◆◇謎に包まれた吸血鬼×生真面目な人狼◇◆
《あらすじ》ある人狼に追われる年経た吸血鬼ヴェルギル。退廃的な生活を送ってはいたけれど、人外の〈協定〉の守護者である、人狼達の〈クラン〉に追われるほどの罪は犯していないはずだった。
ついに追い
詰められたヴェルギルは、自分を殺そうとする人狼クヴァルドの美しさに思わず見とれてしまう。鋭い爪が首に食い込むのを感じながら、ヴェルギルは襲撃者が呟くのを聞いた。
「やっと……やっと追い詰めた」
その声に祈りを連想したのは、頭をひどく打ったからだろうか──。
だが、彼の望みは想い人の復讐だった。
「人違いだ」と説明するも耳を貸さないクヴァルドに捉えられ、人狼の本拠地へと連行されるヴェルギル。そして天敵同士である人狼と吸血鬼は、手を組んで同じ敵を追うことになるが──。
「吸血鬼」小さな声で、クヴァルドが言った。「なんで、俺を?」
同じことを、ヴェルギルもまた自問していた。
何故、この男なのだ?
イムラヴの血を引く人狼は珍しい。だが、それだけが理由ではない。見事な毛皮に惹かれたからか? あるいは、哀れを催すほど真面目で高潔だから? 故郷の歌を見事に歌い上げたあの声のせいか? それとも、満たされない憧憬を抱えた彼に同情した?
わからない。これほど不確かなことがこの世に存在することを、いま初めて知った。
ヴェルギルは口の中で、〈嘘の守護者〉リコヴへの祈りを口にした。それから肩をすくめて、こともなげに言った。
「わたしは悪食でね」
それぞれの思惑を抱えつつ、激しく惹かれてゆくふたり。だが、ヴェルギルにはどうしてもクヴァルドを裏切らねばならない理由があった。やがてふたりの道行きに、国中を戦禍に巻き込みかねない陰謀の暗雲が立ちこめ──!?
異世界の島国・ダイラを舞台にした、ハイファンタジーBL《日月の歌語り》シリーズ1作目。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 14:03:22
268206文字
会話率:44%
【本編完結】✦番外編更新中✦
公爵令嬢マリエラは前世を思い出した。ここは18禁乙女ゲームの魔法世界で、自分は裏ヒロイン。
ヒロインのルートによっては悲惨なエ○い末路を辿り、国が退廃してしまう。
BADエンドのえろえろ姫、ユーザーからついたあ
だ名は『無様リエラたん』!
回避するにはヒロインに降りかかるフラグを打ち砕かねばならない。
舞台は全寮制の魔法学園!
腐れ縁な幼馴染みで天才魔法使い・ヴァンと喧嘩したり助けられたり、ヒロインや天然王子たちと友情を築いたりしながら、様々な(ER●I)受難に遭いつつマリエラは奮闘する。
知らないうちに絡め取られている執着の糸、受難とびこえてたまに死線、どんどんズレていく原作シナリオ、果敢に立ち向かう魔法使いの卵たち。
巡り来る審判のとき、果たして皆が手にする未来は……
マリエラはえっちな末路を回避できる……のか!?
