アイリーンは末っ子の王女として生まれ、笑顔が愛らしいと皆から愛されて育った。
アイリーンの初恋は兄の同級生エリック。そのエリックとの婚約が決まりアイリーンは結婚した。
幸せな結婚生活が送れるはずだったが、エリックの大切な人が別邸に住んでいる
と知り、寝室はもちろん食事も共にしない夫婦生活を、毎日耐えるだけだった。
ところが、別邸から大切な人が居なくなった翌日から毎夜エリックはアイリーンの体を求める。
『自分は代わりに抱かれている』そう感じたアイリーンからは笑顔が消えた。
ご都合主義です。
別邸の住人って、そうなの?という設定ですが、突っ込まないでください。
これはちょっと、と不快感を抱いた方は、そっとブラバをお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 16:03:36
43543文字
会話率:27%
※誤字脱字多いです、時間を見つけて追追直します<(_ _)>
田舎の農民夫妻が皇帝の命を救った功績から外姓王とその王妃となり、一人娘は生まれながらに郡主の封号を賜った。しかし幸せは一人娘が五歳の時に崩れ、以後十年間彼女は苦しむこ
とになる。新帝は昏君として名高く、その実姉であり弟よりも邪悪と囁かれる長公主が郡主の継母となったのだ。郡主は何とか逃げ出す機会を得るが、行き着いた先は青楼、更には後宮──おまけに身分は下級宦官だった。見知らぬ美人な中常侍からは義父と呼べと言われ、玉面の東廠提督からは傍に置いてやると言われ、訳が分からないまま宦官として過ごす羽目になる。そして迎えた──新々帝の起居注としての生活とは?
※好きな設定詰め込みまくりです。男女主人公共に身分詐称。二人は元々許嫁、女主人公が幼い頃に親しかった、なぜか男装に気づかない男主人公、などてんこ盛り。残酷描写を含むので、宦官や古代中国の刑罰に苦手意識がある方はお読みにならない方がいいかと思います。
※話が進むにつれ、♡喘ぎや濁点喘ぎ、男性向け表現の性描写など注意すべきものが含まれるためご注意ください。今のところ(5話)セクシーなシーンはまだありません。
(久々に修正じゃなく新作を書きました。他の作品も更新していきたいと思っています。なかなか時間が見つからず、書けるものから書いていてすみません)
※番外編として爐中常侍と彼の傍仕え小宦官の短い話を挿入しました。ずっと一緒にいる→逃げる→追う→閉じ込めるの王道ストーリーです。どちらも偽宦官でヒロインは爐中常侍の正体を知ってショックで傍にいられないと思い、離れます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 13:51:21
117536文字
会話率:47%
奔放に過ごす権利を手に入れようと奮闘するアシェラの計画は、イマイチうまくいっていない。ことごとく返り討ちにされている彼女は、今度こそグラードをわからせられるのか。ドラゴンの末裔王太子夫妻の愛の攻防戦の物語。
※他サイト掲載済み
最終更新:2023-08-03 20:00:00
11230文字
会話率:47%
フィレイバス王国では古来より、王族、貴族間で暗黙の了解とする風習が続いている。
それが王命による婚姻だった。
普通、貴族の婚姻は家同士によって決まり、それを王家に報告する形で進んでいく。それが他国に嫁ぐ場合も例外ではなく、自国に対し多
大な不利益になる場合を除き、王家は極力関与しないことになっていた。
しかし王命による婚姻は前提が異なり、対象となる爵位家の意向は完全に無視して執り行われるのだ。
それはこの婚姻が、罰を与える行為の一環として行われるからである。
貴族社会で問題を起こした人間は、男であれば労働施設に、女であれば修道院に送られる事が多い。
しかしあまりに高位貴族が対象の場合は、受け入れ先の対応が難しく、逆に問題を起こされて王家に苦情が届く事も少なくないのだ。
そこで王家は、自国や周辺諸国と秘密裏に会談し、言うなれば面倒事の面倒を見てくれる受け入れ先を、複数用意しているのである。
シヴァンが統治するギスイリタル公国も、その候補地の一つである。
ギスイリタル太公シヴァン・サンダウェルは、フィレイバス王家の傍系にあたる。
とはいえ表舞台を取り仕切るのは、タウンハウスに常駐している弟夫妻であることが多く、シヴァン自身は本邸にこもって、悠々自適な生活を謳歌している道楽者であった。
