クールビューティーとも、怜悧とも、静謐とも大人とも、あらゆる形容が思いつかなかった。スミレはただスミレとして美しいひとだったし、俺は小さなお坊ちゃんとして彼女のスカートに甘えてしがみつくばかりだったと思う。
でも、ほんの小さな国の片隅
で出会い、生き延びたことが奇跡とも思えるような一年間を過ごした二人としては、なかなかプラトニックだったと思う。
彼女は美しくて、俺のことを愛してくれて、誰よりも献身的な女性であって、同時に──
──かつて伝説的な殺し屋でもあった。
ただそれだけの、イチャイチャと気恥ずかしいラブコメです。
加筆修正版というか、リメイク版というか、Rewrite版です。
もともとは2017.5.8〜2021.5.7まで本編連載していたものなのですが、筆者の精神的な失調等の関係で削除・改稿投稿する形になります。
第33回フランス書院さんの官能大賞において新人賞をいただきまして、初めて書いた作品を改めて書き直したいなと思った次第です。
改めてよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 00:19:46
58156文字
会話率:31%
シーラは十歳年上の兄の友人に片想いをしていた。
いつか、彼に想いを告げられたら。
いつか、彼が想いを返してくれたら。
そんな淡い期待を、シーラは胸に抱き続けた。
それは、彼と疎遠になってしまっても変わらなかった。
しかし、とあ
る事情により、シーラはそんな淡い期待を、彼への恋心を、封印しなければならない状況に陥ってしまう。
シーラは絶望したが、仕方がないと彼への想いを心の奥底に閉じ込めた。
彼への想いは二度と口にしない。
そう覚悟したシーラだったが、事態は思ってもみなかった展開を迎え――。
再会して知る彼の想い。
明らかになる自分の秘密。
彼の執着にも似た愛に翻弄されながら、シーラは改めて、彼、そして自分自身と向き合っていくこととなった。
●R-18部分には「※」マークを付けています。
●本作は『アルファポリス』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 18:00:00
125862文字
会話率:36%
昔は優しくて必ず隣にいてくれた2歳年上の幼馴染。
家族ぐるみで仲良くしていたのに、大人になるにつれて距離ができ、彼が16歳で4年制の学院に入ってからは疎遠になってしまう。
寂しさを感じながらも。
後を追うように同じ学院に入るが、
彼との
距離が戻るわけではなく。
たまに学院内で見かける彼の隣には、毎回違う綺麗な女性達が居る。
どうすれば前のように。
いつも隣にいる彼女達のようにとは行かなくても
子供の頃みたいな仲の良い関係に戻りたいだけなのに。
目も合わない。
近寄れもしない。
挨拶さえできない。
なんで自分がこんなに頑張っているのかもわからなくなってきた時に起きた出来事で。
ヒロインの気持ちに決定的な亀裂が入る。
嫌い。嫌い!大嫌い!!
子供だった気持ちがゆっくり少女へと成長し。
けれど、
周りが子供のままで居させてくれない環境のせいで
気持ちが追いつかないまま
少女から女性へと無理やり成長させられたヒロインが
振り回される話。
ヒロインの自身を大切にして欲しいと思うことが何故、こんなにもすれ違うのか。
ヒーローとヒロインの思惑違いで進んでいく日常と、巻き込まれる周囲。
辿り着く物語の行き先は…。
多種多様の種族が暮らしていて
魔法も異世界生物も存在している世界観。
今後の話の流れによっては
残酷な描写あり
も含む可能性有り。
溺愛物ですが…。
前半は全力ですれ違ってます。
甘々は、しばらくお預けになります。ご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 12:00:00
130987文字
会話率:26%
新田紫音はこの春で中学2年になる男の子。
義母の転職で田舎町に引っ越した紫音は、新しい生活に胸を躍らせる傍ら、幼馴染の女の子とちゃんとしたお別れができなかったことを悔やんでいた。
しかし引っ越しの次の日。理由は不明だが紫音は女の子にな
っていた。
やむなく女の子として学校に通うことになった紫音は、クラスの女の子たちと仲を深めていく。
ところが、いつからか女の子たちが突然発情するようになり、紫音は女の子たちとエッチなことをしてしまうように……。
紫音が女の子になったことと、女の子たちの発情は関係あるのだろうか。
そして紫音は男に戻れるのか。
注1:話の展開はかなり遅いです。
注2:初エッチシーンはかなり先です。
最初に謝っておきます。ご了承ください。
序盤は軽いお色気です。
注3:病院には行きません。
普通、性別が変わったとなれば病院に行きそうなものですが、本作では行きません。
