砂漠の国、ウジャーハンの国王であるセレディンは、ある夜王宮の中庭で煌めく銀の髪に明るい月夜のような瞳を持つ女と出会った。二人は互いに抗えぬ運命に身を任せ、一夜を共にした。
だが夜が明けると女は忽然とセレディンの前から姿を消していた。
それか
ら六年。
今も尚、セレディンはただ一人であるその女を探し、追い求めていた。夜の旅人を導く月の名を持つ、その女を。
そして彼女も今また男の振りをして、王宮に潜り込んでいた。するべきことをするために。
二人は再び、出会った。
──あの夜の裏で何が起きていたのか、知らないままに。
───
短編「砂漠の王と月の女神」のその後の話です。短編をお読みにならなくても差支えはありませんが、お読みいただければよりわかりやすいかと思います。
R18表現を含む頁には※を付けています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-28 21:00:00
152789文字
会話率:43%
その男の瞳を見ると石になってしまうらしい。噂を聞いた旅人は、その男が住むという屋敷を訪れた。
積極的なエロいお兄さん的な何かを書きたかった話。呪いとか魔法とかはふんわりとした設定です。
前半はエロ。後半はお兄さんがどういう設定の人か分かる
ような感じの、呪術師とのやりとり。色んな人とヤる癖に本命とはプラトニックって良いと思うんですがどうでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-16 19:24:23
10272文字
会話率:49%
京都洛北の大学で絵を学んでいる学生が、一乗寺の詩仙堂付近で不思議な廃墟と化した寺院に迷い込み、その主に心をとらわれるという夢物語。
最終更新:2017-09-15 17:47:55
535文字
会話率:30%
□厨二病濃いめのシリアス&ギャグでお送り致します。
□世界を劇に見立てて楽しむ旅人×有名な魔術師(攻めに近い襲い受け)。攻めも喘ぐのでご注意を。
□この世界は一つの“劇場”だ。人々が繰り広げる劇を求めて、時には“シナリオ”に手
を加え、僕は白いドラゴンと共に旅をする。次の街はどのような劇があるだろう。―――魔術師の男が水を求めていたので助けたら「俺の身体で返す」と言いました。僕は当然拒否しましたよ。僕の人生というシナリオに、“男を相手にした”という余計なページが書き加えられてしまいます…!
□7月21日から第二章が始まりました。話が進むにつれて、主人公のクズっぷりが見えてきます。あらすじとタグと、たまにタイトルも書き加えてます。“観客”をどうぞ宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-11 00:00:00
28721文字
会話率:32%
国を立て直そうと奮起するある一人の旅人のお話。突然やって来た第一皇子の教育係は老いた臣下の甥だという旅人だった。秘密ばかりの男を怪訝な目で見つめるのは王国で一番腕の立つ騎士。その正体を暴くも、あまりに残酷な運命を抱えながら前を向くその姿から
、次第に目が離せなくなってゆく。
なぜ、君は笑っていられる?
悲しくないからかな。
堅物な騎士様×心優しい教師
エロは少なめです。ストーリー重視。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-30 00:22:51
10838文字
会話率:25%
額の二本紐は〔渡し〕の証し。
道なき道の流砂街道を領域に持ち、沙漠の驚異と神秘とを識りつくす流砂の民の彼らは、そこを旅する旅人たちの護衛と案内の役を請け負う。
レダとロイは額に二本紐を飾る男と出会ったことから、この男の騒動にうっかり巻き込
まれるが。
※筆者の個人サイトからの転載です。
※BLなのでムーン掲載ですがR18描写は出てきません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-17 20:00:00
55089文字
会話率:49%
夜ノ男は愛の本当の意味を理解し愛の存在を認知し愛を敬愛してる。これは旅人の話。
最終更新:2017-04-27 10:43:54
2407文字
会話率:48%
新しい辞令に従って魔王城に乗り込んだ私を待っていたのは、旅の最中にことある事に遭遇した旅人さんだった。
内容薄めです。気を楽にしてお読み下さい。
流血注意。
最終更新:2017-04-11 06:00:00
6517文字
会話率:26%
(4章あらすじ)
元騎士・リカルドは、自称「人材派遣会社社長」の召喚師・マリアに従い旅をはじめた。一日で記憶が消えてしまうマリアと、何度も「はじめまして」をして、何度も恋におちる。そんなふたりの旅の行方は――?
