熱帯の国マレーシアは、クアラルンプール国際空港。
夜も更けた22時過ぎ。ターミナルの奥深い搭乗ロビーでは、JIA(日本国際空輸)成田行の出発時間が近付くに連れ、乗客達が徐々に集まり始めている。
未だ人気(ひとけ)もさほど多くなく静かな、白
く硬いタイルが敷き詰められた通路。そこで時間を待つ乗客達の耳に、カツカツとヒールの音を鳴り響かせ歩く音が入ってくる。
濃紺のワンピースを纏い、背筋を伸ばして颯爽と歩く女性達。乗客達がこれから利用するJIAの客室乗務員。日本ではCAと呼ばれる人々である。
同じ装いで颯爽と通り過ぎる制服の一団。その最後尾に、笑顔で会話を交わしながら歩む、若い女性のペアがいた。
二人ともスラっとした体形。首にはブルーのスカーフをフワッと巻き、濃紺の半袖ワンピースにボディを包んでいる。
ウェストは赤いベルトで締め、膝頭まで伸びるスカートの裾からは、透明感のある黒ストッキングに包まれた綺麗な脚。二人揃って魅力的な美脚の持ち主である。
足許には5cm程のヒールがついたパンプスが光っている。身長は165cm程であろうか。お互い若いが、先輩後輩という雰囲気である。
先輩と思しき女性。彼女の名前は高橋恵27歳。新卒でJIAに入社し、今年で5年目になるCAである。
後輩と思しき女性。彼女の名前は吉永香織。入社2年目で、誕生日前の23歳。クアラルンプール線は今回が初めてである。
そんな2人が乗務するJIAクアラルンプール発成田行きの便は、いよいよ離陸の時を迎えた。
機内最後尾、ギャレー脇で一人座る恵は、向かいに客の座っていない席で、離陸後の業務に備えるべく、胸ポケットにあるメモの束を取り出して読み始めた。
と、手元の一番上のメモが見慣れない4つ折りの紙に差し替わった。
近くに誰もいないのに突如現れた便箋。恵は怪訝に思いながらも恐る恐る読み始めた。
「親愛なるCA様。。。今日のお姉さん、何着の予備ストッキングを機内に持ち込んできていますか?何枚までなら破かれても、新しい黒パンスト脚を作れます?」
恵にとって、今までのキャリアで経験したことのないような、悪夢以外の何物でもないフライトが開始された瞬間でもあった。
--*--*--
本作品は、「愛と官能の美学」様に投稿させていただいた同名小説をリメイクしたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-26 00:00:00
343611文字
会話率:17%
フリーダム共和国。自由と夢を求めて人々が集まり、暮らす国。
その国有数の大都会であるウェストビーチ市。そこに、犯罪捜査の最前線で活躍する、若くも有能な女性刑事いた。
腰に下げている大型のオートマティック拳銃「グロース」を手にすれば、例え遠
距離でライフルを持つ犯罪者であっても、ピンポイントで撃ち抜いてしまう。
大柄な男の2人や3人であれば、巧みな格闘術で軽々とねじ伏せ、手錠で後ろ手に繋いでしまう。
並みいる犯罪者を次々と逮捕していく手腕は市民の間でも口伝(くちづ)てで広まり、人々は敬意を表して「ブロンドエンジェル」という名前で彼女を呼ぶようになった。
一方の犯罪者にとって、「ブロンドエンジェル」は忌まわしき女の名前として知られている。
しかし、現代版正義のヒロインとも言える彼女とて人間である。全てが完璧という訳ではない。時には、、、
この物語は、公にされることは決して無い、彼女の胸の内と、彼女に関わった人間だけが知る、凄腕女刑事ブロンドエンジェルの裏捜査記録を綴ったものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-07 00:00:00
353950文字
会話率:27%
何度目かの大戦で世界規模の細菌兵器を使われた結果、突然変異により異形の生物が、外を闊歩する世界に様変わりした。
人口が激減し、女性が生まれる確率も減った中、第三の性である中性体と呼ばれる者も存在していた。
荒れ果てた地上に代わりに、人々
は地下に潜って生活をし、その中の一つ、未成年の子供だけを集めたコロニーに、僕達はいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-23 18:00:00
4690文字
会話率:27%
剣術を頑張っていた臣(ジン)を居眠り運転の車が襲う。