ご都合展開です。ご了承ください。
注4:更新は不定期になりそうです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 12:00:00
277923文字
会話率:39%
アーフェンガルド王国の魔法使い見習いの少年カールが、魔法学校の夏休みに城へ帰ってきた。
エロすぎる容姿を持った魔法の師匠、リーゼロッテに雑用を言いつけられながら、いつか必ずモノにしてやると誓った彼は、ある日一冊の魔法書に出会う。
そこに書か
れていたのは、人間を意のままに操れる呪文だった。
「神のお導き!!」と驚喜乱舞したエロガキは、お城の女性に片っ端から呪文をかけ、次々と肉欲の餌食にしてゆく。
そして遂に目的を達する日がやってくるのだが……。
お久しぶりです、タバスコ野郎です。女騎士アリアの正式な続編ではありませんが、それまでの「繋ぎ」として書きました。まぁスピンオフみたいな感じです。
現在他の長編も連載中ですので、今回は10話程度の短い物語になる予定です。
前作を気に入って下さった方も未見の方も、楽しんでいただけたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 02:19:57
28725文字
会話率:47%
和音は五年付き合って来た大学時代からの恋人である岳に、ある日一方的に捨てられる。かつては溺愛し、まるで他者から隠すように囲い執着していたはずの恋人だったのに。しかし、付き合い始めてからずっと、和音はいつか岳から別れを告げられるという不安を消
すことができなかった。それは、岳が有名企業の御曹司であること、自分がそれに相応しい生まれではないこと、もたらされる愛情が激し過ぎること、同じ熱量を自分が返せないこと、愛されるに足る魅力が自分にあると思えないこと…。
だから捨てられた日、和音はすべての過去を断ち切ることに決めたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 18:00:00
657924文字
会話率:15%
12歳の秋、朋香の日常は突然奪われた。夏休みが明けた9月、彼女は急な病気で入院し、小6の2学期をまるまる病院のベッドで過ごすことになった。4ヶ月間の入院生活は、彼女の身体と心に深い影響を与えた。病気のせいで成長が止まり、同年代の子供たちと比
べてひと回り小さな体。
学校に戻った朋香を待っていたのは、病気のために学力が追いつかず、差が広がる一方。朋香の下した決断は…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 09:32:31
70770文字
会話率:33%
《月》
13歳の少年は親の借金のカタに、娼館だらけの国チルハルへ売られてきた。チルハルで少年がすることはただ1つ、体を売ることだった。純粋な少年は大切にしたいと思う人達と出会いながら、淫靡な国に染まり、やがてチルハルで5本の指に入るほ
どの男娼へと変貌するのだった。
─これは、愛を知り堕ちた少年の話。
《暁》
チルハルの娼婦の元に生まれた少年は、男娼ではなく娼館の下働きとして暮らしていた。ある日近くの娼館に、息を飲むほど美しい"彼"がやって来た。少年は"彼"に恋をし、いつか"彼"を幸せにするんだと心に決めた。"彼"が女と恋仲になり子どもをもうけても、少年の心はまっすぐだった。
─これは、彼をまっすぐに愛した少年の話。
※以前書いた『愛され、絆され、堕ちていく』という作品の前日譚です。『愛され〜』を見てなくても大丈夫です。私の性癖を詰め込んだ何でもありな作品で閲覧注意です。読む際は自己責任でお願い致します。
※基本BLですが男女カプ出てきますし、ほかのキャラとの行為もあります。受けが子持ちになります。
※今作は《月》と《暁》の2つの章で構成される予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 01:35:06
39164文字
会話率:48%
曜介と真尋は幼少期からの幼馴染で、喧嘩も多いが互いに淡い恋心を抱いていた。しかし小学五年生の夏、真尋が担任教師に暴行されたことを切っ掛けに、二人の関係性は決定的に変わってしまう。
互いが互いを思っているのに、二人を隔てる溝は一層深くなり
、心の距離さえ遠のいていく。それは高校生になった今でも変わらない。いつかまた、あいつの手を取ることができるのだろうか。
幼少期の回想を挟みつつ、高校時代の青春と葛藤、大人になり結ばれるまでの話が第一部。結ばれて以降の平和で幸せな日々を第二部で描きます。
曜介(ようすけ):主人公。真尋に冷たい態度を取られているが、ずっと大切に思っている。
真尋(まひろ):ヒロイン。過去のトラウマにより性に関して無節操。様々な相手と肉体関係を持つ。