そんな彼の元に、王命の婚姻と称しやってきた五人目の妻。メイベル。
フィレイバス王国の王太子妃であった彼女は、社交界では毒婦として有名で、常に数人の男を侍らせていたという。夜な夜な、王太子妃の住まう離れの城に男を連れ込み、貞操観念も何もあったものではなかったと、後ろ指を刺される人物であった。
通う男は年齢を問わず、かくいうシヴァンも32歳なので、彼女とは10歳ほど違うという有様である。
メイベルのふしだら生活に苦言を呈していた王太子は、ついに結婚を白紙にし、彼女はシヴァンの元に嫁いできたのだった。
だが実際のメイベルに、そんな毒婦らしき素振りはなく。
燃えるような愛で無くとも、二人は穏やかに惹かれ合っていく。
妻という生き物に疲れ、偏屈な見方で考えるようになってしまった太公が、妻となる女が生涯抱える、たった一つの敬愛を知る物語。
※ヒロインがヒーロー以外に抱かれる、陵辱される、そういった表現が前提にあります。
全体的にゆるふわ設定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 07:44:49
19915文字
会話率:32%
少子化で人類が滅んだ未来から派遣されたエージェントたちは今日も運命を変えるために奔走中。精子大事に、無駄撃ち厳禁、出すなら全部中で出せ!モラル重んじる正義の味方とも戦ったりもする。ついでに彼らにも少子化解消へ協力していただきましょう。
最終更新:2023-07-21 20:04:39
7229文字
会話率:19%
王太子夫妻のアリアベルとテオドールは、幼い頃から仲睦まじい婚約者同士で、やがて恋になり愛となり、恙無く結婚した。
互いに一途で余所見もせず、夫婦として支え合い慈しみ合い、愛し合う。
誰もが二人の仲の良さに笑み、幸せを貰い、この先の未来は明
るいと思っていた。
だが、結婚から三年が経過しても、二人の間に子ができない。
子ができなければテオドールは国王として即位できない。
国王になる為、王妃になる為、互いに努力し続けていた事を知る二人は悩み、ある決断を迫られる事になる。
──それは、テオドールに側妃を迎えようというものだった。
※作者の脳内異世界のお話です。
※不妊表現があります。苦手な方はお気を付け下さい。
※R18回には「※」が付いています。
※他サイト様でも公開中です。
※いいね、ブクマ、評価ありがとうございます!
※タイトルに一文を追加しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-14 06:00:00
147124文字
会話率:28%
異世界某国。王都中央区・王立図書館近くの商店街の一角に『イエローフラワー』という花屋がある。従業員フェリペは、過去の記憶を失っていた。
ある日『イエローフラワー』を訪れた一人の男性客が、フェリペに動揺をもたらす。
フェリペ(30代)
両
頬に傷がある青年。
花屋『イエローフラワー』の店主夫妻に保護された。
フェリペという名前も店主夫妻が名付けたもの。
身元不明。
マチルダ(50代)
花屋『イエローフラワー』の店主夫人。
旅行先でフェリペを見つけ保護する事を決めた。
旦那さんを尻に敷いている。きっぷのいい女性。
ハマド(50代)
マチルダの夫。花屋『イエローフラワー』の店主。
マチルダに頭が上がらない。
めちゃくちゃいい人。
このお話はいつものように完全見切り発車です!どうなるかは作者も分かりません~
作品中にちょっとかわいそうな描写があります。注意書きはしませんのでご注意あれ。
でも安定のハッピーエンドに向けて突っ走る~
作者はお花の知識ゼロです!そのへんの設定はゆるゆるで許して~~~
18禁表現はありますがラブラブエチーはありません。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 07:50:25
53274文字
会話率:24%
15歳で親に捨てられたイメルダは、たまたま居合わせ助けてくれたブラゴヴォリン伯爵夫妻の一人息子・ルーペルトの専属メイドになる。
「おっぱいが見たい」
「どうぞお坊ちゃま」
「ちゃまはやめろ!」
7歳だった坊っちゃんもとうとう18歳、成人
を迎えられ直面するのは夜の作法!?