意識を失い目覚めると、そこには真っ白なお爺さんが。
そこで、異世界へ転生して人々の為に魔物と戦って欲しいたお願いされる。
お爺さんに異世界へ招待され魔物と戦うことを決意し、記憶喪失の貴族
の少年として新たな人生が始まるのだった。
主人公をRPG風に少しずつ強くしていきたいです。
序盤はエロ要素無いと思います…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-22 21:39:58
2297文字
会話率:0%
「国家繁栄法」により結婚相手が国によって定められる社会。
それでも人々は抜け道を探して恋仲の相手の子供を孕むことが出来ていたが
風紀委員、雨倉涼香の元に現れた結婚相手は
昔、彼女が退学に追いやった咲坂葵(ホスト)だった。
最終更新:2020-09-22 00:00:00
36177文字
会話率:32%
謎の光によって主人公アツトが連れてこられたのは終端の国が暗躍する異世界だった。そこで守護者として人々と絆を深めながら終端の国へ立ち向かっていく。■タイトルに*がついてるものがエロ有です。
最終更新:2020-09-20 22:00:00
8086文字
会話率:48%
2年前、人々を襲う悪の魔族のボスを倒したパーティーのリーダー、リード(27)は平穏な暮らしを送っていた。
在る時ふと、かつての仲間ともう一度会いたいと思った彼は、最初のパーティーメンバーである『女剣士セレス』に会うことにした。
野を超え山を
越え、ようやくセレスに再会したリードだが、彼は久しぶりのセレスを見るやいなや、呆然としてしまった。
それもそのはず、彼女は生活の全てを全裸で過ごす、ヌーディスト(裸体主義者)と化していたからだ。
※本編完結済み。不定期で番外編更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-18 20:00:00
143029文字
会話率:33%
とある田舎の町から更に外れた山奥の小さな村。
遠い昔、連続殺人事件が起きたせいですっかり人口が減ったその村に、僕は越してきた。
僕と、秘密の多い村に住む人々と、添える程度に事件の話。
(・しばらく恋愛色皆無。
・予告なく残酷な表現や、男性
同士の本格的な絡みの描写があったり、なかったりします。
・文章長ったらしいです。設定は適当で、雰囲気ですすめていきます不定期更新。亀にも劣る更新速度。お許しください!
・同性愛もの初なので探り探り
以上、苦手な方はご注意ください。)
2020.9.18念のため「残酷な描写あり」のキーワード加えました。ほんのちょっとですが、一応殺人描写があるので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-18 13:24:56
224996文字
会話率:32%
戦争は人々の欲と軽々しい感性から始まることを、喜劇風に訴求した戯曲。1814年から始まったウィーン会議でのリーヌ侯爵の言葉「会議は踊る、されど進まず」を参考にした作品。今の米中の摩擦を見ても、19世紀とまったく変わっていない状況に幻滅し、第
三次世界大戦は起こりえることを作品化したもの。当然次の大戦は核戦争となる。各国首脳は政治家独特の我欲の強さを発揮して、結局は自国に有利な状況にもっていこうとするが、自分の欲望が先んじてしまうと、結局は国を亡ぼすことになる。例えばケイマン諸島の秘密金融機関には、いったいどれだけの政治家が口座を開いているのだろう。あの事件のその後の経過はどうなっているのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-12 12:00:00
18410文字
会話率:0%
男の精を体内に受けると、相手の瞳と同じ色をした硝子玉ができるという特殊な体質を持つラガス一族。そうしてできた玉は人々から瞳の宝玉と呼ばれ愛されていた。一族の一員であるミヒトは、とある事情から幼馴染のレイストルと瞳の宝玉を作ることになり、身体
を重ねることになる。しかし瞳の宝玉生成には隠された秘密があり――生真面目な騎士と秘密を抱えた硝子細工職人の話。
※以前にムーンライトノベルズで掲載していたがことあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-09 23:00:00
