若き女王が統治する国、シュレンベルグ。レヴェンタール家は国内でも指折りの名家だが、王に仕え、表沙汰にはできない汚れ仕事を引き受ける闇の一族でもあった。
エルヴィーラは当主のテオドールと結婚し、割り切った関係ではあるものの、それなりに良好な夫
婦生活を送っていた。しかしあるとき夫が行方不明になり、一族の使命と命運をたった一人で背負うことになる。
やがて行方不明だった夫、テオドールが発見されるが、彼は記憶を失った上に見知らぬ女性と暮らしていて―――。
同じ宿業を背負う男と女の、愛し合っているのにすれ違い続けるお話。
(なろうでも通常版を別名義で連載中です。話の雰囲気は暗くシリアス。予告なく性描写、残酷描写、戦闘描写が入りますのでご注意ください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-01 20:12:01
107404文字
会話率:32%
亡国の王女アメリアは、戦勝国の国王の手によって小さな塔に幽閉されていた。名ばかりの側室として、丁重な待遇をされる一方で過去の裏切りの影に苦しめられていく―――。
※更新がものすごーく遅いです。それでもいいと言う方はどうぞ。
最終更新:2014-12-24 00:00:00
3750文字
会話率:45%
台風の去ったある晩、浅沼蓮は、通りかかった男から、拾ったばかりの猫を預かる。月明かりの下で見た男に、蓮は一目ぼれをする。やがて蓮は「別れさせ屋」の仕事のターゲットとして、その男、灰谷と再び出会う。灰谷と別れたがっていた恋人の、宇田川理沙は、
余命を告げられて入院する。灰谷には告げることができず、疾しさを抱えたまま、蓮は理沙を見舞い続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-23 17:38:56
250091文字
会話率:38%
転校生ハルミは絡んできた不良グループと不本意ながら、闘うことになる。「仲間にならない?」誘ってきたハルミはとてつもなく色っぽかった。
自ブログ「あいまいな着地点」からの転載です。
最終更新:2011-07-10 12:58:02
5442文字
会話率:35%
如月潤は、高校のときの同級生あきらに恋をした。
高校、大学を卒業し、東京で就職したあきらに再び出会うが、あきらは潤を貶めもてあそぶばかりだった。自己嫌悪と羞恥にさいなまれながら、潤は街へ出て、ほかの男を求めてしまう。あきらへの思いを抱えたま
ま、潤は背負わされた借金のために仕事を始める。
輪姦レイプ、公開羞恥プレイなど。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-19 01:27:10
99783文字
会話率:27%
リーゼロッテ家の次女・シュリア=リーゼロッテに宛てられた手紙。それは、グランバード国の王子からの手紙だった。そしてその手紙には、彼女に自分の話し相手に任命するという内容が書かれていて……。シュリアは困惑するが、父の命もあり、しぶしぶと王宮へ
向かった。緊張と不安を抱えたまま、その王子と対面することとなったシュリアだったが、彼女は不覚にも王子リーオに一目惚れしてしまう。内心どきどきのシュリアに王子から告げられたのは、シュリアの姉であるマリア=リーゼロッテのことを教えてほしいという驚愕的なものだった。これはそんなシュリア=リーゼロッテの恋のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-15 20:52:29
13856文字
会話率:27%
亜人というだけで奴隷でいなくてはいけない運命を持ったソウ(蒼星)。誰しもが目を奪われるほどの美しい亜人の運命は、奴隷解放という条例で変わることができた。一つの命を持つものとして生きていくことを選択したソウは、ただ平凡な日常を愛して日々を過ご
していた。そんな中で知り合った盲目の青年アマネと距離を測りながらも、次第に叶わない想いに目覚める。それはソウにとっての初恋だった。目に見えるものだけが全てではないと考えるアマネに、しかし言葉の行き違いで伝わらず、ソウは自身が亜人であることを伝えられないまま悩む――ただ穏やかに暮らしていたかったソウにとって、この気持ちは神からの祝福の贈り物なのか、それとも苦悩という贈り物なのか。***緩やかにお話は進みます。また、ストーリー重視で進み、ほとんどの性描写は後半になります。一部、それほど重くはないつもりですが無理矢理な表現が含まれる予定でもあります。苦手な方はご遠慮くださいますようお願い致します。登場人物の中に、主人公の家族的存在で女性が出てきます。ご了承ください。2014/09/10完結しました。ありがとうございました。***折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-10 12:08:59
222725文字
会話率:38%
!休止!またつけたすかもしれません
クールな兄×だめで弱い妹
敗戦後混乱期の日本が舞台。
幼いながらも兄の勇一は妹の和子の父親代わりとして振舞うが……。
兄のことが大好きだけれども、兄が何を考えているのかわからない。
彼らの幼少期から青年期
までのお話し。
あくまでもフィクションです。
大戦など現代史と違うところ多々あります。戦後風で書いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-02 09:47:51
19735文字
会話率:17%
◆月光逢詩(げっこうおうか)◆
いつか出逢える王子様を夢見て……いたのに?
