昔々とある国に王子が生まれた。王子は見目麗しく、賢く、周囲から将来立派な王になることを期待される。長年子どもに恵まれなかった王と妃も、王子を大層可愛がった。
しかし、その幸せは突如として終わる。
「父上、母上、私は明日死ぬことになっ
ています。私が死んだらどうか棺の守(も)り人に、今まで一度も罪を犯したことのない清廉潔白な者を三日間付けてください」
王子が成人を迎えた日、王子は不吉な言葉を残して死んでしまったのだ。
王子を深く愛していた王と妃は深く悲しみ、王子を信じて棺の守り人を付けることにした。
ところが、どの者も一日ともたない。
なぜなら夜な夜な死の淵から蘇った王子が、自らの守り人を殺し回っていたからだった。
やがて、国中に守り人が募られることになる。
そうして立候補したのは、田舎町に住む羊飼いの娘『エマ』だった。エマは母の病気を治してやりたい一心で、褒美欲しさに名乗り出るが――――
ドイツ昔話『黒いお姫様』のオマージュ。
美しくも残酷な世界で幸せを見つけるお話。
<注意事項>
*殺人、死体、流血等の残酷な描写が含まれるため、苦手な方は読むのをご遠慮ください
(ほぼ全編にわたりR18ですが、性描写のみタイトル横に✩を入れます)
*童話にありがちなご都合主義のストーリーです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-28 20:20:52
20851文字
会話率:24%
子供の時から予知夢を見てしまうノイエは、預言者としてノートルダム寺院で長い間軟禁生活を送っていた。
そこへアンリという政府の要人と出会い...。
今回、性描写はしておりませんので、ご了承くださいませ。
初投稿です。よろしくお願いします。
映画「ノートルダムの鐘」から少し影響を受けて書きました。
物語は全く別物だと思っておりますが、気になる方や苦手だと思われる方は、申し訳ございませんがご遠慮ください。
TwitterでSSで書いた作品を、加筆修正致しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-20 19:51:10
2617文字
会話率:54%
ある雨の日、森に住まう薬師、カヤはひどいけがをした一人の男を拾う。
暗殺者という彼はすぐに出ていこうとするが、カヤは引き止める。
そして、平和な日常を彼に味合わせてゆっくりと癒していたカヤは、穏やかな顔を見せるようになった彼にだんだんと惹か
れていくのを感じていた。
だが、彼は暗殺者。いずれはこの家を出ていくものだ。
そして、来る別れ。
それがすべての始まりだとは気づかずに――。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Rシーンに関しては感想を頂いたら朝チュンさせないよう頑張ります。下書きは朝チュンです←
あと、気が向いたらアルファポリスなど他サイトに掲載するかもしれません。
その時はよしなに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-14 19:57:26
70264文字
会話率:65%
1000年の繁栄を誇るゴアドア王国。周囲に広がる暗黒の森が城を守り、他国の侵略を阻んできたという。魔物を手懐け、美女をさらっては妻にする不死の青年ラルフ――若く美しく、氷のように冷酷な彼こそが、国の守り人であり、森の番人だった。ある日、彼の
前に一人の娘が現れる。貧相なその姿に眉をひそめるが、彼女が持つ石に魅了され、魔物に喰わせるのを思いとどまる。番人ラルフと、謎の娘。琥珀をめぐる二人の運命を染めるのは、暗黒の闇か、それとも……
※個人サイトに掲載していた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-10 10:37:33
91154文字
会話率:40%
高校三年生になった望月秋葉は放課後、図書室でいつも通り本を読んでいた。だが気づくとそこは本の世界で、秋葉は物語の主人公マイト・ランフォードと出会う事になる。
彼に出会い惹かれる中で、秋葉は無事元の世界に帰る事ができるのか。
予告なく性描写が
入る事がありますのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-15 06:00:00
23877文字
会話率:27%
櫻塚由布、22歳のしがない処女です。樹齢五百年の桜の木を守り神にしている「桜の守り人」の家系に生まれた以外は、特にすごい所はございません。
ところが当主のお婆様が亡くなってからは怒涛の「櫻塚家の秘密」ラッシュでした…
四百年間も花嫁を待ち続
けた花精トウヤと、明かされた秘密に戸惑うユウ。
花精の溺愛っぷりに流されほだされ、選択の余地なし・待ったなしの快楽えっち生活へ!
番外編をシリーズ化しております。
「双子編番外集」「紅桜と桜嫁の甘い日々」
R18回は※表示しています。
【2016.9.18追記】
「小桜拾遺集」の後に続けた現世側の双子たちのお話ですが、花精世界があまり出てこないテイストになったため整理致しました。別立てでシリーズものとして「双子編番外集」を作って移植しております。
私の先見の明がないせいで変なことになってしまって申し訳ないです。
「ブクマしたのに双子の話が消えた!」と驚かれてしまった方、よろしければシリーズから辿って布由希と遥香たちをご覧くださいませ。よろしくお願いいたします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-26 12:00:00
390209文字
会話率:56%
胸元の紋様は理(ことわり)の神に愛されし証。
寸分たがわず円を描く、朱色の紋様。
大いなる神座におわす理の君に祝福された証と。
生れ落ちた姫神子。
時が来た後、片翼を与えられ神殿に召される。
代々同じ名を継承する。
さながら寵姫のように。
迎えるは神の臣。
人より選ばれ、神に仕える。
代々同じ名を継承する。
罪にまみれた、その名を。
村の娘、目立たぬように生きてきたユーリンは神子の守り人に額づけられる。
神子として選ばれた村長の孫娘サイカの瞳は怒りに燃えていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-25 00:00:00
10798文字
会話率:21%
魔族のキースは灼熱の地で幼い子供を拾い、その為にファイアーバードに襲われる。命を落としかけてまで守った命のおかげで知り合ったのは、不思議な人だった。
最終更新:2015-12-25 15:44:10
7561文字
会話率:35%
一つの体を共有するジゼルとアリスの物語。
記憶を失くしたジゼルと自称プリンセスのアリス
国を出て流浪の生活を送るデニスとレオン
森の守り人マティアスと王位を狙うアンセム
西の森の魔女 オクタヴィアンの導きの下、ジゼルとアリスが本来の姿を
取り戻すことはできるのか?
mixiのアプリで書きはじめた小説です。
1年以上経ってまだ完結してないとか…
遅筆ですが頑張ります!
評価・コメント等頂けると励みになります。
一部過激な表現があると校正時に指摘を受けました。
苦手な方は回れ右って下さい。
作:華楠
監修:ベー妻
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友人から指摘を受けた点、読み直して自分で気になった点を一部修正しました。
空行で区切っているところがまちまちなのは
会話や文章の重要度で目立たせる為の仕様です。
改行の入れ忘れではないのであしからずw
携帯では特に文章が長くて読みにくいと指摘を受けました。
それぞれ適した書き方があるということは理解していますが、作者は携帯小説ではなくライトノベル感覚で書いています。
携帯の方で「読みにくいんじゃヴォケェ!」って方がいらっしゃると思いますが、元々がPC表示のアプリを利用したものですのでなにとぞご容赦下さい。
(H24.3.8)
----------折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-30 19:00:51
53490文字
会話率:44%