初夜以来、夫が抱いてくれないせいで欲求不満を拗らせた妻が、セクシーランジェリーを着て迫る話。
◇◇◇
大好きな人と結婚したはずなのに、エルナの気持ちは浮かない。初夜以来、夫のベルノルトが全然抱いてくれないのだ。
エルナのことを気遣ってのこと
だと分かってはいるものの、欲求不満は募るばかり。
悩んだ末に、エルナは友人の勧めでランジェリーショップへ行き、過激な下着を購入することに。
「足腰立たなくなるくらい、抱いてほしいんです!」
そんな思いを胸に、エルナは寝室で夫を待つ。
アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 09:26:39
12158文字
会話率:46%
爽やかイケメンカフェ店員×元男娼の王子様系美人英雄
魔王を倒し世界に平和をもたらした英雄、石蕗 蘭憧(ツワブキ ランドウ)は過酷な戦いを終えて久々の休暇を取る為に自宅のある森の都へ帰って来ていた。
すると以前までなかったお洒落なカフェが出
来ていることに気付き、食べることが大好きな蘭憧は周囲の女性客達から騒がれつつも行列に混ざって待つことに。
世界を救った憧れの美しき英雄様が列に並んでいると知った人気カフェ店員のリンデ・ランケは大慌てで店を飛び出し、初めて生で見た蘭憧に一目で恋に落ちてしまい────。
攻め リンデ・ランケ 27歳
イケメン爽やか陽キャ好青年のカフェ店員&料理人。ブラウンの髪に緑の瞳。長命エルフ族。めっちゃ良い奴で友達も多い。生まれた時からモテ続けているが以前付き合った彼女に4股されて以来女性が少し苦手になったノンケ。英雄に純粋な憧れと敬意を抱きつつも顔は知らなかった。
受け 石蕗 蘭憧(ツワブキ ランドウ) 27歳
貴族である父親の妾の子として継母に虐待を受け、顔に傷をつけられた薄幸育ちの白髪褐色美青年。
家を出て生きていく為に女性相手の男娼をしていた。
冒険者に転職してからは戦闘の才能が爆裂に目覚め、いつの間にか魔王を倒し世界を救った英雄としてその美貌も相まって時の人に。
基本物腰柔らかく、誰に対しても優しく敬語な王子様キャラだが、引くほど大食い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 18:58:44
24003文字
会話率:49%
倒した敵は美女ばかり──。
過酷な戦場で次々と襲いかかる美女たちを相手に、命がけの肉弾戦を繰り広げる。勝利の後に待つのは、ぐったりと倒れた美女たちの身体を調べる。
彼女たちの肉体から手に入るのは、アイテムや遺留品だけではない。処女の秘密、
調教の痕跡、そして隠された過去が暴かれていく。大きなお尻の持ち主、豊満な胸の美女、調教済みの痕跡を持つ者――多種多様な美女たちとの出会いが、さらに深い快楽と謎の渦へ引きずり込む。
勝利の先に待つものは快楽か、それとも狂気か──?
