こんなところ、いつか出て行ってやると思い続けていた。
この城は父親の支配する牢獄で、彼は玉座を奪われた囚人だった。
その身を蝕む呪いを解く術はなく、心も体も何一つ彼のものではなかった。
出て行きたいなんて思わなければしあわせでいられたのに
、身の丈に合わない自由を欲しがったひとりの青年。
五年間の穏やかな日々と引き換えに、彼はついに知るだろう。
あんなに求めた輝きは、この世のどこにも存在しなかったのだと。
だから、この物語の結末ははじめから決まっている。
この物語は、彼にとって、ハッピーエンドで終わらない。
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※この作品は同名のノベルゲームを小説の形にしたものです。
ノベルゲーム版ではイラストや音楽とともに物語を楽しむことができます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 21:19:14
388548文字
会話率:64%
「ただの問診だと思ったのに!!」(https://novel18.syosetu.com/n8614ij/)「ただ話をするだけだと思ったのに!!」(https://novel18.syosetu.com/n3254il/)「こんな事になるな
んて思わなかった……」(https://novel18.syosetu.com/n7613il/)の続編です。
三人で付き合う関係に歪さを感じ、いつか捨てられる日が来るんじゃないかと怯える主人公と、それをもどかしく思う男二人のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 22:05:45
12036文字
会話率:40%
「いつか迎えに行く」という朧気な記憶を胸に、人間と精霊が共に暮らす世界を夢見る青年テオ。ある日、精霊が住まう国へと連れてこられたテオは精霊の国で人間と精霊の交流の架け橋となっていた「番(つがい)の神子」の息子であると知らされ、次代の神子とし
て新たな生活を送ることに。テオの護衛であり、「番(つがい)の契約」の候補である《翼の民》アンヘルと共に過ごすうち、次第にテオは不器用ながらも自分を神子としてではなくただのテオとして見てくれるアンヘルに惹かれていき――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 21:57:03
3675文字
会話率:20%
近未来の終末世界。
記憶のない“あなた”は、ひとりの青年に助けられる。
ただそれは、無償の救いではなく——
『代わりにその身体をもらおうか』
身体と引き換えに始まる、8人の青年たちとの城での生活。
自分の存在意義が分からないなか、彼らと向き
合うことで、何かが少しずつ芽生えていく。
《私にできることは、何がある?》
——いつか、愛されるまで。
アルファポリスにて完結済
こちらはムーンライトノベルズ用に性描写を加筆修正した再投稿となります。
続編【致死量の愛と泡沫に】はアルファポリスにて連載予定。
こちらはR18専用サイトということで、もし好評でしたら省いていたシーンを続編の連載合間に追加していく予定です。
セクション丸ごと追加の場合はタイトルに目印(*)をつけます。
※この物語は性的・暴力的描写を含みます。
法律・法令に反する行為を容認・推奨するものでは決してありません。
※表記ゆれがあります。
読みやすさ、キャラクターの特性、漢字本来の意味を考慮して意図的に変えております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 13:14:32
724043文字
会話率:58%
※2024/03/06>体調不良に関しての活動報告を投稿しました:https://xmypage.syosetu.com/mypageblog/view/xid/x2349ck/blogkey/381405/
45歳で成人病の悪化により突
然死してしまった「大道寺 明(だいどうじ あきら)」だが、死んだと思ったら 2050年から2000年に生きる学生として転生してしまっていた。
しかもただの過去世界ではなく、男女比が1:1000ととんでもなく偏っていて、男女の貞操感もアベコベになっており、女性の体はいやらしく艶かしく、男性は細身で中性的な人ばかりになってしまっているようだった。
パラレルワールドの過去世界に転生してしまった明だったが、とりあえずそのままこの世界での生活をはじめてみることにした。
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勃起乳首、デカ乳首、パフィーニップル、モリマン、デカクリ、ムッチリ体型などの性癖です。セクハラのシチュエーションが多いかもしれません。男主人公のオナニー描写がそこそこの話数あります。あとチンチンが勃起すると30センチ以上ある超巨根のデカチンです。
タイトルは「書きたい内容はうっすらあるんだけど特に思いつかないので、いったんノリで決めるか…(早く中身を書きたかった)」って感じで決めたものなので、イイ感じのが思いついたら変更すると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 18:28:03
273220文字
会話率:33%
(神様ありがとう! 今度こそ鷹人をオレから解放してみせる……!)