37160文字
会話率:25%
3歳のクリストファーは、生まれたばかりの弟イーサンを見た瞬間、雷に打たれたような衝撃を受ける。その日からクリストファーの頭はイーサンでいっぱい。”いいお兄ちゃん”になるための努力の日々が始まった。
転生者である弟をそれと知らずに溺愛するうち
、いつの間にか身につけた異世界”ニホン”の知識と感覚でクリストファーは周囲の人々を魅了していく。
兄である主人公総受け。割と初っ端からショタへの変態行為があるので、残酷な描写ありにしています。
更新はものすごく不定期です。タグ増えます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-08 18:02:14
78047文字
会話率:32%
表記無しは三権分立しているファンタジー世界で立場や性格、諸々違う人々が性行為に溺れてるだけのお話。
表記有りは現代やらファンタジーやら別の世界観。
一話完結型オムニバス式。タイトルは傾向。
大体が受けが攻めのこと溺愛してます。
■露骨な表現
あり
■ストーリー性皆無の甘々エロのみ
■♡喘ぎあり
■世界観が違うものには◆マーク
■不定期更新
何か読みたいCPやシチュなどあれば感想に書いてもらえれば書くか分かりませんが参考にさせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-07 16:51:35
17807文字
会話率:62%
冒険が好きだったんだ。
未知を求めて、遺跡へ、未開の地へ行くのが‥
そして、まだ見ぬ美味しい食べ物と出会うのが!
無論、旅をする上で戦う事は避けられない、だけど戦う事も楽しんでいた。
旅の果てに出会ったのは、原始の神造の竜、竜の始祖にして
神の力を継ぐ者、2匹と1人の出会いが自分の運命を変えるなんて思いもしなかったなぁ‥
この地にはかつて神の作りし国があったそうだ。
世界を二分化する戦いの果てに、国は滅んだという‥
戦争末期に、神は戦いに終止符を打たんと兵器を作り出した。
悪神は全てを滅ぼす邪竜を‥
善神は全てを守る聖竜を‥
戦いは熾烈を極め、多くの命が散っていったと言う。
邪竜のブレスは射線上全てのものを消し飛ばし、その爪は全ての防御を貫き消しとばしたのだ。
聖竜は命ある者を救う為、その身を盾に立ち塞がった。
聖竜の魔法の盾は邪竜の攻撃を相殺させ、その鱗の輝きに触れた傷付いた者たちは、瞬く間に傷が癒えたという。
一進一退の攻防の末、邪神と善神は相討ちとなり、邪竜と聖竜は一騎討ちを行った。
七日七晩続いた戦いで互いに深い傷を負い、そして、息とし生ける者達の手助けを得て邪竜を制し、封印しようとした聖竜に人々は牙を向けた。
その圧倒的な力がこちらに向くのでは?
神が居なくなったのだから、自分達がこの世界を手に入れたい。
人々の欲望の果てに、聖竜もまた封印されてしまったのだと言う。
だが、まるでその罪を裁かんとするかの様に、聖竜と邪竜の血や肉片から竜が生まれ、人々に襲いかかった。
聖竜の血肉からは、知恵ある竜種が‥
邪竜の血肉からは、知恵なき獣、ドラゴンが‥
幾世紀経とうと聖竜と邪竜は、復讐の機会を待っているのだ。地中深くで‥
子供でも知っている、この神話を調べて各地を転々と旅していた時、偶然にもその封印されし地を発見してしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-07 16:11:50
217文字
会話率:0%
《勇者》それは人々の希望を背負い戦う、英雄なり。
しかし、勇者とは人間の抱える《原罪》である‥‥
決して、この禁術|転生召喚《勇者招来》を使用してはならない。
使用すれば何れその代価を支払う事となるだろう‥‥
〜名もなき賢者の石碑より〜
既に300年以上に渡って、魔族と人間との戦いが繰り広げられていた。
とある国は、追い詰められていた。
援軍もなく、前線は下がり、日々兵達は死んでいく‥‥
城下には絶望と悲しみが満ち、絶対的な死がそこ迄迫ってきていた。
王は決断を下した。最早一刻も猶予もないと‥‥禁術の使用を‥‥
そうして、この世界に1人目の|勇者《異物》が呼びだされた。
