私が知っている彼は、名前とは正反対の人だった。
長めの髪はボサボサで無精髭を生やし、スウェットの上下を着て仕事も碌に行かないような、酒好きで私にお金の無心をするようなクズで不埒でだらしない格好の紐男。不思議とタバコは吸わなかったけど、常にパ
ソコンとタブレットみたなのを弄っていて、ゲームかなにかをしていた。
でも、私が出張から帰ってきたら、彼は消えていた――彼が持ってきた荷物の全てを持って。
そして一年半後、買い物に出た先で彼を見かけた。
その視線の先にいる彼は短く切りそろえた髪をジェルか何かでなでつけ、高級そうなスーツとネクタイを着こなし、眼鏡をかけた素敵な男性だった。そんな優しそうな、幸せそうな笑顔すら私に向けられたことはない。
胸が締め付けられて、つらかった。だから私は――。
どうしようもない男とそんな男が好きな彼女の話。
なかむラ様主催、『不埒な人企画』参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-23 00:00:00
28112文字
会話率:53%
【あらすじ】
俺、ソーマ・オズウェルは今年で18歳である。
未だに使い魔の召喚も成功せず、契約も当然結んでいない。
そして、これが3回目の使い魔召喚の儀……失敗すれば、次は24歳まで持ち越しだ。
――――そんな時、忘れかけていたあることを
ふと思い出したのだ。
そして……召喚されてしまったのは、ふっさふさの狐耳に、もっふもふの尻尾を持つ白髪赤眼の美狐様!!
え、この美女が使い魔ですか?! 本当に?! 俺、絶対幸せにしてみせます!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-21 16:56:08
178979文字
会話率:58%
★完結しました。続きはシリーズになります。
古くから続く名家マクベナス家。その当主であるアルバート・S・マクベナス。
御主人様に拾われて、執事のエリウ・フォルスレンは徐々に心の傷を癒している。
主従愛なのか恋なのか。トラウマとも戦いながら
悩むエリウ。
脇役が個性的な清純派?執事物語です。
ヒーロー系兄貴×銀髪執事/BL/メイン/激甘
王子系ヘタレ弟×半妖精執事/NL/オマケ/喧嘩ップル
監禁・調教・暴力表現。
肉体関係のある兄弟愛表現や、軽い女体化表現にも御注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-20 16:46:05
352928文字
会話率:27%
藤井梓は夫の5回目の浮気で離婚を決意する。
離婚が成立したらガキじゃなく、包容力のあるカッコいいオジサマと素敵な結婚生活を送りたいと意気込んでいた梓はやけ酒して泥酔状態の中、髪も髭も伸び放題のコスプレしたおっさんを拾う。
「おっさん、行くと
こないならウチくる?」
そんな感じで始まった二人の同居生活。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-20 02:52:59
24179文字
会話率:40%
高田真帆は一人暮らしをする勤労女子高生。
毎日学校とバイトの両立に疲れ果てていた。
ある日、自宅であるオンボロアパートに帰ると、自分の部屋が泥棒に荒らされていて。
真帆は震える足で外に出て、警察に電話をかけようとしたその時、ちょうどお隣さん
が帰ってきた。
そのお隣さんは金髪で耳たぶにはピアスが何ヵ所もあり、背も高くて顔も強面で。
見るからに『ヤンキー』そのものだった。
隣人ヤンキーは、泥棒を捕まえてくれて、不安そうな真帆に優しく笑いかけてくれた。
最初はその顔におびえつつも、真帆は段々彼の優しさに引かれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-12 00:24:20
29047文字
会話率:45%
ついに、手に入れてしまった。男性器を“生やせる”薬というものを――。
アウトドア派のあすみとインドア派の琴子。幼なじみの二人はある日、急接近する。きっかけは薬。
※ふたなり薬が出てきますが、ふたなりというよりは陰核肥大化(小)です。
最終更新:2017-11-19 21:50:45
12409文字
会話率:34%
死にたがりの大学生白石恭介は、サークル棟の屋上でピアスを大量につけた金髪の青年に出会う。
見た目同様軽い言動の青年は恭介に男は好きかだなんてふざけた質問をする。
最終更新:2017-11-18 20:00:00
4557文字
会話率:61%
俺、高梨洋一は義母のクリスが倒れたという知らせを聞き、二年ぶりに実家に帰る。俺がバスから下りると、木漏れ日の中で俺は金髪の美少女に出会った。それは、二年たち美しく成長した義妹のエリーだった。俺はエリーと一緒に実家に会い、クリスと出会う。俺は