与一は年下の幼馴染である鷹人に恋をしていた。
そして運良く恋人になることができた。
しかし、やがて鷹人はシンガーソングライターとして一躍有名人になっていく。
幼馴染だから
付き合えただけ、鷹人にはもっと相応しい人がいる――そう思っても、中々別れを切り出すことができなかった。何年経っても、与一は鷹人のことが好きだったから。
思い悩む与一。
そんな彼に、チャンスは突然訪れる。
「与一、俺と暮らそう」
気づけば、与一は五年前に暮らしていた鷹人のマンションにいた。
いつか見た光景。記憶の中の宝物と一言一句、同じ言葉。
なんと、時間が鷹人と付き合う前に巻き戻っていた!
与一は決意する。
今度こそ、鷹人と付き合わない道を選ぶぞ! と。
……それなのに、鷹人がグイグイくる! なんで!?
■ドライなのに甲斐甲斐しい後輩×恋を諦めたい先輩
■基本的にはラブラブハッピーですが受けの家庭環境が少し複雑で、そこだけやや暗めです。
■登場人物
受:糸野 与一(いとの よいち)
22歳。2歳下の幼馴染である鷹人に長年片思いをしてきた。ヒョロガリで小柄だが気は強めで先輩風を吹かせたがる。鷹人の世話を焼きたいが不器用で、から回ることも多い。
有名人になっていく鷹人を見て身を引こうとしたが、好きすぎて離れられなかった。
時間が巻き戻ったので今度こそ、鷹人を自由にしてやろうと思っている。
攻:佐田 鷹人(さだ たかひと)
20歳。誰に対してもドライで塩対応だが、幼馴染なためか与一に対しては面倒見が良い。同居していた時は生活能力が壊滅的な与一に代わって家事全般を引き受けていた。
与一が知る未来では、ネット発のシンガーソングライターとして大成していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 23:55:00
71966文字
会話率:33%
最近は『デューン 砂の惑星』の原作小説にすっかりとハマってしまったが、読む途中でいつくの質問が脳裏に浮かび上げてしまった。
どうして作者のフランク・ハーバートは何度もダンカン・アイダホを蘇るの?
山一つを登っただけで、見た女性を絶頂させる
ダンカン・アイダホはどれくらいイケメンなの?
どうしたこいつはいつも女を抱いているの?
そんな知的好奇心に駆使されて、美青年ダンカンに、熟女養母サキュバスママを抱いてもらいました。
無論、本作に登場するダンカンは原作のダンカン・アイダホとは全く別人です。
原作小説のデューンにも何の関係もありません。
(舞台はレト二世が死んで、大離散が始まった以後人類が到着した新たな惑星ですけど、sci-fi 要素はほぼないです。また、登場したサキュバスは原作の Honored Matres とは別の種族)
私個人的には Duncan を「ダンケン」に訳すのが好きだから、ダンケンにします。
怒られたら速削除するつもりです。
怒られてないならいつかはまた次話を書きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 14:10:27
5116文字
会話率:40%
数多の初恋殺しですれ違った身分違いの初恋は成就なるか⁈
後宮で奴隷たちが皇帝の寵を競い合ったのは今は昔。現皇帝は皇后ただおひとりを慈しむ愛妻家だ。
そんな国で令嬢たちの初恋泥棒、麗しの皇太子の結婚式が行われた。はしゃぐ男たちとは反
対に皇太子への恋に敗れたご令嬢たちは傷心中。
だけどルルアはひとり冷静だった。だってルルアにはもっとずっと大切な人がいる。
華やかで鮮烈で、けれど悪童、放蕩皇子と揶揄される第二皇子セファ。
幼なじみの自分こそが彼の一番の理解者。
だと思っていたのに、その日ルルアは思わぬショックを受けることとなる。
セファに一日も早く結婚したいという女性が?
