紫崎啓介は5月に18歳になったばかりで、進学校の高校三年生の国立大学の経済学部か商学部を目指す受験生です。
見た目普通で成績は学年でも上位10位以内に常に入る一応優等生であり、彼女いない歴年齢です。
幼い頃に病弱かったので身体を鍛え
る為に空手道場へ中学校卒業するまで通っていて、進学校の高校に合格したので空手道場は辞めて勉強一筋となった。
両親は海外赴任中で俺は五歳年上の姉と2人で、都心郊外にある2LDKのマンションに住んでいましたが、姉が今年の春に結婚したために今はそのマンションで一人暮らしをしています。
同じクラスに美少女でスタイルが良くて成績も1位から3位くらいに入るくらいの優等生で合気道を嗜む大の男嫌いと噂のされるクラス委員長の美咲結衣さんがいます。
俺も秘かに憧れる高嶺の花であり、言い寄る男子を投げ飛ばすのは有名の話で下手に近寄れば痛い目に遭うと同学年の男子は遠目で眺めるのが関の山であった。
だけど俺も副委員長をやっているので、わりと二人きりになる機会があるのですが、無駄話とか冗談が言えるような相手ではないので業務連絡程度会話しかこの冬まで出来なかった。
しかし、二学期のクリスマスイブの24日に見てはいけないもの見て、それから付き合う様になり同棲する事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 04:53:45
8167文字
会話率:58%
日中3時の予約更新です。
一家で異世界に転生したものの、俺はマリアベルという名の悪役令嬢になっていた。
このままだとゲームシナリオ通りに俺は婚約破棄からの毒殺だし、妹は魔王になっちゃう!?
は?!全力回避一択に決まってんだろ!!!←
しか
もそれだけじゃなく追加ストーリーで王太子と恋仲になってハッピーウエディングとか冗談じゃねぇええええ
っていうお話です。よろしく♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 15:00:00
260652文字
会話率:35%
「必ずやリアラを……そして、リリライト殿下をお救いすることを誓います」
その世界に、突如異世界より悪魔のような男が現れた。
その男は”勇者”の直系であるリアラと清純な姫リリライトを淫欲に染め上げる。
そしてその力を利用し、世界征服という冗
談のような野望を実現すべく動き出した。
龍騎士リューイは、恋人のリアラを救い出すために。
第1王子として国を率いるカリオスは、妹のリリライトを救うために立ち上がる。
しかし悪魔の力は強大で、大陸に名だたる女性らをその「異能」で次々と淫欲に堕としながら、侵略を続けていく。
かつての仲間が、恋人が、家族が、狂気と淫欲に染まりながら襲い掛かってくるという絶望の中で、龍騎士リューイと龍を統べる王とあらんとするカリオスは愛する人を救えるのだろうか。
その鍵は、悪魔と同じ異世界からやってきたとある平凡な1人の男が握っている。
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※本作は、ノクターン掲載作品『白薔薇の騎士と純白の姫』の続編となりますため、前作を読了してから本作を読んでいただくことを推奨いたします。
前作のページはこちら⇒https://novel18.syosetu.com/n6240ff/
★超ざっくり、一言で作品説明★
お姫様/勇者の素質を持った美少女/天才的な策略家/有能な女騎士……といった面々を、次々とチート能力で快楽洗脳していくセクハラキモ親父と、それを止めようとする主人公達の物語です。
※R18(エロ)要素について
・サブタイに★が着いているのは、エロメインの話です。
・★回は、あとがきに3~5行程度でストーリーをまとめています。(苦手なエロシーンを読み飛ばしても話が分かるようにするため)
・百合シチュ、ふたなり、アヘオホなどの下品系プレイがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 19:37:16
1712859文字
会話率:37%
結婚して10年目。
私たちの関係は、表面的には完璧だった。夫の隆は、誰が見ても優秀で、優しく、そして私を愛してくれる最高のパートナーだった。
しかし、私には誰にも言えない欲望があった。それは、彼を私の支配下に置き、そのすべてを委ねさせる
こと。
最初は、もちろん冗談半分だった。
「隆、今日は私の言うことを全部聞いてくれる?」と、さりげなくお願いしてみた。
彼はいつものように笑って、
「もちろん、君の好きにしていいよ」
と答えた。それが、全ての始まりだった。
最初は夜の営みの時だけだった。私の口から発する彼へのお願いとか、甘いおねだりはゆっくりと時間をかけて彼自身も気づかない速度で蝕んでいく。
徐々に、お願いやおねだりは命令とか指示というべき強いモノへ変えていき、ついに彼は私の指示に完全に従うようになり、私の望む通りに振る舞うことが彼の日常となっていった。