※なろうにおいてある「受難と奮闘の魔法使い」(https://ncode.syosetu.com/n1196hz/)のR18versionです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 10:11:53
230201文字
会話率:52%
「申し訳ありません、旦那さま。この方のおちんぽも私が担当することになりました――」
ドールと呼ばれる魔法人形に世話を任せ、人類が退廃的な生活を送る世界。日本のフリーター「アキラ」は、突如としてそんな世界に迷い込んでしまう。
専属担当メイド
といちゃらぶセックスし放題のはずが、行政の不手際によって他の男に貸し出さざるをえなくなり……。
※いちゃらぶ要素もありますが、寝取られ、寝取らせ要素がメインになります。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-25 01:44:50
19334文字
会話率:36%
陰キャでクラスで浮いていた僕は同じ立場の彼女と自然と仲良くなった。女子と関係が今まで無かった僕は嬉しかった。でも、僕はまだ知らなかったんだ。彼女が――エッチが大好きでドスケベで淫乱な女の子だったなんて!おっぱいが大きくで魅惑的な彼女の身体に
溺れていく僕。気がついたら、僕までエロい妄想ばかりしている。一体、僕の青春はどうなっちゃうの……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 01:57:19
335123文字
会話率:58%
深い堀に囲まれ、街との接触がまるでない養成所で、そこに通う同期生たち相方と笑いと愛を学ぶ〈鷹〉の物語、〔日本の終り〕。肝田局長に李大統領の暗殺を、国内テロ過激派組織「海の幸」壊滅を託された〈鷹〉が、「ホームエヴリワン」構想に隠された闇を巡っ
て活躍する〔ハードボイルド・テンダーランド〕。静寂な幻想純愛と殺し屋組合「鳥籠」のノワール活劇の二つの物語が交錯する、西荻窪ウエストウッドの不思議の国。
限りなく乳白色に近いイエロー
日中韓の街・逢坂の養成所には、原色に彩られながらピストルと熟れた果実と銃声が満ちている。そんな退廃の日々の向こうには、空虚さを超えた希望がきらめく──。
鳥葬
衆人環視の中、李大統領を射殺した。そして翌日李大統領は演説している。なぜだ? 何が起こっているんだ? おれはやった──。大統領暗殺の一役を買ったはずだが、国家ぐるみの巨大な陰謀「ホームエヴリワン」構想に巻き込まれた元殺し屋・鷹。殺しも辞さぬ追手集団──その実は赤瓦台と裏で繋がる──国内テロ過激派組織「海の幸」と、かつて鷹のいた殺し屋組合「鳥籠」の全面抗争。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 21:37:54
59868文字
会話率:30%
この話は主人公・柳沢陽介の中学生~社会人になるまでを描いた群像劇である。
【中学生編】
舞台は関東のとある田舎町。
工場を経営する父と母の元に生まれた陽介は、家族から愛情を注がれ文武両道、素直で快活な少年に育った。
陽介が中学生になったと
き、どこか影のある少女・穂乃花と出会う。
同級生とは思えない退廃した雰囲気を感じ陽介は穂乃花を意識していく。
一方、穂乃花も陽介の明るさに魅力を感じ引き込まれていく。
【高校生編】
別の高校に進学した陽介と穂乃花。
陽介は顔・体つきも男らしく成長していく。
そこで同じくバスケをやっていた少女・絵里と出会う。
一方、穂乃花はより魅力的な体になり、男を吸い寄せてしまう。
陽介と会えない時間に寂しさを募らせる。
【大学生編】
陽介は上京し東京の大学へ進学。
学業の合間を縫ってファミレスで深夜バイトをはじめる。そこで劇団員の少女・由香と同僚になる。
高校からの付き合いである絵里。
そして穂乃花からも陽介に連絡が来るのであった。
この小説はフィクションであり、登場人物、団体名等は全て架空のものです。
※はエロシーンです。またコアなエロシーンは※※をつけようと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 02:06:30
51583文字
会話率:35%
◯試し読みはオマケからがえっちでオススメ。ストーリーも追うよ、という人はぜひ最初から読んでね。
◯一章完結済み。アカデミー射精賞受賞!全米が射精しました!
