僕には嫌いなやつがいる。クラスメートの松森という男だ。いつもいつも僕をからかってきて、侮蔑をこめた目で見下してくるんだ。
そんな松森があるとき突然、「今までからかってきて悪かったな、もうしないからさ」と謝ってきた。だが、僕にはどうにも拭いき
れない不安が残った。それもそうだろう、松森がその去り際に置いていった1枚のDVD……中身が何かは分からないが、どこからどう見ても怪しさに満ち溢れているじゃないか。
それなのに、どうして僕はそれを再生してしまったんだろう。好奇心としかいいようがないが、見た瞬間、僕は自分の愚かさを悔やんだ。
なぜなら――――そこには、画面の向こうからいつもの侮蔑たっぷりの目で僕を見つめる松森と、その腕に抱かれて僕の知らない『オンナ』の表情を浮かべた姉ちゃんが映っていたからである。
※一応、NTRモノに分類されると思います。苦手な人はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-23 20:20:57
57809文字
会話率:33%
凜は高校三年の春、桜の花に誘われて異世界にトリップしてしまう。それから数年間の記憶をなくし、現在は修道院にお世話になっている。だが、いつも記憶がないことを不安に思っていた。自分の中の何かが欠けてしまっているようで、釈然としない。ある日、修道
院に兵が押し寄せ「見つけた、黒い髪の女だ」と囚われてしまう。これは、失くした記憶に関連することなのか…。
8話から性描写入ります。一応、サブタイトルに☆を入れるのと、前書きで注意書きしますが、苦手な方はご注意下さい。
幕間としていた話しが長くなりそうなので、第2章に変更しました。
それに伴いサブタイトルを変更しています。
第1章:凜視点 第2章:侍女頭リタ視点 第3章:凜視点
作中に修道院や修道女といった表記がありますが、詳しい構造や戒律については、私たちの知るものと異なるものと考えて頂いて差し支えありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-18 00:00:00
119335文字
会話率:22%
「大は小を兼ねる(http://novel18.syosetu.com/n4458cg/)」の続編になります。おねショタを装った、ショタおね。ショタ攻めのエロコメディです。
五歳年下の幼き王カイネに見初められたリイリアは、王城で花嫁修行中。
王を慕うお目付け役のガーラにしごかれつつ、頑張っている。故郷で過ごした貧しい生活が嘘のような幸せな日々に、しかし漠然とした不安を感じていて…?
※アルファポリス様にも同作品を投稿しています。
※更新日は不定期ですが、18時に更新致します。
※更新の際はツイッターにてお知らせしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-06 18:00:00
69686文字
会話率:41%
いい年をしたおっさんが、高校生のご主人様にいじめられる話。
日常をいくつか、気が向いた時に書く予定です。
※超不定期更新。むしろ続くか不安。
最終更新:2016-10-06 07:00:00
134186文字
会話率:36%
正気の瀬戸際まで壊されてしまった犬もどきと、犬を飼うことを切望していながらも成されず、これが初飼育になることになる青年の、拗らせた溺愛話。犬とは特殊嗜好による関係性の隠喩であり獣の意味ではありません。
人間だけれども犬として誰かに隷属して
生きていくことを選んだ35歳の長身痩せ型、情緒不安定な挙動不審犬は深く助けを渇望していながらも誰にも手を伸ばせず苦しかった。
28歳にして大学研究生モドキの童貞拗らせ愛情過多男は、半分学生のような身で誰かを買うことを切望しており、そういった意味でしか人を愛せないのかと自身の性癖を病み、もしや人格に問題があるのかと自責していた。
そんな彼と彼が、傷を舐めあって少しだけ息を抜くことを知る日の話。
※2015.12.19あらすじ訂正。
※※厳重注意※※
今回は際だってダーク、かつグロテスクなまでのゲロ甘です。
拗らせている二人が、なんとかして自分たちの安寧を得たいと斜め上に努力する話ですので一般的には受け入れ難い描写がふんだんに出てきます。
恐れ入りますが閲覧に際しましてはキーワードを重要視し、極めて注意深く頁を繰ることをお勧めいたします。