私の支配域はすでに夜の営みだけでなく、彼の服装、食べるもの、話し方、すべてが私の手中にあった。だが、私はまだ物足りなかった。もっと、彼を深いところへ堕としたいと感じ始めていたのだ。
ある日、私は彼に手錠を差し出した。「今日からは常にこれをつけて生活してもらうから。かまわないわよね?」
隆の目には驚きが浮かんだが、彼は黙って私の指示に従った。その瞬間、私の中で何かが目覚めた。
ついに、私は隆の私生活の部分に枷を施した
隆は私という支配者の枷を付けられた。私は彼から全てを奪うつもり。
隆。愛してるわ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 15:18:00
598876文字
会話率:36%
飛び級をするほどの天才だったメアリーは十四歳で大学を卒業した。
その後、教師の道を志すも天才すぎるメアリーに生徒たちが付いていけずに教職をうまくできないでいた。
十六歳の時にメアリーは教職をやめるも、王宮の使いから第三王子エルヴィスの教育係
にならないかと誘われる。
エルヴィスの教育係となったメアリーは彼と打ち解けてすっかりエルヴィスに気に入られてしまう。
エルヴィスはメアリーに大きくなったら結婚したいと申し出る。メアリーも子供の冗談だと思い承諾するも、それ以降エルヴィスはメアリーに対して愛が重くなる。
エルヴィスが十八歳となり成人しても、その愛は変わらずにメアリーを求めてしまう。
メアリーはエルヴィスの溺愛に戸惑いながらも、教育係として彼を導こうとする。
それは性教育を含めての話である……
性描写がある回はサブタイトルに※を付けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 16:51:47
34442文字
会話率:39%
ようこそ。ここは皆様が住む世界とは別の異世界、淫触界。
こちらに招かれるは、素質を持つ女性達。女性化した男性達のみ、皆様には、この永遠の園にて繁殖活動に従事していただきたいのです。
冗談じゃない?そう言われるのは承知の上です。ご安心し
てください、この世界を最後まで眺めたうえで、拒否することを選べば元の世界で朝日を浴びることができますよ。一夜の淫夢で終わるのか、永遠の苗床となるのかは皆様の選択次第でございます。
では、こちらへどうぞ。めくるめく快楽の園、触手に絡みとられた乙女達の末路を共に見て参りましょう。
※この物語の登場人物は、全て心から幸せです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 10:00:00
90514文字
会話率:39%
「お前みたいなちんちくりんが人間だなんて……冗談だろ?」
ダークエルフのノヴァに"使い魔"として召喚された真人。
そこは人間が神として崇められる、魔族しかいない世界だった。
カースト制度が支配する魔族社会で、真人はノヴ
ァと同じく最下層の"劣等種"として蔑まれる。
だが、真人の優しさとひたむきさは、すさんでいたノヴァの心を癒し、モフモフな魔族達の心をも変えていく。
理不尽な差別や試練を笑いと涙で乗り越える中、真人とノヴァは互いにかけがえのない存在になっていった。
しかし、二人の絆が深まるほどに、人間としての"特異性"が明らかになり、真人に魔の手が伸びる――。
※R18要素、シリアス展開あり。人外×モフモフ×ハーレム(固定カプ)、異種間ファンタジーBL。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 01:32:38
140880文字
会話率:47%
新卒で就職したブラック企業が倒産して自由になった紗乃。
実家に帰ると幼なじみの波也斗と週末出かけるようになる。
ある日芸能人の授かり婚のニュースを見て、紗乃は冗談のつもりで「デキ婚してみる?」と波也斗に言う、
紗乃は馬鹿なこと言うなよ、と言
われると思っていたけれど波也斗は実現させてあげると言い紗乃を自宅へ連れ込んだ。
そこで紗乃は経験したことがない《雌》としての本能溢れた孕ませセックスをすることになる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 22:18:08
13160文字
会話率:30%
本作は「小学性グラビアアイドルの活動記録」(https://novel18.syosetu.com/n7622io/)から8年後を描いた作品となります。
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当時9歳だった亜里沙は、現在17歳の女子高生へ
と成長。
幼い頃のあどけなさは影を潜め、今では落ち着いた雰囲気を漂わせる、真面目でしっかりした女性へと成長。
特に精神的には目覚ましい成長を遂げ、今では頼れる存在として周囲から慕われている。ただ、普段着は相変わらずだ。というかむしろもっとヤバくなっている。彼女は普段から、大事な部分が見えてしまうような際どい格好で過ごすようになっていた(※)。しかも、そんな裸に近い格好でグラビア撮影などのメディア出演もするため、ファンからは『痴女ドル』等と呼ばれるようになってしまった。
