お転婆なお姫様が野盗をやっつけようとして、返り討ちにあってしまいました。その後は、だいたいご想像の通りです。
最終更新:2025-04-24 20:56:45
11902文字
会話率:32%
お姫様が悪い魔法使いに攫われてしまいました。その後は、だいたいご想像の通りです。
最終更新:2020-12-13 21:43:21
21055文字
会話率:29%
人の想いとは、ときに言葉よりも沈黙に、触れ合いよりもすれ違いに、より深く、艶を帯びて宿るものです。
この掌編は、あからさまな描写ではなく、ふとした仕草、夜の気配、心の揺らぎの中に宿る「情(なさけ)」を描いたものです。
艶やかでありなが
らも節度を忘れず、読者の想像力に委ねることで、心の奥底にそっと火を灯すような、そんな物語を目指しました。
どうか、月の光に包まれるような静けさの中で、ひとときの耽美をご堪能ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 20:22:21
29859文字
会話率:11%
東京の片隅、村上は、とある事情で小笠原と言う男の持つ小さな玩具店で働きながら、その小笠原の犬である八雲の家に居候として暮らしていた。自由奔放で冷めた八雲と、生真面目ながらどこか斜に構える村上は意外にも相性がよく、お互い必要以上の干渉は避け
抑揚のない淡々とした生活を送っていた。
ある夏の日、八雲は突如見知らぬ少年を連れて帰宅した。その容貌は、彼がどんな人生を歩んできたのかを体現しているようだった。家を空ける事が多い八雲の代わりに一応最低限の面倒は見ていたが、それでも自分には何の責任もないと一歩引いて少年と関わっていた村上。
けれど、共に暮らすうち、少年の想像を絶する異常性を知る事となる──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 08:58:39
79316文字
会話率:43%
付き合っていた彼女を調教していたら彼女が段々Sになって調教される側になっていた男と男の気を引くためにSMに手を出したら彼氏がなんとなくMっぽくなっていてそれに応えていたら深みに嵌まった二人の話。
※初投稿、思いつきの見切り発車です。
作
品傾向はM向けの逆転ものになります。
S向け(という程でもありませんが)のシーンもありますが基本的にはM向けの内容でS向けのシーンはそれに向けての準備以上の物はありません。
濡れ場のあるシーンはサブタイトルに #
S向けのシーンにはS○、M向けのシーンにはM○とつけておきます。
○には数字が入り、5段階評価で私が書いたり想像できる範囲でどれくらいの物かを目安として表示います。
数字が高い程きつい(と作者は思っている)です。
モチベがあるうちにさっさと話を進めたい為、結構淡白に書いて次に行き、後日加筆なりをしようかと考えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-20 14:34:12
10384文字
会話率:34%
大野陽斗、大学2年生は同じ学科に気になる女子がいる。端正な顔立ちにモデルのようなすらりとしたスタイルの持ち主、誰もが「美人」と呼ぶ斉木里香は、気が付くとその場から静かに姿を消していることがあるらしい。そんな里香を「ただの美人」としか認識して
いなかった陽斗は、ひょんなきっかけで里香との距離を縮め始める。全方位完璧な守備で固めた里香の心を解いていくと、そこには想像もできなかった不器用で甘々な世界が待ち受けていた───。
あまあま恋愛ものですが、しっかり性描写も入れていきますのでお話全体を通してエロも一緒に楽しんでいただければと思います…!感想等励みになります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 23:14:33
120870文字
会話率:42%
鬼畜な先輩の執着マゾメス調教♡手を叩かれると脳イキ♡するとピストン音でも連続脳イキしちゃったお話♡
大学に入学し、入ったサークルで出会った直也先輩と付き合っている。はじめての彼氏ではじめてのセックス。私は先輩におまんこもクリも乳首も、全部
弱点になるまで開発されて、毎日セックス漬け。
今日もなし崩しにセックスが始まっちゃって、なのに先輩は気持ちいいところ触ってくれない。徹底的に焦らしながら「俺に触られてるって想像して」と言われて――。
