名うての冒険者であるサイオンは、ひょんなきっかけで侯爵令嬢メリアデューテが別荘へ向かう道中の護衛となる。彼女は苛烈な性格と横暴な振る舞いが原因で、第二王子から婚約破棄されたという悪女だった。
しかし、実際のメリアデューテに接してみると、噂と
はだいぶ違う天然のお人好し。そのうえ、ただの傷心旅行かと思われた彼女の旅には別の目的があって――。
ベタベタな婚約破棄シーンからはじまる、ヒーロー視点の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 23:17:05
22364文字
会話率:37%
クリスティアーナの幼馴染ヴォルフガングはその素晴らしい剣才が認められて王立騎士団入りが決まり、二年前に王都へ行った。恋人同士ではなかったし喧嘩もよくしていたが、それでもクリスティアーナはヴォルフガングをずっと好きだった。それに出発に際して、
ヴォルフガングは彼女に「三年経てば役職もつくから結婚もできる」などと妙に真剣な表情で話し、クリスティアーナはその言葉に密かに期待すらしていたのだ。しかし二年後、彼の誕生日をサプライズで祝うため王都へ向かった彼女が目にしたのは、彼にそっくりな赤ちゃんを抱きながら「俺の息子です」と嬉しそうに話すヴォルフガングの姿だった──。
※ 念の為……こんなタイトルではありますが、ほのぼの溺愛系です。最初の数話以外、基本的にバカップルがイチャイチャしかしません。ざまあなどもありませんので、その点ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 20:00:00
93662文字
会話率:65%
誠実な恋人がいるのにはずみで浮気をしてしまった女の子の話。主人公は大変性格が悪い身勝手な人間ですが、ざまあはないです。また、この話は浮気を肯定・推奨しているものではありません。
※アルファポリス、エブリスタでも公開しています
最終更新:2021-07-24 20:00:00
12345文字
会話率:41%
※残り毎日投稿。毎朝6時予約投稿。最終話2/28 21時。
「一度でも愛した彼を、嫌いになることは出来ない――」
父である国王が暗殺され、その際に記憶を失ったティエラ姫。彼女は、10歳年上の婚約者のルーナから何不自由ない生活を提供さ
れて過ごしていた。愛する幼馴染みで王国最強の騎士ソルのことを忘れたまま――本当は、ルーナの手によって、ティエラ自身が幽閉されているとは知らずに――。
竜の生贄になることを運命づけられた少女ティエラ、彼女を愛する二人の青年――婚約者の宰相ルーナと幼馴染の騎士ソル。
竜を倒す力を持った三神器一族の守護者3人をめぐる、恋と冒険の物語。
※R15~R18に★
※作者の処女作である、小説家になろうの完結作「記憶喪失の癒し姫と白金の教育係と紅髪の護衛騎士」のR18版。
※本命と再会するのが遅いです。相手役以外の話を読まなくて良い人は、月の章(~第32話)は読み飛ばしてください。
※ちょっとだけSF
※ルーナにとって不都合な箇所はカットして投稿しています。全容を知りたい方はなろう版に目をお通し下さい。なろう版には婚約者ルーナとの復縁・元鞘ルートが置いてあります。
※記憶喪失の癒し姫――白金の宰相と紅玉の騎士に恋い慕われし聖女は、堕ちし竜から護られる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 21:00:00
346257文字
会話率:29%
「三年前まで悪役令嬢でした」
婚約破棄された悪役令嬢は、直後に現代日本へ飛ばされたーーーー。
元は連載の予定だったものを我慢できずに短編にしてみました。あまり現代関係ないかもです……。ざまあはありません。
最終更新:2019-12-23 23:16:43
7997文字
会話率:28%
悪役令嬢ことシェリア・フィーラは王立学園高等部三年生になる。そんな彼女には王太子で同い年のエリック殿下という婚約者がいた。が、無情にも彼は他の女性を愛してしまったと言って婚約破棄を提案した。何とか受け入れたシェリアは身を退く決断をする。悪事
をする事もなく婚約者を失った彼女だったが?(初めて書いた婚約破棄もので悪役令嬢ものです。ただ、シェリアは悪役令嬢ぽくありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-27 22:19:15
4721文字
会話率:35%