全てにおいて未経験の純情淫魔レヴィは、乙女の純潔(?)を守り、『思い出の王子様』の来訪を待ちわびていた。
だがレヴィの前へ現れたのは王子ではなく、魔族討伐の依
頼を受けた闇(病み)属性神父ゲイルだった。
王子様を探すため、ゲイルの旅への同行を決意したレヴィ。
だが連れて行かれたのは娼館。そして即刻のクビ。
王子を想うが故に空回るレヴィと、愚鈍な言動へ容赦ない仕打ちを繰り返すゲイル。
主張も存在も何もかもが噛み合わない二人の出逢いは、様々な運命の歯車を回し始める。
その先に待ち受けるのは、終焉か再生か ―― 。
箱入り純情淫魔レヴィと、世界の終焉を望む冷酷神父ゲイルによる、すれ違いラブコメディ・バロックファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-22 14:19:44
651289文字
会話率:38%
幼子は男とともに日々を過ごしていた。
男は幼子にある秘密を持ち、ほの暗い心の内さえ隠し幼子を甘やかし、成長をただ待ち望んだ。
「お前は、私のものだ…」
たった一人の幼子を囲い愛情を向ける男と、男との約束を守り側に居続ける幼子は、どんな
未来を受け入れ愛を育むのか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-17 00:37:39
1909文字
会話率:16%
「煙草、すいてぇ・・・いや違うな。あいつに、キスしてぇ、だ。」気付くのが遅い男が彼女とやり直すまでのお話。
つぶやきシリーズ『嫉妬』編では彼女との別れまでとなります。
最終更新:2014-06-28 01:59:27
14837文字
会話率:42%
「ちょっと意地悪だけど優しい少年だった。——少なくとも五年前のあの日までは」
心を読む異能を使い間者を生業とする家に、力を持たずに産まれた落ちこぼれの姫、メイサ。彼女は役立たずだと卑屈になりつつも幼馴染の心優しい王子を支えに穏やかな日々を
過ごしていた。しかし、強大な力を持つある少女の発覚をきっかけに二人の関係が歪み始め、やがて少女は傷つき王子は無力を呪い国を去る。 ——五年後。再会した彼は、冷酷で非情、そして女の影の絶えない男に豹変していた。
砂漠の国で繰り広げられるすれ違い異世界ロマンス。本編完結済。番外編、後日談をたまに更新してます。
※作者サイト「碧い林檎」から転載しています。拙作「闇の眼 光の手」の姉妹作。単品でも読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-24 08:53:34
499590文字
会話率:37%
南の国リプロの王女アリーゼは、龍の呪いに蝕まれていた。国中の魔法使いや神官が匙を投げる中、彼女は唯一その呪いを解くことができるという闇の精霊に会うため、一人国を飛び出し、精霊の棲まう世界の果ての雪原へと足を踏み入れる。そこで吹雪に遭い、生き
倒れた彼女を助けたのは……(『龍と姫君の物語』の続編になります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-14 21:48:29
168699文字
会話率:34%
一年前の雪の中、私は一人の男を拾った。やがて男は私の家に居座るようになり、そして私達は一線を越える仲になった。それでも私達は恋人ではない。ただの、同居人。のはずだった。男が、とんでもないことを言い出すまでは。「マリーベル、私の妻になって欲し
い。私の、妃に」男はなんとこの国の王子、それも、王太子だった。まさか、そんな。自分が妃になんてなれるわけないだろ馬鹿野郎!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-23 20:54:12
75510文字
会話率:28%
呪われた両手を持つ伯爵令嬢シルヴィアが、十八年間も幽閉された塔から出されたのは、借金のかたに北国の将軍へ嫁がされるためだった。 何もかもが嫌になり城を逃げ出したが、よりによって嫁ぐ相手に捕まってしまい……。 一方で北国の将軍ハロルドは困惑
していた。軍師に無茶振りされた政略婚でも、妻には一目ぼれだ。幸せな家庭を築きけるよう誠意を尽くそう。 目指せ夫婦円満。 しかし何故か、話し掛けるほど脅えられていく気がするのだが!?
