【作者からのご注意】本作品は、綿密な調査と取材を行った上での、完全なフィクションです。作中の団体名、個人名、地名等は、すべて仮の名称であり、実在するものとは一切、関係がありません。
博士課程を卒業した直後に、勤務先が決まった小百合。喜びも
つかの間、勤務が始まった直後から、学内の「教授閥」同士の争い、教員と事務員の激しい敵対関係に翻弄され、困惑することとなる。
さらに、上司である教授が思いつきで作った「プロジェクト」は、構想すら定まっておらず、ほとんど無意味としか言いようのない大量のコピーや、嫌がる学生相手の「学生ボランティア」集めなどに、1日の大半を費やされることとなる。もちろん、敵対勢力である事務員たちは、それを見物するのみ、何も手伝ってはくれない。
さらに、上司である関教授からは、無謀としか言いようのない企画を次々と言いつけられ、「美人好き」の関教授が行う、数々の「美人だけが優先される企画」に携わり、次第に、小百合は、女性としての自分の魅力への自信やプライドを、どんどん失って行く。
冷徹な事務員たちのいじめ、仕事の放棄。全くやる気のない学生たちと対峙する、混乱の世界。
下着姿での土下座、バットでの殴打、さらには、事務員の策略による、「オール自腹出費」の繰り返し。
小百合の本業である研究論文や、研究発表は、手をつけられないまま、どんどん「後回し」となる。
そう、まさに、そこは「新人潰し」の世界であった。うまみを存分にしぼり取り、使えなくなった「カス」は、ゴミのように捨てるという姿勢の上司・関教授。
四面楚歌、誰もが敵というとてつもなく厳しい状況で、小百合はどう判断し、どうサバイブする(生き残る)のか。
明るい未来の全く見えない世界で、小百合はそれでも真剣に仕事に向き合おうとする。
彼女が報われる日は、果たして、訪れるのか…?
※「残酷描写有」としましたが、非常に過激な精神的・肉体的暴力表現を多々、含みます。ほのぼのとした描写は一切、ありません。閲覧の際は、充分ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-27 22:00:00
15921文字
会話率:38%
趣味で小説を書いているわたしのもとへ、創作の神の使いだという白蛇さまがやってきた。
白蛇さまはわたしの創作を手伝ってくれるといい、完成するまで面倒を見てくれるらしいのだけれど。
文学、主に純文学をこよなく愛する真面目な神の使い(編集者)×
処女のTL作家志望(残念な頭)が、協力して完成させなければならない物語はただひとつ。『異世界に飛ばされたわたし、童貞牧場の料理長に? もう朝から晩まで体の休まるひまもありません』
白蛇さまと二人で書き始めたこの物語、完結を目指してふたりはいろいろ頑張る。斜め上の方向へ…
更新は不定期です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-09 01:15:06
43543文字
会話率:42%
遅い春の訪れとともに確かになっていくのは、抑えがたい男への熱情だった……。体調を崩しながらも契約社員として地道に働く32歳の正樹。ある夜、セーブできないほどの性欲の昂ぶりから、パンドラの箱を開けるように『メトロアクト』のボーイ・暖を指名する
。友人や妹の国内外での活躍に焦りを感じながらも、年上の暖に魅了されてしまう正樹だったが、次第に彼との精神的な結びつきを求めるようになり……。30歳を過ぎて心身の自意識を打ち破ろうとする異色青春小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-03 13:00:54
33915文字
会話率:45%
純文学官能小説として残された‥
最終更新:2016-04-13 18:09:21
10149文字
会話率:35%
ハナは父譲りの朱色の瞳を持つ少女だった。イーオニア国の片田舎でハナは両親と幸せな生活をしていたが、突然の両親の死にそのすべてが一変してしまう。
そんなハナの日常とじれじれな恋のお話です。
純文学?名作文学のノリで・・・舞台は架空の国のお話で
地理的根拠は全くありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-10 12:00:00
71894文字
会話率:35%
父の転勤で田舎の男子校に転校してきた光太郎は、車イスのクラスメイト実琴と出会う。難病を抱えているのに、涙を見せない不屈な実琴の力になりたいと、住み込みヘルパーとなる光太郎。そして実琴と光太郎の気持ちが寄り添い、新しい世界が広がっていく。
男
子高校生の小さなひとこまを、切り取った沖田の腐純文学です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-31 17:20:19
10701文字
会話率:48%
「音楽部に入らないか」
二年生に進級したての四月、クラスメイトの黒田からそういわれた響は、動揺し過呼吸で倒れてしまう。
都心の吹奏楽部でつらい目にあい、一人地方に逃げてきた響だったが、響のトランペットの音に惚れこんだ黒田に強引に組み伏さ
れ、快楽の中、同好会である『音楽部』に入部してしまう。
トランペットが好きなのに、トランペットを吹くことが出来ない響には、過去に立ち直れないほどの苦しみがあった。