『──ポチ、私のおまんこをペロペロしなさい』
とあるウイルスの蔓延により自然生
殖ができなくなり、先端技術で薬品を用いた体外受精技術が誕生。減少を続け緩やかに退廃していく人類は、徐々にその人口を回復させるも、薬品の影響で女性の出生率が極端に増加し、男性の出生率が激減してしまう。そんな歴史を歩んだ影響で成り立った女性主体の世界。男は生殖不能になるまで精液タンクとして搾精器に繋がれ、国に管理される。勃起不全になると男は雄犬奴隷となり、性的欲求を満たすオナニーグッズ兼ペットとして高値で売買されてしまう。
そんな男の人権が消滅した世界に転生した主人公、ポチ。彼は現代社会社畜サラリーマンの精神を残したまま、雄犬奴隷として童顔クール系黒髪ロングツインテ巨乳美少女(ぼっち)に飼われることになる。
※ハーメルンにもあげてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 01:31:28
168858文字
会話率:46%
どこにでもいる普通の高校生の稲葉 夏。
そんな彼の鞄に入っていた一通の封筒。
「夏」「ナッツ!」「夏君」
それを読んだ時から彼と彼女達との退廃的な生活が始まった。
*NTR要素、シリアス展開はございません。
最終更新:2023-09-10 19:00:00
94341文字
会話率:46%
狼獣人×人君がおりなす異種間恋愛物長編
廃墟で目覚めた人の子。そこで出会った、得体の知れない。生き物。狼の頭をした人間。
出会い。そして、共に暮らし。時間を共有する事で、芽生える感情。
それはやがて、お互いにどう作用するのか。その化学反応
はきっと予想できなくて。
――そこに幸せがある事を、ただ願った。
(獣要素強め・基本受け視点のみ・CP固定・くっつくまで長いです pixivでも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-27 23:22:38
1092435文字
会話率:34%
「ごめんなさい、ごめんなさい」
彼女はもう、手遅れだった。薬の売人の手で、性奴隷にされていた。
彼女はもう、手遅れだった。薬無しでは生きられないほど薬漬けにされていた。
彼女はもう、手遅れだった。語彙がほとんど消え失せるほどに脳
を破壊されていた。
2人称視点で描かれた、盗賊の男と薬物依存のヒロインによる退廃的なセックスライフ! 是非お読みください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 23:01:14
5722文字
会話率:51%
「私は学生の時、ある一人の教師の奴隷になりました」。女は人生の中で最も愚かな選択をした学生時代について綴る。先生と出会い、一人の少女の運命は変わっていく。羞恥に塗れた屈辱、打ち砕かれるプライド。少女の辿る結末とは。
最終更新:2023-05-19 20:22:46
17601文字
会話率:18%
退廃的なロマンチストと、屈託なきリアリスト。そんなどこかあべこべで、一見矛盾している彼らは、星降る世界で逢瀬を遂げた。
これはどうしようもなく絶望してしまった男のために、女が肌を重ねる、そんなお話。
最終更新:2023-05-16 12:39:02
8515文字
会話率:52%
【番外編をゆっくり更新予定】「シェリー、外はお前にとって苦しい場所だから、敷地から出ては行けないよ」
「ねえさま、僕の頭をよしよししてください」
両親が事故に巻き込まれ13歳で公爵家を継ぎ、現在15歳の兄レオと、甘え盛りな8歳の弟イグニスに
世俗との関わりを絶たれ、囚われている女の子の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 20:04:16
26673文字
会話率:56%
勇者の血を引く少年チルは世界を救うために旅に出る!でも、彼はなんと射精する度にレベルが下がっちゃうお困りな体質だった!?お供の女の子は爆乳でエロいし、周りの女の人もみんなチルを誘惑しちゃうし――周りは敵だらけだ!果たして魔の塔を破壊すること
ができるのか!女の子から身を守ってレベルを維持できるのか!ドスケベでおねショタなハチャメチャ冒険が今始まる!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 10:55:44
524559文字
会話率:56%
駅のホームから落ちかけてた黒髪ロングデカパイ女学生を助けたら、知らない内にヤンデレストーカー化してました。自宅強襲逆レ生ハメ交尾で篭絡されてラブラブ退廃結婚生活でボテ腹交尾です。エロシーンから台詞形式、❤多め。お題箱の投稿が元になってます。
