或る学園に通う吉貝醜(キチガイ シュウ)は、年齢=彼女いない歴の、ブサ面童貞。
そんな彼にとって、学園のミスコン優勝者でもある幼馴染の来瀬玲奈(クルセ レナ)との登校だけが唯一の生甲斐だった。
しかし突然、「もう一緒に登校は出来ない」と
唯一身内以外で言葉を交わす女性から、旧友としての絆の断絶を告げられる。
更に七転八倒、人生最悪な日は続き、玲奈がイケメン部長と楽しそうに話すシーンを目撃してしまう。
生甲斐を失い、学校の屋上で自殺を図ろうとしたそんな時。
吉貝は不思議な青年から腕章を受け取る。
その腕章は「自分で校則を決められ、生徒に従わせることが出来る」というものだった。
妙な力に半信半疑の上、使用を躊躇する優柔不断な吉貝は、帰路につきながら葛藤する。知らず知らずの内に、自分の家を通り過ぎ、気づけば幼馴染である玲奈の家の前へ。
そこで目にした光景は、あのイケメン部長と玄関の前で話している嬉しそうな女らしい玲奈だった。
ハラワタが煮えくり返るほどの嫉妬心を覚え、その男が玲奈と別れ一人下校するのを見計らい、思いの丈をぶつける。
しかし、吉貝とは何もかもレベルの違うイケメン部長は優しくも穏やかな口調で接するが、それすら吉貝には劣等感が刺激され、睨みながら「玲奈は幼馴染委で自分だけのもの」という歪んだ思いを吐露する。
その瞬間イケメンの表情が豹変し、吉貝こそが玲奈との関係を断ち切るよう一喝。
「特別な関係で彼女を縛るな」。玲奈を庇い、護る誠実な態度に、吉貝は烈火の如く怒る。
そして部長と別れた後に、玲奈の家に向かう吉貝。
しかし玲奈にとって吉貝は黒い歴史でしかない相手。既に幼馴染ではなく、関係の終わった他人に近しい同級生とは、インターホン越しにやり取りを終わらせようとする。
吉貝は口実をつけて、どうにか玲奈を外に出して対面する。
最後まであの腕章の使用を迷う吉貝。
しかし玲奈の態度で、まるで世界線が変わったかのように、吉貝は腕章を腕に嵌め言葉を紡ぐ。
「幼なじみ同士は、変態的に愛し合わないといけない校則があるの、玲奈は知ってたっけ?」
その瞬間から幼馴染の態度は、吉貝の望むものへと変わり。
世界が開ける。
処女喪失。
メール調教。
奴隷宣言。
そしてイケメン部長への復讐。
腕章によって歪んだ思考を現実化させる【常識変換モノ】です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-31 23:00:00
130714文字
会話率:13%
二人きりの会議室で
『白河(しらかわ)は、優しすぎて損してるよな』
何気なく言われたセリフが、いつまでも耳に残っていた。
わたしのことをそんな風に言った人ははじめてで、
この人は、わたしを理解してくれるの・・・・
・?
そんな淡い期待が浮かんだけれど、
彼は、社内で一番人気のある男の人だから
・・・・わたしは、近付きすぎないよう、適度な距離を置くようにした。
なのに、彼はことあるごとにわたしに触れてきて・・・・・
この作品は他サイトにも掲載しています。
R18該当シーンは終盤のごく一部で、薄めです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-03 00:00:00
99228文字
会話率:28%
憂鬱な朝が始まりました。私は投身自殺するしかありませんでした。でも死ねません。なぜならそんな勇気を持ち合わせていないからです。劣等感で押し潰されそうです。登校は憂鬱です。だって全員が指差して嗤うのですから。なんでナイフじゃないのだろう。狂っ
ているんですか。多分みんな仰るのでしょう。きっと自明の理なのでしょうね。許せない。こうなったら第四次世界大戦を幕開けるしか救う手立てはありません。ガラス片は何のために握りしめてるんですか血が滲んでいるのに。惨めですね。首を吊りました。消滅しましたさようなら。どうせ憂鬱な翌日が待っているのですから!
