社会に適応できずに周囲の人間と馴染めない人生を送っていた川田隆は、バイト先の同僚達から蔑まれる日々を過ごしていた。
そんなある日。バイト先の新人歓迎会が行われた際、隆は新人として入ってきた『人の心を覗ける力』をもった里野あかねと出会う。
あかねは隆の卑屈な心の裏側にある純粋な心の優しさを見抜いて、彼に寄り添うようになる。最初は迷惑に思っていた隆も、その日の内にあかねがもつ不思議な魅力に惹かれていくのだった。
妙に浮かれていたのもつかの間、勤め先でバイトのリーダー的存在の若嶋光二が絡んでくる。いつもの苛めかと思ったが、彼の表情は怒りと不安が混ざったなんとも言えない顔をして「子供を使って俺をストーカーするのは止めろ!」と怒鳴ってきた。
身に覚えのないこと、全く意味が分からないことを言われて困惑する隆。自分が独りぼっちであることは周囲の誰もが知っていることだし、恨んでいるからといって、ストーカーなどしない。しかしいくら弁解しても、若嶋は聞く耳を持たなかった。
この日を境に、隆の日常が変わる。あかねとの出会いと、若嶋の不可解な言動が切っ掛けとなって運命が動き出す。
あかねは隆の心の奥で埋まっていた『忘れられた記憶』を知り、そこから彼女が封印していた自身の『辛い過去』がさらけ出され、若嶋が見たという、誰も見知らぬ『子供』が息を吹き返す。
止まっていた時間が、記憶が、それぞれ動き出す……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-17 09:50:50
505162文字
会話率:37%
「"それ"が本当は許されない事でも、私は貴女を愛している」
真っ青な空の下で響く教会のベルの音。
純白のウェディングドレスに大好きなユリの花のブーケ。
両親や親戚・沢山の友達に祝福され、幸せな笑顔で迎えるはずの結婚式。
――本来、幸せであるはずの結婚式当日。
純白のウェディングドレスに包まれ、私は悲しみの涙を流しました――……。
だって、目の前で私を待っている新郎は、私が本当に結婚したかった人じゃないから。
私が、本当に心から愛した人とは、永久に結婚する事など出来ないのだから――……。
大学時代からの恋人・朝霧透弥との結婚を間近に控えた神橋絵里奈。
しかし実の事、彼女には長年の間、心の奥に留めている秘めた想いががあった。
だけど、それも透弥と結婚し、彼との幸せな新婚生活で忘れることが出来る……。
そう、思っていた。
そんな時、絵里奈の従姉妹である榊原夕鶴が中学時代の同級生・篠崎飛鳥と
近々結婚する事が判明し、ショックを受ける。
――私が、あの人の手に渡って、貴女も他の人のモノになってしまう前に――……。
絵里奈は遂に胸の内を明かす。
この物語は4人の男女の交差する気持ちと結末を描く愛憎劇である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-07 00:45:21
2189文字
会話率:22%
悪夢は未だ私を縛り苦しめ続ける――・・・・・。
その瞳を閉じればまた、あの時の悪夢が蘇る。
助けを求めても誰もこの悪夢から救ってはくれない・・・救えない・・・。
目が覚めても、また瞳を閉じれば、新たな悪夢・・・。
覚める事のない悪夢に、私は
また飲み込まれていく――・・・・。
この物語は、レイプ・記憶喪失・多角関係など、
様々な悲しい運命に挑みながらもその人生を歩んでいく一人の女性のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-23 00:19:15
64724文字
会話率:38%
"例え、この愛が誤ったものだとしても、もう引き返せない・・・・俺は君を愛しているから――・・・・"
ある日、親友であるはずの飛鳥に監禁されてしまった夕鶴。
「どうしてこんな事を?」そう問いかける夕鶴。
しかし、飛鳥の口
からは信じられない言葉が・・・・。
「君はずっとここで俺と暮らすんだ・・・その足枷は君が俺を愛してくれるまでのお守りだ」
その言葉と共に、夕鶴は飛鳥に狂った監禁生活を強要されてしまう。
"私たちはもう、解り合う事も許されないの・・・・?お願い、誰か教えて――・・・・"
歪んでしまった愛に終焉(終わり)はあるのか・・・・?
