――気づいたら異世界だった。
愛する人との永遠の別れに絶望する、独りの孤独な男の悲しい夢に悩まされていた、しがない会社員である葛城徹(カツラギトオル)は、かねてからのファンである小説家犬丸ナギの新刊発売記念のサイン会の帰り道、トラック事故に
巻き込まれてしまい、そのまま異世界ランドアースへと転移してしまった。
しかも、たまたま近くに居合わせただけの少年――神子である伊藤の召喚に巻き込まれただけの、所謂「おまけ」としてだ。徹を何故か最初から毛嫌いしている伊藤から身を守るため、国王陛下から正式に後見人になる許可を得たラインハルトの提案で、国境付近にある第三騎士団の拠点で雑務の仕事を手伝うことになった徹だが――事態は思わぬ方向へと進展してしまう。
★CP:俺様年下公爵ラインハルト×年上平凡おまけ神子の徹です。
★他キャラとのエロはありません。
★Hシーンには、※マークがつきます。
★ハッピーエンド保障です。
★ハーレムルートのおまけの神子とは設定が一部異なります+攻はラインハルトのみとなります。すべて書き下ろしています。紙本の内容を番外編を除き、そのまま掲載しています。
★イラスト:広瀬コウ様
※アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 13:00:00
41417文字
会話率:24%
自分にとっての一大事が、誰かにとっては何でもないことだったり。
悲しい出来事も、無関係な他人からすれば、どう見えているのか。
女子高生による、まさかの授業中のおもらし。
事実は事実として変わらないとしても、それぞれに受け取り方は違うはず。
事件を知った者たちは、一体何を思うのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 00:00:21
32584文字
会話率:11%
西暦3xxx年、人類は傲慢の極みから我が物顔に自然を蹂躙し尽くした挙句荒廃し、地球滅亡の危機に陥ってしまった。人類は生き残りをかけ、僅かに残った自然を利用して一体化した者、獣と一体化した者と大きく二種類に分かれた。更に、人々は愚かな過去か
ら学び、再び人類滅亡の危機に陥る事のないよう、力を合わせて「理想郷」を創造した。その結果、地球は六つの国で成り立つ。
☆火の力を加護に持つ「エルド王国」
☆水の力を加護に持つ「ドゥール王国」
☆風の力を加護に持つ「アエラス王国」
☆大地の力加護に持つ「エールデ王国」
☆その四つの国を統制する天空と光を統制する「シュペール帝国」
☆そして癒し、安らぎ、闇、影、を統制する秘された国、「テネーブル小国」
ルーチェルは憧れだった『国境なき世直し魔導士』となった。今、何故か世界各国では空前の「婚約破棄」を公衆の面前で叩きつけ、浮気相手の女と「真実の愛」を貫くなどと言う大昔に流行したファンタジー創作物の模倣をするものが続出していた。聖女絡みでのトラブルの多さから「聖女」認定は世界各国で禁じられたにも関わらず。その他にも公然と行われる虐めや差別を正義などとするおかしな風潮が流行し始めていた。人類の倫理観の低下が著しいという忌々しき現実を前に、原因追及に努めるも解明には至らず。困惑した各国のトップたちが新たに創り上げた『国連職員』が「世直し魔導士」である。各国の要請を受け、法律や魔術、武術などありとあらゆる手段を使って根本にヒットさせた問題解決を図る職業だ。内容は多岐に渡り、虐めや差別、DV、ネグレクト、虐待、私刑、冤罪etc.の理不尽さを味わいつつも声に出せない弱気者たちに介入、解決など内容は多岐に渡る。ルーチェルは得意の変化の術を駆使し、今日も義憤に燃え奔走する。彼女がその職業を目指したのは、異世界から召喚された巫女によって、結婚を間近に控えていた最愛の男を略奪されてしまったという悲しい過去からだった。元々、ルーチェルは家族から愛された事も無く……。さて、人類のモラル低下の原因とは?
※拙作【エデンの果てに】と同じ世界観ですが、この作品単独でもお楽しみ頂けます。
※R指定は念の為です。
※完全なる娯楽作品につき、何でも許せて楽しめる方向けです。
※アルファポリス、エブリスタ、カクヨムにも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 20:47:26
46898文字
会話率:38%
市子の脳裡に突然あるイメージが浮かんだ。
夏空の下、自分が誰かを追いかけている。
それは、アスファルトが張り巡らされた都会の道のことではない。
かといって土剥き出しの田舎道でのことでもない。
とにかく不思議な一本道だった。
天井
に穴の開いた緑のトンネルとでも言えようか、要するに草に囲まれた空間だった。
そこをくぐり抜ける市子の背は――まだ子供だった頃の記憶なのか――今より断然低かったが、その差以上に草は市子の頭上に聳えるように屹立していた。
覗き見るトンネル/道の先には白い動きがある。
おそらく服かスカートの裾が揺れているのだろうが、とすれば、市子が追いかけていたのは母なのだろうか?
