幼馴染だったが、対照的な人生を歩んでいる塚本薫と宮田一郎。薫は何不自由ない家庭に育ち、現役で東大に入り、卒業後は大手デパートに就職して幹部社員の道を歩んでいる。そしてやはり幼馴染で、同じように現役で東大に入り、キャリアの官僚になった奥平直
人と結婚して二人の子供にも恵まれる。
一方、一郎は、酒とギャンブルに溺れた父親のせいで崩壊した家庭に育ち、家を支えるため中学卒業と同時に清掃会社で働く。
決して交わることのない二人の人生が、薫の子供のことや親の介護を通じて交差し、一郎が趣味としている陶芸によって深くかかわり、やがて離婚した薫が一郎を愛するようになるまでを、薫の視点で描く。
第1章 薫20歳 第2章 薫26歳 第3章 薫28歳
第4章 薫30歳 第5章 薫38歳 第6章 薫42歳
第7章 薫44歳 第8章 薫45歳 第9章 薫46歳
第10章 薫50歳 第11章 薫55歳 第12章 薫56歳
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 21:00:00
140081文字
会話率:47%
【本編完結済み】不定期番外編更新中。
≪3/23≫番外編(お花見ネタ)追加
≪4/21≫番外編(看病ネタ)追加
≪8/3≫番外編(喧嘩ネタ)追加
◇◇◇
陶芸家・東雲蓮哉は欠陥Domだ。過去のあやまちから、自分の意思でGlareを放つ
ことができない「グレア不全症」を抱えている。
そんな東雲のもとにある日、彼の作品を採用するためインテリアデザイン会社のイケメン社員・久慈綾春が訪れる。
Subの久慈は仕事がデキると評判の一方、私生活では欲求不満な日々を過ごしていた。
Domの東雲と、Subの久慈——二人が出会って、三週間が過ぎた頃。
久慈はマナーの悪いDomに言い寄られ、サブドロップに陥ってしまう。その久慈を助けたのは、Domを蹴散らすGlareを放った東雲だった。
どうやら東雲は、久慈が相手ならGlareが放てるらしい。
そこで東雲は久慈に「グレア不全症を治すため、リハビリ相手としてセックス無しのプレイに付き合ってほしい」と懇願。
久慈は迷った末に、東雲を手助けをすることとなり——。
【CP】
Glareを出せない病を抱える陶芸家Dom(33歳)×満たされ不足のイケメンSub(27歳)
【注意・その他】
・Dom/Subユニバースで、独自設定、独自解釈を含みます。
・お仕事要素部分は雰囲気で、ふんわりと読んでいただけると幸いです。
・サブタイトルに * →プレイシーン&R18シーンあり。
・サブタイトルに # →残酷描写あり(そんな重くありません)。
・約24万字、本編全65話(完結済)。今後番外編を追加予定です。
・アルファポリスさんにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-03 16:49:00
279459文字
会話率:34%
日楓はお盆に田舎の祖父母の家に来ていた。
ご先祖様には申し訳ないが、目的は墓参りではない。
歳の離れた想い人に今年こそちゃんと向き合ってもらうために…。
最終更新:2023-08-01 23:27:32
10876文字
会話率:47%
中学生で家族を失った萱島紅音(かやしまあかね)は生きる意味も見出せず極寒の山中に入る。行き倒れたところを陶芸家の老人に助けられ、数年かけて陶芸を仕込まれた。そこではザクロなど宝石のような果実をハチミツ漬けにして標本と称し、飾っていた。老人の
他界後、山中に戸高紅葉(とだかもみじ)という小学生が迷い込む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 19:35:47
7195文字
会話率:31%
レストラン「海の星」で食器デザイン・制作を請け負っている陶芸家の和嘉那(わかな)。
海の星に顔を出したある日、食事をせずに席をキャンセルして帰ろうとしている男と出会う。予約の相手が来ないらしい。
店員と押し問答しているのを見かねて口を
出してしまった結果、男と食事を共にすることになる。
綺麗な瞳と優美な所作のその男に、話せば話すほどに惹かれていってしまう和嘉那だが――
※小説家になろう掲載中の、レストランを舞台にした連作短編「ステラマリスが聞こえる」の関連作品です。第三話「星祭りで会いましょう」と同時系列・別視点ですが、本編未読でも大丈夫です。
※他サイトにも掲載あり
※2020.11.2 後日談追加折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-02 20:35:24
32709文字
会話率:31%
白積涼央(しろつめ りょう)は、亡くなった両親から窯元を受け継ぎ、陶芸家として生活している。手湿疹を患ったため、サイトで家政婦を募集したのだが、応募してきたのは黒巌静(くろいわ しずか)という筋肉質でミステリアスな大男だった。
白積は「しず
か」という名前から女性と勘違いをしたままメールでやり取りをし、面接の際に初めて男性だと知り驚く。しかし黒巌の誠実さと料理の腕前が気に入り、家政夫として採用することとなった。
※Pixivにも同じ内容で投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-06 11:47:37
62320文字
会話率:42%
夜明けの訪問客、それは陶芸家であり幼なじみの彼。彼が自信をありげに持ち込んだ作品とは?そして彼のいう本当の愛とは?
