ランベール・バローは国王の甥という高貴な血筋に生まれ容姿端麗にして頭脳明晰。
しかし、いつも空ばかり眺めている子どもだったので王宮では変人とウワサされていた。
ある日、従兄弟である王太子からダルメディア領主になれば好きな学問だけして暮らせる
と聞いたランベール少年は、いつか賢者の称号を得てダルメディアを拝領したいと願うようになる。
夏の休暇で国王の家族とともに憧れのダルメディアを訪れたランベールは、そこでモモンガに似た可愛らしい男の子に一目惚れしてしまい、片思いの恋が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-14 12:00:00
43988文字
会話率:49%
吸血鬼の御姫様が人間の孕み袋として、禁断の混血児を産み続ける物語。
最終更新:2024-08-06 21:29:24
39081文字
会話率:25%
男女比が偏った世界、この国では男子が女子の愛玩動物として可愛がられていた。
育児園と呼ばれる施設で育った僕は、高貴な血筋のお姉さんに引き取られて甘々で幸せな生活を送る。
最終更新:2023-02-05 20:58:00
8730文字
会話率:44%
神のいる国ギルベシュタイン王国での貴族の間では、代々高貴な血筋を絶やさぬよう、大神官のもとに神託が下った場合、巫女を花嫁として迎えることがままみられた。血筋をつなげる彼女らは通称「鎖姫」と呼ばれ、鎖姫から生まれた子どもを当主とすることでそ
の家系のよりいっそうの発展が実現されていた。
十八になる巫女、エーファのもと、ある日、神託が下る。アードラスヘルム公爵家の長男ジークベルトの鎖姫になるよう、という神託だった。跳ね返りな性格で、鎖姫という自分の運命を受け入れることのできないエーファは反感をおぼえるが、神託は絶対である。観念してアードラスヘルム公爵家へ嫁ぐことに。ところがいざ嫁入りした公爵家では、同じくして定められた運命に反感をおぼえるジークベルトが待ち受けていた。
出会いがしらから衝突するふたり。一方、そのころアードラスヘルム公爵家の領地では、民衆の間でよくないなにかが動き出していた。そうとはおかまいなしに、喧嘩してばかりのエーファとジークベルト。
わがままに育ったふたりは、果たして自分勝手な性格を改めることができるのか。そして無事に血をつなぐことができるのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-20 12:18:39
106147文字
会話率:53%
宝田琉×羅姫アヤト
近未来。(世界観は月灯りの絆に近いです☆)
選ばれし高貴な血筋(アルファ)として誉れ高く生きていた、羅姫アヤト(らひめあやと)はプライドの高い性格から自分より位の低い者を見下す傾向にあった。両親がアルファ♂とベータ♂であ
るため、自分は決してオメガとは結ばれたくないとすら言い切る。
そんなアヤトを幼馴染の宝田琉(たからだりゅう)はいつも優しい眼差しで見守っていた。彼はアヤトと違い、種族は関係なく平等で在るべきだと考える人間だった。けれど幼い頃からアヤトに恋心を秘めていた。そんな彼も優秀なアルファで、アヤトに強くライバル視されていた。
順調に行っていたはずの日常だったが、もともと持病もちのアヤトの体に異変が訪れる。そして誰かの密告でアヤトは隠れオメガだというのだ。しかもオメガの中でも一際繁殖力の強いオメガだという。アルファだと信じて生きてきたアヤトの失意にさらに追い討ちをかけるように遺伝子検査で非常に相性の良いとされた、意に染まない相手と無理矢理婚約させられそうになる。更に相手と番(つがい)になってしまう可能性が高いと言うのだ。アヤトはそんな自分の運命にあらがえるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-04 00:19:12
102202文字
会話率:37%
名門貴族の娘のアデリアは、遺産相続の問題を抱えていた。どうしても、後継ぎを生まなければならない。母親代わりに、アデリアを育ててくれたテラスが、早く、結婚するようにと言うが、アデリアには気になる男性がいた。しかし、彼は、異国人の奴隷身分の男だ
った。
彼の名はレンシー。
今は奴隷の身だが、元々は高貴な血筋なのだ。
男妾になるまいとしてアデリアに対して冷たく接する。アデリアは落ち込むが、それでも好きなのだ。レンシーも内心、アデリアの事を気にしていた。
そんな二人が、ある事件をきっかけに逃避行することになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-11 23:00:00
105516文字
会話率:45%
『しくじった。駆け出しの冒険者でも引っかからないような簡単な罠だと油断していた。まさか二重トラップになっていたなんて。』
呪いにむしばまれる女性冒険者シルミア。
美麗な女エルフから醜悪な牡ゴブリンへと変わっていく彼女――
解呪の研究に集中す
るため、牡の性欲を発散しようとやむなく足を運んだ娼館。
そこで、シルミアは、女を抱く男の喜びに目覚めてしまう。
己への言い訳を繰り返し、蓄えた財産をすり減らしながら、夜ごと娼婦たちを抱くシルミア。
その果てに、彼女は、他ならぬ自分自身によって徹底的な破滅を迎える。
本作は「シルミアの日記」(手記形式)と「シルミア最後の一日」(小説形式)の二部構成となります。
■キャラクター
名前:シルミア・ヴァリマー・アヴ・エストゥーリ
種族:エルフ(なかでも高貴な血筋。かつて魔王を倒した勇者パーティのメンバーの子孫)
外見:ブロンドのロングヘアー。身長が高く、グラマラスな体型をしている。白魚のような指。尖った耳。祖先に生き写しと言われて育ち、その祖先を越えたいという意識から冒険者となって腕を磨いている。
性格:実力があるがゆえに傲慢。エルフ以外の種族、特にその牡を見下している。
職業:魔法使い(攻撃魔法は得意だが、補助系統のそれには詳しくない)。凄腕の冒険者として知られ、特に女性の憧れとなっている。
※毎日18時に更新されます。
※pixivにも同内容のものを投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-19 18:00:00
26922文字
会話率:30%