「さよなら、翔。幸せになってね」
それが、10年付き合った恋人が最後に言った言葉だった。
恋人にフラれ、やけ酒を浴びるように飲み、酔っ払って目が覚めると、知らない青年にちんこ扱かれながらガンガン尻穴を掘られていた。
「おにーさん、ちょー良
かったよ。ね、身体の相性バッチリみたいだし、僕と付き合わない?おにーさん今フリーでしょ?失恋の痛手は次の恋で癒せばいいよ」
何故か流れで1ヶ月お試しで付き合うことになってしまった。
ーーっていうか、俺はタチなんだが!?
※短編「バリタチの俺が即オチ2コマでネコにされた話を誰か聞いてくれ」の連載版です。
※短編と違って♡喘ぎはありません。
※オメガバースの独自解釈有り。
※全11話。本編完結済。
※番外編は不定期投稿予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-14 07:00:00
42583文字
会話率:52%
片方の死によってのみその契りは解かれ、番を失った者はそれを本能で察知するという――。
運命なんて、信じない。番なんて、アルファなんて、オメガの自分なんて、大嫌いだ。
過去の出来事から番、特に「運命の番」という存在に恐怖心を抱く惇(オメガ
)は、恋人・霧斗(ベータ)と慎ましくも幸せな生活を送っていた。そんなある日、バイト先で、些細なことがきっかけとなり周期よりも早い突然の発情期にみまわれてしまう。たまたまそこにいたバイト先の先輩に襲われそうになっていたところを助けたのは、見ず知らずの男だった。
安らぎと欲情をもたらす甘い芳香に包まれ、熱に浮かされた頭と体で本能のまま、惇はその男に縋ってしまう――。
※過去のトラウマから臆病になっている受け(オメガ)と、どんなに拒絶されてもひたすら健気に溺愛する攻め(アルファ)のお話です。
※男性でも妊娠可能という「オメガバース」設定を用いた作品です。作者の独自解釈と、ストーリー進行のためのご都合解釈を盛り込んでいますので、苦手な方は閲覧をご遠慮下さい。
※具体的な表記は殆どありませんが、予告なく暴力的表現や、精神疾患などのデリケートな話題が組み込まれています。
※主人公二人が番になるまでが本編となりますのでじりじり進展。ラブラブはその後話の番外編で本気出します。
※お話のタイトル最後に * が付いているものはキス以上の性的描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-05 00:00:00
65752文字
会話率:29%