最終更新:2020-03-03 03:23:09
3704文字
会話率:42%
超絶美形のボヘミアン、名を内野 麻耶(うちの まや)という。
岡山の陶芸工房に期限付きで修業にやって来た二十四歳の麻耶は、親方の娘 菜穂子と出会った。
ミナの服とお茶の時間が好き。ちょっぴり頑なで、一人が好きな二十八歳。
そんな菜穂子と麻
耶の恋は、最初から期限付きの関係だった。少なくとも、菜穂子はそのつもりだったのだけれど……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-15 23:34:15
24898文字
会話率:50%
超絶美形のボヘミアン……名を内野 麻耶(うちの まや)という。
岡山の陶芸工房に期限付きで修業にやって来た24歳の麻耶は、親方の娘 菜穂子と出会った。
ミナの服とお茶の時間が好き、ちょっぴり頑なで一人が好きな29歳。
そんな菜穂子と麻耶の
恋の行方は……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-17 22:00:42
90901文字
会話率:42%
源裕太郎は一流の料理人だった。日本の代表とも言われ、ある組織から星をもらうほどの店さえも持っていた。
彼は野心家だった。世界各国を周り、時に弟子入りしたことさえあった。調理するだけでは飽き足らず、造酒や農業、畜産業、漁業、陶芸、鍛冶など
料理に少なからず関わるが決して他の料理人が手を出さないものまで勉強した。そんなことをしているうちに彼は世界に名を轟かせるほどの料理人になっていた。そんな彼に感化され多くの料理人や農家などが上を目指した。弟子もできた。どこよりも、誰よりもうまいものを作る料理人になるため、そんな彼らに最高の野菜を包丁を食器を提供するため。彼はそんな時代が大好きだった。
しかし、昨今の食文化に対する世間の意識の移り変わりは強く、生産性、コスパなどという言葉に惑わされた多くの同業者や頼りにしていた農家、畜産家が上を目指すのをやめた。弟子たちもいなくなった。
彼はそんな周囲に絶望したが、一人でも戦い続け、上を目指した。自分で野菜を育て、魚を釣り、調理した。しかし、それが限界だった。それ以上のことは、彼一人では無理だった……。中年と呼ばれる年になった彼に、それほどの激務はこなせなかった。
彼は60を過ぎたころ表舞台から姿を消した。いくら時代が変わったとはいえ、彼の料理を愛する客は星の数ほどいた。しかし、妥協した食材で造った料理を客に出すことを彼の料理人としてのプライドが拒んだ。
「昔はよかった。昔が懐かしい、戻りたい。」残り少ない余生を一人寂しく過ごしながら彼はつぶやいた。彼は料理に人生をかけてきた。それを失った今、彼に生きる意味はなかった。妻も子供も、友さえもいなかった。しかしその目にはまだ消えきっていない炎があった。
「俺は悪魔、お前のその野望、叶えてやろう。」
悪魔と名乗る男の声がどこからか聞こえてきた。彼は息絶える寸前だった。その時彼はとっさに……。
「頼む、折れはまだ道半ばなんだ!」
そう咄嗟に答えてしまった。
「よかろう!」
彼は体が楽になった気がした。自分は死んだのだと思った。
「おい目を開けろ、そしてこれを飲め。」
目を開けるとそこには頭に角を生やした悪魔と呼ぶにふさわしい男が立っていた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-15 08:23:12
1068文字
会話率:97%
備前焼作家の弟子をしている陶芸家見習の宮下緋紗はバーで出会った、林業組合員の大友直樹と一夜を過ごす。その場限りの情事かと思えたが次に会う約束が交わされた。
離れがたい二人は直樹が毎年年末年始にバイトしている静岡のペンションで一緒に働くこ
とにする。ペンションで働くうちに緋紗と直樹はお互いの内面へと触れていき惹かれあっていく。そして二人は同じネットゲームをプレイしていることを知る。
ペンションの仕事を終えて再び離れる二人だが約束していたネットゲームで再会を果たした。ネットゲーム内で直樹は知名度の高いプレイヤーでレベルも高く強い所謂ヘビーユーザーだ。ゲーム内においても現実世界においてもお互いに魅力を感じずにおれない。
今度は春の窯焚きに緋紗が直樹を誘った。一緒に窯を焚き、ますます心惹かれていく直樹は一緒になることの決心を固めていく。
しかしお互いのことを思いすぎて、いっしょに言うことに困難さを感じ別れを選んでしまう。それでも二人はお互いを生涯の伴侶だと思い諦めきれずにいた。