京太郎(きょうたろう):もう一人の幼馴染。曜介・真尋の親友であり続ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 17:00:00
61796文字
会話率:58%
旅先の島で出会った少年との、儚くも濃厚な一夏の思い出。南国の美しい景色を背景に、怠惰で奔放な日々を送る。いつか来る別れを知りながら。
最終更新:2022-11-21 15:58:07
119711文字
会話率:62%
少女は両親が亡くなった夜に、命を落とすはずだった。
青年は破滅的な生き方の末、一族の捨て駒として、命を落とすはずだった。
少女の名は、アンジェリーナ・ステラ・レイクウッド。
たぐいまれな美貌と溢れる才能を持っていたが、過酷な状況の中、すで
に命の灯は儚く消えようとしていた。
青年の名は、ジークフリード・ロックウェル。
悲しい過去のために、心荒み、破壊的な行動をとり、破滅的な人生をおくっていた。
一族からは捨て駒のように扱われ、いつかは悪戯に命を失うはずだった。
決して出会うことがない二人が、運命のいたずらで出会い、愛をはぐくむ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 10:30:00
1259004文字
会話率:66%
天使を待つ孤独な少年×正体を隠した悪魔
ーー悪魔はただ、少年を幸せにするために嘘をついた。
ある夜、エクソシストに怪我を負わされた悪魔のノーチェは逃げた先で人間の屋敷に迷い込み、そこで一人の少年エリオットと出会う。
黒猫の姿をしたノー
チェをただの猫だと思っているエリオットはノーチェのことを友達と呼んで可愛がった。やがてノーチェもエリオットの孤独と優しさに触れ絆されていくけれど、結局は返事もできない猫の姿ではそばにいても意味がないことに気付いてしまう。
そんな時、ノーチェが思い出したのは、代償と引き換えに願いを叶えてくれるという魔法使いの存在だった。
ーー明け渡せるものならなんでもくれてやろう。
それであいつの笑顔が手に入るなら安いと思った。
いつからか抱いてしまった、この馬鹿げた願いが叶うなら。
ひとりぼっちの少年のそばにいてあげたかった悪魔と、幸せになりたい孤独な少年の嘘と遠回りの話。
*
珍しく別ベクトルに世界観ゴリゴリです。
天使とか悪魔とかエクソシストとかがいる世界観で人魚姫オマージュ風の切ないからのハピエン保証。これからの展開でタグ付けてます。
うっすくてあっさーい知識でそれっぽく書いてるだけなうえにオリジナルの設定も適当に入れ込んでるので、この話の中ではそういう設定なんだな〜と軽く読んで頂けるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 21:39:00
66351文字
会話率:32%
ヴァルハラに集められたオーディンの眷属――エインヘリヤル。不老不死の彼らは、「死合い」という命懸けの戦闘を行い、自らの能力を高め合っていた。
新人戦士・アクセルは、憧れの兄・フレインに追いつくべく、必死に戦士ランキングを上げていく。
何度死んでも変わらない兄への恋慕。もっと自分を見て欲しい。いつか本気で「死合い」たい。
アクセルの想いは、果たしてフレインに届くのか……?
※北欧神話のヴァルハラを舞台にしています。
※戦闘シーンがあるので、多少流血もあります。苦手な人はご注意!(流血シーンには※をつけてあります)
※性描写があるシーンには「*」をつけてあります。
※あくまで創作なので、ガチの「北欧神話」ではありません。設定を都合よく解釈してる部分も多々あり。時代設定度外視。
※細かいことは抜きに、純粋に創作として楽しんでくだされば幸いです。
※この作品は「Fujossy」にも掲載しております。
https://fujossy.jp/books/8741折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 20:00:00
1719269文字
会話率:51%
成人したてのデビュタントボールに選んだ仮面舞踏会。今世初めてのお酒によって起こした高位貴族とのスキャンダル。社交界に居られなくなったミアは貴族籍を抜け平民の冒険者となった。
それから四年後。入団した大手ギルド内で行われた祝勝会のさなか出会っ
た鳥の巣頭の変な男。間違えて酒を口にしたミアは、またしても目の前の男と熱い夜を過ごしてしまう。
翌日発覚した鳥の巣頭の婚約者の存在。罪悪感から退団を決め新天地でなんとかやっていこうとした矢先、発覚したワンナイトベイビー。
生後三ヶ月。産まれてきた赤ちゃんに髪が生えてきた。その色は、ミアの色とも鳥の巣頭の色とも異なっていて……あれれ?なんだかおかしいぞー?