「倒した美女の肉体調査記録」
戦いの記録と共に、快楽と謎が交錯する調査譚がいま始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 08:22:42
1370文字
会話率:3%
某県の県庁所在地ではないが、それなりに栄えた古い街。初元市。
その街で一番古い歴史を持つ中学校、第壱中学校。
2016年12月1日。
その中学校で行われた文化祭で、ある出し物が開催された。
広い武道場を使い切った、光を遮り作り上げた闇の中
で行われる脱出ゲーム。
お化け屋敷と体感ゲームを組み合わせたそのゲームには、一つの注意がある。
父兄は一人では参加しないで下さい。
生徒たちの父親と男兄弟、そして彼氏。
彼らを待つのは、謎か淫魔か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 23:25:49
190672文字
会話率:21%
大学3年生の年末年始。僕は帰省もせずに毎日コンビニバイトのシフトを入れていた。
夕方から日付が変わるまでの勤務時間。
クリスマスも、大晦日も、そしてお正月もなく働く僕。
そんな僕には密かな楽しみがあった。
23時になるとやって来
る、おそらく近くの予備校に通う女子高生。
怖ろしいほどに学業成績が良いのに一切それを鼻にかけず、店員の僕に軽やかな挨拶をしてくれるかわいい女の子。
仕事上がりまでの数時間を乗り切る元気を彼女にもらっていた。
けれど、大晦日と元日に彼女はコンビニに来なかった。
まあ、予備校が休みなら仕方ない。
そう思って、予備校が再開する1月3日を心待ちにしながら、彼女にまた会えるのを楽しみに待っているとその日。
1月2日
彼女はやってきた。
いつもの予備校帰りの制服姿とは違う格好で、レジで待つ僕の前に彼女がもってきたのは。
コンドームの箱だった。
動揺する僕に彼女は追い打ちを掛ける。
「いまから使うから袋は要りません」
頭が真っ白になる僕の前で、
彼女はそれを外で待つオトコの元に持ち帰るのではなく、その場で包みを開け始め。
「このコンドーム、いまから使って良いですか?」
僕をじっとりと見つめながら、
「6個で足りますか?」
そう尋ねてくるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 23:55:03
200658文字
会話率:15%
休日出勤の帰りに電車が止まっていた。ホームで電車を待つ誉に、隣に立っていた羽海が声を掛ける。
〔攻め〕相原 羽海(あいはら うみ)大学生
〔受け〕小長谷 誉(こながや ほまれ)会社員
外部サイトでもこちらの作品を投稿しています。
最終更新:2025-01-21 18:00:00
17793文字
会話率:49%
空と大地、そして深淵までもが裂け、破滅の只中で欲望と快楽がひしめき合う世界を描いた詩。激しい命令形のフレーズが呼びかけるたびに、三半規管を絡め取られた肉体と精神は深い官能へと堕ちてゆき、崩壊した都市には狂気と甘美が同居する。瓦礫の隙間には秘
密めいた香りが漂い、残響に滲む悲鳴や囁きは、新たな感覚の扉をこじ開ける合図だ。やがて沈黙が花開くとき、言葉と夢は既存の形を失いながらも繁茂し、終焉間近の世界に尚も疼く熱狂を孕み続ける。すべてが滅びへ向かう一瞬にあっても、荒廃の先に待つのはさらなる恍惚かもしれない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 02:21:35
1166文字
会話率:0%
邪悪な侵略国家、ネジュミー帝国に敗北してしまったイズモ皇国軍の敗戦の将である僕は、僕を恨む敵将に戦争犯罪人に貶められてしまった。愛しい妻の助命嘆願により釈放された僕が久しぶりに見た祖国の景色と、僕を助けるために敵将の現地妻になっていた妻と娘
のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 21:36:45
42709文字
会話率:53%
僕なんかが好きになっちゃいけない相手なんだから……。
伯爵令息の身代わりになって王太子殿下の閨《ねや》の練習相手になることになった平民のラルス。伯爵令息から服を借りて貴族になりきり、連れて行かれたのは王太子殿下の寝所だ。
侍女に「閨事をし
たからといって殿下に恋心を抱きませんように」と注意を受け、ラルスは寝所で王太子殿下を待つ——。
アルファの王太子×厩係の平民オメガ
久しぶりのムーン投稿で作者は非常にドキドキしています。もしよろしければ温かい感想、評価⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎いただけるととても励みになります。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 17:23:55
43192文字
会話率:46%