所詮は身分違いの叶わぬ恋。おまけにルルアの方が年上だ。いつかはこんな日が来るとわかっていた。
ついに初恋を殺す日がきた──
と思ったらいつのまにか別の誰かの初恋を殺していたり、殺したと思って安心したら思わぬ反撃を受けて致命傷を負ったり。
殺したはずの初恋に向き合った時、セファは気分が悪いとルルアを連れ出して
「ルルア、ぼくの小さい頃から一番大切で愛する人って誰だと思う?」
今宵、初恋を拗らせた人々の最後の悪あがきがはじまる──!
プライドが高い侍女×高スペックの行き場がない悪童の如き(?)年下皇子の幼なじみ執着愛
物騒なタイトルですが全然平和です。
全10話 44000字程度の中編です。
3/19日間完結済みランキング10位ありがとうございました
アルファポリスにも同じ内容のものを「ご令息、ご令嬢各位、初恋殺しは慎重にどうぞ」と改題して掲載しています。
pixivにも転載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 20:10:00
43856文字
会話率:40%
あなたの余白を埋めたい。
そんな些細な希望が叶わない。
いつか自分だけを見てくれる人がいると思いながらも、西日の差す部屋でのひと時を思い出してしまう
最終更新:2024-03-17 01:46:39
12909文字
会話率:9%
ある男子高校生が物置きの整理をしていると、埃を被ったランプが出てきた。冗談のつもりで擦ってみたところ、なんとランプの魔神が姿を現した!
三つ願いを言えと迫る魔神。しかし、エッチな願いしか思いつかない。
恥ずかしいので適当なことを言
って誤魔化したら、なんと魔神はこちらの本心をテレパシーで読み取ってきた!
その結果、彼の身にラッキースケベの奔流が襲いかかることに……!
内気な男子高校生とテレパシー持ちの魔神が引き起こす、エッチなドタバタ大騒動!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 20:06:51
7618文字
会話率:16%
遠くから鈴が鳴るような可憐な声が聞こえる。
うつらとした意識が徐々に鮮明になっていき、ぼんやりとした視界がやっと認識の中に反映し始めたころ、それは近くから発せられていたと気が付いた。
「ということでですね、転生先の希望などあれば反映します
けども。最近多いんですよ、貴方みたいな過労死」
過労死したのか俺。
思えば、ずっと読み続けていたラノベも漫画も、買うだけ買って、いつか読もうと机の上に置きっぱなしにしているだけだった。
「はあ……どうせなら萌死たかった……」
「はいはい、じゃあその希望で……、んっ? いやちょ、まっ、ああぁあ! やっちまったぁあああ!!」
入眠前の意識の深沈がやってくる。
俺はすぅーッと光の中へ消えていった。
***
タイトル通り
連載ですが更新は遅いです。ご了承ください。
改題だけしました。
本文更新は…待って…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 21:42:24
56803文字
会話率:44%
いつかの夏の祭りの日。
少しの時間を共にした、初恋の人との再会。
最終更新:2023-09-07 01:06:27
6856文字
会話率:34%
変わらないものはあると思っていた。
友情だったり、大切な場所だったり。
でも人は変わる。一番近くにいて、これからもそうあり続けると思っていた人も、いつかはすれ違って別の人生を歩いていく。
最終更新:2024-03-11 18:00:00
8788文字
会話率:32%
10月31日・シブヤ。
少女・真理花はハロウィンのコスプレフェスに参加しようとしていた。
そこでエスカレーターで黒レザーの覆面をした妖艶な大男とすれ違う。
その後、感情の昂りを感じたり、特に理由もなく下着を濡らしたり、色々妙な事が起き始め
る。
そして同時に突如現れた怪しげな遊園地……。
天使に扮した彼女は、悪魔の手を逃れて帰る事が出来るのだろうか?