この物語は、すれ違いが引き起こしてしまった過ちと、その結末を辿る物語。
※話の舞台は、前作「ダーク・ラブ-歪んだ愛の結末-」より数年後のお話です。
単品としてでもお楽しみ頂けますが、
作中に「ダーク・ラブ」を関連付ける描写が御座いますので、
先に「ダーク・ラブ」を読んで頂けますと、より一層に話の理解が出来ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-24 03:04:25
10325文字
会話率:30%
連続誘拐事件発生後の警察VS愚連隊の抗争を描く
最終更新:2013-08-03 07:50:18
4054文字
会話率:14%
【※ただいま工事中※】
誤字脱字等の訂正をしております。ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。
夜が嫌いなヨナガと夜が嫌いな少女ツキ。二人は寒空の下バス停で出会う。「いくところがないんです」。行き場のないツキがヨナガに連れられた
のは生活感のない大きな家だった。
孤独な世界で育った二人の過去が今夜絡み合う。全てを知った二人が選ぶのは―――。
微妙な性描写および虐待の描写があります。苦手な方は読まないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-19 23:42:33
51539文字
会話率:32%
家督争いに敗れた彼女は勝った彼に囚われ売られなぶられる
だけどたまに見せる優しさに戸惑い困惑気味
ハッピーエンドですがなるまでの道のりは長いです。
※近視相姦ではありません
最終更新:2013-07-04 19:04:58
7564文字
会話率:13%
ヴィーナス・ネットワーク世界も拡大の一途、変な百合が主流の世界ではあるが、それなりに安定繁栄している。
しかしヴィーナスさんは超多忙、どうやら掛け値なしに女地獄は続く模様……いまやありとあらゆる惑星世界から献上品が届けられてくる。
そんな中、手鏡にカタカムナ文字が浮かび上がった……二度あることは三度ある……
さすがに抵抗を示したヴィーナスさんなのだが……相手は一番上の神様……
孤軍奮闘を強要されてたヴィーナスさん、かなりダークな手法で……そしてあることに思い至った……
本編最後のシリーズ 惑星エラム 幻のカタカムナ の幕開けです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-29 02:00:00
200044文字
会話率:45%
愛されて慈しまれていた貴族のお嬢様が戦争の融和のために嫁ぐことになった。両親に愛されていないか疑問に思いながらも国のために馬車に揺られ…嫁ぎ先は天国かそれとも…?
冷遇、拷問に見舞われて心が折れそうだった。
けれども、私の知らない所で何かが
動いている。
幼い無垢な貴族の少女と病んだ国の血縁の王子様のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-13 22:00:00
129951文字
会話率:40%
短編『揺れる黒い闇に』の続編です。
最終更新:2013-05-08 02:36:26
9824文字
会話率:54%
◆電車に乗れば痴漢に遭い、学校に行けば教師に犯される、無口な少女の日常を淡々と描いた物語です。人類の存亡を描いたSF超大作などではありません。
◆ある意味「逆ハー」。
◆地味に「年の差」を描いたりしています。
最終更新:2013-04-25 21:00:00
55496文字
会話率:17%
有名私大の水泳部。マネージャーである水城蝶子は、地味で冴えない一年生。美しすぎる幼馴染と五輪の選手になった男、人気読モの女子部員。張り巡らされた糸に気付かないまま、羽を捥がれた蝶が溺れる◆2012年初夏に投稿したものを加筆修正した作品です◆
残酷な描写を含みます◆本編完結◆rewrite版アフターストーリー掲載はじめました。
※201710-更新未定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-24 20:18:24
39086文字
会話率:38%
私は七番目のアリス。
この狂いきった世界のために、やがては殺される定めにある贄。
最終更新:2013-04-03 04:46:04
4981文字
会話率:29%
「もしもお姫様が醜かったら、王子様は彼女を愛したのかしら?」
「――数え切れぬほどの夜を経て、三度彼女に廻り合い、彼女を二度は……私が殺した」
「今度こそ、私が彼女を守る――この命尽きようともこの魂が潰えるまで、私の理想を私が守る」
◇箱庭
のように小さな世界の小さな国。王都エリュシオンには、紅色の花をつける神木エントがあるという。エントから流れ出て、国中に行き渡る「神水」。あらゆる生命に恩恵をもたらす神木の下には、一体何が眠っているのだろうか。
※201710-更新未定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-28 14:50:50
9293文字
会話率:24%
◆先読みの娘はやがて古の森に還り、魔女となる―――小さな美しい村で聖職者の男は少女と出会った。戦により一度少女と引き裂かれた男は、分厚い鎧を身に着け、大振りの剣を腰に携え、7年の歳月を掛けて戻ってきた。魔女に取りつかれた、不遇の輪廻の渦中に