※溺愛と執着は、はい、売るほどあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-07 07:00:00
159205文字
会話率:44%
ある日、異世界転移の能力を身につけた主人公(女)はとある街でこの国のトップアイドルグループの1人スターゲイザー流星《すたーげいざーりゅうせい》と出会った!2人は一目で恋に落ちプラトニックな恋愛関係を持っていた。…のは出会って5分であり、すぐ
さまホテルに行き、発情しきった2人は夜の間お互いを求め続け、絶頂を繰り返した。朝になっても うだつと腰が上がらず救急車を呼ぶ羽目になった。彼女とゲイザーの恋の間には問題があった。彼女は異世界転移をするからだ。異世界転移は数時間しか持たず元の世界に転移する気配を感じる際、転移するまで隠れることにしているのである。なぜか?カミングアウトしないのは彼を不安にさせないためであり、彼女自身も気後れしているからである。しかしフライデーされたことをきっかけにゲイザーはアイドル界から干されてしまう。婚約する約束の約束をしていたがゲイザーが別れようときりだして来たのであった(密かに異世界転生もので小説を書いており、本が出版されたら言おうとしていた)。当然彼女はアイドルという地位と関係なしに好きなのであり、それが原因で口喧嘩をした。その時!異世界転移が急に始まったのだ。まばゆい光に囲まれた。呆然とする彼を正面から見つめ本当の自分を見せる。そして彼女はこういうのだった。
私が戻ってきたら結婚しませんか。
その言葉にゲイザーは泣かずにはいられなかった。彼女が急にいなくなったからでは無い。そもそも急にいなくなったら驚くであろう。いや、確かにゲイザーは一瞬驚いた。
なぜなら彼は彼女の異世界を作り出した張本人の魔王であり、異世界に転移した魔王はアイドル界から世界を征服しようとした、しかしアイドルグループ内での差別と嫉妬、妬み嫉みを目撃し一時は諦めかけるが、持ち前の魔力でバレないよう女を落としまくりグループ内の渦巻く闇を一気に引き受け孤立した。人という生物は不思議なもので、物事の矛先をたった1人に向けることによってグループ内に和気藹々とした空気が流れ始めたのである!いたたまれなくなった魔王は転生に転生を繰り返しスターゲイザー流星として生まれ直し、新しいアイドルグループに入ったのであった。ゲイザーのデビュー当時、人気アイドルグループの女性と付き合って産み落とした子供が彼女だったのだ!しかしそのことを知らない彼女は闇の中で早く会いたいと願うばかりなのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-19 12:22:17
209文字
会話率:0%
高2の夏見夕貴はある日、生命力を吸い取るために異世界人の女の子に拉致されて異世界に。
ただ、吸い取られて死んでしまうのではなくて、逆に若返ってしまう。
それも、女の子になって・・・
高2のはずなのに、女の子として幼稚園に通うことに。
それ
も、「いっぱい調教してもらってね」っていう不安をあおる言葉をかけられて・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-18 06:00:00
19093文字
会話率:52%
お父さんにもお母さんにも言えない不安を抱えた男の子。
何処にも頼れず迷った末に行きついた先は…
最終更新:2016-09-14 00:00:00
7442文字
会話率:0%
榎本千尋は、ある日記憶喪失という青年シローを拾った。
最初は面倒臭く思っていたが、シローといると、千尋の抱える不安が拭われるような気がしてーー
日本ぽいけどちょっと違う近未来的なところが舞台です。ちょっと暗めなお話の予定です。一応BLのはず
ですが、年齢制限的な話は少ないです。
が、皆無ではないのでR18にしています。
そんなに残酷な描写はないですが流血はあります。
昔自サイトを持っていた頃書いたものを編集して再掲です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-11 20:42:59
38492文字
会話率:41%
ハイヒール・フェティストであるわたしのまえに、突然あらわれた、アンジェラという名の女…。ジャンマルコ・ロレンツィのスティレット・ヒールを履いた魔女。理想の女、そして、究極の…アンジェラ。わたしたちは、彼女のアパートでいっしょに暮らすこととな