※尚、本作での亜里沙の衣装は、麻雀マンガ「咲-Saki-」に出てくる国広一という人物の私服(いわゆる、あぶない私服)をイメージしております。
事務所も大きくなり今や多くのタレントを抱えるようになった。社長の麗華は現在28歳になったが、子供みたいな見た目は相変わらずだ。28歳になった今も、麗華は幼い雰囲気を漂わせている。
以前の彼女は亜里沙を前に緊張していた様子でしたが、今ではすっかり打ち解けて、互いに気さくな会話をする仲になっている。互いに冗談を言い合うほど、親しい間柄となっている。
ただ、麗華は、8年前に亜里沙から奴隷にされた際のゾクゾクとした快感が忘れられないらしく、ロリコン且つ露出狂で極度のマゾの変態気質が芽生えてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 18:08:49
38201文字
会話率:35%
冴えない1人の男子大学生のスマホに、いつの間にかインストールされていた怪しいアプリ『マンコシェアリングアプリ』。
冗談半分で使ってみた彼が、彼氏持ち年上美人女子大生の危険日おまんこに生挿入&童貞卒業&生中出しできちゃったお話です。
最終更新:2024-10-15 00:40:25
13290文字
会話率:42%
騎士団専門の食堂、ライ麦畑でウェイトレスとして働くティティル(20歳)。彼女の毎日の密かな楽しみは慕っている騎士団長ゼムロス(34歳)の姿を眺めること。
(今日も素敵すぎます、ゼムロス団長……!)
四年前にひったくりに遭った時に彼から助けて
もらって以来、片想いを拗らせ続け、想いは深まるばかり。
そんなある日、重い荷物を持ったおばあちゃんを手助けしたお礼にと「猫になれるキャンディー」をもらったティティル。半分冗談で受け取ったものの、その日の夜、ゼムロスが猫と戯れる姿を見かけて……。
■■2024.7.29 日間総合ランキング2位。ランキング3位以内って初めてなので嬉しいです。応援、ありがとうございました(*^_^*)■■
*注意事項*
・ヒーローはイケオジではありません。見た目がクマのただのオッサンです。
・エチシーンは濃厚というか、ちょっとヒーローにSっ気が入っています。無自覚調教系(?)なので、苦手な方はご注意ください(個人的にはノーマル範囲だと思っているけど、人によってはハードと感じるかもです)。
・本編完結済みです。
・感想、イイね、誤字報告など、いつもありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 19:10:00
120295文字
会話率:33%
極々普通の高校生、岸春人(きしはると)は3年生に進級した春、初めて同じクラスになった容姿端麗、頭脳明晰、校内で1番可愛いと評判の結城有桜(ゆうきありさ)に告白される。
「……そうだよね、急にごめんね……でも私、岸くんに一目惚れしたの」
何かの冗談か、はたまた罰ゲームか?と勘ぐる春人だがそんな春人にグイグイと積極的に迫る有桜。
校内一の可愛い子があんな事やこんな事も。
ひたすらに甘美で淫靡な有桜ちゃんをご堪能下さい。
※※本作品はほのぼの日常系では無く、多少起伏のある内容となっております※※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 14:37:23
83296文字
会話率:49%
嫁に来いと上司(皇帝)に言われたが、俺は男に抱かれるんなざ御免被る。けど立場上いかない訳にいかない。そこに側使えの男が言う。なら結婚してたって事でどうですか?何気なく言った。なら、お前が嫁になれ。から始まる。魔力量が多すぎて孤独な高峰と同じ
く魔力量が多くて側仕えとして仕える健吾の結婚話。
嘘と本気と冗談と、真実が2割ほどの男とくそ真面目な努力家。
鈍感(細マッチョ)×鈍感(熊マッチョ)
2024/10/04追加・ハッピーエンド・束縛系(物理的)攻め・主従関係折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 18:50:39
128884文字
会話率:25%
建設作業員の東雲良一郎は同僚の冗談にならない嫌がらせにあい、建設中のビルから落ちた。気が付けば知らない世界で、男と女の比率は極端で男同士で結婚・出産する世界に来てしまった。苦労人がもっと苦労しつつけなげに生きようとするお話しです。出産します
。
マッチョ受(のつもり)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-24 00:00:00
81708文字
会話率:29%
大学生の文人は、ミステリ研究会に後から入ってきた美形の同級生 光二に話しかけられ意気投合する。1年が経ち、光二と親友になった文人。酔った光二に完全犯罪を試してみようと言われ、冗談半分で殺人の計画を立てることになった。光二に惹かれていく文人だ
が、決行日のハロウィンの夜が迫ってくる。さらに光二は刑務所に入るかもしれないなら童貞を捨てたいと言い出して?!
