下級貴族ながら先祖の勲功で今も令名高いドゥ・シュバリエ家。三男坊のテオドールはその人柄と剣の腕前、学業の成績を見込まれ子爵家令嬢アナスタシアの婿にと望まれていた。
だが露骨な求愛を繰り返す侯爵家令息にほだされ押し切られたアナスタシアは、テオ
ドールの些細なしくじりに乗じて、彼との婚約を破棄してしまったのだ。
希望も誇りも失って故郷に戻った彼を、幼馴染ジェイコブの手紙が誘う。北方の旧都エスティナに三百年にわたってあぎとを開く、難攻不落の地下迷宮『梯子(ラダー)』へと。
……しかし、まだうら若いテオドールの身の上には冒険だけではなく、色事のタネが次から次へと降りかかるのであった。
全年齢版の本編「梯子の街のニーナ」で掲載できないR18シーンのみを紹介する番外短編集となっています。サイトを分けている意図にご配慮下さり、全年齢版の感想欄や作者マイページでこちらに言及されることがございませんよう、よろしくお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-18 21:26:20
4333文字
会話率:35%
「セレナ様!」
「修道聖騎士長様!」
教会領南方の魔獣討伐から凱旋してきた修道騎士団を迎える市民の歓呼に、第3修道騎士団騎士長、セレナ・アルフォンシーヌは穏やかにほほ笑んで手を上げて応えた。
聖膜と呼ばれる、肌にぴっちりと貼りついて覆う
聖なるインナースーツの上に纏う白金色の軽装甲冑が陽光を受けてキラリと輝き、集まった群衆がさらに大きな歓喜の声をあげる。
兜の代わりに頭を覆う修道女のベールから溢こぼれたプラチナブロンドの髪が、同じ色合いの軽装甲冑より美しく輝き、深みのある碧い瞳が、慈愛に満ちた視線で群衆を見わたす――。
誇り高き修道聖騎士が罠に落ち、かつて部下だった異端審問官にアナルを責められるお話です。
※この作品はPixiv小説でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-15 20:33:30
19440文字
会話率:40%
わたしには前世の記憶がある。男性だった頃の記憶だ。けれども記憶は何の役にも立たなかった。人買いから逃げる事も、子供たちを慰める事もできずに奴隷の立場に落とされた。なぁ、獣人の少年よ。わたしと同じ境遇にもかかわらず、誇りを失わない君が妬ましい
。君の存在はわたしの男としてのプライドを傷つける。だから、君を犯そうと思う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-01 12:03:31
82179文字
会話率:34%
騎士として生きることを決めたアリア。
女を捨て、恩人である隊長のために自身の人生を捧げる彼女の前に現れたのは、騎士学校一の問題児だったルーニアだ。
彼は女のアリアが自分の上官であることを認めず何かと反発をしてきたが、とある夜の過ちを切っ
掛けに、二人の関係が変わり始める。
何を守るのか。誰を守るのか―――……
誇り高き者たちの、不器用でひた向きな物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-15 22:00:00
112647文字
会話率:38%
夢見のソムニウスは岩窟の寺院に住まう、黒き衣の導師。
夢で未来を予言する能力と、四人の弟子を持っている。
中でも一番弟子のカディヤには、なみなみならぬ愛情を注いでいる。
布地一枚買えないジリ貧生活だが、恋人に贈り物を与える意地と誇りは決して
忘れない。
『後見国に、僕の親書を渡してこい』
ある日ソムニウスは最長老レヴェラトールに命じられ、おのが後見国へ赴くことになる。
夢の啓示を受けた彼は、危険なひとり旅と覚悟して船に乗ったのだが。
「あなたには、前科がありますからね」――「ひっ」
旅は道連れ世は情け。恐いお目付け役がついてきた!
大陸一小さい国で起こる、恐ろしい事件。
夢見の導師は無事に寺院へ帰れるのか?
夢の啓示は何を意味するのか?