※カップリングはリカルド×
マリアです。
※はじめての方は4章からをオススメします。
(1章あらすじ)
「怖い話?」窓の外は、叩きつけるような豪雨だった。ある町の宿屋の一室で、旅人リカルドはある男と相部屋になる。初対面のはずの男は、リカルドから「怖い話」が聞きたいと言う。「じゃあリカちゃん。怖い話、よろしく!」そう言う男に、リカルドは仕方なく、記憶の引き出しを開けた。
旅人リカルドと、ある男の物語。
※R-18、性描写のある話は、サブタイトル後に「※」がつきます。
※この作品は自サイト、Pixivにも掲載しております。
※ギャグから徐々にシリアス。3章から召喚術要素あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-02 20:22:36
84127文字
会話率:48%
「妖精さんの飼われ方#5翼を探して」外伝「銀霧の旅立ち」
●旅する妖精さんが、"巨大ペ○ス"を持つ色んなモンスターにレイプされる作品の外伝です。
●本編の5話の前後にあたるお話です。
●本作は、少女の冒険と"
巨大ペ○ス"に犯される様子に「ドキドキ」「ムラムラ」して頂く為の作品です。
【ストーリー】
・雪山に住む元気な少女・銀霧。
・彼女は旅人になるテストの途中、毛だるまの雪男に襲われ、岩穴に連れ込まれレイプされる…
【登場人物】
・銀霧…天然でマイペースな妖精の少女。
・楽嬉…無口でミステリアスな少女。
・径浄…あご髭を生やした能天気なおっさん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-16 14:07:27
13774文字
会話率:33%
旅人と物乞いが出会い、旅をする。
地位も、名誉も、財産もいらない。気ままな二人旅。
最終更新:2016-07-05 23:00:00
9190文字
会話率:59%
イブの贖罪 本編「昨日の今日」にてレナとイブの部屋での出来事です。
バスルームから出た後ですが欲求は解消されていないようでした。
本編では語ることのできない内容でお送りしています。
最終更新:2016-05-03 01:13:15
4692文字
会話率:37%
【リレー企画綴り花】参加作品
朝陽天満、蒼衣梅、共同著作
世界から文字が消えた! 文字を取り戻すため『楽園』を目指すこととなった旅人達。
世界がつまらないと呟く、黒を名に持つ虎族の男と、世界を見つめる黒い瞳を輝かせ、漆黒の艶めく髪の百合族
の男、そして、黒い『コンパス』、彼らの旅が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-26 19:00:00
112055文字
会話率:42%
東西に分かれた双子の女王が治める世界でいつからかある異変が起こりだした。
まるでそれが、この世の理であるかのように何の前触れもなく文字が消え始めたのだ。
文字を取り戻す方法はただ一つ、この世界の根幹をなす「空白の書」に「楽園」に咲く「綴り花
」の放つ光を当てること。
文字を取り戻すため、10人の旅人たちが旅立った。
コンパスによって引き合わされた蓮族の芙蓉と桜族の桜雅。
互いに複雑な過去を背負った二人は決してなれ合おうとはしなかった。
けれど、共に旅する中で徐々にその関係は変わっていき――――
【リレー企画綴り花】参加作品、音畑アイカと心結のリレー小説です。
土曜日19時更新予定です。
他の企画参加作品は目次下のリンクからどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-26 19:00:00
89999文字
会話率:41%
一息で説明すると――
「異世界でダンジョンを創った僕が、落とし穴で捕まえた女の子に気持ちいいことさせたり、お酒や金貨でおびき寄せた商人や旅人をエサにしながら女の子を捕まえて気持ちいいことしたり、餃子を食べさせた女の子をいぢめたり、イヌ耳
を愛でたり、ネコ耳のオッパイを揉んだり、神子をお尻ぺんぺんしたり、美人姉妹を陥れたりする話ッ!!」
