15の時、私はあちら側に行った。
見たのは命だ。他に形容の仕方がない。
愛していた人は死に、私の精神は崩れた。
廃人同然の私には、辛い現実だけが目の前に残り、それでも情けをかけてもらって生きている。
恰幅だけが良くなって、貧困に喘い
でいるのに、他人からは食事の取りすぎなどと言われる有り様だ。
愛してくれる人は消えていく。
今は憐れみで向き合ってくれる親族以外に、身のより所がない。
それでも、どこにいても、自分は独りだと感じてしまう。
腫れ物にさわるような扱われ方を望んでなんかいないのに。
「愛してほしいだけだ」という言葉を投げかけられる相手がいない日々は着実に私の精神を圧迫していった。
ある日、死のうとしてみた。
もっと恐怖や葛藤があるものだと思っていた。
しかし悲しいかな、そんな真っ当な精神は、今の私にはなかったらしい。
体から精神が抜けていき、フワッと浮く感じがしたかと思うと、現在とは違う世界にいた。
それは言った。
「私に関わるな」
途端に目が覚めて自覚したのは、寒いということだった。
あれは確かに言った。
―お前はおよびじゃない―
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-12 17:40:40
1711文字
会話率:4%
双子の姉妹の物語です。
双子の方は一度は感じたことがありませんか?
―似すぎていて気持ち悪い―
そういうことを妄想して書いた物語です。
注意事項
この物語はあくまで妄想であり、小説です。
双子の兄弟姉妹に対する差別的な感情を刺激するも
のではありません。
また、この物語の登場人物のような事態を誘発する意図は全くありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-15 21:35:48
939文字
会話率:7%
被差別民である少年セト。
彼は親友ハジと共に地下で暮らしていた。
ある日胡散臭い魔術師に才能を見出だされ…
残酷描写は保険です
最終更新:2015-10-01 19:14:42
2891文字
会話率:20%
ある日少子化対策のためひとりの男に女を無差別に種付けさせることが決まる。その男、豚田はなぜか自分を助けてくれる美女の令子とともに優秀なメスに種付けしてゆく。
最終更新:2015-08-11 20:00:00
6228文字
会話率:45%
異世界に飛ばされたネトゲ廃人たちの平凡な日常。
テンプレを両足で踏みしめようとして、片足がずり落ちた感じの物語。全5話ぐらい。
予告無きエロ・グロ・スカ・スプラッタ・TS・差別表現があります。ご注意ください。
「小説家になろう」で連載
しているものの、未改定/原型版。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-28 22:58:04
94796文字
会話率:37%
僕は女の子の胸が苦手だ。何故なら彼女たちには4つの胸があるから──
女性の胸が4つに進化した世界。一度に産む出産人数が二人以上に増え、人類は3つの自治区に人間を分けることにより人口を調整していた。男女が住み子供を産み育てる中間自治区。同性
のみしか住まず文化と経済を支える男性自治区と女性自治区。
僕は15歳を機に男性自治区を希望し、そこに移り住む。
同性婚、同性愛は当たり前。まわりは全部男。それらが全部『当たり前』の世界で、僕は『普通』に恋をして、『普通』に生きていく。
だけど、僕が好きになった男の人は、『普通』ではなかった……
『普通』って何? 『おかしい』のは誰? 『普通』を願う『僕』が、『おかしいこと』を受け入れるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-27 09:47:07
140572文字
会話率:35%
魔導王国イオシス。光、炎、風、水、地、闇の六柱神の加護によって、海と大地の豊かな恵みと、高度な魔法文明をもつ一大王国である。この国のほとんどの民は、六柱神のいずれかの血を受け継いでおり、一般人といえども魔法が使える。その者が、どの神の血を継