一生懸命なのに、一生懸命だから…そんな何で起こる青春の軋轢・苦しみ。
それを乗り越えた先には…そんな沖田の『腐純文学』をお楽しみください~。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-29 13:46:03
65811文字
会話率:43%
十年ぶりにあった親友は、性衝動をともなう過呼吸を繰り返していた。
母の病気のため十年ぶりに故郷へ帰った緑川は、保育園時代親友だった西尾と高校で再会した。
西尾は過呼吸を繰り返し、性格も暗く、不登校気味で、緑川は何とかしたいと強く思う。
幼少期のトラウマが思春期に強く影響する。
そんな苦しみを抱えつつ、懸命にがんばろうとする少年たちの物語。
『不(腐)純文学』です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-15 14:58:45
19774文字
会話率:44%
男の脳内純文学。
ある一人の妄想サラリーマンの脳内を、ただただダダ漏れし続けて、それが何のためなのか、何に良く効くのか分からないまま、スマホ時代にオナホ到来という意味不明なこの時代を生きるヒントを探します。人間の本音や本性なんてものは、下半
身にしか詰まっておらず、下へ下へと降りますれば、真面目な顔してビンビン濡れ濡れな状態なのでシャーシャンス。そして、結局のところ、人類ミナどエロなのでシャーシャンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-30 20:00:00
30156文字
会話率:4%
───ぼくの欲しい愛は、きっと群青。
「怠惰と無為こそが幸福だと知っている」
ひたすらに平穏な日々を願う潤の日常を、一人の青年が壊していく。
人を愛せば愛するほど、それを失った時の絶望も深くなると知っているのに、それでも誰かを求めてしま
うのは何故だろう。
未来に背を向けた少年が、過去から脱却するまでの物語。
(包容攻め×ひねくれ泣き虫)
※純文学を目指して(失敗した)お話です。
※昔別のサイトで連載していたものを大幅にリメイクしたものです。
※上記のことを理解した上で、それでも良いよというお優しい方はどうぞ閲覧をお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-13 06:53:12
32514文字
会話率:47%
良心、生まれつき備わっている人間らしい良心を欺瞞や臆病とし、それを無理に押し殺すことによって大人になれる。そんな閉塞感に満ちた陰険な時代だった。
最終更新:2013-09-21 06:19:44
136022文字
会話率:39%
「成るように成る」を人生哲学とする男が、時の流れに取り残され、すべてを失った後によみがえる物語。
最終更新:2013-09-12 07:18:51
74007文字
会話率:49%
◆電車に乗れば痴漢に遭い、学校に行けば教師に犯される、無口な少女の日常を淡々と描いた物語です。人類の存亡を描いたSF超大作などではありません。
◆ある意味「逆ハー」。
◆地味に「年の差」を描いたりしています。
最終更新:2013-04-25 21:00:00
55822文字
会話率:17%
「駱駝」から「獅子」へをテーマに書きました。
最終更新:2012-11-05 16:19:35
17510文字
会話率:22%
理由もわからぬままに女を買い続ける男と、子供を養うために身を売る女。
古びた館で繰り返される、愛なき逢瀬の先に、男は何を見つけるのか。
性描写があるのでR18で投稿しましたが、エロい話ではないです。
最終更新:2011-03-07 23:00:54
6885文字
会話率:0%
旧校舎の図書館準備室に教師の中島が集めたのは「読書クラブ」。中島に惹かれる茉莉は、個性的なメンバーと月に一度、同じ作品を読んで話し合うことになった。
…生意気盛りの女子高生と、狂気を腹に呑み込んだ国語教師の淫微な関係。お題の小説を未読でも、
大筋には問題ないと思います。
お題1:大江健三郎「セヴンティーン」
お題2:J.コクトー「恐るべき子供たち」
お題3:三島由紀夫「永すぎた春」
お題4:坂口安吾「白痴」
お題5:嶋一挿「匣」
参考:金子光晴「愛情69」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-30 04:16:28
70725文字
会話率:45%
【純文学】-死滅回遊魚-のエロバージョンです。
先生と生徒の恋愛ストーリ+
中学生同士の幼い性体験を事細かく描写します。
女性が気持ち良くなるシーンを中心的に書きました。
女教師が女生徒をエッチにイジメるシーン。
清純な女教師を汚す
ことに悦びを隠せない。
男子生徒が女教師のアソコを観察。
文学的な描写力でエロを書く。
これこそまさにエロ描写の超絶技法。
小説としても十分に楽しめる内容です。
最後まで読んで下されば、この作品の本質が分かります。
読んで面白いと思って頂ければポイントを入れて下さい。
感想もお待ちしています。
苦情、批判、大いに結構です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-15 12:58:05
34306文字
会話率:21%