※あらすじ※
夢の中で迷い込んだ不思議な空間に住む老婆から『一週間だけ幸運になる魔法薬』をもらった主人公『篠宮隆行』。
しかし、それは性悪魔法使いである老婆の仕掛けた罠。と思いきや、それを神様から彼の潜在能力を覚醒させる秘薬へとすり替えられ
ていた!次の日から会社はクビになるわ財布は盗まれるわ空き巣に入られるわで散々な目に遭い、更にいつの間にか闇金に借金していたことになってしまう。そんな折に会社の部下であり社長令嬢の『水無月紗彩』がチンピラに連れされようとしていた。足が震え、助けに向かわなければならない肝心な場面で勇気が出ない。情けない自分を嘆く隆行。その時、懐に入れままだった魔法薬を思い出し、なけなしの勇気を振り絞って薬を飲み干す。
そして彼は不思議な運命に巻き込まれていく。
これは神の力に目覚めた男が、多くの女性と結ばれ幸せになっていく物語。
※基本チョロインしか出てきません
※相変わらずのご都合主義。
ハーレム要素があります。今回はエロ多めに挑戦していきます。
※前作『神てち』の主人公のパラレルワールドとして書いていますので、似た要素が複数出てきますが、新規の方も楽しめるように書いていくつもりです。
※主人公以外の男性キャラとの性描写はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 13:52:15
355698文字
会話率:44%
本土への返還を一年後に控えた一九九六年六月三〇日の香港で、三年前に取り壊されたはずの魔窟、中英間の紛争の種であった無法地帯、九龍城砦が甦った。
売春、麻薬、賭博、武器、殺人、不法入国者……あらゆる悪の温床である、東洋最大で最後のカスバが
、雨と共に現れたのだ。
北京、英国、香港当局が戸惑う中、退去させられた住人たちが、続々とその魔窟に戻り始め、再び以前以上の魔窟を形成する。
九龍城砦で生まれた美貌の少年、真性のサディストと謳われる輪(ルン)も、その一人であった。
そして、もう一人、魔窟の主と呼ばれる無免許の鍼灸医の老婆。
彼ら二人の元に、伝説の幻術師、蜃(シェン)という玲瓏な青年が現れる。
九龍城砦を破壊する、という蜃の言葉に、輪と婆婆は、自分たちの住処を守るために戦うことを決めるが、そこへまた三人、異国の旅人が訪れる。
一人は賢者カフヴァと呼ばれる魔法使い(ドルイド)、もう一人は、グローヌと呼ばれる女魔法使い(ドルイダス)、そして、吟遊詩人(バード)のトルウ――いずれも、遠きエリンより伝えられた知恵を操る、ケルトの末であった。
彼らの目的は、《再生の車輪》が起動したことによって甦った九龍城砦を消滅させ、元の建造物を取り戻し、在るべきものを在るべき場所へ存在させる、ということであり、そのために、九龍城砦で廻り始めた《再生の車輪》を見つけ、それを起動させた者を見つける、ということであった。
それを知った輪と婆婆も、彼らの目的を阻止するため、《再生の車輪》を捜し始める。
輪はネイルと呼ばれるナイフと邪眼を武器に、婆婆は針と気功を武器に、カフヴァとグローヌは魔法を武器に、トルウは呪歌と竪琴を武器に、戦いを繰り広げながら、同じものを求めて行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-20 20:33:22
103923文字
会話率:31%
義母とふたりの義兄に虐げられて、使用人として暮らすリオン。そのリオンの前に、魔法使いの老婆が現れる。自らの「ポイント」を貯めて「レベル」を上げたいので、王の末の姫と結婚するよう老婆に迫られるリオン。だが、老婆の協力を得て、舞踏会へ赴いたリオ
ンが出会ったのは、末の姫ではなくて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-25 07:00:00
33331文字
会話率:59%
山奥に「大魔女」と呼ばれる老婆とその従者のジャンは二人で暮していた。ジャンは時折町に降りたりと、一見穏やかに過ごしていた。そこの王宮から派遣された騎士が現れて―――?
堅物騎士と秘密ばかり抱えた従者の青年との出会いが、人を、世界を、変える―
―――かもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-27 13:35:49
10147文字
会話率:43%