鬼畜な先輩のマゾメスしつけ脳イキセックス♡
徹底的な言葉責めで、手を叩くと脳イキを覚え込まされ、何回もパンパン手を叩かれて連続脳イキ♡
からのパンパンおまんこビンタでイキまくり♡
パンパンで脳イキ覚え込ませたあとに、手を叩かずアクメできない地獄のクリ責め♡
最後はポルチオハメられてピストンのパンパン音で脳イキしまくりマゾメス堕ち♡
【登場人物】
詩織
大学一年の素直で真面目な女の子。はじめての彼氏の直也先輩に徹底開発されて、すっかりセックス好きの淫乱マゾメスになってしまう。
直也先輩
詩織と同じサークルの大学三年。素直で真面目で、気持ちいいことなんでも覚えていく詩織にハマってすっかり溺愛している。死ぬほど連続アクメさせた詩織のかわいそうな泣き顔が大好き
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 21:00:00
10414文字
会話率:69%
ある日突然運命の出会いをした二人が、幸せに暮らすまでの物語。
彼は自分を普通の人だと思っているようですが、恐らく異常者の変態です。
胸糞悪いことを女性にするため、閲覧注意。
地雷なしのなんでも受入れられる方のみどうぞ。
愛は溢れんば
かりにあります。
彼の見た目は決めていませんので、読む方の性癖に合わせて想像してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-15 20:59:31
14512文字
会話率:24%
とある前科を持つ男2人の物語
※小学生ハード系ありのため、苦手な方はお控えください
※AI使ってますのでそちらも否定的な方もお控えください
※ 完全にフィクションであり、実在の人物や出来事とは一切関係ありません。物語として創作されたもので
あり、描写されている内容は犯罪行為に該当するものです。このような行為は現実では決して許されるものではなく、法的に厳しく罰せられます。あくまで想像上の物語として扱い、現実での行動や判断には一切影響を与えないようお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 23:45:12
33052文字
会話率:23%
某配信のサクラ役のために入れたアプリ。義理は果たしたからと消しかけたが、いつも配信している男の子が気になった。本を読み聞かせているが読めない漢字が多く、身体も細くて心配に。
食費の足しにと、まとめ投げした課金からの思わぬ認知。からの交流を始
めてやっとわかった。古びた狭いアパートで配信ばかりしているのは、誰も想像できない理由があったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 12:13:45
13085文字
会話率:30%
人と関わるのは得意な方だと思っていた。なのに営業成績はまるで上がらず、貯金は底をつきかけている。そんな俺の前にポッと現れたかつての後輩。奴は飲みに誘うかのような口振りで言った。『じゃあオレと一緒に住みません?』
上手くやってきたと思ってい
たけどもしかして、という疑念が想像以上だったという絶望感、上がりゆく彼の体温を感じられるかもしれないシビア&微糖な短編です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 12:11:42
7905文字
会話率:47%
呪文、覚えられない問題。
憧れの魔術科へ、祝・ご入学。浮かれポンチもつかの間、大問題が浮上した。
前世も今世も勉強嫌いな体育会系、末端貴族家・次男イレネオ。魔力量の多さから、当初希望の騎士科から転じ魔術科へ。
楽しかったのは最初だけ。
自分だけ授業についていけない。このままいくと魔力暴発、からの死亡エンドが待っている。
そんな彼を見かねた幼なじみのイケメン兄ちゃん、ブルーノ先輩が声をかけた。
「あるよ。どうにかする方法」
それは想像の斜め上の更に上を行き、大気圏突入するような話だったのだ。
優しいお兄ちゃんだったはずの幼なじみとベッドでいかがわしく格闘し、眠れぬ森の王子を眠らせ、魔獣の走り屋がいると思ったら競馬したり。
日々を頑張る紳士淑女の皆様のため、気楽で笑える官能小説を目指しています。
※セクシーシーンの注意書きはありません。大体ノリでそういうことになるからです。
アルファポリスさんにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 19:15:19
