親のレッスン部屋からピアノが鳴っている間は、母にオナニーがバレることはないことに気づき益々オナニーに励んだ。ところがある日、ピアノの音色を聴くと勃起している自分に気づく。それは生物学のパブロフの犬と同じ理論で、ピアノの音色を聴くと反射的にムラムラする習性を会得してしまったからだった。その結果、持ち前の表現力が仇になってピアノを弾くたびに勃起するようになり、クラシックのピアニストとしての夢を断たれることになった。しかしその代わりにある特殊能力を備えることになった。それは想像力と表現力が味方して、ムラムラした気持ちでピアノを弾くと聴き手を淫乱にさせるという能力だった。
28歳になり、ジャズピアニストに転向していた直人は地道にジャズバーでライブ活動を行っていた。ある日のライブを終えた後、音楽療法士を名乗る美女・曜子に声をかけられて一夜を共にする。曜子が直人に近づいた目的は「男性恐怖症やセックスレスなどの悩みを抱えている女性を直人のピアノの能力で淫乱にすることで治療して欲しい」ということだった。
直人と曜子はコンビを組んでピアノを通して女性の性の悩みを解決していく。そこに1970年代のキャバレーで起きた集団催淫事件を引き起こした「人を淫乱にする曲」が現代の直人と曜子にシリアスに絡み合う。
変態的な直人が魅せるピアノとセックスの二重奏で女性の悩みを解決する官能&エンタメ小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-13 23:28:58
74074文字
会話率:45%
全年齢対象 小説家になろうにも掲載中です。
続編No.1.2.3がムーンライトノベルズに移ったため、こちらにも掲載します。
神崎歩は、横濱のジャズバーで昔憧れた先輩の友達「メガネ君」と再会。
高校生の時とは違うステップで、新しい関係に踏み
出そうとします。
メガネ君こと「真那」と「歩」が、思いのほか良いコンビの予感。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-31 19:29:02
9562文字
会話率:33%
年末の休暇を利用しアメリカ・ニューポートに来ていた真琴は、そこの古ぼけたジャズバーでピアノを弾いていた男と出会い、忘れられぬ日々を過ごした。甘い思い出を胸に日本へ戻った真琴は、意外な場所でその男と再び会うことになる。
【注意】不倫に不快感を
もたれている方はご遠慮願います。
作中で無理やり行為を行うシーンもありますので、そういったものが苦手な方もご遠慮くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-24 19:37:23
26027文字
会話率:19%
いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす
キーワード:
最終更新:2017-05-03 01:35:10
3804文字
会話率:24%
・相川真シリーズの要になる第2作目(第1作目【清明の雪】:18禁ではありません)。ハードボイルドもしくは(東直己さん風に言うと)ハーフボイルド・ミステリーもどき兼大河風壮大なるお伽噺……ただし内容は比較的ハードです。既定のためこちらに置いて
おりますが、性描写をメインとする小説ではありませんので、18禁度は低いです。
・ブログ(コーヒーにスプーン一杯のミステリーを:http://oomisayo.blog.fc2.com/)にて連載中ですが、こちらには連載終了分を掲載しております。
・あらすじ(事件の発端):以前付き合っていた女性、小松崎りぃさの自殺以降、相川真(27歳)は、保護者である大和竹流(36歳)と同居するようになり、すでに2年半の月日が流れていた。世間では「恋人」疑惑もあるものの、微妙な距離を保ちつつの同居であったが、ある日仕事に出て行った竹流が大けがをして戻ってくる。しかもその後病院から失踪。竹流の周囲に真の知らない男がうろつき、一癖も二癖もある竹流の仕事仲間たちも絡んでくる。一方、真の恋人(というより体の関係)であるバーのママ・深雪まで姿を消し、真の実の父親のことを知っているジャズバーの店長(元傭兵)が水死体で見つかった。失踪した同居人・大和竹流、事故死か他殺かわからない元傭兵の死、フェルメールの失われた絵画、ある雑誌記者の死の真相、新潟のある豪農の歴史、大和竹流のインタビュー記事の波紋……事件は糸が絡まりあって簡単には解けない。一体、何がこれらの出来事の中心にあるのか、そして真は同居人を取り戻すことができるのか。
・複雑怪奇な?登場人物多数:相川調査事務所のメンバー登場(気の弱いヤクザ志望の若者、元気な大学生の秘書、少年院上がりの若者、他)、バーのママ(真の恋人?)、竹流の恋人の一人である女刑事、元傭兵のジャズバーの店長、謎の事件記者、ヤクザ(調査事務所の秘書の恋人、ただし真に言い寄っている?)、代議士(真のパパ候補?)、竹流の仕事仲間たち、真の実の父親、内閣調査室関係者、真の友人である新聞記者やおかまバーのチーママ、そして竹流の恋人・芸妓の珠恵(タエ)、裏社会の実力者たち、次々と出てくる年齢・性別・個性ばらばらの登場人物たちもお楽しみください。あまりにも多いので、ある程度出そろったら、途中で人物案内が出てきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-16 23:55:47
131676文字
会話率:30%