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※ホラー注意。覆面の紳士ガチムチ悪魔が、ロリータ風の女の子を惑わして、夢魔と言う名の触手などでドSプレイ
※前回に似たの(https://novel18.syosetu.com/n1704hx/)を上げていますが、あちらは削除予定です。
「男性向けだからこうしなきゃ」とか、「男性向けだから激しくしなきゃ」「強姦は相手に苦でしかないので絶対気持ち良さそうと感じさせる描写にしてはいけない←(そう思うなら初めから書くなよ)」とか、色々勘違いしていた頃の作品で、読者さんが何を期待して来ているのか理解せず、大事な事を見失って度を越してしまったものです。
それがずっと心の奥で引っかかっており、いつか書き直そうと決めていて、今に至ります。
結果は多少当たり障り無いものになった程度ですが、あのままにしておくよりはいいかと思っています。
※前に書いた別作品『堕天使はゴーレムの隷属』のサイドストーリーですが、読んでなくても分かるようにしています。
※ノクターンノベルズのハロウィンイベントに書いたものなので季節感が迷子です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 13:37:11
10239文字
会話率:20%
田舎から都会の大学に進学してきた青年、金見政陽。
ひょんなことから同じゼミ生の南條浦葉に助けられ。いつかお礼が言えたらいいな、なんて思う。
ある大雨の日。
南條は彼が一人住んでいるアパートを訪ねる。
金見は南條をこの大雨の中帰
すワケにはいかないと思い、家に一日泊めることにする。
「もし、今から一週間以内に雨が降ったら……その時、二人で過ごそうよ」
雨が降れば恋人に。
晴れれば友人に。
二人の男女の関係は、果たして神が決めるのか。あるいは……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 19:00:00
32519文字
会話率:43%
後妻として入った嫁ぎ先で夫を亡くしたシャディヤ。婿入り先で妻を亡くしたカザフ。
お互いの連れ合いを事故で失った、若い義母と婿の二人。
同じ家に残された二人に周囲は夫婦となるように助言する。しかし、妻を亡くしたばかりの婿はその言葉を受け止めら
れず……。
義母と婿殿の関係を見守る、家ネコ視点で描いた話。
中央アジア辺りをイメージした異世界が舞台です。
「必◯仕事◯」の 婿殿、という言葉の響きが大好きで、いつか婿殿が出てくる話を書きたいと思って書きました。
春短編企画2024 ふたりの関係性 企画参加作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 06:20:30
12318文字
会話率:30%
ある世界では人間はとても弱い生物だった。
より優れた存在である獣人達はいつからか人間を奴隷として使役する事が当たり前となっていた。
九尾の狐と呼ばれ獣人達の頂点に立つ男 ヤナギ
人間に召喚された催眠能力を授かった転生者 マコト
二人は
この歪な世界でどう生きるのか
⭐︎マークはHシーン有回です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 07:13:55
43603文字
会話率:34%
《柊のそばにいられるのなら、小春はずっと四月十七日を過ごしたい。》
友人の柊がお見合いをする。
相手のためにも女の小春はもう会わないで欲しいと柊の父親に言われ、いつかそういう日が来ると思っていた小春はあっさりと了承する。
だが柊と最後に食
事をすると彼はヤケ酒をして酷く弱ってしまい、小春に友達をやめるのなら抱かせて欲しいとお願いしてきた。
恋心を隠して友達としての距離を守り続けてきた小春は誘惑に抗えず、柊の相手をしてしまう。
これでお別れだとその日のうちに泣きながら柊の家を出ると、柊から連絡が届く。
正気に戻った柊から嫌われるとばかり思っていた小春は「ごめんね」とメッセージを送ろうとするも、誰かに背中を押されて死んでしまった。
小春のスマホに残ったのは柊からのメッセージと、送信できないまま残ったごめんねの文字。