クリスへの複雑な感情を思い出し、それに流されるようにエリーとセックスをする。その後、義母のクリス、エリーの友達の真央や渚達と次々とセックスをしていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-07 18:00:00
65991文字
会話率:58%
ある少女は気付けば、アダルトゲーム『爆乳ホステス~Re:Quakes~』の世界に転生していた。しかも自身は白銀の髪で碧色と紅色の双眼を持ち、ナイスバディの肉体であった。この世界の知識を知らない少女もとい美女は奴隷となり、娼婦としてある男に売
られてしまった。男の楽園……華風俗へと。
そして美女━━ルーティスは、卑猥な男達に胸を揉まれ、乳首を吸われ、処女を奪われ犯されるといった行為に次第に快感を感じてしまった……現実世界に戻ることを諦めて……
*主人公紹介
ルーティス
年齢:???歳。身長:167cm。スリーサイズ:B156/W70/H92㎝。
異世界転生してこのアダルトゲーム『爆乳ホステス~Re:Quakes~』の世界にやってきた少女もとい美女。モデルのようにスラリと高く、腰の下まで伸びた艶やかな白銀の髪。右目の泣き黒子と右胸にある黒子が印象的な、大きくて濡れた憂いを帯びた碧色とルビーのような紅色の双眼を持ち、細身のボディながらも超乳の持ち主で、20代前半程の若々しさ。雷と男性が苦手。売られた理由は、史上最高のバストサイズだったから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-06 00:28:51
37107文字
会話率:63%
俺は乞食のアミン。
目が覚めたら俺の事を皆は陛下と呼ぶ。
おかしいだって俺は乞食の筈だ。
絢爛豪華な王宮。心奪われるような黒髪の美丈夫。
薄汚いスラム。ドブに塗れた一人ぼっちの乞食の俺。
この日々はどちらが現実なんだ・・・俺は何なんだ。
(注:有名な千夜一夜物語をBLに直した作品です。攻めの受け以外との絡みがあります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-05 22:00:00
8642文字
会話率:48%
ただいま改稿中です(汗)2021,4.21
「わ……私と結婚してください!」
…と叫んだのは、貴族の末端の準男爵令嬢ミーナ
プロポーズされたのは…
第一騎士団の団長、アークフリード=ブランドン公爵
アークフリードには辛い初恋の思い出
があった。
それは13年前に内乱で、守りたいと思っていた
金色の髪に紫の瞳をもつエリザベスを目の前で攫われたのだ。
そんなアークフリードの前に現れたのは、赤い髪に緑の瞳をもつミーナ
運命は…不思議なめぐりあいの舞台を用意した。
2月28日
本編は完結いたしました。
ありがとうございました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-05 14:39:27
220376文字
会話率:16%
正義の味方が怪人たちを倒し、ヒーローによる統治が行われている世界で、悪の組織にアルバイトとして働いていた主人公。
ある日、ヒーローの奸計により組織は壊滅、主人公も瀕死の重傷を負ってしまう。
ぼろ雑巾のような状態で息を引き取ろうとしてい
たそのとき、悪の科学者を自称する金髪美少女に助けられる。
悪の科学者は主人公に特殊な改造を施し、種付けした美少女ヒーローの能力を奪う能力という規格外のスキルを与える。
主人公はこのスキルを使い、自分たちを罠にはめた奴ら、そしてこの世界を支配するヒーローたちに復讐することを固く決意する。
特撮ネタのパロディを幾分か含んでおります。苦手な方はご了承下さい。
エッチなシーンがある話には☆が付きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-03 21:27:35
116596文字
会話率:40%
金色の髪と瞳を持つ公爵様 ベルザス・グラウサヴァー・ルーデロイはどこへ行くにもマイヤ・メレヴァイクという女官を側に仕えさせておりました。
彼女はどこにでもいそうな女の子に見えますが、侮るなかれ。公爵様が全幅の信頼を置く【銀の匙】と呼ばれる優
秀な女官なのです。
――――
完結済。設定ガバカバなので大らかな気持ちで読んで下さると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-03 00:00:00
146970文字
会話率:60%
風巻 透…彼の人生はある日突如簡単に終わりを迎える。
新しい体を得て生まれ変わると、いきなり大空をフリーフォール中!?
