七歳でMITの学生となった少年、桜庭(さくらば)聖(ひじり)。
彼は翌年の誕生日に、想いを寄せていた女性から突然の別れを告げられる。
それを境(さかい)に、『記憶と記録(アーカーシック・レコード)』の研究に没頭するようになる。彼女との再
会をしたいがために。
しかし、ある事件によって日本の中学に編入することになった。アメリカへの想いを絶ち切ろうと、そして『学力の植民地化』を受けた日本での生活に馴染めないことで、苦悩の日々をおくる。
そんな心的環境のなかで、『記憶と記録』の研究を続けるのだった。しかし、それが原因で、世界の命運を左右する立場になってしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-07 22:00:27
108156文字
会話率:24%
藍澤悠樹は、従兄弟である漣に、取引きを持ちかけられる。
多額の負債を抱えた悠樹の父の会社へ融資する代わりに、悠樹は漣の「恋人になる」という取引だ。
選択肢のない悠樹は漣の取引きに応じ、彼に体をゆだねることになるのだが……。
※この物語には
続編があります。
※ブログで掲載したものの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-06 19:43:42
74899文字
会話率:41%
対フリーク大戦。
1997年7月、宇宙からアメリカ、ニューヨークに地球上には存在しない、言わばステルス機の様にレーダーに映らない物質で出来た隕石が衝突した。
大きさはそこまで無かったものの、ニューヨークと、周辺の都市は壊滅した。
世界経済の
中心部かいきなり吹き飛んだのだ。
世界恐慌どころの騒ぎでは無かった。世界は未曾有の大混乱に陥った。
そして、そこからフリークと呼ばれる化け物達が出現した。
人類とフリークの戦争は、2009年、対フリーク組織であるC.R.O.S.S.の奮闘により、人類の勝利で終結した。
しかし、世界に平和が訪れたのは、僅かな時間のみだった。
戦争終結から8年後、フリークに支配されていた土地を巡って、第3次世界大戦が勃発。
生き残った人類は、今度は人類どうしで潰しあいを始めていた・・
そして、それから2年後、フリークの被害を受けず、力のあり余っていた日本に某国で製造された秘密兵器が投下された。
これは、死の町と化した町からの、少年達の世界を巻き込んだ脱出劇である。
この作品は「SECOND LIFE」の続編にあたりますが、この作品から読み始めても問題無い様に作り上げるつもりです。
ですが、前作を読んだほうが内容の把握は容易だと思われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-03 21:40:24
47430文字
会話率:43%
アメリカへ約束の夕日を見に行く二人。真樹のあの屋上での“落書き”の秘密が明らかに。15才で青春も恋愛も結婚すら諦めた瑠伽が…旅立つ。
最終更新:2009-02-24 01:07:25
12640文字
会話率:60%
高校三年で友達になった橘と羽賀。橘は、羽賀のおかげで自分の夢を追う気持ちを決めた。羽賀を心の友として連絡を取らず、羽賀からのはがきを拠り所にアメリカで成功をおさめる。やっと羽賀と逢える、そんな時に同窓会の案内が来た。十年振りに逢った羽賀に橘
は、二人で見た海の絵を贈る。喜んだ羽賀は、橘に秘めた自分の気持ちを伝えるが、そのまま去ってしまう。同窓会で橘は羽賀が事故で亡くなっていた事を知る。羽賀は死んでからも橘の事を見守っていたのだ。そして、今でも橘には羽賀からのはがきが届く……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2005-12-02 18:40:51
6092文字
会話率:48%