東都大学医学部生殖遺伝学研究室の助手として敏腕研究員として辣腕を奮っていた伊佐那美(三十六歳)は、医学部長の大江教授からWHOの特命プロジェクトのリーダーに就任するように命令された。そのプロジェクトは、小子化の原因を究明するために十代男性
の精液を採取して分析するものだった。だが伊佐は、学生時代に同級性から受けた屈辱の初体験が原因となり、男性器恐怖症となり、触るのはもちろん、見ることも出来なくなっていたのだ。しかし大江は、伊佐の男性器恐怖症を知り、敢えてプロジェクトリーダーにしようとしていた。そのため事前にスタッフを揃え、伊佐が断りきれない状況に追い込んだ。
スタッフは心理学の専門家と非配偶者間人口受精(AID)の専門家で、精液採取を担当する元敏腕看護師でソープ嬢になっていた二人も用意した。全てが女性で、専門家は伊佐と同年代で、ソープ嬢は看護師時代に伊佐に憧れていたコだ。しかし伊佐はプロジェクトへの参加を拒み続けた。だが顔合わせの飲み会で、スタッフ全員が悲劇的な性体験があると知り、酔いも手伝って自らの初体験での屈辱を語り、さらに女同士の性体験によって屈辱が失せ、プロジェクトリーダーになることを承諾する。
そして名目上「青少年の心と体のカウンセリングセンター」としてスタートさせた『鎮魂館』での精液採取がスタートする。風俗店のシステムと最新テクノロジーを結集した診療所となった『鎮魂館』では、十代の性に対するカウンセリングを行いながら、最終的に射精させて精液を採取していた。しかし、スタート直後には、発育不良の高校生と夫婦生活に支障をきたした母親の相談を同時に行ったり、ヤクザの玩具にされて幽閉された女子高生が駆け込むなど、思いもよらぬ展開となる。さらに診療所のオーナーである星野の骨董趣味に端を発した、不思議な居酒屋で働くレズビアンの海外留学生との交流など、思わぬ展開となって行く。そしてリーダーの伊佐も、女との性の交わりや、カウンセリングに訪れる男の子たちの性器や性癖を見るうちに、性の甘い坩堝へと足を踏み入れ、本当の性を知る女へと変貌しようとして行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-01 16:29:03
125330文字
会話率:46%
"例え、その愛が歪なものだとしても・・・俺は君を愛している――・・・。"
仕事の帰り道、突然見知らぬ男に襲われ、監禁されてしまった絵里奈。
「私を帰して!自由にして!」そう訴える絵里奈。
しかし、男の口からは信じられな
い言葉が・・・。
「何言ってるんだい?帰さないよ、君はずっとここで俺と暮らすんだ」
その言葉と共に、彼女は男と共に狂った監禁生活を強要されてしまう。
"何故、私はこんな異常者に愛されてしまったの―・・・・?
お願い、誰か助けて――・・・・・。"
歪んだ愛の結末・・・・その先にあるのは?
絶望?それとも――・・・・。
この物語は、愛故に狂ってしまった一人の男と、
その男に監禁されてしまった女性の結末を辿る物語。
※内容がダークな為、R-18指定になっておりますが、
露骨な性的描写は完全に省いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-28 23:18:08
44191文字
会話率:36%
鏡は映すもの。
映すのは、他人であり、存在であり、時。
今日は何を映そうか?