市子には微かな記憶しかないが、母方の祖母の清美が言うには、市子の母は白い服が好きだったらしい。
それは子供の頃からのことで――だからなのか――ウエディングドレスにも憧れていたようだ。
市子の父との結婚式で世界一幸せそうな顔をした母の記念写真を市子はこれまで何度も見てきた。
時には羨望の眼差しで、時には強い憎しみを込めて……
幼い頃に母に捨てられたといっても実感はない。
市子がまだ就学二年前のことだったからだ。
が、悲しいというのでもないが、そこに歴然としてあるはずのものがポカリと消えてなくなったような心の隙間を覚えていた。
不思議とそれ以外の感覚はない。
憎しみや悲しみ、あるいは父のような人間の伴侶の座に就けた女としての羨望は、結局のところ母の不在から生じていた。
いわば後付けの感覚だった。
母の失踪から市子が直接受けたのは、だから具体性に欠ける感覚だった。
それは何かが、ある、ではなく、ない、ことに根差すものだった。
だから何かに喩えようもなく……とそこまで考え、市子はふっと我に返って額に浮いた汗を拭う。
ついで今の今まで頭の中に浮かんでいたイメージを再現しようとするが、判然としない。
が、記憶の連鎖は明らかだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 08:48:45
29256文字
会話率:40%
夏休み、安城博人は柿崎円と出会った。平凡な学生である博人に対し、円はさる財閥の一人娘。別離は初めから約束されていた……。が、しかし博人のチンポが強すぎて、思い出のためと行われたセックスで、円は何度もマゾアクメをキメてしまう。
最終更新:2022-10-26 22:44:56
21234文字
会話率:59%
都会の生活に疲れ果てた僕――戸山雅一は休みを取って田舎の実家へと一人帰る事に決めた。一週間という期限の中、実家暮らしの姉とその子供、花音とひとときの時間を過ごす。そんなゆったりとした時間の中で徐々に雅一は自分を取り戻していくが、それはとて
も切なくて悲しい、そして残酷な人生をも思い出す結果となった。
※連載形式になりますが、結果的に短編になるかもしれません。適時に推敲、加筆修正します。のんびりとマイペースで更新しますので、その辺はご了承下さい。尚、ストーリー重視の為、掲載先はミッドナイトノベルズ(官能目的を主としない男性向け)に設定しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-19 18:09:39
24869文字
会話率:57%
遠い昔の日本。多分江戸時代くらい。
山に捨てられ運良く生き延びた子供たちを描いた話。
男女だけでなく同性の恋愛も認められており、子供たちが幸せを掴んでいく話の予定です。
ただ、悲しい事も多いです。でも最後はハッピーエンドです。
苦手な方はご
めんなさい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-18 10:00:00
101203文字
会話率:48%
完全会員制クラブでキャストとして働く湊には、忘れられない人がいた。
想い合いながら、…想っているからこそ逃げ出すしかなかった初恋の相手が。
悲しい別れから五年経ち、少しずつ悲しみも癒えてきていたある日、オーナーが客人としてクラブに連れてきた
男はまさかの初恋の相手、松平竜次郎その人で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-11 00:00:00
279614文字
会話率:42%
重度の猫好きと舞台オタクをこじらせたOL皐月璃子は、久々のデートだった彼氏にドタキャンされ、終いには彼氏の浮気現場を目撃する。それを見ても悲しいと思わなかった自分に悲しかった。今までのことを顧みていると、寒空の下、黒いマスクをした青年に声を
かけられる。
「おねえさん、ちょっと道に迷っちゃったんですけど、教えてもらっていいですか?」
偶然声をかけられた青年は、なんと璃子の最推しの舞台俳優だった!これは奇跡の上に奇跡を重ね続けた璃子と、とある舞台俳優の始まりから終わりまで。要するに、ひょんなことから推しと出会い恋に落ちるそんな夢みたいな本当の話。
_____
本編は完結済(健全)
22.10.2 後日談SS追加済。後日談旅行編(R18/※表記)追加済。
気が向いたら話を追加するかもしれません。一応完結済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 15:21:37
83117文字
会話率:56%
レトロなゲームの世界に転移して、NPC相手にやりたい放題楽しむお話。
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良質なNPC姦作品との出会いが少なくて悲しいので書いてみました。
ゲームとかのNPCモノのHシーンは大抵あっさり目なので、こってり濃いめの描写を目
指してます。
