嵯峨天皇と空海が作った「日本」の物語─
これは、1200年もの昔に生きた人びとが「本当の自由とは何か」を希求し続けた物語。
時は平安初期、人々は疾病や災害をタタリとして恐れるしかなかった。
名族だが政変で没落した貴族の娘、橘嘉智子に桓
武天皇第二皇子、神野(後の嵯峨天皇)が恋した事により、彼女の人生が大きく動き出す。
この作品はカクヨムにも掲載されています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-17 16:57:31
5476文字
会話率:19%
西暦2020年の元旦に、初日の出を見るために富士山上空を飛行していた飛行船ブラックツェッペリン号が謎の飛行物体の衝突を受けタイムスリップ。ゲームクリエイターなど乗員7人と、謎の飛行物体に乗るカラス型アンドロイドに加え海上保安庁の最新ヘリコ
プターまで巻き込まれて西暦806年の東シナ海に飛ばされてしまう。そこで漂流中の遣唐使船に遭遇し、カラス型アンドロイドと飛行船、ヘリコプターの共同作業で救助。さらに瀕死の重傷を負った留学僧(空海・後の弘法大師)をカラス型アンドロイドが治療し、五島列島へと曳航することとなる。
飛行船の乗員7人は、中国の故事に習い七福神と命名され、ヘリコプターのパイロットと共に神にされてしまう。さらに五島列島では朝鮮半島で活動中だったカササギ型アンドロイドに救助された海上自衛隊の補給艦と合流。しかも上陸した大宝の集落では、アメリカの同時多発テロで行方不明になった女性が巫女となって住民たちを仕切っていた。さらにアンドロイドたちの親分であるカラス天狗が遣唐使船の修理資材や通信施設となる寺院建立用資材を携えて合流。そこから日本の真言仏教の口火が切られることとなるのだが。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-30 12:42:16
67393文字
会話率:45%