ある夜、辺境のクローヴァ伯爵邸で惨殺事件が起きた。
正確には、殺されたのは当主と後添いの夫人、客として招かれていた隣領の老侯爵。
内輪のパーティの最中に起きた惨劇から、かろうじて生き延びた貴族は娘のナタニエルだけ。
夫人の連れ子だった次女の
フィオは行方不明になっていた。
散り散りに逃げた使用人たちに続き、古参のメイドによって別の出入り口に案内されたナタニエルは、いよいよ殺人鬼に追いつかれてしまう。
「――ふうん……なるほど。綺麗なこった。おい、あんたは――」
「!! やめて、もう誰も傷つけないで!」
暗い瞳の青年は遠慮なくナタニエルに手を伸ばす。そのまま純潔を奪われたが、意識を失い、目覚めたあと、再会した青年の様子がおかしい。
逃がしたはずのメイドも戻ってきた。
どうやらパーティーには裏があったらしく――?
妹の行方を含め、惨劇のあった邸宅で明らかになるいくつかの真実。
奇妙な縁で繋がれた令嬢と殺人鬼(?)の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 01:15:49
13377文字
会話率:35%
大学4年生の“僕”は、近所の○学校に通う女の子、佐々倉美羽ちゃんを誘拐してしまう。
しかし、自宅に連れ込むことには成功したものの美羽ちゃんは落ち着き払った様子で「セックスがしたかったんですよね? 良いですよ」と言ってのけ、コウモリの羽と
黒い尻尾を生やす。
実は美羽ちゃんはロリサキュバスであり、わざと“僕”に魅了をかけて自分を自宅に連れ込ませ、搾精するつもりでいた。為す術なくそのままおっぱいで搾り取られてしまった“僕”は命まで吸い取られてしまうことを覚悟するが、“僕”が美羽ちゃんに心から恋をしていることで餌として上等だと気に入られ、以後はサキュバスと餌の立場で共同生活を続けていく。
小学生と大学生。サキュバスと餌。奇妙な縁で結ばれた2人は搾精や生活を通して仲を深めていくが、「このまま無職で卒業したら春からは2人で暮らせない」という大問題に直面。サキュバスで小学生の美羽ちゃんに励まされたり甘やかされたりしながら就職活動を再開することに。
「美羽ちゃんと一緒に暮らしていくため」という目標を持ち、美羽ちゃんに支えられた“僕”は、無事になんとか春からの仕事を見つけることができ、クリスマスの夜にプロポーズをして餌から恋人へ格上げしてもらうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 00:00:00
87331文字
会話率:45%
大学生になって一人暮らしをしてる僕の元にある日に送られてきた映像ファイルの中身は、仲の悪かった幼馴染が僕の母を淫らに変え孕ませる内容のものだった。
それがきっかけでバラバラになる家族…だが奇妙な縁がそれぞれに出会いを与えていく。
最終更新:2022-08-06 03:14:52
14973文字
会話率:46%
吸血鬼の存在が認知された現代日本。NPO法人シェパーズ・クルークは、吸血鬼=特種害獣の捕獲を生業とする日本で唯一の専門組織である。被害者の治療薬を作るため加害個体を狩るのは、奇妙な縁で繋がった四人のスタッフと、居候の最強吸血鬼。日々危険と隣
り合わせの危険な仕事をこなしていた。これは、スリリングな日常の幕間に起きる小さな物語。
全年齢向き作品「羊飼いのセレネイド~狼と狩人は闇夜に踊る~」の大人用番外編集。不定期更新です。
※BLタグをつけていますがプラトニックです。性描写はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-23 22:00:00
43275文字
会話率:37%
「俺は娘のことで精一杯だ。君のことまでは背負えない」
元子役、現人気女優という大層な肩書きの——妹を持つ比良麻里江。家族に恵まれず、友人に恵まれず、職場に恵まれず、初恋も無惨。そんな不遇と不運に彩られた人生を送る彼女は、かつて彼女の恋心を刷
り込みと決めつけて否定した相手・大貫茂治と、奇妙な縁で再会することになる。
不幸系女子(24)と子持ちバツイチ(46)による、一度破綻した恋の行方は……。
橘志摩様主催「枯れオヤジ愛企画」の参加作品です。
追記:7月末で本作を下げます。pixivにアーカイブとして残しますので、ブックマーク等の移動はこちら(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6975499)までお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-25 00:00:03
13777文字
会話率:34%
十六夜…月の下で突然目の前に現れた少年に、彼女は“初めて”を捧げた―――――
大学四年生になる直前の早春、和(なぎ)♀は卒業論文のテーマに頭を思いっきり悩ませていた。「なんか、直感的に“これ”って思うものがないんだよな…」。腐れ縁の瑞
輝(みずき)♂と香月(かづき)♀も同じ気持ち。互いにパっとしない気持ちを共有しつつ、今日も三人はつるんでいたのだが……ある日を境に、三人はとある者達の事情に巻き込まれるハメとなった。その先で、三人はそれぞれ奇妙な縁に出会い、予想もしなかった日々を送ることになる。
◆しょっぱなから性的な表現が入ります!苦手、という方はご注意下さい。また、18歳未満の方も閲覧は自己責任でお願いします!とはいえ、表現が拙いのでどんなご感想を抱かれるかわからないのですが…汗折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-27 00:53:36
10411文字
会話率:26%
遠距離恋愛中のカレシに会うために、特急に乗った望美は、隣に座った男と会話をしている内に、男が幼い頃に別れた昔なじみ、ヒカちゃんだったことに気付く。
それをきっかけにヒカちゃんは望美に近づき始め、とうとう望美は一線を超える。それはカレシへ
の恋心ゆえだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-16 01:18:03
30905文字
会話率:31%
花火大会の日、愛らしい小学生2人に嬲られる男。
馴れ初めは痴漢騒動で、その奇妙な縁は今年もまだ続いている。
最終更新:2010-10-08 20:28:14
7226文字
会話率:18%
ユメシリーズ第3部後編。『身を知る雨』自分の身の程をする雨の意、涙のこと(「かずかずに思い思わず問ひがたみ身を知る雨は降りぞまされる(古今集恋)」)自堕落な生活を送るハルキの目の前に現れた少年トモトシ。大粒の雨が激しく降る公園、滑り台の下、
ほんの僅かな空間で身を寄せる二人。そんな二人の間に、雨は奇妙な縁がもたらした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-12-27 11:56:27
4080文字
会話率:23%