り、それは、わたしのこれまでの人生を一変させた。全身の神経を引きずりだされたかとおもうほどの、かつて経験したことのないほどの快感…それが、なんどもなんども繰り返され、頭が真っ白になる絶頂を無限に繰り返す。ふつう、そんなことは到底不可能な話だが、彼女にはそれができた。このまま続けると、わたしはいったいどうなるのだろう…。だが、不安なのでも、心配なのでもない。将来のことなど、いまやどうだっていい。明日のことすら考えられない。絶頂をむかえること!それがわたしの生きる目的だ。それ以外は何も考えなくていい。アンジェラは、わたしにそう思わせるような女だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-07 21:09:10
226912文字
会話率:32%
大学院生である佐藤尚人は、初恋を引きずり、進路にも不安を抱えた憂鬱な日々を送っていた。
そんななか、バイト先のコンビニに新しく入ってきた杉田淳という大学生に出会う。
チャラいわ馴れ馴れしいわ、年下のくせに生意気で、一緒にいると疲れる。
最初はそう思っていた。
けれど、憎めない彼に呆れながらも振り回されるうち、尚人の憂鬱な日常が変わってゆく。(年下ワンコ×恋に臆病な不器用男子)
※他サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-02 18:00:00
119154文字
会話率:35%
教会が予言する魔王ベルゼブブの復活まで4年と2カ月。恐怖と不安の中、教会への信仰が多くの人々の心のよりどころだった。
予言にはある。
「復活した悪霊の王であるベルゼブブは死と腐敗で世界を蹂躙する。だが、教会の祖である救世主の力を継ぐ者が魔王
を滅ぼす」と。
予言の日が近づきつつある日、魔王軍に対抗すべく設立された組織『スクール』に所属する14歳の美少女魔道士クレアはベルゼブブの象徴である蝿の紋章を掲げたゴブリンたちの噂を耳にする。時を同じくして、村へ迫る邪悪な気配を感じた12歳の少女ナスターシャは妖精のソーニャと共に偵察に出た先でゴブリンに遭遇してしまう。
廻りだした残酷な運命の歯車。ベルゼブブは復活してしまうのか。教会が予言する救世主の力を継ぐ者とは。ナスターシャとクレアの運命は。
*本作品はエロ少なめですが、闘う女の子は美しいのです。それだけです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-14 07:00:00
426399文字
会話率:48%
ある日、大切に守り育ててきた弟が、新しい領主である魔物に連れていかれてしまった。
残された情緒不安定な兄と、領主の部下である魔物との話。
魔物×人間/ファンタジー/ヤンデレ/不憫
最終更新:2016-08-12 17:37:37
10213文字
会話率:42%
レース職人のオスカーは、繊維工業で繁栄したウォーカー一族のエドワードと恋仲を経て婚約した。庭師の父が仕える家族の一員になることに不安を感じながらも、エドワードに導かれ結婚の準備を進めていく。
※オメガバースの設定をお借りしています。
※同性
婚アリ(男女共に妊娠出産可能)の世界観となっております。
※差別、階級格差などの描写があります。
※特に後半の展開については、許容範囲の広い方向けと思われます(キーワードは最小限にしております。流血・グロ表現はありません)
【2016.5.26】本編完結済折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-05 00:00:00
122970文字
会話率:60%
八月のある日、暇な大学生である俺は、ほんの気まぐれで父の実家の田舎に墓参りに出かけた。
そこで出会ったとびきりの美少女は、俺を「秀にいちゃん」と呼んだ。
彼女の名は松野空子。
昔、帰省の度によく遊んだ三つ年下の少女だ。
七年ぶりの帰省、七年
ぶりの再会。十七歳に成長した幼馴染の少女に、俺はくすぐったい感情を抱く。
しかしその夜、俺は空子が風邪をこじらせて亡くなっていたということを知らされる。
しかも空子が亡くなったのは───七年前の、夏。
俺が会った空子は本物の幽霊だったのか、それとも誰かの悪戯だったのか。