トールとして新たな世界で生きていく彼は、黒髪の女性に出会う。
えっちするも、新しい体は性欲が半端ないのでオナニーする
始末…
彼が転生して送る新生活での出会いの物語です。
ご感想、ご評価頂けますと幸いです。
頂きましたご感想は必ず目を通して返信いたします。
異世界転生
亜人
イチャラブ
中だし
そんな感じです。
※初エッチは3話目からです。
※数話削って連結させたタイミングでタイトルも変えました。
「転生したらドラゴンになったよ。」
⬇︎
「竜人新生活。〜転生したらドラゴンになったよ。〜」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-31 04:01:08
239118文字
会話率:40%
砂漠の国、ウジャーハンの国王であるセレディンは、ある夜王宮の中庭で煌めく銀の髪に明るい月夜のような瞳を持つ女と出会った。二人は互いに抗えぬ運命に身を任せ、一夜を共にした。
だが夜が明けると女は忽然とセレディンの前から姿を消していた。
それか
ら六年。
今も尚、セレディンはただ一人であるその女を探し、追い求めていた。夜の旅人を導く月の名を持つ、その女を。
そして彼女も今また男の振りをして、王宮に潜り込んでいた。するべきことをするために。
二人は再び、出会った。
──あの夜の裏で何が起きていたのか、知らないままに。
───
短編「砂漠の王と月の女神」のその後の話です。短編をお読みにならなくても差支えはありませんが、お読みいただければよりわかりやすいかと思います。
R18表現を含む頁には※を付けています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-28 21:00:00
152789文字
会話率:43%
砂漠に栄えたウジャーハンの王、セレディンは、天高く満月が王都を照らす夜半に1人王宮の中庭を歩いていた。ただ静かに己の精神を鎮め心の内と向き合う、ほんの僅かの安寧のひととき。
しかしこの日、彼は自分しかいない筈の中庭で、煌めく銀の髪に晴れた月
夜のような紺の瞳を持つ女とのあり得ぬ邂逅に見舞われた。
互いに声もなく見詰め合った2人の、一夜限りの逢瀬は、夢か、幻か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-26 13:52:24
7912文字
会話率:11%
《異世界転移》誰もが一度は想像したであろう、夢と希望に溢れた世界。
勇者になり魔王打倒を目指す話や、美女を侍らせハーレムで建国する話。
現実では到底ありえない話なのに…いや、ありえないからこそ多くの人々はそんな世界に憧憬の念を抱くのであ
ろう。
そんな夢見る一人の青年が異世界に転移し現代知識を使って様々な困難へ立ち向かって行く英雄譚が
今!始まる―――――――――ー。
わけは無く、世界を渡る門の『鍵』を所有しているウサミミ金髪少女のマイペースな生活や性活が繰り広げられる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-28 03:00:24
336文字
会話率:23%
世界に君臨する超越者たる《魔法使い》。莫大な魔力、人外の美貌、永遠の命をもつバケモノ。そんな彼らは一様に性欲が強過ぎた。彼らを満たすための存在を《華嫁》と呼んだ──
これは哀れな《華嫁》の物語である。救うヒーローもいない、ただひたすらに《魔
法使い》の欲を満たすだけ。彼らの玩具になることが彼女らの運命だったのだ。
※痛いものとかは個人的に好きじゃないので出しません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-28 00:00:00
63580文字
会話率:47%
セノは黒目黒髪だ。このヴィエリカ国では忌嫌われる色。なのに喧嘩腰の成長期王子、勘違い騎士、過保護な山賊仲間にまとわりつかれて……。
最終更新:2017-10-26 01:00:00
279776文字
会話率:33%
「愛しているわ、私の貴方」
女は、甘く、甘く、愛を騙る。
「ねえ、貴方は? 貴方は私を愛している?」
応える男に否は無い。寄せられる囁きに、彼女は嫣然と微笑んだ。
――200年を生きる、赤髪の魔女。彼女の願いを、誰も知らない――。
◆◆
見切り発車もいい所。更新速度はゆるーくなりそうです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-01 04:24:47
10251文字
会話率:13%
ある街の豪邸の中双子が住んでいました。
登場人物
ヘンゼル
兄
種族 吸血鬼
髪色 白髪
身長 140cm
グレーテル
姉
種族 吸血鬼
髪色 白髪
身長 133cm
バスト Dカップ
最終更新:2017-10-22 14:23:31
1503文字
会話率:57%
村の外れにある小さくて今にも壊れそうな小屋には、鬼と言われている少女が住んでいた。
黒くて長い髪、ボロボロでサイズの合っていない着物。髪で隠れている顔や体には泥や垢が付いている。
村の少年少女達は少女を鬼と呼んでは石を投げ、罵声を浴びせる。
大人達は頭の弱い可哀想な少女だと思いながらも、哀れな目を向けるだけで関わろうとはしなかった。
だが少年が1人。鬼と言われている少女に興味を惹かれる。それは好奇心か好意なのかは分からないが、とても心惹かれるのだ。
愛を知らない少女は少年と出会って変わっていく。
初めて投稿させて頂くので、乱筆乱文お許し下さい。
痴呆と言う言葉が多様に出てきますので、不快に思われる方は観覧を避けて下さい。
軽視している訳でもありませんので、ご理解下さい。
始めだけ近親相姦の描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-17 04:17:18
8555文字
会話率:3%
記憶を失い、辺境の村で助けられた『魔力』の無い髪の『薄い』オッサン、ヴァルド。村の中を流れる川の中州に漂着し、持ち物は見た事も無い材質で出来た大きなバックが一つ・・・
『魔法』が当たり前の様に使われている『世界』で『魔法』が使えないオッ
サンが生きてゆくお話し。果たして、ヴァルドは『本当』の自分に成れるのか?それとも、ひっそり生きてゆくのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-13 17:49:52
5661文字
会話率:19%