*攻め受け両視点。視点変更あり。美形×平凡。
*DV、殺人の描写があります。後半は薄暗いです。愛はあります……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-26 06:04:09
11272文字
会話率:48%
宮崎(みやざき)翔太(しょうた)は22歳。今時のゆるい草食系ヘタレ男子。もちろん悲しき童貞。姉の円香(まどか)は6歳年上の28歳。翔太と違い、気が強く暴力的で勝ち気な女性。そしてガサツ。態度や性格どころか体も大きく、180cmの高身長でB・
96、W・74、H・92の肉厚的なスリーサイズ。Hカップでムッチリ豊満ボディの恵体というに相応しいスタイルの持ち主。性格は真逆だが姉弟仲は昔から良好な二人。二年前に離婚して実家に出戻って来た円香だが、勤めてる会社が翔太の住むアパートに近い為、飲み会で遅くなったり電車に乗り遅れた際にはちょくちょく寝泊まりに寄っていた。普通の姉弟関係だったのだが、姉・円香のガサツで無防備な姿は童貞の弟・翔太には刺激が強過ぎる存在。それもそのはず。思春期の頃、翔太にとって円香は性の象徴そのもの。姉弟にも関わらず成長した今でも円香を性的な目線で見てしまう。円香はそんな翔太に気づき、冗談半分で面白がっていたが、自身の欲求不満の発散に背徳感が加わってかつてない興奮の味を知ってしまう。翔太と円香のエッチな悪戯行為は徐々にエスカレート。二人は必然のように禁断の関係に溺れていってしまう!……と、いつも通りのほのぼのイチャラブなエロ話です。※―姉Side―の際は姉側の視点で書いております。※毎日2000文字±500文字程度、0:10で予約投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-20 00:10:00
127346文字
会話率:32%
「お前を聞き耳役に任命するよ。」虎の獣人の王である常盤(ときわ)は侍女の桃葉にそう告げる。いやいや、私生娘ですが?閨事の記録なんて書けるわけありません。何をご冗談をと桃葉は聞き返す。だが目の前に鎮座する主は至って本気で…。
赤髪の雌を溺愛
したい陛下と、振り回されて道楽息子に助けを求めてしまう生真面目な侍女桃葉のそれぞれの恋愛模様を綴ります。
虎の獣人たちが住む国のお話です。
和風ファンタジーになります。
タイトルは第二章の桃葉目線です。
毎日昼と夜の二回更新目指してがんばります。
予告なしでR18シーン入りますのであしからず。
誤字脱字報告ありがとうございます!作品行ったり来たりしてるので脳内にバグが発生しております(汗)変なところございましたらご報告していただけるとありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 20:15:40
86319文字
会話率:46%
◆あらすじ◆
純情アイドルとして、日本の五指に入るアイドル「朔」の推し活をする真生。彼への気持ちが堪えきれず、思い切って参加した握手会にて、朔から一枚のメモをもらう。握手会場を出てからメモの中身を確認すると、そこに書かれていたのは朔のサイン
ではなく、ラブホテルの部屋の番号。冗談かと思いながらも真生が指定された部屋で待っていると、なんと本物のアイドル朔が訪れた。けれど実際に会った彼は、純情とは程遠い意地悪でエッチな男の子で…!?