すれ違いと勘違いとストーキングが生み出したボタンの掛け違いは、いつか正しく掛けなおせるのか。
※いつも通りのジェットコースターらぶえっちと見せかけた、らぶは多めのえっちは少なめ(当社比)
おそらく予想した通りに話は進むし、予想通りの着地をします。
今回企画に合わせて睡眠削って無理やり書き上げたので誤字脱字推敲相当甘めです。しかしそれこそ今回企画に参加した証なので、改稿はせずにおいておくこととしました。
少しでも楽しんでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 17:00:00
47086文字
会話率:55%
『なんでちんちん生えてるんだろう?』
三歳の頃、前世で大ファンだったエロゲ『サンカシェイストワール』の主人公に転生したことを自覚した。
そして旅立ちを明日に控えた今夜、前世からクソデカ感情を拗らせている幼馴染のルリちゃんが、ゲームのシナリオ
通りに迫ってくる。
だけどほんとに抱いていいのかな?きみを抱いてしまったらもう、絶対手放せなくなっちゃうよ。
前世からきみにぶち込みたくて、性別の壁すら超えてしまったぼくの話。
※TS物をほとんど読んだことのない作者が書いているのでTSの概念が間違っている可能性があります。(たぶんあってた!)短編で収まる文字数ではありますがヒロイン視点もいつか書きたい気持ちがあるのでその時の為に連載形式にしています。(2024/9/26あらすじ改訂しました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 18:00:00
27366文字
会話率:37%
いつからだろう?
この男との情事に耽った翌朝に、ショートケーキを食べるようになったのは――
夜の相手もする専属秘書――こんな漫画や小説の中みたいな存在に、自分がなるなんて想像もしたこともなかった。
恋も愛もない。なのに、今日も私はこの男の
腕の中で、ただ快楽を貪られる存在になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 15:00:00
9565文字
会話率:16%
姉貴は三つ年上で、麗子にはそれがなんだか大人に見えた。 茶髪で、なんていうか、典型的な様子だった。 女子高生だから、いつもスカートが短すぎて、お尻がチラチラ見えそうなかなり派手な格好。
中学到着した頃、なんか変な姉貴スイッチが入った。貴の洗
濯物が目について、最初はただ、なんとなく手に取ってみたんだ。タオルやTシャツじゃなくて、姉貴の下着。ドキドキしながら匂いを嗅いで、そっと自分の肌にこすりつけた。心臓がバクバクして、頭の中が真っ白になるような感覚だった。 それから、徐々にエスカレートしていた。 いつか、思いついて姉貴のパンツを履いてみた。 鏡の前で自分の姿を見て、変な気分になった。
それが、麗子が女装するようになったきっかけだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 00:21:09
6397文字
会話率:29%
地球から異世界に転移した15歳の主人公・唯は、何気ないことから複数の相手に執着され、犯されてしまう。精神的にも肉体的にも虐げられた彼は残酷な運命に翻弄され、やがて不老不死の存在・魔道士の一人として居場所を得た。終わらぬ幾重の執着に纏わりつか
れながら、「いつか誰かに恋をしたい」「誰かを愛したい」と願う。だが、本当の自由と人生を求める中で、その人生は思いもかけない方に狂っていく。
(2025年1月に大幅改稿)
過激な性描写(無理矢理、拷問、性奴隷化、性具、露出、孕ませ、母乳、3P、モブレ、トラウマ)を含みます。受けは1人ですが同時並行で肉体関係を複数の攻めと、時には非合意に、時には合意で持ちます。メインの攻めは3~4人、セックスシーンの描写がある攻めは全員で10人前後いますが、最終的にくっつく攻めは1人です。攻めの属性(美形攻め、強引、執着攻め、鬼畜攻め、プライド高め、後悔する攻めetc.)×受けの属性(不憫、不本意ビッチ、強気、流され、自己評価低め、倫理観ありetc.)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 06:26:11
181335文字
会話率:32%
夫婦喧嘩をしていた隣の人妻は、かつて俺が好きだった相手、真野令子(まのれいこ)だった。
欲求不満だった令子は昔、俺に惚れられていたことをわかっていて強引に俺に色仕掛けをしてきた。最初はまんまとそれに乗せられてしまったが、これでは、俺が令
