【6/19リブレ様より、書籍化が決定いたしました…!本編後の二人についての書き下ろしが、かなりがっつり入っています。詳しくは活動報告をご覧ください】
漫画とFPSゲームと動画配信サービスが命綱なオタクがなんか雑に異世界召喚された。
アラビ
アンな雰囲気の異世界は、なんと平均身長が2メートルらしい。ムキムキかスーパーモデルしかいない褐色の男たちに平伏されて「あなたは幸せに暮らして下さるだけで、国に福を招く神子である」とよく分からない説明をされ、気づいたら至れり尽くせりの王宮生活が始まっていた。
「待って。一人の時間がないとオタクはストレスで死にます」
アルバイト・ゲーム・寝落ちの日々から一転。四六時中、女中さんに囲まれてチヤホヤされる日々。お風呂にも寝室にも他人が永遠についてくる。これが一生続くのか……そんなプレッシャーのあまりアキラが口走った言葉が、なにもかもの始まりだった。
元奴隷の慇懃無礼お世話係×ひ弱な現代人オタク
♦︎♦︎♦︎
朝礼とかで貧血で倒れるタイプのオタクが強靭な人しかいない国でハムスター扱いされる話です。
まじめに読まないでください。
不定期更新。
アルファポリス様にも掲載してます。
終始、愉快な人たちが愉快にドタバタしています。甘い恋愛ものを期待される方には期待外れになるかもしれないです。
ブクマ、感想、誤字報告、いつもありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 23:00:00
147136文字
会話率:34%
【日間総合38位 日間短編11位作品】
「ん……チュッ……。じゃあ、全部触って先輩の欲しいところ調べてあげないとですねえ?」
「ね、ねえ……ユウキ……。あう……!」
ウールの青生地を持ち上げる大きな胸。
グレープフルーツ大の肉果実は、ユウ
キの手では掴みきれない。
それでも根元から持ち上げて粘土でもこねるようにすると、先輩は鼻にかかった吐息を漏らし始める。
「う……ん……! ユウキ……。ダメだよ……」などと言いながら、先輩に抵抗するそぶりはなかった。
ユウキが先輩を押し倒すのは、これが初めてではない。
むしろ事件に遭遇するたびにこうしている。
推理をさせるために必要な、先輩を動かすための手続き。
たっぷりと“ご褒美”を与えれば、どうにかこうにか先輩を人前に立たせることができる。
事件を解決させたいという目的と、胸の奥で立ち上る妖しい欲望が、ユウキの手に力を込めさせた。
青い丸みを崩す行為にいつまでもふける。
先輩の呼吸がだんだん深いものへと変わっていく。
「は……ふ……」
「ブラ越しなのに、すんごい柔らかいですね。先輩の名前(ババロア)って、おっぱいが柔らかくなるようにつけられたんじゃないですか?」(本文より)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-15 11:07:57
18013文字
会話率:34%
【ヤニカス女は18禁乙女ゲームの世界にモブ転生したらしい】の人物紹介画像つき。
キャラ増えたら追加します。
※ご注意※
こちらのページは、「Picrew(ピクルー)」で
登場人物達を極力筆者のイメージに寄せてキャラメイクしたものを、参考
イメージとして画像で載せております。
自分の中ですでにキャラ達の人物像が出来上がっていて、イメージを壊されたくない!という方は、お手数ですが「表示調整」から挿絵を非表示願います。
あくまでも、筆者のイメージではこれが近いかな、という曖昧なものです。
自分で描いた訳ではないので…。そこは。
ピクルーさん本当に優秀…ありがとうございます。
苦情は受け付けておりませんので、
筆者がどういうイメージでいるのか気になる方は、自己責任でどうぞ。
皆様とイメージが遠からずであることを祈ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 20:00:00
1403文字
会話率:0%
ワールド因習ツアー。そのレポーターであるカナ。
毎回海外に行きエッチな因習『淫習』をレポートしてくる。
これが十八歳になったばかりのカナの仕事だった。
ほんの一か月前まで現役の清楚なJKで処女のカナには、つらい仕事が待っているのだった。
し
かしそんな彼女もセックスの快感には勝てず、ずるずるとセックス漬けにされてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 00:17:11
9433文字
会話率:38%
ある日ボクは見知ら国の第一王子になっていた。