黒き砂塵舞う大熱砂――その広大無辺なる砂漠には人ならざる存在が住まうという。始まりの仔らの気配を感じながらその奥にある黒の聖地を目指す炎騎士マルク・フェルネス。一方で鍛冶師リュウレイと相棒リュウフォンもまた黒の聖地に向かった炎騎士を追いかけ
ながら元姫巫女候補アリステロア王女の行方を探っていた。
黒の聖地に眠る黒の王の目覚め、それは炎騎士を新たなる死闘へと誘う――。
これは遥かなる神代の昔に歴史の闇に埋もれた知られざる物語の一説である……。
――――――――――――――――――――――――――――
――それは歴史の狭間に消えた一人の騎士の物語。
王と姫巫女の物語が伝説なる少し前、そして王の意思を受け継ぎ神と敵することを選んだ始まりの帝が立つよりはるか先――。
歴史に刻まれぬ底知れぬ深い闇の底でうごめく者共がいた――炎王がうち滅ぼした始まりの仔ら、彼の者共の残党とその躯を啖らい原初の民人の娘と契りし人外の者ども。
始まりに在りし始まりの獣――閉ざされた原初への門を探し求め、始原への回帰を望む者共の怨念は地の底から染み出る漆黒とともに再び中原の大地に暗雲をもたらさん。
かくして始まりの怨念に狂った大いなる獣どもの王――五色の王は先の戦での傷をいやすために各地の聖地にその身を沈め、再び殺戮への衝動をその心中に封じつつ目覚めの時を待つ。
これはその命と引き換えに残された炎王の剣を振るい、始まりの怨念に挑んだものたちの物語である――。
――――――――――――――――――――――――――――
炎王リュウシンの戦いから五年後、大陸はいまだ深い混迷の中にあった。
あるものは絶望し、またあるものは己の野心を成し遂げるべく剣を手に取る。まさしく群雄割拠の中原に再び大いなる破滅の影が近づきつつあった――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 21:12:44
1625454文字
会話率:37%
花園通りと呼ばれる売春の名所その外れでひっそりと客を待つ可憐にして妖艶な銀髪の少女ノア。
街娼として生計を立てる彼女のもとに欲望を満たすべく様々な人間が訪れる。
最終更新:2025-01-01 22:15:34
29787文字
会話率:32%
APOCALYPSE・SAGA
それは日本の最大手ゲームメーカーが"これぞ大和魂の真骨頂"という謳い文句を掲げ、満を持して発売したMMORPGだが、全世界で流行したそのゲームも今や終わりの時を迎えるのを待つだけの
遺物となっていた。
その遺物と化したゲームを未だに続ける業を背負った遥斗はゲームの中で知らぬ者はいないダンジョンマスターだった。しかしそれも過去の話、ライバル達が引退していったゲームの中で最強という椅子に座り続ける孤独と虚しさに悩んでいた。
だが遥斗は異世界に転移した。それも人生をかけて作り上げたダンジョン"聖塔バベリオン"とそれを守る自慢の配下達と共に。
これは最強の名を冠した男が、最強のダンジョンと最強の配下達と共に異世界を征服する、そんな物語。
5000字以上で週末に投稿をしています。エロシーンは※が合図。ノクターンですのでなるべく多めに入れるようにします。作者の励みになりますので、感想、ブックマーク、高評価、宜しくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 07:00:00
485480文字
会話率:42%
この部屋にはカップルが住んでいる。
修太は仕事をせず、留美の帰りを待つだけのヒモである。
ふたりの夜の営みを、花が実況中継するだけのお話。
◇たまに気が向いたら更新します。
最終更新:2024-12-21 01:56:02
2890文字
会話率:46%
笹村優衣(24)は見知らぬ森で目覚め、森の中で出会った男・ルカ=フォン=レイライト(自然史学監察員)(22)と恋人になるが……。
過去に受けた継母からの叱責、他の要因もあり傷ついているヒロインが、ぐいぐいとヒーローに迫られて、考え方を変え
ながら二人で歩いていく話です。
シリアス4、ラブコメ6の割合。
基本、仲良い感じで進みます。
異世界転移ものです。多少のご都合主義も含みます。
※未遂の獣姦シーンがあります。
※病名、症状、装具療法、対症療法等の医学を書いていますが、実際の症例、療法等とは異なります。都合よく書いている部分もあり、正確性はありません。
※全てフィクションです。行為を助長するものではございません。
※ヤンデレは味付け程度です。
※参考文献はX活動報告にて記載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 17:30:00
244431文字
会話率:44%
大学受験が終わり、結果を待つだけの時。
幸村 拓人は、母親によるがんじがらめな管理に限界を覚えていた。
なにも楽しくないモノクロの世界。夜中に目が覚めてコンビニに向かうと、そこで偶然出会ったのはかつての友、平山だった。
平山は、なぜか一緒に
日の出を見に海に行こうと拓人を誘う。
強引に連れて行かれた拓人に、平山が驚くべき告白をしてきて――?