【タイトルのマークについて】
◆:エロシーンがあります。
◇:ライトなエロシーンがあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-02 00:00:00
205366文字
会話率:47%
長い長い旅の果てに、僕はその目的を見失った。幻想と現実、過去と現在と未来、何もかもが混沌と存在するその街で僕は、僕の旅の本当の目的を知ることとなる。
最終更新:2015-10-13 00:00:00
7439文字
会話率:25%
ある雨の夜。
旅の僧は雨を凌ぐ為に一つの廃寺に身を寄せていた。
そこに一人の旅人が、僧と同じように一夜の宿を求めてきた。
最初は旅人を警戒した僧だったが、旅人の気さくさに気を許していく。
雨で濡れた体を寄り添って温めるうち、僧は旅人への徒な
らぬ欲情を知る事となる。
旅の僧と旅人の一夜の情事。
けれどこの夜、僧の運命は大きく動こうとしていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-23 02:17:27
6004文字
会話率:30%
※これは重複投稿作品です。
PIXIVにて、初投稿した神さまシリーズの一つです。
ある廃村に取材調査しに来た大学生達の物語。彼らは廃墟研究会というマイナーなクラブに所属している。主な活動は廃墟巡りとそうなるまでの経過を調べることである。
夏休みのある日、彼らはある廃墟を調べに(という名目の観光に)来ていた。その名は『檜邸』。元々この村の大地主が住んでいた屋敷であった。
事前調査で分かっていたことは、この村では神隠しにあう若い女性が続出していたということ。
村の男達は女のいない村を捨てていく者もあれば、老体を引きずってまで別の場所に移り住もうという気力さえもない者もいた。平均年齢は高く、二十代の男性はごく少数だった。
そんな中、事件は起きた。たまたま隣町から来た旅人が、その異様な空気を放つ村に入ってしまったのだ。
この村で一番の邸宅を持つ檜邸に事情を聞きに行ったのだが、その旅人が村から出てきたところを見た人間は誰一人としていなかった。
しかし、話は単純ではなかった。
その邸宅に入った男性陣は遺体として発見され、女性陣は消えた。そして、なにより不気味さを感じたのは、ある一室に生まれて間もない新生児がいたことだ。
警察関係者はその赤子達の血液検査等を行ったところ、それらは全て行方不明になった女性たちの子供であることが分かった。その赤子たちは施設に預けられ、屋敷内を徹底的に調査したが、結局、行方不明になった女性達の骸すら見つからなかった。
この物語は、檜邸を訪れてから、男性陣が遺体となり、女性陣が神隠しにあうまでの出来事をなぞったものである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-24 20:22:13
20976文字
会話率:43%
広大な砂海にそびえたつセンター。
新時代の人間が知らないそれは、旧時代の遺物。
そこに代々住まう不自然なニンゲン、ニュークローン体のシャイとフォルク。
対でありながら、決して互いを満たすことのできない二人。
代々受け継がれてきた記憶の中で、
彼らが交わる意味とは何なのだろう――。
※未発表作品の番外編のような作品なので、あまりストーリー性ありません。とはいえ単体でもお楽しみいただけると判断して投稿いたしました。性描写もこの程度なら15禁じゃないかな、という感覚です。直接的な表現があるので、一応18禁です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-14 13:15:49
6514文字
会話率:37%
火吹山と呼ばれる山があった。その山の中腹付近に、一軒の家がある。忘れ去られたはずのその家に、今、一人の旅人が訪れた――。
最終更新:2015-04-30 23:00:00
20877文字
会話率:48%