気が付いたら『光の神子は星降る夜に恋をする』略して『ヒカミコ』の悪役令息ラファエルに転生していた。前世の頼りない記憶によると、一般的に王子殿下の婚約者は断罪必至だよね?どんな断罪なのかわからないけど、大切なラインハルト様の幸せのためなら断
罪されるように頑張ろうと思う。主人公のシモン、もっと頑張ってください!/悪役令息として頑張ろうと思うのにうまくいきません/アルファポリス様にも投稿しております/誤字報告ありがとうございます/謝肉祭⇒収穫祭に変更しました/魔法学校に至るまでの教育システムと年齢を変更しました/2023年11月29日に本編は完結しました。番外編を随時更新します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-09 19:00:00
219891文字
会話率:33%
舞台は栖暦(せいれき)1428年、中世の都市国家ヴェネツィア。
四旬節を目前に、元首が主催する謝肉祭が連日のように行われていた。
前元首の末孫姫ディアーナに仕える少女エーヴァは、主の一生のお願いを叶えるため、彼女に変装して祭りに参加
していた。そんな彼女は異国からやってきた貿易商の息子、デーヴィットと出逢う。だがふたりは互いに仮面で顔を隠し、ダヴィデとディアーナと名を偽ったまま、恋に落ちてしまった。
次の祭りの夜、二人は仮面で素性を隠したまま再会を果たす。デーヴィットはエーヴァに月下美人の鉢植えを手渡し、「ただ一度の恋」という花言葉を告げ、彼女がディアーナではないと暴きつつ、彼女と一夜限りの関係を結んでしまう。
二人は思いがけない形で再会する。
それはディアーナの結婚話。十五歳になった彼女に、両親はデーヴィットを紹介したのだ。
けれどデーヴィットは謝肉祭の夜に出逢った少女の存在が忘れられずにいた。その少女がディアーナのお気に入りの侍女、エーヴァで……
身分違いのふたりは無事に想いを貫き、遂げることができるのか?
*中世ヴェネツィアの世界観をベースにした半分架空のヒストリカルロマンスです。そのため時代考証などあえて無視している描写もあります。ご了承くださいm(__)m Rシーンは予告なしに入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-29 18:00:00
146251文字
会話率:42%
長い長い旅の果てに、僕はその目的を見失った。幻想と現実、過去と現在と未来、何もかもが混沌と存在するその街で僕は、僕の旅の本当の目的を知ることとなる。
最終更新:2015-10-13 00:00:00
7439文字
会話率:25%