いでいるかは髪の色を見れば一目瞭然である。光神ルキアの眷属の髪の色は金、炎神ファラの眷属の髪の色は赤、風神エルの眷属の髪の色は緑、水神ナードの眷属の髪の色は青、地神アードの眷属の髪の色は茶、闇神ダレクの眷属の髪の色は黒といった具合にだ。しかし、この国には六柱神の加護を受けられず、魔法が一切使えない者達もいた。それが、銀髪の民である。魔法が一切使えないため、まともな職にも就けず、日々食うもの、住むところにも困り、ストレスをためた一般人や、魔術士、魔導師などに虐待され、時には命までを奪われる非力な被差別人種として。己の生まれを恨み呪い、信じられる神もいない哀れな人々。しかし、そんな銀髪に生まれながらも特殊な武器を使い、銀髪の民を護り、魔法使いを殺す、銀髪の死神と呼ばれる女がいた。これは、その女が銀髪の民の希望として生きた時代の物語である。
…とか言って、仰々しい設定を利用したバトルラブコメ小説です。気楽に読んでねー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-13 12:44:29
290346文字
会話率:60%
戦国時代。人は殺せないが武士になりたいと願う主人公小太郎が、やはり自分を犯し続けた父親を憎悪する女と性交氾濫する洞穴生活を続けながら、狼に追われ、盗み、人を殺す為に研鑽して行き、女の父親に敵討ちをすべく、葛藤、挫折を繰り返す、その心無き無機
質な男の生き様を通し、本当の心の美しさをまさぐって行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-15 13:43:15
83510文字
会話率:42%
老人ヘルスを運営している私が、ぜげんとしてマラソンセックスに挑み、死ぬか生きるかの賭けを楽しんでちょーよ(^0^)/
ほほほほほほほほ(^0^)/
最終更新:2014-06-21 13:45:10
65332文字
会話率:15%
「紗絢、おまえの嫁ぎ先が決まった」
自身を厄介者だと思っていた紗絢はその言葉にとくに反応することはなかった。むしろそれが妥当だろうと思っていた。
けれど嫁ぎ先は予想もしていなかったところで、更に相手は人ですらなかったーー
訳ありの鬼と盲目
の娘の物語。
※ヒロインが目が見えない設定ですのでそういった表現があります。差別的なものは強くありませんがヒロインが自分を卑下する場面もありますので、ご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-06 13:00:00
44767文字
会話率:36%
22XX年。地球都市タブロシティ。富豪層、一般層、貧困層の身分差別のある都市。一握りの貴族がこの都市を治めていた。その1人、九条海人が1人の少女を買う。親も兄弟もいない作られた生命体、悠莉は自分を買った男を愛するようになり主人である海人の心
を欲しいと望むが、海人は愛欲人形と扱うのみで…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-05 09:18:19
21234文字
会話率:42%
自分がつかまっている間に仲間を皆殺しにされてしまった亜人のアーシェ。翼は切られ、何とか外に出るとたった一人の種族となってしまったことを知り途方に暮れる。そんな時に出会ったのは傭兵を生業にしているという男レイグ。身寄りのないアーシェは人間が嫌
いながらもレイグについていくことを決める。最初こそお互いほとんど干渉しあわないがだんだんと…しかしアーシェは自分が亜人であることを告げられずにいる。そんな二人の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-13 15:28:40
8524文字
会話率:41%
同僚の素晴らしさに告白して帰宅しようとしたら白猫に殺された。よく分からないけど世界とチートらしい白猫の全てくれるって言うからもらってみたら、異世界で無敵らしい。折角なのでチートらしく俺様してみようかな。あれ?何か魔王みたい。――そんなゆるゆ
る気まぐれ連載です。趣味全快でお送りします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-05 16:27:14
56188文字
会話率:15%
チェレティと二コレッタ、二人の女は互いに深く、愛し合う。キケンな快楽に漬かる事が、二人の極上のエクスタシー。被虐趣味と嗜虐趣味、健全思考と異常思考……綺麗に二つに分けられる、そんな簡単な仕組みを、現実は備えていなかった。時にぶつかり、すれ
違い交差する二人の心、だけど二人は互いに、「愛したい」「愛されたい」と願って止まない。心の交差点に二人は、辿り着くのだろうか?そして、二人は徐々に“本当の自分”を見つけていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-01 04:23:00