ある娘と今は自由傭兵となった男との愛の軌跡。◆完全に趣味で書いたお話なのでいつもとは雰囲気が違います。◆他の作品と余りにも毛色が違うので注意。若干古典調の作品のため、文章は硬めです。流血表現有り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-13 13:10:03
18891文字
会話率:33%
小説家になろうで連載してます「イルマギア」で表現できない裏の話。
こちらはドレイク中心で動いていきます。大人の話中心かな…多分です。
竜の繁殖期に差し出された鉱石の一族のユエンとのエロスな交流が大体ですが、イルマギアの設定などがドレイクの口
から地味に語られることがあります。
本編の話が長くて面倒くさいと言う方の為に(と言うか自分の設定再確認)最初に人物・設定・用語を掲載します。話の都度に増やしていく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-19 16:00:00
212749文字
会話率:33%
ある日突然世界は変わってしまった。
襲いかかるモンスター。
簡単に死んで行く人間たち。
スキルを使用することで湧き上がる性衝動。
ジョブチェンジで変質する肉体。
変わってしまった世界で生きる、少年と少女の物語。
■ステータス、ジョブ、スキ
ル等の概念があります。
■異世界召喚、オリ主等の概念がありません。
■H描写は私にしては濃いめで常識的です(当社比)。
■ジョブチェンジするとちんこが大きくなったり、おっぱいがいっぱいになったりします。
■主人公はハーレムルートに突入しました。
■2/16 章立て変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-17 12:14:28
98860文字
会話率:38%
異世界に飛ばされた4人の大学生。
日本に戻る唯一の方法は、ダンジョンを経営し、勇者を倒す事だった。
閉鎖された環境下で4人はどうやって生き残るのか………?
エロ小説なんて書いた事ないです。
Rー18タグはお飾りになるかも知れ
ません。
紅茶にダークマターを入れた味を目指しています。
だからどーしたという方のみお進み下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-15 20:23:10
24438文字
会話率:47%
オークの身代わりとしてダークエルフの里に向かった少年に待ち受けているものとは……!?
最終更新:2013-03-08 23:49:26
6138文字
会話率:57%
「雷炎」と呼ばれる異能を持つ王女メレディアナは、その力ゆえに愛する青年と引き離され、他の男のもとへ嫁ぐ。よい妻であろうと努力するいっぽうで消えない面影に苦しめられ、夫にすがるが……。同様にメレディアナを想いながらも、陰謀によって存在を抹殺さ
れた青年、オスカーは、自らに秘められた謎と自由を求めて孤独な戦いを続ける。二人の道がふたたび交差するとき、その先にあるのは光か、それとも絶望の闇か。ストーリーメインの恋愛系ファンタジーです。
※予告なくR18シーン、残酷な描写が入ります。苦手なかたはご注意ください。
※第八章終了しました。次回より第九章に入ります。更新はいまのところ不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-03 19:25:17
354716文字
会話率:47%
「ねえ、お兄さん。この五十万で私を抱いてくれない?」
最初は、和也を忘れさせてくれるだけでよかった。一晩でさよならするつもりだったのに、絡まった糸は解けないまま結び目さえ見えなくなっていく――。
ヤンデレ愛企画参加作品。
最終更新:2013-01-31 04:00:00
17762文字
会話率:43%
世界は混沌の中にあり、人界・天界・魔界の三つが存在した。
少女は実兄の裏切りにより父母を殺され、天界を追われた。
魑魅魍魎が跋扈する恐ろしい場所と言われている魔界に落とされた彼女を救ったのは…。
守られ、傷つき、悲しみ、触れ合いながら少女は
真実の愛を知る。
本編&番外編、完結済折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-16 00:00:00
162389文字
会話率:31%
一人ぼっちの暗殺者と、一人ぼっちの王様と。他作品のような明るい雰囲気ではないのでご注意ください。残酷タグは自衛です。エロスは限りなくゼロです。二話で完結済みですが続編も書いているのでまたこっそり追加します。
最終更新:2012-12-16 12:53:05
3755文字
会話率:18%
桐生大和は女衒の一族に生まれ、『ありとあらゆる女性を服従・隷従させる』能力を持ち、その能力を使い色々な女性を調教しては、依頼主へと売り飛ばしていたが、どんなに調教しても満たされることはなく、まるで空虚な愚者のような日々を送っていた。 これは
同じく連載している『女衒見習いの調教記録』から遡ること4年前から始まる物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-03 00:15:45
11477文字
会話率:28%