そして小春は柊と別れの挨拶をする朝に戻っていた。ただし、死ぬ直前の記憶だけは残らないまま。
[3/5]日間完結済ランキング6位
※この作品はアルファポリスにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 21:17:54
121102文字
会話率:46%
「もう潮時だろう? いい加減に目を覚ませ! お前はあの二人に遊ばれているだけなんだ!」
勇敢な冒険者を目指すティト・アスティは、魔法学園の下男として働きながら、いつか難攻不落と言われる国内最大のダンジョン攻略の旅に出ることを夢見ていた
。
そんなある日、魔法学園の最上級生で国の至宝とよばれる最強の魔剣士・ファビオが、その親友の魔導士・オルランドとともに、ダンジョン攻略のための旅に出るための仲間の選定を行うことになった。
皆が固唾を飲んで見守る中、どんなめぐりあわせかそこにたまたま居合わせただけのティトが、ファビオにパーティのメンバーとして指名されてしまった。
半ば強引にパーティに引き入れられ冒険の旅へ出る羽目になったティトだったが、行く先々での嘲笑や嫉妬、嫌がらせ、そして己の力のなさに絶望し、ついにはファビオとオルランドにパーティ離脱を申し出る。
――だが、ファビオとオルランドの反応は、ティトの予想だにしなかったものだった……。
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タイトルそのまま。ありがちな設定と展開。タイプの違う美形攻め二人×鈍感庶民受け
溺愛系を目指しています!
※注1 一対一嗜好の方には激しくオススメできない内容です!!
※注2 作者は基本的に総受け・総愛されを好む人間です。固定カプにこだわりがある方には不向きです。
作者の歪んだ嗜好そのままに書かれる物語です。ご理解の上、閲覧ください。
複数攻め・総受けが好きな人のために書きました! 同じ嗜好の人を求めています!!
前作の長編で疲れ切ったので、今回は短く、短くを心掛けます!
アルファポリスでも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 19:52:14
94644文字
会話率:43%
頼る場所がここしか思いつかなくて、行きつけのカフェ「miel」を訪ねた26歳 派遣社員の池田百花。
店内には、いつもの席でマスターと話している常連の男性がいた。できればマスターだけに話したかったのだけど、話を聞く気満々の男性にも聞かせること
になってしまったんだ。
――不倫が、相手の奥さんにバレてしまったことを。
興味本位から巻き込まれてしまった男と、流されてしまった女のアレコレ。
短編「巻き込まれるのも悪くはない。」の続編を含む連載版。イケダさんが主人公です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-28 09:00:03
32531文字
会話率:37%
俺の旦那は結婚前にこう言った。「本物の夫婦ではない」と。だがアイツは絶対に偽装結婚の意味を履き違えてると思う。
偽りの夫婦はここまで毎日イチャイチャしないんだぞわかってるのか。
ご近所から「村一番の熱愛夫婦ね」とか「運命の番って本当にいるの
ね」だなんて言われ続ける俺の身にもなれよ。
なあ、しかも俺たち、夫婦になって十数年経ったぞ?
いつまで偽装夫婦を続けるんだ。
そして俺はいつ捨てられるんだ?
どうせいつかいなくなるくせに。
お前、偽装夫婦だと言ったよな?こんなに愛されるなんて聞いてないんだが?
※毎日21時投稿 全四話
※全話に濡れ場シーンあり、途中で陵辱表現を含みますがハッピーエンドです。
※スピンオフ作品です。本編を読まなくてもお楽しみ頂ける構成とはなっていますが、本編の主人公や登場人物たちが所々に出てきます。
興味を持っていただけた方はぜひ本編もお楽しみください。
本編→『俺たち結婚しました。運命の番と家族みんなで幸せに暮らします。元攻略対象の皆さんも、どうぞお幸せに。』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-27 21:00:00
66423文字
会話率:57%