妻には奥手な二十八歳の将軍と、身体の秘密を夫に知られたくない十八歳の娘の、すれ違い夫婦のお話。 シリアス、コメディ要素が半々。 世界観は共有していますが、単品で問題ありません。
*書籍化に伴いまして2014年11月18日に本編のみ削除いたしました。どうぞ御了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-04 16:09:05
8375文字
会話率:35%
「善し悪しなど知らなくていい……私の味だけを覚えればいい」
言葉足らずな夫と年若い妻。大正から昭和初期の日本を舞台に、珈琲の香りに包まれながら少しずつ歩みよっていく夫婦の四季を追います。
*時代考証の甘いところが多々ありますので、苦手な方
ご注意ください。登場人物はすべて架空の人物です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-21 00:28:45
413937文字
会話率:31%
孤独な思いを抱いている王子ビュートルは、ある日弱っている白い猫を見つける。一生懸命に看護して助けた猫を飼うことにしたビュートルはある物語を思い出す。年月は経ち自国では王位継承争いが起こっている時にビュートルは美しい女性と出会う。悩みなどを相
談しているうちに自分の思いに気付いた彼がとった行動はーーーそして謎の美しい女性とはーーー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-21 16:07:40
8318文字
会話率:16%
外資系企業に勤めるOL・柚月が桜の下で出逢った王子様は、新社長の雲劉生だった。
自分とは住む世界が違う人だと思っていたのに、思いがけず社長秘書に抜擢される。
劉生を好きになるほど思いを止められない柚月は、彼に言えない秘密を持っていた。
しか
し、その秘密を彼に暴かれたその瞬間から身も心も囚われてしまい……。
【この作品は予告なく性描写に突入します】
* 本サイト『Ambivalence*』と同時掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-24 00:00:00
97345文字
会話率:54%
ヒトを愛した狼は、
狼に恋したヒトの子と、
夜毎つがいの夢をみる。
今日も明日も明後日も。
いつまでも、ずっと――。
★狼の獣人が、思春期に少年から大人になる物語です。
★完結しました!
最終更新:2013-11-17 20:00:00
174575文字
会話率:29%
高校受験まであと一年。中学三年になった日高ほむらは、ある日クラスメイトの悪戯により駅構内で突き飛ばされてしまう。バランスを崩したほむらはそのままホームに落下、快速列車に轢かれ命を落としてしまう。ふと目を覚ますと目の前には黒衣の女性。彼女は言
った。『我が夫となれ』、と。訳の分からないままほむらはまた意識を失ってしまう。次に目を覚ました先は学校の保健室のベッドの上。通常の生活に戻るほむら。しかし平和な日々が続いたのはほんの数日間だけ。空が『闇』に覆われ、ほむらの通う学園を全て覆ってしまう。次に気付いた時には、全校生徒438名。教師23名。その他用務員10名の、計471名の人間が、学園ごと『異世界』へと飛ばされてしまった後だった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-30 02:00:00
144625文字
会話率:32%
愛されて慈しまれていた貴族のお嬢様が戦争の融和のために嫁ぐことになった。両親に愛されていないか疑問に思いながらも国のために馬車に揺られ…嫁ぎ先は天国かそれとも…?
冷遇、拷問に見舞われて心が折れそうだった。
けれども、私の知らない所で何かが
動いている。
幼い無垢な貴族の少女と病んだ国の血縁の王子様のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-13 22:00:00
129951文字
会話率:40%
真っ暗闇から全身鎧の化物に助け出されたと思ったら、今度は国家規模の難題と結婚話を丸投げされた。花婿候補の王子様は「女たらし」と「研究バカ」と、城に寄り付かない「ワケ有り物件」。……どうしろと?
―――天敵だらけの異世界で、唯一の癒しを手
に前向きに頑張ろうとする彼女の恋とか恋とか恋の話。
※序盤は糖度ゼロ、すれ違いを経てらぶらぶ、のち甘々溺愛。予告無く性的描写・戦闘描写が入りますのでご注意を。本編48話+番外編全て完結済。
※※2015年8月、一迅社様「メリッサ」より一部書籍化されました。本編削除の予定はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-11 01:00:00
192687文字
会話率:31%
お嬢様に想いを寄せる執事とそんな彼に想いを寄せるメイドのお話。
身分違いながらも自分の仕えるお嬢様に好意を寄せる執事のアルト。そんな彼に当たって砕けながらも諦めないメイドのミミ。そこに王弟殿下も加わってシリアスなのかコメディーなのか、エロ
スも後々入ります。コメディーを心の何処かに置き忘れて来ました、シリアス多です。只今王弟殿下頑張り中です。アルトの尻を叩きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-07 02:20:08
86062文字
会話率:50%