―運命の番であることがわかった理屈っぽい残念なイケメンαと計算高い小悪魔Ωが悩み、葛藤しながら真実の愛に目覚める物語―
*毎日7時&21時に最新話を投稿します。
αの両親の元に生まれたニカイドウ・アキトは、α同士のカップルから生まれたα
、つまり「生粋のα」としてエリート中のエリートとして歩む人生を期待されていた。
大学院で研究者を目指し、日々研究に勤しむアキトのモットーは、「理性的に生きること」。
発情期のΩのフェロモンに反応し、性欲に溺れて獣のように性行為に及んでしまうαの唯一の弱点となる習性も、そのモットーゆえに嫌悪していた。
そもそも、Ωのような社会的に低い階級に属する人間などと関わりをもつつもりもない。同じ人間とも思えなかった。
当然、そんなΩと番を作るつもりなどなく、順当にα同士結婚をし、家庭を築くことこそが幸せだと信じ切っていた。
だが、そんなアキトを指導教授のオカダが新宿二丁目で開く研究室の飲み会に誘いをかける。新宿二丁目とは、番となるべきαを求めΩたちが、そんなΩたちを相手に性欲を満たそうとするαたちが集まる夜の街だった。
その街でアキトはマナベ・ケンシロウという一人のΩに無理矢理クルージングスポットに連れ込まれる。
クルージングスポットとは、不特定多数のαとΩが入り乱れ、性行為を行うための施設だった。誰彼構わず番を得ようとするΩとひたすら性的快感を求めるαが集う場所だ。
ケンシロウの発する強烈なフェロモンの香りアキトの最も重んじて来た理性はなすすべもなく、隠されていた野獣のような性的本能が露わになる。
気付いた時には、アキトはケンシロウのうなじに噛み痕を残し、番が成立してしまっていたのだった。
*本作にはR18表現が含まれます。R18表現を含むエピソードタイトルの横には☆をつけます。
*本作には差別的表現が含まれますが、物語上必要とされているものであり、作者の思想を反映するものではありません。
*エブリスタ版はこちら↓
https://estar.jp/novels/26000341
*カクヨム版はこちら↓
https://kakuyomu.jp/works/16817139556996156439折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 07:00:00
197049文字
会話率:29%
海に息子と遊びに来た人妻が青年に息子を助けてもらい、誘われたクルージング中に襲われて寝取られる。
最終更新:2022-06-05 17:48:43
7542文字
会話率:63%
これは、とある島で事件に巻き込まれるヒモとサイコの、恋と成長の物語である。
龍崎つかさ(24)は苦手なものが3つあった。
それは、人付き合い、集団、男、だ。
そんな彼女でも無理せず付き合える人間が母親以外に1人だけいた。若干サイコな元ヤ
ンで、現・彫金師の谷正之助(25)だ。
2人は幼馴染だった。
つかさと正之助はルームシェアをしているが、付き合ってはいない。正之助が働いて、つかさは彼のヒモ状態なのだ。
ある日2人は正之助の予約した貸し切りクルージングに行くことになるのだが、クルージングの最中に船が遭難……。
たどり着いたのは、おとぎ話でしか聞いたことのない島、"鬼ヶ島"だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-21 16:14:11
23560文字
会話率:33%
彼女たちの瞳に映る潮風に吹かれ靡く潮流は灘と呼ばれる。彼女たちは風に向かって歩いていた。互いが存在の祭そのもの。彼女たちも祭を形成する。面前の灘の如く、鮮烈に清純に。
最終更新:2019-03-18 17:50:51
41178文字
会話率:23%
幼馴染で恋人同士の中川柾と葉山圭は、夏休みを友人の橘兄弟の別荘ですごすことになる。
クルージングや水上バイクを楽しめるはずが、柾は橘弟の大志に、圭は橘兄の誠司にそれぞれ監禁され陵辱されてしまう。
膠着エンド。楽しい読み物ではありません。暗
めです。
描写はライトですがタグ内容を含みます。ご注意ください。
※他サイト掲載品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-23 07:00:00
12806文字
会話率:48%