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一言でいいので感想ください。
出来れば評価とブクマもしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-03 20:00:00
30560文字
会話率:19%
この世界には『フラッフィ』と『ロトゥン』という性がある。
そんな世界で、悲しいフラッフィの宿命に巻き込まれながらも番と幸せになる、とあるフラッフィのお話。
※大島Q太さま考案のウサギバースの設定をお借りしています。
※主人公は不憫系ですが、
最後は幸せになります。
※主人公たちはラストで子宝に恵まれますが、直接的な妊娠・出産シーンはありません。
※不憫系や悲しいシリアスシーンも出てきます。ウサギさんがただかわいいだけではなく、実際のウサギさんを取り巻く悲しい側面も知っていただければ幸いです。
※主人公は異世界転移者ではありませんが、作中にちらっと異世界転移者がでてきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-20 18:48:10
11735文字
会話率:35%
異世界に転生したヴィンセント・ヴェートゥル。愛称はヴィン。転生して、前世の記憶はあるが特に思い当たる似ている小説やゲームは思いつかない。けれどヴィンは気が付いてしまった。俺の髪、微妙にピンクがかったラベンダーピンクじゃないか!お花畑主人公に
だけはならないようにしないと!そう心に決めつつも、“兄さま”に出会ったヴィンはフラグ的なものをめちゃくちゃ感じつつも、“兄さま”との交流を深めていく。
※R18は学園編に入ってからです
※大体兄さまに懐いてます
※兄さま(シア)(攻)×ヴィン(受)
※Nolaノベルさん、アルファポリスさんにも投稿しております
【攻め(兄さま)の名前の変更について】
攻めの名前について2023/1/25に変更しております。理由については、
・誤字報告機能を不正に利用し、攻めの愛称部分に必要のない修正を報告する
・脚下しても繰り返し申請される
・採算に渡り後書きやあらすじなどで警告したものの、改善が見られず同様の行為を繰り返す
・警告に対し、感想欄を利用しヘイトメッセージを送ってくる
以上これらの嫌がらせ行為により、対象ユーザーのブロック、感想欄閉鎖、誤字報告受付停止の処置を取らせていただきました。しかし上記の、常軌を逸した悪質行為により精神的に参ってしまい、作品に目を通すこともできず、削除も視野に入れておりました。
時間を置き、ようやっと作品に向き合えるようにはなりましたが、未だに当時のトラウマからは解放されませんし、自分の作品に目を通すのも辛い状況です。
そのため、今回原因となった攻めの名前を変更いたしました。
嫌がらせ行為によって、登場人物、それもメインCPの名前を変更せざるを得ないと言うのは、とても悲しいことですが、悪質行為をされた方が同じ過ちをほかの作者さまに繰り返さないことを切に願います。
主人公の大切な名付けのエピソードが一つ消えることになりました。悲しいですが、思い出すことも辛いので、忘れます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 18:00:00
94440文字
会話率:46%
夜遅くに目を覚ましてしまった時、枕元に何かが立っていたら、気づいたことを示してはいけない。
ただ、黙って目を瞑って、何かが立ち去るまで耐えること。さもなくば――。
そんな怪談の禁則を破ってしまった少女が、とっぷりしっぽり蕩かされてしまうお
話
※性的描写のある回には『★』をタイトルにつけております。
また、人を選ぶ描写がある場合は極力前書きに記載致しますので、ご一読ください。
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続きが浮かんだので、短編を連作に変更しました。
のんびりと書ける時に書けるだけ更新していくつもりです。
遅筆なので、悲しいくらいの鈍足進行ですが宜しくお願い致します。
※短編版をお読み頂きました方、ありがとうございます。
また、評価の入力・ブックマークなどしてくださった方、重ねて感謝申し上げます。
今回、短編から連載に設定を切り替えたため、改めての投稿となりました。
その為、折角頂きました評価やブックマークが初期化されてしまいます。
申し訳ございません。
中々進まない拙作ではありますが、評価やブックマーク、感想等は執筆の励みになります。
頂けました際には大変歓びますので、何卒宜しくお願い致します
==============================================折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-14 00:57:04
40244文字
会話率:40%
時は現代!魔法使いで金髪碧眼の少年とその少年に惚れた黒髪黒目の少年がいた!悲しい未来を避けるため!二人が結ばれるため!今日も少年達は駆ける!