勇者はまさに破竹に勢いで前線を押し上げていき、国は滅亡を免れた。
その圧倒的な戦力を見た他の国も、挙って禁術を行なっていった‥‥
初めての|勇者《異物》が呼び出されてから、50年が経とうとしていた。
魔族と勇者・人間の戦いは徐々に傾いていった、魔族の敗北へと‥
そんな中、1人の人間が前触れもなく現れた。
禁忌を破り、世界のねじ曲げた罪を断罪するために…
《断罪者》は、世界を旅する中で知る事となる、人の背負う原罪とは一体なんなのか…
今は誰も知らない、遥か未来にまで語られる《黒の英雄譚》がはじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 19:32:42
971文字
会話率:0%
軽薄な遊び人α✕病弱な薄幸の美少年Ω 狂おしくフェロモンに翻弄される人々の物語。
不真面目な学生であるバルクは、優秀な兄弟達と違い、自堕落に日々を過ごしていた。
学校の授業をサボり忍び込んだ、夕暮れ時の時計塔で年下の少年と運命的な出会いを
果たす。
☆香りの鳥籠、比翼の登場人物のスピンオフですが、このお話単独で読めます。
※にはR18描写を含みます。
☆エブリスタ・fujossyにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 00:05:41
69890文字
会話率:29%
このお話は、モノの姿をありのまま元通りに戻す魔術使い復原士カズハと彼女が恋したとある国の第三王子との恋物語を軸に、焼失した物やら破壊された歴史遺産やらをめぐる事件や人々のお話です。
本編二部は完結済み。三部は後日談や番外編やら小話やらの
拾遺集になるかと。
『第一部 鳥の章』完結済
A級戦犯の罪を背負い、戦死した男の遺品の欠片から、妻にあてたメッセージを受け取らせたいと願う家族と、その依頼を受けた美貌の復原士カズハ、そして、開国後初めて復原士を受け入れることになった香華国第3王子陣が織りなす物語。
『第二部 天の章』完結済
歴史文化資産を専門とする天部隊の副長となり、地上に飛来することが無くなったはずのカズハと香華国軍総司令職につき王太子となった陣。生涯一度の恋に落ち、別れた二人が再び出会う時、陣はひと月後に婚約者との婚儀を控え、カズハには破壊された歴史文化遺産の復原という大きな使命が課せられていた。
『第三部 地の章』随時更新
その後の香華国とベースの人々の日常。事件は多分おきません。
【王子×魔術士】
※ 予告なくR18およびBL要素、複数プレイ、女性の凌辱を匂わす表現その他残酷な描写がうっすら出てきます。ご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-03 23:00:00
228588文字
会話率:36%
短編「一騎当千の男」「魔王の再来と呼ばれた男」に登場した、王太子ジークフリート・騎士団長ハーゲンなどから見たお話。
彼らの学園生活や、社会人生活が少しだけ描写されています。
※一~三話目は、主人公の一人称であり、まさかの台詞なしと言う暴挙
(しかも超短編)ですので、何でも許せる寛大な方向きです。
※気がむいた時に番外編を投稿するかもしれません。
※pixivにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-03 22:28:11
9401文字
会話率:29%
イヴェール「斧は・・・重いよね。」
リュンヌ「?」
イヴェール「行く。」
ルイーズ「おとなしく行くって言ったんです。」
リュンヌ「あそう?」彼女には、何がよくわからなかった。「ところで、ルイーズさんって、誰なんですか?」
ルイーズ「記憶はあ
りませんが、傷ついて倒れていたところを、如月さんに、救っていただいたんです。」同じ設定だ。狼って言わないけど。
リュンヌ「? どうやって?」
ルイーズ「わからないですけど・・・」
リュンヌ「あそう。(魔物は、他人を魔物にしてしまうという。そうされてなきゃいいけど・・・)」ところで、如月が、概ね私って設定だと思うので、多分。つまり・・・いや、リュンヌのは、まあ、憶測か、ケースバイケースである。「まあいっか。行くから、頼んだわよ。羊どうするの?」
イヴェール「連れて行く?」
ルイーズ「そうするしか、ないでしょうね。如月さんと、私の、せっかくの農園が・・・」