その一方で俺は、空子が死んだ七年前の夏の記憶がすっぽりと抜け落ちているということに、不安を覚えていた。
そんな俺の前に再び「空子」が現れ……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-31 15:53:42
12951文字
会話率:28%
短編『隣にいて欲しいのに』の続きです。夏休み中、夏期講習で会えない日が続いたため、唯は週二で圭の家に泊まることになった。初めて家族と対面する不安もあったが、受け入れられて安堵したのも束の間で、圭との関係が彼の母親に知られてしまった唯は…。前
作に比べて甘めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-20 13:24:52
9718文字
会話率:51%
「いや、静が誰かと付き合ったらどんな感じなのかな、と。」
「ねぇ、純…。いい加減気づいて?」
雲の動きが速いのか、俺たちの真上の晴れている。すでに日が沈みかけていて、空は赤と濃い灰色の混ざった――幻想的と見るか不気味と見るか、そんな不
安な色をしていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-10 22:56:33
4534文字
会話率:35%
政治家の家系、鷹司家の複雑な家庭事情、その中で公私共に次世代牽引者として期待される長男、傑(すぐる)。
その期待に応えようと、傑は恋愛についても「デキる男は両刀」と信じ、中高一貫、寮制の男子校で継承されている破廉恥な習慣“小姓制度”を通
じて同性との肉体関係を武器に派閥・人脈づくりに勤しんで来た。
傑が学園自治の最高峰、高等部生徒会長に上り詰めた3年の春、弟の幟(のぼる)が中等部に入学して来た。
幟は好色な肉食系男子にすぐ目を付けられる無防備な美少年のルックスで、案じた傑は自分の卒業後のことまで考えて様々な予防線を張る。
一方、自身については、「もしかしたら、自分に異性愛は無理かもしれない・・・」と、一抹の不安がよぎり、その根拠となっている憧れの人、家令の息子、鴨居佑一が留学先のイギリスから戻って来る。
佑一とは生涯に渡って主従関係が付き纏う以上、傑は想いを秘めることに決めているが、それでもささやかな関係の変化に期待してしまう。
『伏流家族』三部作の第一部『通過儀礼編』では、高校最後の年、弟の身の心配や自らの受験に多忙に多感に揺れ動く傑の一年を彼の視点から描いていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-16 07:20:31
77831文字
会話率:27%
『妹が痔になったので座薬を入れてやった件』の作者によるスピンオフです。
NTR要素や百合要素、新キャラ登場などを含みます。
少しでも不安を感じる方は読まないようお願いいたします。
最終更新:2016-05-23 20:20:21
39886文字
会話率:50%
放課後の二人。いつもの放課後のはずだった。
ふとした拍子に見てしまった相手の表情に、強い不安を感じた彼女は……
思わせぶりなあらすじですが、それ以上でもそれ以下でもありません。
例によって「八束天音」様から「新荷冬芽」というキャラクター
をお借りしています。今回は、イメージイラストをいただきましたので、それに沿って書いてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-20 00:47:57
2627文字
会話率:47%
失恋をしたばかりの杉田フミが歩いていると、車で泥をはねられた上に転んでしまう。
その泥をはねた運転手の吉川弘樹にワンピースを弁償してもらえることとなる。
ワンピースは弘樹の姉の店で購入されフミはその店をとても気に入った。
姉の美里と親しくな
り、フミはパン屋に勤務していることを告げ、美里や弘樹にパンを振舞う。
弘樹は林業に従事しており、現在独身で美里に「彼女になってくれたらいいのに」と軽く言われたことをきっかけにフミは弘樹を意識し始める。
思い立ってフミは弘樹に告白すると簡単に承諾され付き合いが始まる。
身体の関係を持つとそのことの頻度が上がるが、突然一切触れなくなってくる弘樹に不安が押し寄せる。
重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-17 12:00:00
23089文字
会話率:39%