時は平安末期。
斉子は皇女ではあるが内親王宣言はない。
今上の帝の祖父の兄、もう何代も前の帝に当たる方が、戯れに手を出しはらませ生まれたのが斉子の母君。
白拍子腹の皇女であった。
そしてその皇女に今上の祖父帝がこれまた戯れに手を出しはら
ませ、生まれたのが、斉子。
白拍子という、あまりの身分低き遊び女の血を引くため、斉子は、皇女として遇されて育ってきたわけではなく、またまだ恋も知らなかった。
けれど一世源氏、源内大臣維盛の正妻格として、日々穏やかに暮らしていることに幸せを感じながら斉子は暮らしていた。
そんな斉子の耳に、ある日維盛から盛大な屋敷を建てたと聞かされる。
そして、自分を初め、妻や愛人をその屋敷に住まわせ、主となる北の対には先々帝の、内親王宣言のある皇女が、維盛の北の方として降嫁するという話も。
かの光る君が栄華を極めた、六条の院のような屋敷の建設。
斉子は、すべてが変わっていく予感がしていた―。
短編として思い付いた時代小説です。
源氏物語の世界から100年後、武士が台頭し始める少し前の、乱れ初めた京の都が舞台です。
言葉・時代背景など突っ込みどころ満載だとおもしますが、素人が書いたものとして見逃してください。
※別のサイトに連載しているものの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-07 07:14:33
1476文字
会話率:17%
3ヶ月前私は異国の地である人と結婚した、いわゆる新妻である。
でも相手の人は地位がある人で周りは私が正妻になることに反対されていた。
だからせめて彼が満足してくれるように日々頑張っているのだけれど・・・・
『駆け落ちする予定です。』(
R-18ではありません)で出て来た夏白と百華の結婚したての話。おまけとしてR-18のほうを掲載するのでまだ先となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-07 00:00:00
7917文字
会話率:40%
近未来、TOKIは若さに似合わない豪胆さと冷酷さで父・IDAが牛耳る闇組織の一端を担っていた。TOKIのボディガード、NIOHは怜悧なTOKIが抱える孤独と痛みを知り、彼に誘われるままに抱き寄せる。けれど、IDAの正妻・SARAはトップクラ
スのボディガードであるNIOHは自分の息子を警護すべきだと考えていた。それぞれの思惑は交錯し、TOKIとNIOHを追いつめてゆく。
※他サイトに連載中のお話の転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-05 20:43:50
247129文字
会話率:24%
短編「神官さんいらっしゃい」で、政略結婚直前のアセルスタン王子にバージンを捧げた巨乳の見習い女神官・シーナの後日談。あれからずっと王子との罰当たりないちゃらぶの日々を送っていましたが、こんどは正妻のシルヴィア妃殿下(推定10才)にいじめられ
たり、迷宮で襲われて危機一髪になったりしちゃいます。少々長くなったので連載形式で。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-11 00:04:20
28344文字
会話率:52%
正妻の子のはずが、田舎の別邸でひっそり過ごしていたフランツィスカ。突然伯爵家の跡を繼ぎ婿を迎えねばならなくなった。婿選びの夜会にうんざりしながらも抜け出せない。
そんな彼女の前に現れた最強の婿候補とは…。
最終更新:2012-07-16 19:30:47
7706文字
会話率:48%
必ず逃げてやる!
と、意気込む王妃と腹黒王の話。
最終更新:2012-04-18 14:54:06
9474文字
会話率:60%