最終更新:2023-02-15 18:00:00
8256文字
会話率:2%
その雨を浴びてはいけない
最終更新:2023-02-06 01:06:04
15339文字
会話率:7%
大学教授のもとで、家畜性奴隷として飼われている3人の女たち。異常で退廃的な主従関係をとおして、それぞれの幸せをつかめるのか?銀行員として勤めるみのり。昔からぼんやりしているところがあり、仕事でもミスが多い。学生のころからあこがれていた先生に
飼われている。ある日、退勤のころに先生の助手に呼び出されて向かった先には、先生と4人の男が待ち構えていた。いつもの奉仕がはじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 19:00:00
13022文字
会話率:48%
夏休みの間、従兄の家に預けられることになった小学生の此原直樹に逃げ場は無かった。直樹は髪が長く女の子のような見た目をしていることから性欲旺盛な中学生である従兄のシュウ兄の毒牙にかかり、そのままズルズルと肉体関係を結ばされていく……。
退廃
的なエロさを頑張って追求していきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
ゆっくり更新していきます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-05 19:00:00
17726文字
会話率:43%
サイバーパンク×近未来×退廃×病気系マゾ×奇形の女、モンスター×女ゾンビ×女尊男卑×マゾ向け美少女ゲーム×バトル×サバイバル×冒険
―――みたいな感じの枠組み、台本、シナリオです。
ゲームで例えるなら、有名なフォールアウトシリーズ×サイ
バーパンク系のハイブリッド
的な雰囲気です。
―――あらすじ―――
22世紀の東京
科学がさらなる飛躍を続け、東京は光り輝いていた。
しかし光が大きければ、その逆の闇も深い。
これは、そんな闇、巨大な下水道―――アンダーワールド―――に住まう人々の物語。
かなりシチュエーションが難しくて、書けるかわからないですか
台本、枠組み欲しい人はメッセージください!
Pixiv にも同じ奴、公開してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 00:10:02
2348文字
会話率:9%
◆◇謎に包まれた吸血鬼×生真面目な人狼◇◆
【日月の歌語りⅠ】腥血(せいけつ)と遠吠え
《あらすじ》ある人狼に追われる年経た吸血鬼ヴェルギル。退廃的な生活を送ってはいたけれど、人外の〈協定〉の守護者である、人狼達の〈クラン〉に追われる
ほどの罪は犯していないはずだった。
ついに追い詰められたヴェルギルは、自分を殺そうとする人狼クヴァルドの美しさに思わず見とれてしまう。鋭い爪が首に食い込むのを感じながら、ヴェルギルは襲撃者が呟くのを聞いた。
「やっと……やっと追い詰めた」
その声に祈りを連想したのは、頭をひどく打ったからだろうか──。
だが、彼の望みは想い人の復讐だった。
「人違いだ」と説明するも耳を貸さないクヴァルドに捉えられ、人狼の本拠地へと連行されるヴェルギル。そして天敵同士である人狼と吸血鬼は、手を組んで同じ敵を追うことになるが──。
「吸血鬼」小さな声で、クヴァルドが言った。「なんで、俺を?」
同じことを、ヴェルギルもまた自問していた。
何故、この男なのだ?
イムラヴの血を引く人狼は珍しい。だが、それだけが理由ではない。見事な毛皮に惹かれたからか? あるいは、哀れを催すほど真面目で高潔だから? 故郷の歌を見事に歌い上げたあの声のせいか? それとも、満たされない憧憬を抱えた彼に同情した?
わからない。これほど不確かなことがこの世に存在することを、いま初めて知った。
ヴェルギルは口の中で、〈嘘の守護者〉リコヴへの祈りを口にした。それから肩をすくめて、こともなげに言った。
「わたしは悪食でね」
それぞれの思惑を抱えつつ、激しく惹かれてゆくふたり。だが、ヴェルギルにはどうしてもクヴァルドを裏切らねばならない理由があった。
やがてふたりの道行きに、国中を戦禍に巻き込みかねない陰謀の暗雲が立ちこめ──!?
異世界の島国・ダイラを舞台にした、ハイファンタジーBL《日月の歌語り》シリーズ1作目。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 20:32:54
206846文字
会話率:45%