95775文字
会話率:24%
悪役令嬢であるナーシャには、近頃悩みがある。ヒロインからの小さな嫌がらせはまだしも、攻略対象からの露骨な批判。自分はもう婚約者の傍に居るべきではないのだろうか、そんな事を考えてしまう。そして彼女は婚約者である王太子に生徒会室に呼び出される。
それは、彼女が想像もしなかった未来へと強引に連れて行く。愛が重い王太子×後ろ向き悪役令嬢のSSです。直接的なざまぁ表現は薄いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 05:55:11
6249文字
会話率:53%
【マフィアのボスの次男坊ノンケ攻め×妓楼のみなしご敬語健気受け】
真面目に仕事をせず遊びまわっている燕雷(イェンレイ)は、兄にある仕事を任された。それは妓楼のみかじめ料徴収の仕事だった。なぜなら燕雷は処女至上主義であり、妓女に手を出す心配が
ないからだ。燕雷が徴収のために訪れる妓楼に寧寧(ネイネイ)という子どもがいた。人間と獣人との合いの子で、燕雷によく懐いていた。ある日、妓楼の楼主に寧寧を店に出して客を取らせると聞いた燕雷は動揺し……。
※受けの年齢が低すぎる気がしたので、作中では年齢をぼかしています。お好みの年齢でご想像ください。
※【身請け編】→【結婚編(燕雷視点)】→【新婚編(寧寧視点)】と続きます。どんどんエロが濃くなっていくので、苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 06:00:00
145877文字
会話率:43%
勘違いからこじらせた、ケンカップルのお話を書いたつもりでしたが、これは1話しか、ケンカップルじゃないなあと気がつきました。すみません。
(1話は短編と同じ内容です。)
士官学校でいつも一緒に過ごしてきたアーチとゴーシュ。
共に目指した衛兵
試験の合格を知らせたくて、ゴーシュの元に走ったアーチは、彼と後輩の会話を耳にしてしまう。
「あいつのこと苦手なんだ」――
――――
ゴーシュ×アーチ
ケンカップルってこんなんかなあと、想像しながら書きました。が、どうやら違っていたようです。
ムーンライトの設定で、短編から連載に切り替えができなかったので、新たに連載版を立ち上げました。
ややこしくて、申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-31 10:00:53
16039文字
会話率:45%
勘違いからこじらせた、ケンカップルのお話。
士官学校でいつも一緒に過ごしてきたアーチとゴーシュ。
共に目指した衛兵試験の合格を知らせたくて、ゴーシュの元に走ったアーチは、彼と後輩の会話を耳にしてしまう。
「あいつのこと苦手なんだ」――
――――
ケンカップルってこんなんかなあと想像しながら書きました。
エロはありません。キスまで。
勝ち気なアーチをひんひん言わせたい(R18)のですが、一度短編で登録してしまったものは、設定が変更できないそうなので、連載版を立ち上げました。
よろしくお願いいたします。
https://novel18.syosetu.com/n9480kg/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 18:43:26
5697文字
会話率:38%
地方アイドル「ステラドリーム」のメンバー・篠原美月に一方的な恋心を抱く27歳のシステムエンジニア・桐生隼人。ある日、彼は「デザイア」という不思議なアプリを見つける。「俺だけを見つめてほしい」という単純な願いから始まった操作は、やがて「恋人に
なる」「欲望の解放」「感度千倍」と加速し、清純だった美月は日に日に彼の「専用雌豚」へと変貌していく。欲望と罪悪感の狭間で揺れる桐生と、自らの変化に戸惑いながらも快楽に溺れていく美月の、禁断の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 08:46:25
31086文字
会話率:20%
若く美しい二人の女性の、汗にまみれた健康的なある夏の日。
依存心と独占欲と支配欲が混在する倒錯した愛情表現。
一周回って、これは究極の純愛だ。
久しぶりにサブスクでグリッドマンと着せ恋を見た後で、早く夏にならないかなぁと思いながら書きまし
た。
ただし、前述のアニメ作品と本作の登場人物には何の関連もありません。
