倭陵暦498年、星見が告げた凶々しい予言通り、赤き月夜に突如現れた金銀に輝く"魔に穢れし光輝く者"により、黒陵国は滅びた。
玄武の武神将夫妻と街の民によって、なんとか出航できた黒陵国の姫と姫の元護衛サク=シェンウは、サク
の父親である玄武の武神将ハンの助力を求める書状を、海の国蒼陵で、ハンが信頼し情が厚いという青龍の武神将ジウ=チンロンに渡して、ひとまずの保護を求めようとしていた。
※前作品「玄武の章」からご覧下さると、より話がわかりやすいと思います。
※他サイトの転載です。
2016.04.30 start
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-24 18:28:44
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会話率:42%