子の性欲のはけ口にされていることになってしまう。なので俺は逆に令子を性奴隷にすべく、劣情を燃やしていく。
次に会ったときには散々に焦らして「ご主人様、イカせてください」と言わせるほどに追い詰めてやった。
しかし事が終わった後、令子は「そんなのはプレイのときだけ」と言って相変わらず好き勝手な態度を取っていた。
なので俺はその後も会うたびにあの手この手で令子を追い込んでいき、ついには自主的に俺の性奴隷になることを選ばせることに成功するのだった。
これはその過程を描いたものであるのだが、あるときから令子の様子がおかしくなってくる。俺にアブノーマルなプレイをされていくうちに、その行為が忘れられず、「あたしのことを見捨てないで欲しい」とか可愛いことを言いやがるようになる。
これは不倫である。いつか終わることが確定していることだったが、それでも俺はそんな令子のことを大切にしようと心に誓ったのである。
しかしそんなある日、なんの予告もなく令子は引っ越していく。そして俺はひとり取り残されるのだった。
あまりに突然に令子を失い自暴自棄になっていた俺だが、ある日突然、令子は俺の家に帰ってくるのだった。そうしてもう一度、令子は俺の性奴隷になってくれるのだった。
(※400字詰め原稿用紙換算・250枚程度)
(※連載終了日5月13日)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 10:12:39
71213文字
会話率:38%
溺愛ドS×ドSを尻に敷く大学生 俺様からの束縛。愛情あふれる日常を綴っています。上弦の月の天使~結ばれた約束の夜の続編。エブリスタで重複投稿しています。
夏樹は大学4年生。ロックバンドのボーカルをしている。パートナーの黒崎圭一の父親と
養子縁組をして、黒崎家の一員になった。夏樹には心臓疾患があり、激しいステージは難しくなるかもしれないことから、いつかステージから下りることを考えて、黒崎製菓で経営者候補としての勉強をしている。夏樹は圭一とお互いの忙しさから、すれ違いが出来るのではないかと心配している。圭一は夏樹のことをフォローし、毎日の生活を営んでいる。
黒崎家には圭一の兄弟達が住んでいる。圭一の4番目の兄の一貴に親子鑑定を受けて、正式に親子にならないかと、父の隆から申し出があり、一貴の心が揺れる。親子ではなかった場合は養子縁組をする。しかし、親子ではなかった場合を受け入れられない一貴は親子鑑定に恐れを持ち、精神的に落ち込み、愛情を一身に求める子供の人格が現われる。自身も母親から愛されなかった記憶を持つ圭一は心を痛める。黒崎家に起こることと、圭一に寄り添う夏樹。繋いだ手を決して離そうとせず、歩いている。
作品時系列:「恋人はメリーゴーランド少年だった。」→「恋人はメリーゴーランド少年だった~永遠の誓い編」→「アイアンエンジェル~あの日の旋律」→「夏椿の天使~あの日に出会った旋律」→「白い雫の天使~親愛なる人への旋律」→「上弦の月の天使~結ばれた約束の夜」→本作「青い月の天使~あの日の約束の旋律」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-13 00:00:00
1003863文字
会話率:65%
ある日できた義理の姉、頼れる人は姉だけだった。でもいつからかそんな姉を…汚れた目で見てしまっていた…。
おねショタものです。そう思った書いたのでそうなんです。
要所要所描写をぼんやりさせてあるので脳内で好きに保管してください。
最終更新:2025-05-12 00:44:22
4641文字
会話率:39%
高校卒業したその足で楽しみにしていた18禁のエグめの恋愛ゲームを購入してデレデレとやりこんでいたはずが、全ルート終了後ふと気がつけば主人公がハーレムエンドに辿りつくと自動的に悲惨な最後を迎える事となる主人公のライバルの悪役令息ルーク・アルバ
ンベルトに転生していた。
いつか来る最悪の未来を回避する為に、モブ先輩でいることを務めようとするが必ずゲームストーリーに巻き込まれていき、それでいて原作とは違うことがあちらこちらで起こってしまう。
そして事件が起こる度に何故かどんどん光属性最強主人公カイリ・フェンディルに好かれていき……。
「今いったいどのルートなんだ……?」
物語の主人公(スパダリ/嫉妬深い)×物語の悪役(ただのエロゲプレイヤー/可愛い女に弱い)
◆◆◆
ブックマークと評価ありがとうございます。励みになります。
タイトルに*がつくものはR18シーン有りです。
番外編を少しずつ更新中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 20:03:38
104694文字
会話率:45%