(毎日0時投稿予定。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-03 00:00:00
90691文字
会話率:26%
二卵性双生児の俊輔と優輔とその幼馴染の智貴。
自分よりすべてが優れている兄に劣等感のある優輔は智貴が好きだったが、智貴に俊輔と付き合うと伝えられる。付き合う二人を見守ろうと思っていたが、それぞれの関係が少しずつ歪に変わっていく。三人の高校三
年間のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-18 11:26:36
10148文字
会話率:45%
何でも器用にこなし、見た目も性格もよく、周りには人が絶えない第2王子のユリウス。そんな弟に劣等感を抱きつつ、表面上は無関心を装うひねくれた第1王子レオ。弟への複雑な感情を紛らわせるように打ち込んでいた薬の研究で、レオは国で規制されている“あ
る薬”を開発し事件を起こしてしまう。自分に対して失望と怒りを向ける弟を目にし、嫉妬や羨望にくるまれた内にある感情にレオは気づく。それは表向き療養という形で第1王子のレオを辺境に追いやることが決定されたすぐ後だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-28 20:40:23
170899文字
会話率:47%
狭山郁巳は姉の友里亜に劣等感を抱き日々を送る高校一年生。そんな郁巳の前にある日魔法使いを名乗るリーンが現れて─
男女性転換物です。
最終更新:2020-01-18 06:12:35
11199文字
会話率:44%
人と魔族が長きに渡り争い、剣と魔法が織り成す世界アドラーティア。かつて魔族の王を倒した美しき女魔術師は、その引き換えに呪いを受けてしまう。それは自身にではなく、いずれ生まれる我が子に降りかかるという。
やがて結婚した女魔術師は一人の女の子を
産む。アンナリーゼと名付けられた女の子は呪いの心配を他所にすくすく成長する。しかしアンナリーゼが初潮を向かえたと同時に呪いの紋様が下腹部に浮かび上がる。禁呪にまつわる知識を持つ女魔術師はそれが種絶の呪いと確信する。種絶の呪いを解くには今だ強力な魔物がいるとされる洞窟。その最奥にあるとされる女神の涙と言われる神樹の葉の雫を飲むこと。ただし、その効果を得るには対になる存在、相手となる男と同じ葉の雫を飲んで性交を繰り返すことで呪いを解呪する必要があった。また、性交を行い、子を産むことができるのはその男のみとなる。
成長したアンナリーゼは幼馴染みの薬師、ヤン・ベルクと女神の涙を探す旅に出る。
アンナリーゼの口癖は
「この世界最強魔術師アンナリーゼ様の遺伝子が後世に残らないなんて世界にとっての損失だわ!」
密かな恋心を寄せるヤンの為と思うアンナリーゼ。
解呪の方法は雫を飲むだけと思っているヤンは、中々想いを打ち明けられずにいた。
そんな二人の冒険に洞窟踏破に不可欠となった盗賊ヤザンが仲間に加わったことから運命の歯車は狂い始めていく。
素直になれないツンデレ魔法姫と、劣等感から想いを打ち明けられずにいる薬師。
劣情みなぎるチャラ系盗賊に見初められた高潔な魔法姫は想い人と呪いを解くことができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-10 01:00:00
27288文字
会話率:45%
なかなかうまくいかず非公開にしていた話ですが、よろしくお願いします。
前編まで完結済みです。攻め視点です。
日高康隆は家柄容姿ともに優れ、周囲からの羨望を一身に浴びる存在。
しかし、幼い頃に受けた母親からの虐待や暴言の影響で人知れず自分に
劣等感があり、そんな自分におもねる周囲にも苛立ちを感じている。
そんなおり、七年間思い続けた初恋の相手、千歳と再開する。
無邪気に明るかった千歳が周囲と同様に自分を畏怖することに失望して、康隆は酷い仕打ちをするが、千歳の境遇や心の強さを知り、しだいに惹かれていく。
色々な要素を含むので、苦手な設定のある方は回避なさってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-18 13:00:52
126078文字
会話率:23%
顔Ñい強い劣等感を抱く若い女が、安いお金で愛人兼事務員に誘われ、プライドと卑屈の間で揺れる心情を描きました。
最終更新:2019-10-17 03:35:11
300文字
会話率:0%
高慢綺麗系奥さん×気弱旦那さん ※ただし夜は下克上
平民の医師ステファンは、ダメ元のプロポーズで貴族階級出身の若妻ディアナを迎える。しかし、高慢と言われてしまうほど気の強い、美しい彼女には秘密があった。
劣等感の塊の夫が、妻の嗜好を満た
すため、医療系チートスキルを駆使してあれこれ頑張った結果、お互いにズブズブに溺れていくお話。
愛あるソフトSM、ひたすらイチャイチャし続けます。完結済。
2021.6.20〜『ロレンツ夫妻の夜の秘密』と改題してアルファポリスさんへも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-06 17:09:38
124535文字
会話率:41%
とある悪役令嬢が妹に婚約者を奪われて、婚約破棄されたのきっかけに人生を狂わせて落ちぶれていき、堕ちるところまで堕ちていくお話です。
※元々は『小説家になろう』に投稿していた作品ですが、運営よりR18指定を受けましたので、こちらに転載し
ております。また、『小説家になろう』にて、本作品の続編である『脇役人生異状あり!?』を連載しておりますので、よろしければそちらもどうぞ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-17 21:13:03
140095文字
会話率:36%
不器量な山城には、同じく不器量な妻、芳江がいる。
外見上の劣等感ゆえに、山城は幼いころから屈折した思考と行動を続けてきた。
それは、芳江との結婚生活を営む今でも改善されることはなかった。
馬鹿馬鹿しくも哀しい、夫婦の心模様を描いた短編小説