可愛くて可愛くて仕方がない坊ちゃんの為なら閨教育も喜んで!
なのに、何故か最後まで勉強する気はないようで。
一途で少し意地っ張りな坊っちゃん×表情筋だけ死んでる鈍感メイドのラブコメです。
※アルファポリス様でも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-25 22:26:07
19638文字
会話率:39%
1950年初め、伯爵夫妻にとある問題が持ち上がる。それは、夫のフレデリックに好きな女がいるという。政略結婚で結ばれたとはいえ、夫婦仲は良く、愛情は充分感じていたイレーネは、夫の裏切りに驚く。しかし一方で、初めて感情らしい感情を見せた夫が思い
を寄せる人物に興味が湧く。
そんな夫の思い人であるメイドのゾフィー・ウィラードを観察していたイレーネだったが、ある日の夜、イレーネがゾフィーの部屋を訪ねると、思いもよらない新しい自分に目覚めてしまう。
女性同士の性描写も含んでいます。
アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 15:33:16
2645文字
会話率:23%
先日、王太子殿下が婚姻を結んだ。王都はお祝いムードで賑わっているが、夫妻の居である離宮はお通夜のような暗い雰囲気で……原因は性の不一致で王太子妃殿下が閨をボイコットしたのだ。その問題を解決する為に召喚された伯爵夫人である私。さて、営みが営め
る様になるであろうか?※エロしかありません※ヤマもオチもありません※3Pではありませんが、似たような表現があるので地雷な方はご注意ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 21:10:50
8283文字
会話率:31%
由緒正しい家柄である騎士団長の夫妻に拾われた赤ん坊の俺、アントンには日本人だった前世の記憶があった。
夫妻に溺愛されてすくすくと成長したアントンだが、キラキラしたこの異世界での場違い感が半端ない!
そして、夫妻の実子である一歳年下の弟・アル
ベルトの冷たい視線が突き刺さる!
見た目がザ・平民のアントンは、貴族の子弟が通う学園でクラスメートからほぼいない者として扱われ、16歳になるのに婚約者さえ決まらない!
体力もなければ、魔力もない。選ばれし勇者でもなければ、神子でもない。
この物語は、そんなアントンがこの異世界を生き抜き、なんとか安らげる居場所を求めてあがいた生々しい記録である!!
【R18】
完全無欠・美貌騎士の弟×平凡・無自覚兄
(※その他攻めキャラいろいろ・・・・)
※注意事項※
愛されという名の総受け。
ギャグですが、R18要素は多め!(R18シーンは予告なく、突然に始まります!)
攻めはイケメンですが、全員変態です。
それでもいいという方のみご覧ください!!!
(アルファポリスにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 22:00:00
185994文字
会話率:37%
レヴィティア王国の王弟レオンは兄王夫妻からそろそろ身を固めるようにいわれ決まった婚約者との御披露目会。そこでおもわぬ再開をしたことから始まる物語
竜王アレクa×レオンβ
不定期更新
最終更新:2023-01-12 20:27:07
559文字
会話率:0%
王族に仕えるメイドのジュリエットは、ある夜、皇太子と皇太子妃夫妻の寝室の隣、メイドの待機部屋で近衛騎士ロミオと共に待機していた。皇太子と妃の房事後の後始末をするためだ。
それが何故か、一緒に控えていたロミオがジュリエットの匂いを嗅いでき
て………?!