リュンヌ「わかったわよ。早めに、管理する人、決めましょう?」
ルイーズ「はい・・・」
さて、人々は、解散した。すなわち、リュンヌは、エドワルドのもとへ戻った。エドワルドは、如月を焼いていた。リュンヌは、彼に言った。「どう?」
エドワルド「灰になった。」なっていた。「川に流すか」彼は、灰を集めてから、袋に入れた。「荷物持ってくれ。道中で、小川あったはずだ。」
リュンヌ「はい。」彼女は、荷物を持った。二人は、歩いて移動して、草原から出て行って、森へ入って、森を進んで、屋敷の横を通って、そして、エドワルドは、森の中へ入っていき、灰を、水に流した。それから、戻ってきて、リュンヌと合流して、村へと、戻っていった。
如月主役なんで、復活しますけど、まあ、此処までが、じぇねこ が 行ったパートでしょうってことで、一旦終えます。これがだいたい、椿色飾る人食いの筋書き、と 解釈して、よろしいかと 思います。というのは、ミユ は 潜入してから、殺しました。ルイーズは、同様に、それを狙っている訳です。であれば、これから、椿色飾る人食いが、始まるという、訳ですね。むしろ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-01 04:14:54
141197文字
会話率:70%
絶海の孤島に存在する凶悪犯を収監した刑務所ジャルダン。そんな場所になんの落ち度もない少年リアンが送り込まれる。どうして自分がこんなところに?
途方に暮れるリアンだが、島の親切な人々に助けられ、島から出るまでの間をそこで過ごすことに。
し
かし島の刑務所では、静かにある計画が進行していたのだ。
この物語は、リアンという気弱で非力な少年が、いろいろな経験を得て少しずつ成長していく過程を描写した成長物語です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 08:42:19
1287406文字
会話率:40%
――ある所に不思議な力で満ちた深い森がありました。その奥深くには人々から恐れ崇拝される大きな白い狼が住んでおりました――
若い狼くんと森を彷徨う赤ずきんちゃんのお話。心温まるほっこり系のお話だと思ったら大間違いですので予めご了承下さい(←
)しかしご安心下さい。いつもの感じのゆるい話です。
本編はすべて狼くん視点で10話くらいの予定。週1毎日曜日中に更新が大目標。本編が完結したらおまけ及びウラおまけを添える。かもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-30 19:50:56
32421文字
会話率:22%
母親からの虐待とクラスメートからのイジメに耐えきれずに、蜜柑は自殺を図ってしまう。
蜜柑が転生したのは、人間とエルフが仲良く共存するフラワー王国だった。
だが、転生して魔女になった蜜柑は王国に災厄を招く存在として、再び人々から嫌われてしまう
。
森の奥にあった小屋で、一人でいると蜜柑の元を一人の少女が訪ねて来る。
エルフの様に見えるが、街で見かけたエルフとは少し違って見えた。
何故か少女は、蜜柑に優しくしてくれる。
不思議に思いながらも、初めて出来たお友達のカリンと過ごす内にカリンが人間とエルフの間に産まれたハーフエルフと知る蜜柑。
災厄を招くとされる異種族間の間に産まれて、忌み嫌われてしまうカリンの心の傷に気付いた蜜柑は、カリンの事が気になり始める。
辛い過去を持つ蜜柑と心に深い傷を持つカリンは幸せになれるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 12:34:54
34081文字
会話率:38%
"魔装令姫"マルティナ
〜獣に堕ちる町〜
東京都S区夏響寺、ほかのどこかと何もかわらない平和な地上が流れる町、日夜、思うがままに力を振う悪しき怪人「バイラス」が暗躍していた。しかし、光を守護を得て、人々の為に戦い続ける
正義の魔法少女達も存在した。両者は互いに戦い続け、今日も夜の空に戦いと、悲鳴が人知れずこだまするのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-27 21:56:48
27761文字
会話率:56%