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-05 10:22:06
11180文字
会話率:10%
癒しの力を持つ神子と迷宮から産出される貴重な資源によって、世界に名を馳せるイデア法国。
獣人のヨルは、鎮守ノ森を治める白狼公の長男でありながら、獣化できない劣等感を抱いていた。
森を出て国仕えの騎士になったものの、皇族の御前で活躍したこと
を妬まれ、悪名高い皇子の護衛騎士に任命されてしまう。
そうして出会ったのは、噂通りに軽薄で、しかし冷遇をものともせず不敵に笑う、美貌の皇子だった。
田舎育ちで生真面目な獣人の騎士と、宮廷の悪意に晒されて育った薄幸の皇子、育ちも性格も正反対な主従。
互いに真意を探り合いながら、イデアの迷宮の最下層を目指すことになった二人が、成長し絆を深め、国の闇と迷宮の真実に挑む物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-31 07:00:00
452574文字
会話率:52%
シャルトル侯爵家に仕える侍女・マノンには胸に秘めた想いがある。そして右足の不自由を抱え、有能な兄に劣等感を抱く侯爵家次男のロランにも。
大事な気持ちを隠したまま森の中にある侯爵家別邸で新しい暮らしを始めた二人と、それを取り巻く人びと。季
節の移ろいは、彼らの関係を少しずつ変えていくのだけれど……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-15 18:47:00
68946文字
会話率:31%
番マッチング制度というものがある世界で不良嫌いの畑中誠は都内でも有名な不良でボンボン美形の男坂本時雨とマッチングしてしまった。
2人の出会いの第一印象は最悪なのに逃げ場が無い事と相手の親に半年だけとお願いされて相手がとてもいい人で断りにく
かった誠はつい引き受けてしまう。
半年間で周りの人間の画作に付き合わされて、時雨のいい所や弱い所を知って少しずつお互いに印象が変わっていく。
喧嘩はまだまだ多いけど。
寂しがり劣等感の強い美形不良×不良嫌いの不運男
「不良なんか嫌いだ!」
「俺だってお前なんか誰が嫁にするか!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-05 07:06:07
2999文字
会話率:56%
偉大な音楽家の一人娘ミシェルは、親の七光りや女性であることのやっかみを受けながらも、若きピアニストとして人気を得ていた。ある時、隣国から天才と名高いピアニストが招かれる。彼はかつて父の弟子だった男で……。※高慢系のツンヒロインに、訳ありヒー
ローが振り回される話。音楽設定、描写等がふわふわしています。他サイトさんでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-04 00:00:00
81882文字
会話率:31%
「青葉 賢太」は、春から東京の大学に通うために、富山から上京してきた18歳のごく普通の少年。
賢太は、SNSを通じて知り合った同じ大学に入るという「君塚 日向」と入学式で会おうという約束をする。
SNS上で音楽趣味が一致したことで盛り上がっ
たこともあり、日向がどんな人物か楽しみにしていた賢太だったが、実際に賢太の前に現れたのは長身でモデル体型、おまけにイマドキ女子人気の強い塩顔、いわゆるイケメンだった。
しかも、日向は顔だけに飽きたらず、ノリが良く賢太と初対面であるにも関わらず、会話を途切れさせないコミュニケーション能力まであった。
想像以上に日向がカッコ良かったこと陽キャラであったことに、まだ高校生っぽさが抜けないうえにオタク趣味がある賢太は、日向の横にいることに恥ずかしさを覚え、大学の入学式を終えると、日向から昼食に誘われるが、適当な言い訳してすぐに彼と別れてしまう。
「あんなのが東京にはわんさかいるのだろうか…」
賢太は、この先の不安と劣等感を感じながら、ようやく自宅の最寄り駅につき、帰り道を歩いていると電柱のそばで猫が捨てられているのを発見する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-11 13:00:00
2776文字
会話率:2%
⚠️連載にしてますがそんなに長くしません
児童養護施設を出て、何もかも頑張れなくて…孤独感や劣等感、いろんなものに潰された西矢は自殺を決意する。
そんな時、ある花屋の男と出会い、話したことにより少しずつ変わり始める。
誰とも繋がらなかっ
た光らない星が光るその瞬間を…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-24 18:00:00
6684文字
会話率:59%
冴えない容姿に劣等感を持つ上野は、席替えをきっかけにクラスメイトの栗山と親しくなる。整った顔立ちの栗山にコンプレックスを刺激されつつ惹かれるが、ある日、言葉の綾から仲違いをしてしまう。落ち込む上野のもとに、「正義の魔法超能力スパイ戦士」を名
乗る謎の人物から電話がかかってきて……。
強引美形×卑屈平凡のトゲだらけの青春物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-06 19:00:00
48573文字
会話率:32%
『この作文を僕は一度も書き直しをせずに書きたいと思っています。』これは、愚かな自分が最後に彼のためにできること。そう信じて、安倍は自らのことを記しはじめた。
世話焼きで男前な先輩×劣等感が強いへたれ後輩の過去を巡る物語。
※複数による無理や
りな描写がありますのでご注意ください
※誤字が多いです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-06 22:47:40
12534文字
会話率:19%
初めて行ったオカマバーで美人に捕まって逃げられないドジっ子のヒロインと早く自分の腕の中で可愛がりたいヒーロー(オネエ)ゆるっと読んで下さい。短い予定です。
最終更新:2019-03-21 22:13:49
4517文字
会話率:55%