師弟の絆となれそめが語られる、ソムニウスの夢語り。
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※事件を解決する探偵?ものです。
※事件の性質上、残酷描写があります。
※18版のため、性愛描写があります。
(R15~R18描写が濃いと思われる回に*印をつけています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-21 15:00:00
180060文字
会話率:39%
「ねぇ、君は身分を剥奪されて、故郷から連れ出されて、家族もいない。異国の地で仇である男の息子に囲われる屈辱の中、死んでしまおうとは考えないの?」
私から全てを奪った男の息子は、今夜も私を腕の中に抱いたままそう訊ねる。どんなに穢されようと誇り
を傷つけられようとも、私は絶対に死なない。貴方が一番苦しむ方法で復讐するまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-04 00:16:55
9261文字
会話率:40%
矢霧夕子28歳。好きな事は”趣味に没頭する事”。そして自分の”仕事”には誇りを。公私混同は嫌悪する対象。”目には目を…”のハムラビ法典万歳(*但し奴隷制度は嫌悪)。そして何より目指せ格好いい独身貴族。
対するは、神倉徹利35歳。好きな
事は”矢霧さんの観察”。”仕事”は大事。使えない部下や自身に群がる蠅共は嫌悪の対象。つか、仕事と矢霧さん関係の邪魔をする奴等は全員滅びろ!そんな困った御曹司君。
寂しさを感じつつも仕事一筋で独身を貫こうとする女性と、そんな彼女に惚れた男性の恋愛譚を描けていれば良いな〜と思います。
作者は初心者ですので、温かい目で見守って頂けたら幸いです。後、ご意見・感想等、御待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-13 00:49:09
169801文字
会話率:21%
「私」は童貞であることに一片の悔いも恥辱も抱かぬ男である(ついでに偏屈で短気で古風)。女だの恋愛だの性交だのというものに現を抜かすような軟派な弱輩どもとは一線を画す誇り高き童貞主義者である。
そんな「私」の元へ、妹のように接してきた親類
の黒髪長身巨乳美少女が訪ねてきて、同居生活を送ることに……。
その後、ひょんなことから接吻すら交わさずに自然消滅したかつての恋人と再会してしまい……。
童貞であることに後悔も羞恥も感じていなかった誇り高き童貞主義者たる「私」が理性と欲望の狭間で迷い、苦悩し、堕落していく過程。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-27 23:50:03
180256文字
会話率:37%
地球を狙う侵略異星人と戦う正義のヒロイン、流星天使ステラトランス。
その正体は少女ではなく少年、直千種(すなおちぐさ)といった。
彼は宇宙生物アルブの力を借りて、仕様ということで仕方なく女体化して、幼馴染で親友の少女、加治川瀬世里(か
じかわせせり)と共に、日々戦い続けていたのだった。
だがある時、侵略軍の大隊長であるふたなり少女アテルの罠に落ち、捕らえられてしまった千種は、触手生物による凌辱を受けてしまう。
なんとか耐え抜こうとする千種であったが、じつは全てがアテルによって仕組まれていたことであり、もう男に戻ることもできないと聞かされて……
「正義の味方」という誇りを抱いた女体化少年が、侵略宇宙人のふたなり少女によって堕とされていく様を描きます。
「♦」のついた回がエッチシーンありの回となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-11 23:54:42
128764文字
会話率:44%
リティスブルクーー大陸の東に位置し、豊かな国土と大陸一の宝玉の産出を誇る国。代々の王たちは、その身に宿る『力』を用い、国を守護し続けてきた。その守護は鉄壁を誇り続けていたが、シャルル王の戴冠の日、その守護に綻びが見つかった。
王女ルイーズ
は、銀の髪、銀紫の瞳の美しき姫。美しさゆえに悲しい過去をもつ。彼の姫を伴侶に迎えることととなったのは、アルトディアス帝国皇太子オディアルトだった。
一目惚れ同士の二人が、徐々にお互いを知り合い、ときにすれ違いながら愛を育んでいくお話です。
初投稿となります。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-09 08:27:36
157283文字
会話率:56%
誇りなんてない。嬉しくもない。楽しくもないし、笑えるはずもない。辛くて、悲しくて、崩れてしまうかも。だから聞きたくない、そんな言葉。
最終更新:2016-05-13 23:00:00
4222文字
会話率:40%
海外のヌーディストビーチで肉体をさらけ出す綾美。大学一年生ながら111センチのバストと101センチのヒップを誇り、172センチの長身は陸上部で鍛えられたしなやかな筋肉をしている。 幼くも整った顔立ちには、快活だがあどけない笑顔と活動的なショ
ートヘア。陽に焼けた薄い褐色の肌に、サンオイルが強いコントラストの光沢を作って男どもの目を惹く。愛する恋人の行人は日本で講義の最中だが、綾美の隣には八郎という別の男が同行していた。行人を差し置いて、全裸の綾美と、英語圏やらヒスパニック圏やらの男と視線と共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-09 13:54:02
15295文字
会話率:26%
誰もが当たり前に平和を享受する国であっても必要悪というものは存在する。
国を構成する数多の他の領地からは『犯罪街』とも呼ばれ、無法者が多く集まっている歓楽街。ルートヴィヒの街では今日も夜闇に紛れて暗躍する影がある。
街の性風俗を
一手に取りまとめる遊郭の、唯一にして最強の用心棒、フリーデ・シェーネル。彼女は正義などの崇高な目的ではなく、ただただ己の欲を満たすためにその身を血と罪で染めていく。
街の住人は国からは黙認され、領主からは推奨されて存在する。それはまさに秩序ある暴力集団。
誰もが己の利益と、悪の誇りを胸に生きているが、秩序なく振るわれる暴力も稀にあるわけだ。
そうした連中を粛清するのが用心棒の仕事。
報酬はただ一つ、街の女の子達と愛し合う一夜。ただそれのみを求めて戦うフリーデの行く末や如何に!?