重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-12 00:00:00
126904文字
会話率:40%
孫の由佳は手文庫の中から、数日前孤独死をした祖母民子が大学
ノ―トに書き綴った“自分自身に宛てた手紙”を見つけた。
その手紙には彼女の激しく燃え滾る一生が書き記されて在った。
民子はイギリス人の母と日本人の父との間に生ま
れた混血児であっ
たが、幼い頃から或特殊な感性を教えられて育っていった。
民子は或日、幽玄の会と言うお茶会で、備前焼の老陶芸士秀鳳と出
会った。そして彼女はまるで仙人の様な“気”を放つ、秀鳳の虜に
成っていた。彼は陶芸の制作の為備前に居たが、彼からの釜炊きの
案内をもらった彼女は、ハ―レ―に跨って秀鳳の居る備前への道を
ひた走りに走った。そして登り釜の燃え滾る炎の前で彼女は秀鳳に
抱かれた。備前の海はキラキラと輝き、秀鳳との恋はその頂点に達
し、やがて民子は彼の中に究極のエロスを感じ取っていた。そして
すざましい恋に落ちて行った。
恋は半年間の短いもので在ったが、彼女の中でいつまでもその恋
は燃え続け、それはその後の彼女の生きざまを支配した。
秀鳳と特殊な関係に在った嫁慶子との壮絶な争いは、醜くも黒魔術
の呪いを呼び起こし、今迄秀鳳の孫と信じきっていた健作が彼の実
子と知った民子は、若き日の秀鳳を求めてオックスフォ―ドに留学
中の健作を追って、イギリスへと旅立った。
ロンドンで久しぶりに健作と一夜を過ごした民子は、18世紀の
貴族の快楽の都市バ―スで、知り合ったベン男爵夫妻の秘められた
生活を知る事となる。
やがて帰国した民子は娘時代から彼女の側に仕えている女中のキヌ
と二人だけの寂しい生活に戻る。そうした中図書館で知り合ったギ
リシャ人の老紳士メタクサスに引かれ再び恋に落ちた。そうした彼
の誘いから民子とキヌはギリシャへの旅に胸を膨らませ、旅立ちの
日を待った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-28 10:39:20
168180文字
会話率:10%
■あらすじ■
陶芸工房「器の家」に住み込みで働くようになった樹は、誰の目にも非の打ち所のない働き者で、真面目で内気な青年だった。町の人々に「得体の知れないよそ者」と扱われる樹に、マキは弟のように接するようになるが、あるとき樹の奇妙な一面を
見る。
■コンセプト■
真面目で内気で敬語で、浮世離れした弟キャラな自称童貞にヤンデレられてみましょう、という趣向。日常の怖さをじわじわあぶるサスペンス&ホラー風味を目指しました。前に撒いたディテールが後からどかどかっと襲ってくる怖さが出せたかどうか。
※作中特異な身体性・才能を持つ人物が登場しますが、いずれも現実に誰でも再現可能なものであり、ファンタジー的な異能要素はありません。
※Pixivとの重複投稿になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-23 18:37:48
18415文字
会話率:43%
陰影を踏んだ遺言
登場人物
高島静香 女性神主
和田恭子 古手の巫女
芳川泉 巫女
明彦 陶芸家
藤原 名主
山田恵美子 友人
山田源三郎 大工
あらすじ
私(静香)は今は亡き父親の後をついで、神主
になろうと精進していたのだが、其処には隠された親子、兄弟の愛の葛藤が隠されていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-29 00:00:00
41729文字
会話率:21%
ろくろをまわす後輩に懲りずにちょっかいをかける先輩
『ろくろ』http://novel18.syosetu.com/n3338bj/ から懲りない二人
最終更新:2012-11-28 00:16:15
1702文字
会話率:65%
ろくろをまわす後輩にちょっかいをかける先輩
最終更新:2012-09-24 21:47:22
798文字
会話率:57%
大学生の明人は、学業の傍らに陶芸家として活動をしていた。明人には好きな人がいる。相手は雑貨店を経営している店長の徳之だ。あるとき告白をされ、付き合うことになったのだけど、徳之には苦い過去があるようで……?
最終更新:2009-03-20 15:49:02
7055文字
会話率:29%
陶芸家のリックは、若くして田舎で隠遁生活をおくっていた。ある日リックの窯に、スーツ姿の男性が現れる。
最終更新:2008-06-30 19:22:22
7621文字
会話率:15%