俺は呪われていた。姿を見た者は高確率で神隠しに遭うという都市伝説上の『夜叉陀我羅(やしゃだがら)』に。
まったく身に覚えもない俺に対し、次々に蘇る記憶と罪。
呪いを解く為には10年以上保管された神酒で身体を清めるしかないんだけ
ど、その神酒は不運な事に先日の村祭りで飲み干してしまったらしいんだ。
そこで、神酒を探すために2人2チームに分かれて廃病院、廃墟と化した洋館にそれぞれ乗り込む計画をたてた。
刻々と迫りくる呪われし人喰い未確認生物の群れ、野人。そして同時に襲い来る夜叉。
野人は最初は俺でも倒せるくらい弱かったんだけど……どんどん強くなっていくのは、俺の気のせいか?
夜叉は魂を喰い散らした者の姿形、全ての記憶を引き継ぎ、救助に来てくれた日本霊能保安協会の解呪チームか、もしくは俺の友達に擬態している。
つまり……誰が夜叉なのか全く分からない状態なんだ。夜叉が分かれば、呪いを解くのも簡単になる。
君の力が必要だ。夜叉が誰なのか、俺と一緒に見破ってくれ。
精神的にジワジワいたぶられても、絶対に逃げ出さないでくれ。
浮かんでは消える夜叉の尻尾。君は……どこまで仲間を信用できると思う……?
――400年の時を越えた霊能バトルが今、始まる――
† † † † † † † † † † † † † † †
※推理小説ではございません。ノックスの十戒を完全に無視しています。「コイツが夜叉っぽいなー」と思いながら読んでいただけると幸いです。ガチで解いた人は迷探偵?
この物語には、教育上よろしくない表現が含まれています。ご注意下さい。
あくまで娯楽です。この小説を読んだからといって、体調が崩れるといった事はないでしょう。注意していれば、ね。
では、参りましょうか。
史上最狂の恐怖を、あなたに――
2014年5月17日 執筆開始
2014年7月6日 完結
2014年7月6日 推敲、改稿開始
2014年7月16日 完全完結。
ラストはホッコリするお話になってます(*´ω`*)
※横読み推薦。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-26 05:21:40
191195文字
会話率:48%
22世紀初頭に異世界の存在を発見した地球人は、異世界人との交流を始めた。
そして時は流れ30世紀の日本。
とある私立高校の教室に突如として発生した【時空の歪み】により、教師と生徒計42名が異世界に飛ばされてしまう。
そんな天文学的確率
の天災に巻き込まれてしまった異世界人の血を引く高校1年生の神代冬耶たちは、唯一現地の言葉を喋ることが出来る者に脅されつつも、その身に宿る特異な能力を用いてモンスターの徘徊する異世界で必死に生きて行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-12 00:00:00
71433文字
会話率:38%
20××年、結婚可能年齢が男女とも18歳と改められた。高等学校、またはそれに準ずる学校への進学がほぼ必修化され、18歳までは真剣に学業に励むべきという風潮が強まった。昨今の学力低下を受けて、国もようやく動き出した。学力低下と共に社会問題と
してとりあげられたのが性の低年齢化であった。それを受けて「18歳以下(高校卒業前)の性行為は全面禁止」というルールが作られた。性の自由化を求める反対運動も起きたがそれはあっという間に落ち着いてしまった。
そして少女達には恐ろしい道具とルールができあがった。このために開発された最新の道具を膣の中に挿入すると性行為経験の有無がハッキリわかるというものだ。その的中確率は99.9%とされており信用に値するものだった。そして厳禁とされている性行為を行った18歳以下の少女には、保護者の同意があれば「クリトリス除去+小陰唇・大陰唇の部分縫い付け」という処置が認められることになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-19 21:56:26
3716文字
会話率:6%
建設会社の営業マン、25歳の田之倉陽輔は、大学時代からの友人、杏奈と食事をしていたレストランで、社内恋愛中の先輩たちの別れの現場に遭遇する。女性は資材課の石崎多香子、32歳。クライアントの娘との逆玉縁談が進む恋人にワインをぶっかけて別れを宣
言した彼女の凛とした潔さ、気の強さに惹かれる陽輔。恋人との別離が知れ渡り、好奇心とスケベ心にあふれた男たちが多香子の前に列をなす中、陽輔も多香子に何かとちょっかいを出すが、相手にしてもらえない。「日本人の平均寿命を考えれば、7つ年下ということは一緒に死ねる確率が高い」と多香子を口説く陽輔の恋の行方は?
他サイトに連載中のお話の転載です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-27 21:00:00
168070文字
会話率:25%
ある晩秋の日。40歳でフリーターの僕は、友人たちの荷物を積み一人でキャンプ場に向かう道を走行中に大地震に遭遇。危く正面衝突しそうになった材木運搬トラックのジイさんと、バスで合宿に向かう途中の女子大生たちを救助することになる。そして救助した女
子大生と女性運転手、女性顧問と高原の駐車場で避難生活を始めることになる。僕とジイさんと女性63人の避難生活は食料確保やトイレゆ住居作りを行うサバイバル生活となる。僕は何もできないフリーターだったが、サバイバル術にたけたジイさんのアドバイスなどで、僕はリーダーとなり救助を待つことになるが、携帯電話も通じずラジオ放送さえ入らない状況下で救助を待っていたが、ラジオ放送が入るようになった時、首都圏から関西圏までが壊滅したことを知り、救助を待つのではなく、この場で生活して行くことを決意。女子大生たちを仕事別のグループに分け、悲観して脱落しないようにするなど、コミュニティーを形成して行く。初冬となっても救助は来ない中、男女関係のトラブルが起きぬようルールを確率するなど様々な対策を取り、奇妙ではあるが確固とした生活スタイルを確率。そして僕は女たちにも支えられ、名実共にコミュニティーのリーダーとなり、人間としての自信と男としての自覚を持つようになる。そして冬になり自衛隊の捜索チームが来た時、自衛隊のリーダーがジイさんの部下だと判明。しかも下界の混乱状況を知らされ、コミュニティーを存続し続けることとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-16 14:58:01
48762文字
会話率:34%
『憎悪と絶望の果てに』に登場する茨戯と葵花の話。
関連作品は『薔薇姫と天使』『再会は衝撃とともに』『離婚騒動』です。
内容的には健全ですが、原作が18禁なので、この作品もこちらに置きます。
※この作品は原作者の大雪さまの了解を得て公開してい
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-03 13:25:04
2568文字
会話率:5%
時山中学校1年の詠月奨(ナガツキショウ)。野球部で背番号6を背負い、セカンドを守り、打てば80%の確率でヒットになるという、そこそこ実力のある選手だ。
しかし、ある日彼は朝練に遅れてしまい、顧問の鎖昏蒐一(サクラソウイチ)に遅れた罰として身
体を求められ・・・・!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-01 07:29:17
11954文字
会話率:66%