【終了してます。反応くださった皆様、有り難うございます!】
☆蛇足エピソードで、性格拗れたラテン男の大甘な裏話を追加しています。
窮地を救ってくれた奇妙な人を想い続けて半年、遂に再会を果たした……ら、その彼は大人なのに口が悪く意地悪な最低
男だった。悲しい要素を持った自分を誤魔化しながら生きる二人が、お互いに惹かれ合ううちに変わっていく過程。二人の気持ちの交錯と感情の絡れがメインで、たまにR流れアリ(☆付き)。
遠距離恋愛、歳の差、学歴差のキョリ感バグったまま、ゆっくりと進展するメンドくさい恋の話。お時間と心の余裕のある際に愉しんで頂ければ。
湖初(こは)は、大学一年生。実は一年ダブっているので、もうすぐ二十歳。思いつきで行動する傾向あり。短い人生なのに今のところあまりうまく行ってない。
恋をしてしまった樹(いつき)は、「メタル好きで、タトゥと博士号持ち」という、意味不明フルパッケージの二十八歳の心理学研究者。基本意地悪、無自覚に溺愛ベタベタ。メキシコ育ちで愛情表現はラテンの甘さ。
誤字脱字報告、コメント、いいね等の反応がめちゃめちゃ有難いです。日本語下手ですみません。☆直接、残酷な表現は一切ありませんが、事件は起きますので繊細な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 07:28:30
99454文字
会話率:47%
高山亜希、29歳は、有名国立大学を7年前に卒業して、スポーツ用品、ウェアの製造卸売を営む株式会社アグレに入社した。
入社4年目、亜希は会社がレディス営業部の中に新設した営業五課を任された。そしてその人並み外れた明晰な頭脳と持ち前の行動力で、
営業五課を大成功に導き、入社後僅か6年でレディス営業部の部長に上り詰めた。誰もが度肝を抜かれる彼女の実績を会社が高く評価して、他の社員の範となるように大抜擢したのだ。
しかし部長に昇進して1年も経たないある日、出世の先を越された営業一課課長の滝田香織、35歳が企てた取引先の計画倒産の罠に嵌められ、1億5千万円もの損失を計上してしまう。会社から責任を追及された亜希は見習いに降格させられ、懲罰勤務の日々を送らされる事になる。
アグレの実態は学歴差別とレズの巣窟であり、最下層社員に転落した亜希は一夜にして上司と部下の関係が逆転した女達から様々な苛めに合う。中でも亜希に代って営業部長になった香織が亜希の指導役に付けた入社二年目の秋山さやかは体育大学出身ながら冷淡な性格の持ち主で、狡猾に亜希を弄びながら、段々と亜希の心をへし折って行く。そんなある日、亜希が命じられた派遣先は・・・、
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-30 22:10:29
447739文字
会話率:42%