※本作に出てくる名前は、某超有名悲恋物語の名前を参考にしておりますが、関係は全くありません。
パロディでもなく、全く別の話な上にドタバタコメディです。悲壮感無し。下ネタ多し。エロは微妙(汗)
※架空の世界で中世西洋風。ふんわり設定。少しこじつけもあるかもしれません。ご容赦下さい。
※完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 22:41:47
50358文字
会話率:34%
マリア・ゴールデンは、16歳の公爵令嬢で、ゴールデン公爵家は代々王家と並ぶ、名門貴族で国王夫妻とは大変中が幼い頃好きだった
マントゥール・ファタール
自国のネーヴェフルールの王太子の婚約者になるも本当の彼は傲慢で自分勝手でマリアをイジメ
てばかりいた。
そんなある日マントゥールの誕生日の夜会でいなり
「お前のような醜い悪女とは婚約破棄を命じる!」
婚約破棄を告げられた、そして
そのパーティーには隣国の皇太子ティカー・カズラールも招待されており
彼はマリアを見つめていて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 00:57:29
19427文字
会話率:36%
【pixivより転載】
多忙と暑さで全く執筆が進まない今日この頃。
それでもなんとか一本書いてみました・・・。
「スタンフォード監獄実験」というのをご存じでしょうか。
様々な映画や小説のアイディアとなった、その方法や結果の「
真偽」も含めて非常に有名な心理学の実験です。
1971(昭和46)年、スタンフォード大学心理学部でフィリップ・ジンバルドーという学者が行った実験で、一言で言うと「刑務所のロールプレイ」です。
学生達を二つに分けて「看守」と「受刑者」の「役」を与えて地下室の閉鎖空間で行われた実験は、日を追うごとに単なる「役」を超えて、看守役の学生はより看守らしい横暴で強権的、冷酷な態度をとるようになり、受刑者役の学生はその不条理さを受け入れ、受刑者らしい従順さを発揮するように変化していったといいます。
しかし実験が長引くにつれ、看守役の学生達の行動は次第にエスカレートし、ついには暴走を始め、受刑者役の学生達を虐待し暴力を振るい始める・・・というのがその内容。
もっとも、その実験手法とか結果の真偽には様々な疑義(いわゆる「やらせ」疑惑等)があり、今もなお議論されているところです。
本作はそんな有名な実験を元ネタにエロに仕立て上げた内容です(結局コレ)
ED治療の一環として「寝取られ願望」を実現するため、ひょんなことから親しくなった〇〇歳の少年・雄介に「寝取られプレイ」を依頼し、自分の目の前で美しい妻・彩音を抱いてもらったインテリの幸一。
しかし「寝取られプレイ」は次第に本物の「寝取り」へと変貌し、ついには幸一・彩音夫妻は自達達よりずっと年下の〇〇歳の少年、雄介のセッ〇ス玩具「つがいマゾ奴隷」に・・・。
本当は長編で書きたかった内容なのですが体力的に無理なので、かなり端折って短編としました。
実は私自身もこの元ネタを利用したプロットでじっくり書かれた「長編エロ小説」を読んでみたいのですが・・・。
【登場人物】
●篠崎 幸一(37歳)
某大学の心理学の准教授。
●篠崎 彩音(37歳)
幸一の妻。
身長152cm、知的なポッチャリFカップ熟女。
●武藤 雄介(〇〇歳)
〇学〇年生の少年。
ひょんな事から幸一と知り合いになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 22:14:51
58136文字
会話率:40%
【pixivより転載】
最近、心身ともに疲労困憊しておりまして、とても長編は書けないので、肩の力を抜いて軽く書いてみた短編です。
一万六千字で既に最後まで書き終え済み!
「実用性」(?)重視のエロ増量、オチ無し小説です・・・たま
にはこんなのもいいかも?
実は「pixiv」から転載しております「なろう」系の18禁小説投稿サイト「ノクターンノベルズ」(注:つまりココです(笑))の方で「ア〇ル」モノが好きと言う嬉しいご感想・リクエストを頂きましたので、それにお応えする形で書いてみました。
やっぱり頂いたご感想は、私のような素人作家にとっては執筆意欲の最高のカンフル剤となります、本当に嬉しい限りです。
元々、短編に収めるつもりで構築したので、ほとんど「やるだけ」小説となっております(笑)
【登場人物】
●叶 美代子(36歳)
ムッチリグラマー主婦、愛する夫の「治療」の為に体を張って頑張る!