ヨイヤサ作品No.26 テーマは『なんかソレっぽい世界観の構築に力を入れておきながら、それをさておく百合とギャグ要素を混ぜてみる』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-14 00:00:00
63515文字
会話率:24%
平和な小国であったヴェスネウムは、領土を広げんと度重なる戦争を仕掛けるサンクアモル帝国に滅ぼされ属州とされてしまう。王位継承権を持たぬ第三皇太子だけが処刑をまぬがれ奴隷として囚われる。彼は帝王の下に連れて行かれ、王族である事を否定され、性奴
隷となる事を強制される。王族であるという誇りにだけしがみつく彼は性技を仕込まれ次第に快楽の蟻地獄に落ちていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-10 16:57:48
152675文字
会話率:26%
「わらわに蛮族の王の慰め物になれと!父上と母上の敵の寵を受けよと言うのかっ!」
卑劣な戦に負け、父母を殺され、妹たちとの別離を余儀なくされた誇り高き公主は、自分の運命を呪って叫んだ。
歴史書は語る。
かつて、南海に他国の追随を許さない大国
があった。
名は、永鳳。
彼の国には花にたとえられる公主が三名いた。
長姫の名は彩昭。
気高く、誇らしく、武人の長を冠する彼女が好んだのは、凛と咲く曼珠沙華。
これは、彼女の物語。
以前HP(閉鎖済み)で連載していた作品です。今度こそ、完結できるよう頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-22 18:19:18
35567文字
会話率:36%
国は、いつ終わるとも知れない悪魔との戦いに翻弄されていた。
国を代表する騎士団の従軍司祭と、協力する魔術師。司祭は魔術師に恋慕していたが、神に仕える身としては、それを伝えることが出来なかった。
だがある日、魔術師は忽然と姿を消し、そして・・
・。
(シリーズ群のひとつなので、すっきりとした完結という形にはなりません。全7章16~17話予定。週3回更新予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-05 00:00:00
54718文字
会話率:49%
魔王復活の噂が囁かれる中、美しく気高き王女ティア・リフレインは魔物にさらわれてしまう。親衛隊長である勇者アレイオに救出されることを信じて気丈に辱めを耐えるティアだったが、無慈悲な凌辱調教が誇り高き姫君の恋心を淫らに溶かし、やがて爛れた官能
の魔界へと導いてゆく。
囚われの姫が望んだ、たったひとつの願いとは――
(重複掲載:無料で読める大人のケータイ官能小説)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-16 21:00:00
63458文字
会話率:33%
誇り高き風と水の民、ハイディアより神聖シェフィールド王国国王、サイラスⅡ世の弟であるドミニク・エスターのもとへ、愛妾として嫁いだキラ・チェン。
後世において、神聖王と名高いドミニクⅠ世が、ただ一人愛した女性として記されるキラの物語。
最終更新:2015-07-19 15:07:04
21714文字
会話率:40%
異世界の神々の激突による巻き添えによって、無慈悲にも死んでしまったたくさんの人々。彼らは補償として強制徴収された神力によって、力と能力を得て、異世界へと転生し、第二の人生を歩む事となった。時には剣で、魔法で、人生を切り開き、そして奪われ死ん
でいく彼ら。
そして世界を彷徨う黒き鬼、マヘシュは、オークの集団に襲われていた美しき美少女騎士、セレスティア・パスティスを助ける。その圧倒的な武威をもってオークを叩き潰したマヘシュに、公爵家としての矜持から頭を下げるセレスティア。
だが、マヘシュには別の目的があった。一瞬の隙をついて彼女を己の肉奴隷とする事に成功したマヘシュは、早速少女を凌辱する。
抵抗空しく純潔を奪われたセレスティア。だが、彼女は諦めない。どれほど穢され、辱められようとも、その宝石のように輝く瞳で黒鬼を睨みつける。
「私は、必ずこの窮地を脱してみせるわ!」
「ふふふっ、さて、どうかな?」
復讐を誓う魂とは別に、心ろ体は夜毎の逢瀬によって、徐々にマヘシュの肉奴隷へと調教されていく。そして少女は復讐を誓いながら、その復讐者相手に剣技に魔術を習っては鍛錬する日々が続く。
「貴方を、必ず殺す。私の誇りにかけて、必ず殺してやる!」
だが熱い気勢とは裏腹に、その心は徐々に彼へと傾いていき……。
少女が剣によって復讐を遂げるのが先か? それとも美しき美少女騎士は、鬼の性剣の専用鞘になってしまうのか? そして、マヘシュが世界を彷徨う、その目的とは? 彼が口にした、誓約とは何か?
そして世界各地で暗躍する転生者達。彼らが引き起こす騒乱に、マヘシュも、セレスティアもその渦に巻き込まれるか、中心へ乗り込む事となる。
そして、世界は震えた。
*本作は『一般向けライトノベルに、性描写を入れてみよう』というコンセプトによって作られております。よって話によっては、長い割にR18指定のシーンが全く無い場合もございます。ですがその分エロのシーンはより濃くしてみるつもりですので、十分に実用に耐えると思います。ですので御声援、よろしくお願いします。
エロシーンの話数には、記号を入れるつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-13 00:00:00
92496文字
会話率:21%
敗国の城で、王の亡骸を前に跪かされた美しい金髪の王妃と姫君。
血の帝王と呼ばれる残酷な男の前で、母娘は生き残った王族としての誇りを保てるのか?!
20年の準備期間を経た復讐の宴が、今、幕を開ける。
最終更新:2015-06-18 12:00:00
27146文字
会話率:27%