7010文字
会話率:35%
人々は異形を畏れ 人々は凡庸を愛し 人々は揃って右を向いた。
彼は守りたかった 彼は救いたかった 彼はそれを、愛と呼んだ。
これは異形の少年を"愛した"男の、庇護と崩壊の物語。
人々の安息の為、今日も残虐劇の幕が
開く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-27 22:56:59
24924文字
会話率:9%
獣人が差別される世界で、少年は獣人の証である耳をなくす薬を作ることを決意した。10年後、彼は獣人であることを隠したまま、第二王子の一番の側近になる。賢い獣人が、大嫌いな人間に恋をする短編。 ※残念ながら王子の俺様感は出せておりません。猫にデ
レる攻が見たい方はどうぞこちらへ。◆Rはないですが取り敢えずつけておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-20 17:00:00
9182文字
会話率:30%
「異世界で英雄になる!」
そう願った青年が持っていた才能は奴隷を飼う力だった。
この国には二つの人種しかいない。飼う人間か、飼われる人間かだ。
彼はこの世界生きていくことを決意する。
「とりあえず一国の主にでもなってみますか」
犯して殺して
成り上がる。
ある意味堅実な異世界ダークファンタジー「奴隷少女」始まります!
※タグ追加案募集中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-15 13:35:44
82091文字
会話率:36%
男は女に呪いをかける。
どうぞ私を憎んでください、そして、愛してください、と。
無理やり、監禁、差別などを含みます。閲覧にはご注意ください。
最終更新:2014-09-07 02:00:00
10093文字
会話率:29%
―――村を襲う獣の牙から逃れるために、人身御供にされた旅のウタ歌いの娘は、満月を背負う虎の目に、悲しみの声を聞いた気がした―――
似非アジアン風、異種?恋愛ファンタジー。
!!当作品には差別表現が多々含まれます!!
きまぐれ不定期連載。
現在故あって休止中。
(現在筆者に性的なものを書ける精神的余裕がありません)
キーワードは今後増えるかもしれません。
※なお、活動報告は主に通常マイページの方で行っております※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-20 13:44:28
58701文字
会話率:13%
ひょろ美形攻×不細工オカマ
色々と言葉が足りない2人のじれじれした感じになります。
※おかまと言う言葉に侮蔑や差別を感じてしまう方がいたら申し訳ありません。
最終更新:2014-07-01 00:21:49
3074文字
会話率:39%
世界が栄え、戦争が身を潜めつつある時代。そんな時に各地で人類が突如として変異しはじめた。彼等の体は徐々に昆虫へ近付くように変異し、そして無差別的な破壊を振るうようになる。その特殊変異者を排除すべく全国で”特殊変異者排除班”が設立された。彼等
は支給されたパワースーツと武器を駆使して日々任務を遂行している。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-06 09:07:16
9285文字
会話率:27%
男は能力を所持し女は持たない人間の中で一人の少女ユエルは特殊な能力を持っていた。そのせいで家族に拒まれるユエルを引き取ったのは教会の神父。教会は森との境界線からやってくるバケモノと対峙していた。
だがその神父にもバケモノと呼ばれ蔑まれ・・バ
ケモノと関わればお前もほんとうにバケモノになると脅される。差別嫌いなユエルは次第にバケモノを嫌悪し恐怖の対象としてしまう。そんなある日、チャラい神父に褒美と言われ陵辱を試みられた。そのときバケモノの襲って来る森の奥に召喚された。そこには亜人と呼ばれる様々な獣族がいて・・中でも狼族の異端中の異端、バケモノと呼ばれる青年スィエルの花嫁に迎え入れられてしまい・・
それから腹黒神父だったり嫉妬狼だったり野心旺盛な妖狐だったりといろんな種族に襲われ翻弄される少女の恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-25 23:24:32
69167文字
会話率:22%