京香は恋人のみほと期末考査に向け勉強会をすることになったのだが、どういうわけかみほはバイブを持ってきていて――という百合短篇小説。
※pixiv・ノクターン重複投稿
最終更新:2024-07-13 15:00:25
5886文字
会話率:29%
佐伯慧(K)と河野彩(A)の二人を登場人物とする短篇小説『禁齢』は、とある文学賞の一次選考を通過した。最終選考五作品にも残されたが、賞を受賞することはなかった。ただし翌々月の同じ雑誌への掲載が編集会議で決められた。理由のひとつは作品が齎す
かもしれない雑誌に対する経済効果だった。『禁齢』作者の実年齢は十三歳だったが、その内容には性的描写が多く含まれていた。その描写が一般読者の興味を惹きつけるのではないかと考慮されたためだった。初めて作者本人を目前にした文芸誌S編集の三田村貢は、影の薄い、小柄な、どちらかといえば大人しそうな印象の河野彩と『禁齢』内の彼女の分身=大胆なAとのギャップに戸惑いを覚えたが、ある瞬間垣間見せた彩の小悪魔的な妖しさと、また彼女の能力らしい速筆の才を認め、首を振りながらも己の疑問を胸の裡に仕舞うのだった。
実は河野彩はKのモデル=池沼明(五十三歳)のゴースト作者(オーサー)だった。池沼と彩の出会いは同じ時間の電車に揺られて毎日数駅をともにするという他人の関係から始まったが、後日公園内の迷路で偶然再会してからは恋人関係にまで発展した。池沼は物心付いてから作家を目指し、夢破れてもなおそれを諦めきれずに投稿を継続するような哀れな人物だったが、人生最後の賭けとして河野彩を自作のゴースト作者に選んのだった。また彩も己には不明な強い心の揺れに飲まれて彼のその嘆願を受け入れたのだった。
『禁齢』の掲載が決まると池沼は自分たちの二人の存在にとって最初の危険となりそうな編集者の三田村を味方につけようと、彼をモデルとしたMとAが肉体関係を持つ小説『水に溶ける嘘』を書き上げ、彩の手で直接三田村の許に原稿を届けさせた。それを読み終えた三田村に彩は池沼から用意されたある質問を打つけ、彼の脳裡から完全に疑問を払拭することに成功した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 07:56:34
84643文字
会話率:27%
普段よりさらに低い声で命令される…
『言うこと聞けない子にはお仕置き、必要でしょ?』
同窓会から帰ると始まった彼との"少しだけ非日常な"時間…。
最終更新:2020-06-02 22:31:29
4386文字
会話率:58%
逆レイプ慣れしているふたりの女子が、男子に惚れているマジメッ子を巻き込んで男子を輪姦。そのうちにマジメッ子はレイプの才能を開花させてゆき……。
※短篇小説にするには長すぎたので、長篇として再UPしました。
最終更新:2019-12-21 01:21:21
8633文字
会話率:48%
軍大学への進学を控えたアーロンは、数年来の友人のエシュと共に、エシュの養父の地方視察に同行する。その地にはこの季節、いまだ〈法〉の制御下にない竜があらわれるといわれていた。
秋から開始する予定の長篇ファンタジー(異世界転生もの)に登場する
主人公ふたりの前日譚です。
小説投稿サイトfujossyの短篇小説コンテスト「梅雨のBLコンテスト」参加作品。エブリスタにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-18 06:54:12
9928文字
会話率:46%
『ディープ・デストラクション』として連載していた連作短編小説の後継シリーズです。
前シリーズと同じサブタイトル、類似のストーリーのものがありますが、全部書き下ろしています。部分的な改作や、複数分割された旧作の掲載はここではしません。だいた
い中3日で1万字くらいの短篇小説をあげていきたいと思います。
男性同志に特化していて女装は扱いませんが、内面的な女性性はガチで出てきます。ハードなスカトロ描写と体液志向がメインなのでお好きな人にはたまらないものになっていると思います。
男性同志のリスキーでダーティなセックスを、すべてフィクションとしてお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-26 20:58:30
10095文字
会話率:25%