登場人物の年齢は20歳で設定していますが、読者様のご都合のよろしい様に想像して頂ければと思います。
最終的にスカの方向に行きます。
苦手な方は途中までで読むのやめてください。
最後まで読んで下さる方へ
スカは未経験なので、リアルさに欠けると思います。
そこはご容赦ください。
文字だと臭くないし大腸菌いないし、安全ですね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 22:00:00
11975文字
会話率:32%
「離縁することになった」「そうですか、わかりました」
王太子の親衛隊員であるグレンは、訳あって伴侶になった男ライオネルと四年続いた婚姻関係を解消することとなった。離縁するまでにはあと半年。
その間にグレンは、ライオネルにお詫びとして『望むこ
とは何でも要求する権利がある』と伝えるが、当のライオネルは『欲しい物が無いので何もいらない』と言う。欲しい物を欲しいだけ手に入れてきたグレンにとって、『欲しい物が無い』というのは想像もつかない考えだった。離縁するまでの間に『お前が欲しい物をお前にやろう』という提案をし、ライオネルの『本当に欲しい物』を探し始めるが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 22:23:28
31128文字
会話率:41%
25歳の平凡なOL・由里は、ある日スマホに現れた副人格・リリに人生を乗っ取られそうになる
「彼ぴのペットなんだから楽しもうね♡」と笑うリリに操られ、由里の身体は知らない男たちに弄ばれる
さらに新たな副人格・イリスが現れ、「所有者の玩具として
奉仕するだけですわ」と冷たく告げる
由里は自分の身体が快楽と凌辱の沼に沈むのを止められない……!
ビターエンドなダークエロストーリー
へけへけ/LittleMoist様のXのポスト(https://x.com/hekehekemousou/status/1903324307213668824)にインスパイアされたダークエロストーリーです
140文字から膨らませてみましたが、書いてみると140文字でここまで想像させてくれた凄さを感じます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 19:00:00
10226文字
会話率:29%
えっちな録音音声を文字で再現
先輩に放送室へ呼び出された後輩男子
入るとそこには縛られた先輩女子が転がされていて
「迷惑かけた『お詫びに』こいつのこと貸してやるから楽しみな」
先輩男子にそそのかされ、目の前でショーツが切り取られ……
「先
輩、わたしナマだなんて聞かされてない!」
その悲痛な叫びは台本ですか?
色々想像を膨らませてお楽しみください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-29 19:10:00
4631文字
会話率:92%
えっちな録音音声を文字で再現
放送室に女の子と先輩の二人きり
えっちしている所を録音するフィールドレコーディングに挑戦中
先輩は元彼? 今彼にないしょで浮気? ナマハメセックスを楽しみます
最後のは台本? 録音ミス?
色々想像を膨らませて
お楽しみください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 00:10:00
4408文字
会話率:90%
実家からの仕送りを当てに、広すぎる高級マンションで一人暮らしを始めた大学生・柳田隼人。
しかし、家事が苦手な彼は散らかり放題の部屋をどうにもできず、勢いで住み込みメイドサービスを利用する。
やってきたメイド・御門メイは、初々しさと献身的
な姿勢で部屋をきれいに整えてくれ、隼人の生活は快適そのものに。
だが、桜の季節に舞い込んだ彼女との同居は、想像以上に甘い誘惑をはらんでいた。
何気ない日常の触れ合いがいつしか背徳感たっぷりの関係へと変わり、隼人の平穏な大学生活は激しく揺らぎ始める。
桜の花びらが散りゆく高層階のベランダで、二人は「雇い主とメイド」の一線を越え、甘く危険な恋に溺れていく――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 19:57:24
5156文字
会話率:59%
都心から離れた山間部に建設された学園都市、その中心にあるこの学園は全寮制による中高一貫教育を行っていた。