猫かぶり俺様系アイドル×平凡オタク一般人の、基本甘々時々ちょっぴり切ないラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 00:10:00
18749文字
会話率:69%
彼女の名前は桜井美羽(さくらい みう)
クラスメイトの冗談で放った一言でいじめにつながり
彼女の人生を普通の人間の生活から離していくお話
最終更新:2024-06-29 22:51:56
44698文字
会話率:35%
A「ウチにもついに出来るみたい、性処理課」
B「え? ホント? 聖美のところもあるんだよね。一年くらい前だっけ。国内でも一番早いくらいだったよね」
C「みたいだけどね。オヤジもオバハンも群がってるみたい。どいつもこいつもその話ばっかでマジで
キモい。利用経験ある連中全員死んで欲しい」
A「聖美は美人だから、もしも配属されたらさ、大変だよね。いっぱい相手しないと」
C「……そんなこと起こりようもないって。だって……私だよ?」
B「聖美の場合は普通に働いてた方が会社のためになるから大丈夫でしょ。ヤバいのはリコ、あんただよ」
A「え?」
C「リコは顔が良いばっかで頭悪いからねぇ」
A「……」
C「……もう、冗談だってば」
A「……」
B「え? リコ、あんた」
A「あのさ、やっぱダメかな、性処理課。導入が噂されてるところはさ、だいたい役職待遇ついて色んな手当もいっぱい付くし、生理休暇とかもつくから勤務日もすごい減る、っていうじゃん」
C「ウチは一応人事部所属、みたいだけどね。社員の勤務時以外の能力や態度を査定して人事評定に反映させる、って言う名目でさ、最低でも係長待遇になって等級も5つくらい上がった、みたいだしね。人によっては給料倍くらいになる、みたいだよ。生理休暇は取っても良いし、出勤して通常業務してても良いし」
A「聖美詳しいね」
C「……みんながウワサしてるからね」
A「…………わたし、聖美が言うみたいに頭良くないし、仕事も上手くないし、この先もパッとしないまま終わっちゃうよりは」
B「やめよ、こんな話。ね。聖美もさ、前みたいにあのバカみたいな話してよ。お局様のさ」
C「……私ばっかじゃみんなもつまんないでしょ? 愛花の方はどうなの。そろそろ案内状が届くはずじゃなかったっけ」
B「ヒロくんとは別れちゃった……」
AC「えええええええええええええええええ!????」
C「いつ!? なんで?!」
B「半月前に、ね。いろいろと、ね。あ、もう戻らなきゃ。またさ、ゆっくり話すから。ゴメンね」
C「あ、うん。じゃあ、またね。……リコは?」
A「あのさ、性処理課の話……」
C「あ、……あ、わたしも、呼び出し入っちゃった。ごめんリコ、またさ、会おうね」
A「あ、うん。ばいばい…………」
※ ネタを思いついたときだけ連載していきます。
2022/10/27 あらすじ3人娘編完結です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 23:55:24
321206文字
会話率:26%
あの方の心が閉ざした瞬間を覚えている。
敬愛と恋情との区別も曖昧な時分のことだ。
「結婚しようとも貴方ほど愛せる人はいまいよ」
冗談めいていながらもまごうかたなき本心だった。それを、あの方の想い人は笑い飛ばしたのだ。
「そういうことは好い
た女に言うのだな。男同士で寒気がするわ」
その言葉は、彼の人なりの冗談であったのだろう。表情は柔らかく、しかしどこか呆れたような色を滲ませていた。
気にすることなどない一幕のはずであった。ただの言葉遊びに過ぎぬ、他愛のない遣り取りのはずであ
った。
しかしながらその頃すでに己の性癖――同じ男に性の欲求を抱くということを感じ始めていたあの方にとって、彼の人の言葉は強い拒絶となり、あの方を酷く萎縮させた。あるいは、彼の人は彼の人の想いを感じ取られていあのかもしれない。今となってはもう、確かめようのない話ではあるが。
そのようにして、あの方はそっと心を閉ざされた。誰にも気づかれぬように、美しく気高いヴェールで幾重にも覆い隠してしまわれた。
表面上は何も変わらないまま、誰にも見せぬ心があることさえも気づかれることの無いよう、厳重に、そして自然に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 02:26:28
126201文字
会話率:55%