「お前に印を付けた。また私と会いたくなったら、それを見つけろ。見つけたら、私の名を呼んでくれ」
花見帰りの酔った勢いで訪れた公園で出会ったのは、月の精。ひょんなことから、私は彼と毎月はじめに公園飲みを続けることになる。
そんなある日、彼は私
に印を残して去って行った。逢いたければ印を見つけろって、それどう言うこと?
ファンタジー世界の住人とくたびれたOLの恋愛譚。全六話完結です。
❇︎❇︎❇︎❇︎❇︎
本編に絡んだ小話と、ツマミに絡んだ小話の計六話を追加しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 20:00:00
44995文字
会話率:46%
今宵も銀の森にひっそりと月の精が降り立つ。
最終更新:2015-11-01 07:30:22
457文字
会話率:25%
仮想中世史風ファンタジー
北辺の国ニルデアの王家に生まれたのは禁忌とされる双子の王子、
誕生から二十年、異境の地に捨てられ奴隷として育てられた弟王子アルデは故国とは知らずニルデアに連れ戻される。待っていたのはルデスと名乗る銀の髪と淡い金の
双眸を持つ月の精かと見まがう秀麗な面差しの男だった。
そのルデスは言う。王になられよ、と。
先王無き今、王となったアルデの双子の兄ソルス、彼とアルデをすり替えようという。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-23 21:26:50
116436文字
会話率:25%