不器用なDK同士の、新たな一歩を踏み出すお話です。(エロなし)
※ノベマにも掲載してます。なろうに掲載していた改稿前の分は削除しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 06:42:24
11998文字
会話率:54%
白魔道士のキリルと密かにキリルが想いを寄せていたルスランは、魔窟でただ二人生き残る。だが退路は断たれ、後はただ魔物に食われるのを待つだけになりーー
アルファにも掲載してます。
最終更新:2022-01-30 18:34:41
12108文字
会話率:46%
小学生の時は『豚』と言われた。
中学生の時は『オーク』と呼ばれた。
高校生の時は『イジメ』ぬかれた。
両親が亡くなった事で俺を守る人がいなくなった。
俺は人生を転がり落ちた。
そして死んだ。
死んでからも堕ちた。
魔界に……
堕ちた魔界で堕
天使と『契約』をした。
淫魔族の族長とも契約をするらしい。
期限付きの契約だが『スキル』を使えるようだ。
期限内に功績が貯まれば俺は魔族になれるらしい。
俺はスキルを使い、女を従えて魔族になってやる。
そんな野望を待つ香澄武尊の物語が今始まる。
※この物語(作品)はフィクションです。
登場する人物・団体・事件・名称等は架空であり実在のものとは一切関係ありません。
ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 12:10:00
211838文字
会話率:55%
部活仲間からの嘘コクと、そのネタばらしで失恋した主人公、陣内修平(じんないしゅうへい)。女性不信と家庭環境の悪さから人生に楽しみを見出だせず、部活も辞めて冷めた心で日々を送っていた。
そんな修平に関わってくるのは、退部した部活の後輩、
長谷千鶴(はせちづる)だった。
「センパイ!なんで部活来ないんスか!?」
やたらと自分に絡んでくる後輩にうっとおしさを感じて塩対応で返すも全然懲りない千鶴。
「嘘コク食らってショックなのはわかるっスけど、元々大した顔じゃないのが更にひどくなってるっス。とっとと次の恋人でも探せば良いじゃないですか。あ、センパイのカイショーじゃ無理っスかねぇ?」
千鶴の煽りに思わず反応して勢いで迫る修平。
「……だったらお前が相手しろよ」
「……え?」
そんなやり取りから半ば強引に身体の関係を持つ2人。
なし崩しで始まった2人に待つのは……
サブタイトル ☆本番無しエッチなシーン
サブタイトル ♡本番有りエッチなシーン
4月26日日間総合ランキング1位
4月29日週間総合ランキング1位
5月19日月間総合ランキング8位
頂けました!
ブックマーク登録、ポイント評価下さった皆さんのお陰です。ありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 22:00:00
864712文字
会話率:58%
きっかけは掴まなかったらそれで終わりだと、いつものように稲田諒子は思った。
今回もまた逃がしてしまった。気付いたときには過ぎ去っている。それの兆候がまったく見えない時点では目を皿のようにして待ち侘びることもあるというのに、そういうときに
は本当に何も現れない。気が付くと過去の時間の中に取り込まれている。甘い香水の香りのような痕跡を微かに残しながら……
同じことだがチャンスというのも二度は来ない。
が、そのチャンスの前触れであるきっかけさえ掴めないのだから、チャンスに到達できるはずもない。となれば後は誰かからの施しを待つだけの身になるが、諒子はそれには恵まれていた。内容については深く問うまい。ただし現在ではそれさえも過ぎ去って遠い彼方となっていた。失うきっかけに気が付けなかった自分が悪いといえばその通りだが、釈然としない気分に囚われてしまうのもまた事実だった。そして最後に残ったのが現在結婚を前提に交際を申し込まれている古川安男だったが、古川は名前の通り安っぽい前年号時代の垢抜けない雰囲気を醸し出す草臥れた背広を常に身に纏っているような男だった。
ただし悪い人間ではない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 12:31:52