休日の街を歩いていたら強い衝撃に襲われて、目が覚めたら中世のヨーロッパのお屋敷みたいな所にいて、そこには医者がいて、馬車の事故で数日眠っていたと言われたけど、さっぱりその記憶はない。
鏡を見
れば元の顔のボクがそこにいた。相変わらずの美少年だ。元々街を歩けばボーイッシュな女の子に間違われて芸能事務所にスカウトされるような容姿をしている。
これがいわゆる転生と呼ばれるものなのだろうか。実際なると混乱してしまう。しかも、どうやらボクがいる世界は日本とは全く違う世界。ゲームや漫画でしか見た事のないファンタジーな異世界だ。
夢かと思って色々と試してみたけど、それにしてはまったく醒めない夢だ。信じられないくらい大きな城に執事やメイドがいる生活。そう、ボクはこの国の王子様になっていた。
憧れの豪華で贅沢な生活。誰もがボクにかしずく。あれがしたいこれがしたいと言っても誰も止めない。両親である王様も、王妃様も忙しくしているせいで、ボクはこの城の中でそれこそ王様のように扱われた。最高だ。
鏡に映るボクは元々のボクのまま。世界と身分だけが変わったのだ。
醒めない夢を見ているだけかもしれないけど、もとの世界じゃ自慢できるのは顔が天才ってくらい。特に趣味もないし、やりたい事も無い。心残りになるような家族もいない。母親は早くに死んでいたし、父親は飲んだくれのクズだ。
ふふふ、ボクはこんな世界に転生させてくれた神様に感謝した。そう、ベッドから起き上がり、一週間ほどが過ぎて、稽古や勉強が再開されるまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 15:59:28
4848文字
会話率:41%
高級ホテルのナイトプールが出会いの場だと知らずに大学の友達に連れて来れられた平凡な大学生海斗。
海斗はその場で自分が浮いていることに気が付き帰ろうとしたが、見たことがないくらい美しい男に声を掛けられる。
夏の夜のプールで甘くかき口説かれた海
斗は、これが美しい男の一夜の気まぐれだとわかっていても夢中にならずにはいられなかった。
ホテルに宿泊していた男に流れるように部屋に連れ込まれた海斗。
翌朝逃げるようにホテルの部屋を出た海斗はようやく男の驚くべき正体に気が付き、目を瞠った……
アルファポリス・pixivに掲載したものの再録です。
Xアカウント→@yuna_org折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-23 11:53:41
38096文字
会話率:36%
※小説家になろう、カクヨムにて連載中の『遺形の承継者』の番外編になります。
https://ncode.syosetu.com/n1341fq/
※前作『銀の聲』より更に一年半ほど前の話になります。
https://novel18.sy
osetu.com/n8097ha/
十五歳の誕生日を迎えたヴィーは、成人儀礼のために遠縁の姫、フレーズ伯爵家のアルテミジアと共寝をする。
それは伯父の命によるものであり、ヴィーの持つ爵位の継承を巡る政治的な戦略の一環であった。
幼馴染の二人は互いを大切な存在と認識しながらも、これが政略に過ぎない関係であることを承知のうえで、その躰を重ねる――。
そんな一夜が明けた後のお話です。全二話。
前述の複雑な背景は今回、内容にあまり関係がありません。
※主人公(ヴィー)の性描写が苦手と思われる方はご注意ください。
※全話にわたり性的表現が含まれます。
※お読みいただかなくても本編の進行に影響はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 19:40:00
4664文字
会話率:34%
四季司郎は一度死んだ。それは誰もがどう考えても酷い最期だった。そんな救いようもない死を迎えた司郎はなぜか、未完のWEB小説の中にいた。しかし、そこには自分自身の姿はなく、目の前に映る姿は作中に登場した、主人公達の恋を邪魔する最凶最悪な悪役の
姿そのものだった。
※こちらは小説家になろうに投稿している作品の、強化版となります。作者名は変えてありますが、物語の内容に変更はありません。いわゆるシーン強化版としてお考えください。また、WEB小説の書き方をしておりません。ゲームのシナリオ風のナニかになっております。クソゲー全開の、美少女ゲームみたいなモノとお考えください。これが本当のド素人が描いた、美少女ゲームのようなカオスな世界です。お読みになる際は、細心の注意を払い、ナニが起きてもメンタルを崩さない屈強な方のみお進みください。私は一切の責任を負いません。カオスな世界へそれではどうぞ!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 03:10:00