●叶 剛志(36歳)
美代子の夫、某広告代理店に勤めるエリート。
仕事のストレスからある悩みを抱えている。
●晴彦(〇〇歳)
ひょんなことから叶夫妻と知り合った少年の一人、可愛い系の美少年。
●将成(〇〇歳)
三人の少年達のリーダー格、サッカー部所属のスポーツ少年。
●陽太(〇〇歳)
やや小太りでノンビリ屋、身長156cmだが、実は18cmの巨根の持ち主。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-10 18:58:06
17153文字
会話率:31%
ネトラレには愛が必要不可欠! そういう方々用です。
上田和也と上田日菜子は、新婚のラブラブ夫婦。
だが、二人の愛の営みは、いわゆる『普通』の夫婦と比べてどこか歪であった。
「奥さんの浮気エッチ。ちゃんと見ててね、かずちゃん♡」
昼の天真爛漫な表情とは対照的に、夜の日菜子は夫の和也の精と涙を。
そして嫉妬し、苦悩し、苦しみ抜く和也の全てを絞り取る。
上田夫妻はもう、戻る事ができない深みへと足を踏み入れてしまっているのだから……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 20:00:00
61835文字
会話率:35%
レティシア公爵令嬢は、「君を愛するつもりはない」と言った婚約者のアーサー・チャーチ大公に蹴りをいれてしまいました。
しかし、彼女は父親の母親大好き病を見て、父親から早く離れたいと思っていました。
なので、アーサー・チャーチ大公に「お飾り
の妻を精一杯頑張らせて頂きます」と返事をして、結婚することになりましたが、アーサー・チャーチ大公がだんだんと様子が変わったのでさぁ大変?
前作のラクシャ公爵夫妻の娘さんの話です。
顔見知りじゃないキャラは嫌ですね。リアさんが性格変わりました。結婚すると苦労があるんですよ。
ゆるゆる設定です。よろしくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 00:21:58
1928文字
会話率:26%
異世界風味で、タイトルそのままのお話。
本当に、ただそれだけのお話です。
※冒頭の表現を少し変えました。
最終更新:2022-08-21 00:58:21
4769文字
会話率:56%
とある小国の王族は、男系かつ直系の血脈を繋いできていた。たとえ長子が女児であっても女王として即位することはできず、一番最初に生まれた男児が原則として王となり、時には第二、第三王子が王座につくということもあった。
ある時代、国王夫妻は
第一子として女児を儲けるものの、中々第二子の懐妊に至らない。貴族院は万が一にも王族の血脈の断絶を避けるため、過去の例に従い公妾を選定し、若くして夫を失いその美貌ゆえに多くの男性に言い寄られながらも決して靡くことのなかった前侯爵夫人がその役目に選ばれた。
前侯爵夫人は無事懐妊し男児を出産したものの、二年ほど遅れて王妃もまた男児を出産した。二人の男児は順調に成長し、慣例に従い第二王子である王妃の子が王太子となった。
一足先に成人した第一王子は最低限の公務と官吏としての仕事をこなしながら母である前侯爵夫人と共に穏やかに日々を過ごしていた。
そんなある日、王太子である第二王子が急な病に倒れ、治療の甲斐なくその命を落としてしまう。その凶報を受け、気ままに暮らしていた第一王子は急遽王太子とならなければならなくなった。
ここで問題になったのが、未来の王妃をどうするかである。微妙な立ち位置であった第一王子には成人後も婚約者がいなかった。今から選ぼうにも、王妃教育には時間がかかるもの。そこで白羽の矢が立ったのが、前王太子の婚約者であった令嬢だった。
そうして、政治的に振り回された二人の婚約は為され、一年間の喪中が開けた直後、急ぐように二人の結婚はなったのだった。
そんな第一王子グレンとその妃となってしまったマリーは、初夜を迎えようとしていた――――――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-23 16:34:40
52153文字
会話率:44%
幼いころにそろって両親を亡くしたクラウスは、母の友人のバックマン夫妻に引き取られ、夫妻のひとり息子であるレナードと兄弟のように育った。夫妻は生活の世話だけでなく、すでにピアニストとしての才能を開花させていたクラウスに、最高の教育をも与えてく
れた。
やがて、成長したクラウスはピアニストとして成功し、レナードは巨大なバックマン家の後継者として地位を築いていった。
兄弟であり、親友であり、またそれ以上の関係でもあったふたりは選択を迫られる。
<他サイトとの重複投稿>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 20:00:00
16250文字
会話率:35%