※露骨表現は控えていますが、性的・暴力的描写を含むことがあります。
そのため、18歳以下の方の閲覧を禁じます。
※売春などの触法行為を推進するもので
はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-16 02:15:31
872文字
会話率:11%
【藤川季美子・ミコ(29)】が一緒に暮らしているのは【水原俊・トシ(30)】
元美容師でもあるトシだったが今はまともに働くこともせず、ミコの稼ぎをアテにして生きているヒモ男である。それでもミコはそんなトシに身も心もどっぷりと依存しながらズ
ルズルとやってきた。
が、ある日二人の間に溝が生じる。トシにはなんと美容師時代の莫大な借金があるのが判明。更に、それを肩代わりしていた女パトロンが現れる。
借金を免債するかわりに、と女が提示してきた条件とは『ゲーム』へ参加することだった。
舞台は小田原からタイ、そしてエメラルド色に輝く絶海に囲まれた孤島へ。そこで繰り広げられる試練に自らの美貌を武器にしたミコは果たして……。
作者の趣味と都合上、2話に一度はベッドタイム♪
ですが、屋台骨はしっかり張った作品です。
他サイト・日記にて【くりこ】名義で掲載していた作品です。完結作品です。続編的な作品になる『白昼夢』は、現在ムーンライトノベルにて連載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-19 16:37:44
99661文字
会話率:31%
魔女のオジサンが言うから、僕は言う事をきかないといけないんだ……
最終更新:2011-04-07 06:48:15
736文字
会話率:25%
骨折で入院していた僕は怪談の本を読んで、夜、トイレに行けなくなる。そこへ見知らぬ看護婦さんがやってきて……。
最終更新:2010-09-11 22:19:29
3352文字
会話率:41%
様々な悪女が登場するオムニバスです。
甘い展開は有りません。隣に有る闇をふと覗き見したい方に。
性表現が露骨で愛も無いので嫌な方は回避してください。
最終更新:2010-09-02 00:37:51
6188文字
会話率:39%
悪い男ではないんだけど、腐れ縁的な相手と付き合っていて、自分の人生、この先はもう決まってるのかな…って、何となく焦り気味のイズミ。ある男と突然の再会、それに続いてさまざまな出来事が…。
露骨ではないのですが、性行為描写がありますので、成人向
といたします。問題になるよりマシかなと思うんだけど、逆に、物足りないのではないかとお詫びしておきます。
(全11話)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-12 07:00:00
48964文字
会話率:61%
剣道全国大会準優勝の実力を持つ気が強くて反骨精神溢れる少女と、その少女を執拗に一切の情け容赦もなくいたぶる男の話。 ■愚作「檻」の改訂版です。大筋はほぼ変わりませんが、出来得る限りの肉付けを行ってさらに鬼畜性の高い作文を目指します。流れに乗
じて「檻」の未完部分も書ければと淡い希望を持っています(汗 ■今更気付いたんですが、エロゲに「真説 猟奇の檻」という作品があるそうです。おわかりかとは存じますがそれとこの話は全くの別物です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-26 18:18:25
12359文字
会話率:21%
バイク事故にあった水無瀬 陸は、気が付くと病院にいた。ただの骨折ですぐに退院できるはずが、海外赴任していた母の一言で急遽、従兄と同居することに。仲が良く陸も大好きであった従兄。しかし数年ぶりに再会した従兄にかつての面影は無かった。
最終更新:2010-02-01 01:50:43
14686文字
会話率:35%
長崎市全域に渡って発見された数々の白骨。次々と起こる行方不明事件。そして警察署の面々は、その様子に何やら儀式めいた物を感じ始めていた。
最終更新:2009-12-22 19:48:19
27001文字
会話率:51%
長崎市全域に渡って発見されていた数々の人の白骨。そして、行方不明事件。警察署の面々は、それらの骨の配置に何やら儀式めいた物を感じ始めていた。
最終更新:2009-12-22 19:46:12
27001文字
会話率:51%
『おっとごめんよ。
俺はしがない作家
ク○ニ夢太郎ってんだ。
裏では有名どころのゴーストライター、表は売れない官能書いてるアフォーな37歳。
両親が十年前に他界してから、21才下の妹を男手一つで育ててきたってわけ。こいつがメガ高ビー
でさ、16歳の女子高生で美人ときたもんだから、なんだか兄としては気が気でないのさ。
まぁとにかく、みんなが来るのをベッドの上で待ってるぜっ!!』
ある意味
私の真骨頂かも(笑)
ショートショートなので一息つきたい時に読んで楽しんでいただければ嬉しいです。
いかんせん
オチが見つからないと書けないモノなので亀更新必至だと思われますが、頑張りますね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-02 16:33:36
552文字
会話率:53%