486768文字
会話率:43%
戦争ばっかりしてた人類に神様がブチギレて、全人類を幼女の姿にしてしまいました。ついでに殺傷が禁止されたので戦争もできません。元に戻るには、神様の前で喧嘩相手と仲良しアピールをする“イチャイチャ奉納の儀”をして、イチャイチャポイントを一定量献
上するしかないようです。このイチャイチャ奉納の儀では、よりイチャイチャポイントを納めた方が勝ちで、事前に決めた約束事は神様の力で必ず実行されますと神様が決めたので、これが戦争の代わりとなりました。こうなったら全人類総出でイチャイチャしまくるしかありませんね。
そんな折、とある滅亡の危機に瀕した国家に、女の子を啼かせること幾千のヤリチンがふらりと訪れたようです。
初日を除き、大体毎日23時ごろ更新。たまに昼更新するかもしれません。
この作品は、なろうに掲載していたものを、昨今の様々な事情を考慮しノクターンに移動させたものです。本番シーンはなく、作者的にはR17.5くらいの作品です。
以下自己防衛です。
この作品はフィクションです。実際の人物、団体、事件、その他諸々とは一切関係ありません。またメタネタ、エロ、ギャグ、下ネタ、パロディ成分多量です。苦手な方はごめんなさい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-18 23:00:00
142203文字
会話率:58%
他人にがっかりされたくないと言う理由から、頼まれごとを断れず、面倒なことを当たり前のように押し付けられるようになってしまった…それ以外の部分はごく普通のOLである宇都木 結良(うづき ゆら)は、ある日、日々蓄積していた肉体とメンタル両方の疲
労とストレスから、糸がぷつりと切れてしまったように、ふらふらと展望台に登り、そこから飛び降りてしまう。
ただ楽になりたかっただけの彼女は、再び目を開けた場所が見知らぬ場所であったこと、そこにいる人々が現代日本で見かけるような人たちとは異なること、そして彼らが自分を「聖女」と呼ぶことに困惑する。
ひとまずこれはきっと自分の夢なんだろうと自分に言い聞かせるが、話を聞くうちにそこはかつて自分が遊んだ乙女ゲームの世界であると言うことに気が付いてしまう。
そこで、これが夢でもそうでなくても今度こそ自分の為に生きてみよう…と決意する結良だったが、ゲームの攻略キャラの一人であり、ゲームでは幼馴染設定もあるアロルド王子に、なりゆきで自分の辛かった本音を吐き出したことをきっかけに結良の人生は変わり始める。
傷つき頑なになっていた結良の心は、彼の優しさや愛情に触れ、少しずつ癒されて行って…。
※少々暗い雰囲気の部分も有りますが、ハッピーエンドです。
※同じ作品をアルファポリスさんでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 00:08:59
22800文字
会話率:20%
俺の名は武弘。普通の中学校、普通の高校を卒業し
普通の会社企業に就職しいつも通りの仕事をこなす
ただの社会人。俺の趣味は小学校高学年や女子中学生の
太股を眺めたり胸の膨らみを確認したりするのだが
下手にやったら捕まる可能性があるので動画や
写真などで我慢している。俺としては堂々と
真っ正面から見たり話しかけたいと思っている。
もしそれが出来たら何人もの女の子に話しかけて
見続けたい。だがそれが出来ないのが現実。
いつかこれが来る事を願うばかり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 20:33:32
527407文字
会話率:69%
読者様の応援が励みになります!★★★★★は興奮します。
※性表現は徐々に苛烈になります、序盤はぬるま湯でいきます。ストーリーは割とサクッとエロは濃密に。
※エロ回は♡
——————————————————————————————
彼の名は
時透慶二(ときとう けいじ)
そんな彼は常日頃、全ての物事に対し"3秒以内で行う"という強力な制約を自信に課し、熱意と共に励んでいた。
3秒で出来ないことは多々ある。
だが彼は、ならその3秒でどこまでやれるか、そう考え実行して来た。
これが彼の3秒ルールだった。
しかし、変化は突然起きた。
数年掛けて身に染み込ませて来たルールという呪縛がなくなってしまったのだ。
彼の存在意義であった、ルールがなくなってしまった。
しかし、それは———