【注意】
処女作ですし、プロットなしで見きり発車です。完全に趣味ですし投稿頻度はミラクルウルトラス
ーパーデラックスハイパー鬼遅です。ちなみに作者は男です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-12 00:56:28
2922文字
会話率:47%
愛しい相手に復讐をされ、その命を落とした黒豹の獣人ロウは己の罪を償うべく、神に繰り返しの生を与えられた。悲しい人生を送ってきた彼女が笑顔になり、自分の傍で幸せになる事が課せられた使命だが……。
最終更新:2022-09-08 23:03:38
10031文字
会話率:32%
『…お願いだから…もう1人にしないで…』
変な夢を見続けていたのかもしれない。
なんでこんな夢を見るのだろう、僕には分からなかったんだ…。
料理部の看板息子 紡
軽音部のプリンス 凌空
この2人の出会いは突然、いや必然だった
のか…お互い一目見て惹かれ合うけれど、男性を愛してしまった事に不安や葛藤が2人の気持ちを襲う。
それでも2人の想いは止まらない…
そして2人は、辛い過去を抱えながらお互いここまで人生を歩んできた。
『…先輩…僕…ほんとに慣れてなくて…』
俺はこいつの事をしっかり守ってやれるのかな…?傷付けたくない、これ以上…悲しい思いはさせてくないんだ…
そんな2人が今、巡り会い育む、BLだけどどこか切なくそして甘酸っぱい恋の物語…
『先輩…僕たちってカセットテープみたいだよね…』
なぜ、巡り会ったのか…
なぜ、その出会いは必然だったのか…
伝えたい思いは溢れていくのに
お互い上手く言葉にならない…
それでも…
『…僕…やっと見つけたんだ…ずっと…そばにいたい人を…』
男性が男性を愛して、それがどんな形であったとしても…
僕たちは幸せになってはいけないですか…?
●カクヨム、アルファポリス、エブリスタにも連載中です!
★はR指定です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 20:00:00
146602文字
会話率:45%
後の世に末永く語り継がれている殺人鬼『血塗れメイ』
彼女は数え切れないほどの殺人を犯した。
メイは何故、凶行に走ったのか?
これは歴史書には書かれることのない殺人鬼の悲しい恋の話。
※残酷な描写が多くかなり人を選ぶ作品となります。
必ずタグを確認してからお読み下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 09:24:10
22023文字
会話率:19%
俺は素敵な出会いを求めてマッチングアプリに手を出した。だが、そこに待っていたのは、悲しい現実だった。素敵な出会いなんてものはなく、期待は裏切られた。だから、俺は目の前の現実から目を背けるように逃げ出した。そうしないと、これまで守り抜いてき
た大切な物を失ってしまうと思ったから……。
俺は走った。走って走って、辿り着いた先、――俺は不思議な女神様に出会った。
――これは、そんな女神様に導かれた俺の物語。
俺と彼女達との出会いと別れの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-30 19:00:00
76788文字
会話率:31%
彼女が鳥と騙ってまで男の側にいた理由、それは…。
有名な鳥の恩返し。原作通りハッピーエンドではない悲しい愛のお話です。
R18の部分はほとんどありませんが、よかったら読んでみてください。
最終更新:2022-07-27 00:00:00
11566文字
会話率:3%
主君ヨナは、かつて世界の危機を退けた偉大な君主、そして臣下のムサマフは皮肉屋だが有能。この二人も、肩書きを取ってしまえば、一対の女と男である。
仕事上での平穏な外出の予定だったが、突然の土砂降りに遭ってしまい、一旦中止に。ビショビショに濡
れた二人が一つ屋根の下で、素肌をさらけ出す。
かつての悲しい記憶を思い出しながら、二人は上書きするように、激しく強く愛し合う。
そして、ほっこりするような安らかな愛撫と真っ直ぐな愛情表現も。
やがてこの機会に、新たな関係をはじめる二人であった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-26 22:42:07
5635文字
会話率:47%
ある夜、ダレンは家令から呼び出しを受けた。それは、ダレンの過去にまつわる噂を質す目的だった、とつとつと語るダレンの話は薔薇の庭で起きた悲しい秘め事の話だった。――※未成年が性的搾取をされる場面が出ています。
最終更新:2022-07-16 00:04:03
6049文字
会話率:23%