生徒達は皆成績優秀で受験を控えた親御さんにも大変に人気のある学園であったが、学園の外の人間は知らなかったのだ。
この学園の生徒達が通常
の学校教育とは全く異なる特別授業、特別実習を受けている、いや「強いられている」ということを。
学園では、この特別授業と特別実習を「恥育」と呼び、主に中等部の生徒を対象に実施されていた。
中等部の生徒は、この「恥育」によって、普段は絶対的に秘匿されている恥ずかしい性徴を強制的に開示させられ、想像を絶する辱めを受ける。
小説「恥辱学園」は、この様々な「恥育」のあらましを紹介したものである。
なお、記載されている教員、生徒の名前は全て仮名であり、同名でも同一人物とは限らない。
また、授業、実習の内容は年代で変化しており、記載されている内容は数年間に渡るものである。
〜恥ずかしいんです〜
敬愛する「とーのき」先生に感謝を込めて
〜新なんか党〜
敬愛する「Mumei」先生に感謝を込めて
〜男子女子戦争〜
敬愛する「kinibouto」先生に感謝を込めて
〜まゆみちゃんの受難〜
敬愛する「ふぉう」先生に感謝を込めて折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 23:47:25
300150文字
会話率:16%
街灯が輝く東京の夜は、闇が深く、暗い。
ハイスペック男性との結婚を夢見る港区女子、エンジュ。
彼女は、愛と欲望が渦巻く世界で、想像を絶する試練に立ち向かう。
ハプニングバーでの衝撃的な体験、そしてホテルでの出来事。
一見華やかに見える港
区女子たちの裏側にある、想像もつかないような現実。
彼女たちの喜び、悲しみ、そして欲望。
港区女子たちのリアルな生活、そして彼女たちが直面する葛藤。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-16 19:30:00
30146文字
会話率:29%
書店の正社員である、水無瀬瑞(みなせみずき)の店に、新卒だと言って入ってきた27歳の小林悠有(こばやしゆう)はどこか訳アリっぽく。
恋愛感情というものがイマイチわからない水無瀬は、男女無関係で来るもの拒まず。
好意を伝えられたら、ひとまず
付き合い、場合によっては体の関係になったことも…。でも、わずかな付き合いで別れてばかりで、別れの言葉は決まってこんな言葉ばかり。
「友達のラインを越えてくれないのが淋しい」
体の関係まで行けば、ラインを超えたってならないのかと、理解出来ないまま過ごしてきた。
小林はというと、幼い時から患っていた血液の病気を長年かけて克服し、回復。その後、なんとか大学へ進学して、回復をしつつ26にしてやっと卒業出来た。
中学の時に母親が再婚した相手の連れ子である弟に意味の分からない距離感で仲良くされていく中で、弟と交わしたある約束を果たして以降、居心地が悪くなった実家から離れて一人暮らしを始めた。
兄弟になった相手に恋愛感情なんか抱けないし、そもそもで相手は男だし。そう思ったのも、距離を置いた理由だった。
就活の流れでたどり着いた、水無瀬と同じ書店へ就職。
実は過去にその書店で、水無瀬に一冊の本を紹介されたことがあり、それが腐男子への道を色濃くしていったキッカケの一つにもなっている。※最初のキッカケは入院仲間だった。本を紹介した水無瀬には、当時の記憶なし。
腐男子ではあるものの、ゲイというわけでもなかった小林。
二人の関係が変わってしまうキッカケは、正社員として採用された小林への飲み会以降。
体調のことがあるのでアルコールは控えていた小林に、ベロベロになった水無瀬を送ることになった小林。
部屋に送っていくことになり、泊まっていけば? と誘われて、話の中でその手の経験がないという話をもらした小林に、水無瀬が告げたのは。
「寝てみたいなら、相手するけど? ヤる方? ヤられる方? どっちにしとく?」
と、普段のお堅い見た目からは想像も出来ない、ビッチなセリフで。
ヤる方でと答えた小林に、準備しに行ってくるとバスルームへ消えた水無瀬。
その後を追い、バスルームへと向かった小林が見た水無瀬の姿は、とても煽情的なモノだった。
体の関係から始まる、二人の男のお話です。
※大人の表現あり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 22:35:06
202183文字
会話率:33%