ただただ圧倒的な熱意が全て煩悩へと変わってしまっただけなのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 01:55:38
63431文字
会話率:34%
この世界は4つの階層に分かれている。
創世神べリミクスが住むと言われている、神庭(ゴッドガーデン)。
天使たちが暮らす楽園、天界(エンディガルド)。
ヒト、獣人、ドワーフ、エルフなど様々な種や国が存在し、最も人口が多い階層、地界(アースガル
ド)。
魔王が君臨しその僕たる魔族が暮らす、魔界(デヴィガルド)。
4つの階層はそれぞれ他の階層に干渉せず千年の時を過ごしてきたが、その均衡を打ち破ったのは、デヴィガルドだった。
アースガルドへと侵攻し、生み出す魔素で大地を汚し、民を蹂躙し、何もかも破壊し続ける魔王軍を打ち破ったのは、異世界から召喚された勇者という存在だった。
勇者の活躍により、アースガルドは再びかつての平和を取り戻し、魔法や魔術を駆使し、多大な発展を迎えることになるが、その発展を妬ましく思い、再び我が手にしようと新たな魔王が立ち上がったが、それを次世代の異世界勇者が滅ぼす…そのいたちごっこは1500年も続けられている。
まるで、全てが仕組まれているかのように。
これが当たり前の世の理だと言われているかのように。
そんな世界で現魔王ハルカリオンは敵対する史上最強の異世界勇者・ヒイロとうっかり一線を越えてしまい、なおかつ婚姻とは名ばかりの《血の盟約》まで交わしてしまって、さあ大変!
「普通は絶望すべきことなんだぞ? 男が嫁になるという意味がわかっているのか!?」
「どうして絶望するんですか? だって宇宙一かわいくて、感じやすくて、エロい旦那様のお嫁さんになれたんですもん! 嬉しくて幸せにきまっているじゃないですか!」
「だ、旦那様……!」
って、そんな甘いパワーワードにきゅんなんかしてないもんね!
史上最弱の魔王(夫)×史上最強の異世界勇者(妻・♂)とのシークレットな新婚生活は前途多難で、、、。
ふたりの愛は世界を救うのか!?
みたいなお話です。
・CPは天然系美人受け×溺愛系年下ワンコ攻め。
・R18シーンは予告なく入ります。一応目印は付ける予定です。
・自由気ままに更新予定
・アルファポリス様にも掲載しております。
初投稿になりますがよろしくお願いいたします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 21:00:00
37476文字
会話率:43%
昔の自分ならきっと引いてただろうけど、あたしはペニスが大好き。こんなあたし、自分でも病気だなあって思う。でもこれがご主人様が望んだあたし。そしてきっと生まれた時から、本当のあたしってこんな女……てか、メスだったんだね。だから隠さず素直に言っ
ちゃう。ご主人様のペニスが大好き。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 23:47:45
1676文字
会話率:3%
「先輩のことを考えるとドキドキする……これって、恋かな?」
鷲田樹がそう自覚したのは、大学2年の秋、同じ数学科の先輩に対してだった。
幼馴染、淳哉に応援されながら先輩と付き合いはじめるものの、なんだか違うような、それともこれが恋愛をするとい
うことなのか……経験が乏しいため分からないまま先輩に振り回される樹。
自分が好きになる人と、自分を好きになる人は違うよね、そんな感じの大学生ラブ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 18:00:00
61175文字
会話率:57%
夜、高野ハジメは水音で目が覚めた。
不自然に盛り上がった布団の膨らみ。
中には、見た事もない美貌の女がいた。
執拗にペニスを舐め回す彼女は「誘拐する」と宣告。
でも、射精しなかったら見逃すと約束した。
ところが、圧倒的な舌遣いを前に、あえな
く少年は敗北する。
これがきっかけで、ハジメは異世界にある『魔女の部屋』に誘拐される事となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 16:10:02
46022文字
会話率:38%
人類対魔族の戦いは、遂に最終局面を迎えた。
勇者♂と魔王♀は互いの種族の命運を賭け、一騎打ちをする。
最後に勝つのはどちらか――。
……という前フリからのアホエロ話。ハッピーエンドです。
10年ほど前に書いた小説を書き直してみました。
よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 10:24:14
18395文字