31254文字
会話率:40%
ヴァルツが消えた。
家からも、職場からも。
チートとまで言われる能力を持つ気難しいイケメン問題児魔導士ヴァルツと紆余曲折の上、付き合い始めて早1年以上。様々な問題がありつつも、良好な関係を築いて同棲まで始めたというのに、ある日、リヒ
トに何も告げずにヴァルツが消えた。『探さないで下さい』とだけ、書き置きを残して。
丁度喧嘩をした次の日のこと。
リヒトの事を嫌になって家出したのか、気分転換にどこか行っただけなのかもよくわからなくて困惑するリヒト。
いつか帰ってくるだろうと気長に待つ事もできずにヴァルツを探してみるけれど、手がかりはどこにもなくて途方に暮れた。
そんなある日、職場にヴァルツが犯罪に関わっているのではないかという情報が入ってきて…。
チーター問題児の先輩×真面目な後輩のボーイズラブストーリー第4弾。(本作品は『竜使いの手懐け方』『竜使いの躾方』『竜使いの愛し方』の続きのお話になります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 17:00:00
97840文字
会話率:23%
十一歳のリヤーナは、初めて参加した王宮の宴で、十三歳の王子ファイザルに淡い恋心を抱く。
たった一度のこの出会いで、二度と会えなくなってしまった王子に。
女性が魔術を使うことが違法となった砂漠の王国。
国王は迷信深く、占星術師の言う事
で政治を左右してしまう。
ある日開かれた宴の席で、国王と正妃の間の息子、ファイザル王子が何者かによって襲撃されてしまう。
死を待つだけの王子を救ったのは、仲良くなった少女リヤーナの母だった。
しかしこの国で魔術を女が使うのはご法度。
死にかけの王子すら魔術を使うことを止める中、リヤーナの母は彼を救い、そして捕らえられた。
むごたらしい拷問と処刑を回避するため、夫は奔走し妻を助ける。
しかし用意していた毒杯をリヤーナと共に煽ると、妖精ーージンの炎によって一家心中を計り、断絶してしまった。
しかし、リヤーナは生きていた。
厳しい砂漠はかつて妖精の女王が人の王へと分け与えたもの。民と土地を守り、魔物からジンを守れば命を育むに欠かせない豊富な水を与えると。
この約束を破りつつあるファラディーンの国王に危機感を抱いたジンが、密かに死ぬはずだったリヤーナを助け匿ったのだ。
彼女はジンと共に育つと、男装魔術師となって王都に戻る。
全ては家族と、あの聡明で美しい王子、ファイザルの仇を討つために。
そう、王子もまた、彼女と同じ道を辿り死んでしまった。
母である正妃が、宮中で魔術を使ってしまったために。
むごたらしい拷問と処刑を受けるくらいならと、崖から身を投げて。
砂漠よりも熱い復讐劇が、今、始まる。
※重めのお話しです。
※ヒーローとヒロインのRシーンはありますが、イチャラブではありません。
※ヒロイン以外のRシーンでやや濃いめなシーンを含みます。
※アラビア「風」です。アラビアンナイト「的」な世界感です。
※完結済です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 09:15:59
134150文字
会話率:37%
中学校を卒業する日……桜坂光と雪宮麗は、美術室で最後の時を過ごしていた。雪宮の家族が北海道へ転勤するため、二人は離れ離れになる運命にあったためだ。遠距離恋愛を提案する光に対し、雪宮は「遠距離恋愛は続かない」と優しく告げ、別れを決断する。そ
れでも諦めきれない桜坂に対し、雪宮はある約束を提案する。新しい恋が見つからず、互いにまだ想いが残っていたなら、クリスマスの日に公園の噴水前で再会しようと。
季節は巡り、クリスマスの夜。桜坂は約束の場所で待つが、雪宮は現れない。桜坂の時間は今もあの時から止まったままだった。心に空いた穴を埋めることはできず、雪が静かに降り積もる中、桜坂はただひたすらに想い人を待っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 20:02:22
6335文字
会話率:28%