会話率:35%
人対魔族の戦いは遂に最終局面を迎え、勇者♂と魔王♀は一騎打ちをすることに。最後に勝つのはどちらだろうか。
…というような、勇者×魔王のファンタジー風アホエロ話です。
最終更新:2013-12-27 19:34:14
15209文字
会話率:35%
●浄霊能力を持った様々なキャラクターが巨大な闇に挑むホラー(度数低め)と微エロとパクり...ではなく小ネタ...と言うより悪ふざけで綴る硬軟織り混ぜた掌編オムニバス形式の長編です。
●ブクマ、いいね等を頂けると大変励みになります。よろし
ければ(是非)²励ましの1ポチをよろしくお願いいたします。
●そして私ごときの作品を評価して下さった全ての方に感謝します。
マイペースながら死んで霊と化しても更新を続けます。←これが一番のホラー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 14:15:29
37582文字
会話率:25%
私の名前は市原雄二郎。陸上自衛隊で士長として勤務していた。
ある日、私は大雨の中で部隊での訓練中に不慮の事故で死んでしまった。何故、死んだか分かるかと言うと幽体によって自身の死体を視たのと誰も幽体となった私を認知できず死体にばかり人が集まっ
たからだ。曹になる前に死んでしまったのは悔しく情けないがなにも悪いことばかりではないと知った。なせなら、幽体になったことによりメリットもあったからだ。箇条書きではあるが、幽体のメリット、デメリットを記そう。
①、自分の意思で人や物に触れたりすり抜けたりできる。
これは、非常に便利で壁やドアをすり抜けたり、触りたい物だけに触ることができる。
②、ある一定の高度まで浮遊できる。
世間一般の幽霊のイメージは宙に浮いてる感じだろう。これは、まさにその通りで地面を歩かずとも宙に浮き移動することでより速い移動を可能にしている。だが、ある程度の高度までいくと幽体がより透明度を増し意思も薄れていくことがわかった。しかし、これも一旦地上に戻り時間が経つにつれまた、元に戻る。
③、味覚以外の感覚はある程度残っている。
味覚は幽体だからか、完全になくなっておりまた、食べ物を食べようとしても食べ物自体に触ることが出来なくなっており、直接食べ物を口に含もうとしてもすり抜けてしまった。しかし、それ以外の嗅覚や視覚、また自らの意思で自由に出来る触覚や痛覚は残っているようだ。
④、意識した相手の名前、尿意、最近の失禁回数、尿が溜まる速度、ちびった回数、尿に関するいろんなことを確認できまた、操ることができる。
これが、幽体になった一番のメリットかもしれない。私は生前、おしっこフェチだった。しかし、そんな私のフェチを受け入れてくれる女性はおらず、またそういった風俗店にも足を運ばせないまま死んでしまったため、せめてもと神様が私にくれた能力なのだろう。なら、せめてあの世にいくまでの間、存分に楽しみたいものだ。
⑤、精子、勃起機能の消失。
これは、かなりショックだった。なんかい自分のちんこをしごいても精子どころか勃起もしなかった。
やはり、幽体になったことで生物の本能である子孫繁栄の概念が失せ、そのためそれらの役目を果たすための物も失せたのだろう。ちんこがあるだけまだマシか。しかし、ある一定以上興奮すると不思議と射精にもにた快楽を得ることができた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 20:41:04
5328文字
会話率:14%
『大成するまでは所帯を持たない』
子沢山の家庭で貧しく育った生物学者ギデオンは、子供の頃、そう心に誓った。
美形だった彼は、多くの女性に告白されたものの、その信条のために独り身を貫く。
そんなギデオンは齢37にして、助手のシビラに初めて恋
をした。しかし、その直後、ギデオンはシビラが故郷の男と婚約したことを知る。
『式を挙げるまでに奪ってしまえば良いのだ。恋とは奪うもの。奪われる方が悪い』
教会の聖職者から、聖職者と思えない助言を受け、ギデオンはモヤモヤしながら、シビラと故郷への旅路を共にする。
果たしてギデオンは略奪愛を目指すのか。ギデオンの婚活は身を結ぶのか?
ハッピーエンド。R18シーンは物語中盤の予定です。
* R18シーンの回には※をつけています。
※ ジョージ・エズラさんの
『GREEN GREEN GRASS』 の曲を聴いて思いついた話なので、これがイメージソングです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 22:18:58
87027文字
会話率:47%