時は室町時代後期。流浪の美僧・栄春は、とある小さな村に寄留し、平穏に暮らしていた。しかし、足をくじいたらしい稚児姿の少年を介抱したところ、なんと潤んだ瞳で「吾を娶(めと)られませい」と迫られることに。
人魚を思わせる不思議な雰囲気に妖怪の類
かと警戒すると、少年は言う。
「吾はまっこと貴き観音の狐なのじゃ! そなたの命の恩人であるぞ」
聞けば、栄春の秘められた過去を知っているらしく——?
無限の命を得てしまい、世を憂う美貌の僧侶と「観音の狐」を名乗る少年の室町ファンタジーBL。
***
●メインキャラクター紹介
栄春……流浪の美僧。とあることをきっかけに無限の命を得てしまい、人間社会に馴染めなくなった。昔は由緒ある寺院で稚児をしており、その美しさを藤のようとも桜のようとも褒めそやされていた。童名は紫桜(正式には紫桜丸)。基本的には律儀で真面目。
身長:六尺(約180センチ)
あまた(観音の狐)……突然栄春の前に現れた、稚児姿の少年。鮮やかな桜と流水文の水干を着ており、胸には「狐の玉」を下げている。無邪気さゆえに時に残酷とも取れる物言いや振る舞いをするが、それは人の世を知らないため。明るく素直な性格。
身長:五尺二寸(約160センチ)
***
●ムーンライトノベルズR18版連載スケジュール 毎週火曜日、金曜日の20:00
※全年齢版はエブリスタにて連載いたします(毎週月曜、木曜)。
https://estar.jp/novels/26129597
ツイッターもフォローお願いいたします!
https://twitter.com/toyokawab折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 20:00:00
154147文字
会話率:28%
『怪しいまでに整った顔立ち。六尺は優に超える背丈。脱いだところを見たものがいるのか逞しい身体つきだと聞いた。女房(侍女)は現実味がない分、興味津々だ。なにせ被害にあうのは男ばかり。中には女が、わたしも抱かれたと自慢するらしいがその信憑性はな
い。
〈氷の君〉
言葉を発せず、触れる手は夏でも氷のように冷たい。それはその妖怪に付いた名だった。』
ーー本文よりーー
現代から平安時代へタイムトリップした少年と青年陰陽師が美貌の妖怪を退治する物語
平安時代のお話です
!!注意!!
⚫︎攻めが受けに出会うまでは、ちょっぴり酷い奴でした
⚫︎一度だけですが、攻守逆転します
ご注意くださいm(_ _)m
『撫子の華が咲く』https://novel18.syosetu.com/n1294ha/の約十年後の物語です
主人公や主要な人物は前作には登場していません。なので、前作を読まなくてもわかるように書くつもりですが、お時間がある方は拙作『撫子の華が咲く』を先にお読み頂けると幸いです
ボーイズラブ/平安時代/タイムトリップ/妖怪退治/R18/青年陰陽師×タイムトリップした少年/リバあり/完結/
ハッピーエンド
✳︎18禁シーンは予告なしに入ります
✳︎アルファポリスさまにも掲載しております。よろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-05 00:00:00
80988文字
会話率:53%
【2022.4~番外編完結】クソ真面目僧侶(息子)×渋ワル住職(義父で師僧)
「ボーズ(坊主)・ミーツ・ボーズ」 愛しいってこういうことさ。
とある寺の御院家(住職)と、その息子の石頭坊主、俊秀(ただし、ワケあり)との禁断のあれこれ。
とい
うか、俊秀の切ない思いのゆくえは?!
東京で有名ゲーム会社の企画者として超多忙な生活をおくっていた俊之《としゆき》は、仕事を辞めて故郷に戻り、生まれ育った実家の寺で、僧侶「俊秀《しゅんえい》」としての暮らしを始めていた。
俊秀の母親はとうに亡く、父ひとり、子ひとり。
「いずれは自分が寺を継ぐ」
それは俊秀の中では、幼い頃から、ごく当然のことだった。しかし父親である寺の御院家《ごいんげ》の方は、俊秀が寺を継ぐことなど、ハナから期待していない様子。
そもそもがこの御院家、どうにも飄々としてつかみどころがなく、真面目坊主の俊秀の「石頭ぶり」をからかってばかり。
そして俊秀が、そうまで必死に寺を継ごうと思い定めるのには、ある事情があって――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 14:02:28
186321文字
会話率:16%
幼馴染みのお寺の坊っちゃんに片想い中のヤンキーが、水垢離の後に縮こまったアレをお口とかで温める。
※いもマッチョ坊っちゃん×にゃんにゃんヤンキー
※受けも攻めも関西弁
最終更新:2022-01-21 16:46:16
11456文字
会話率:53%
地方都市で相撲を取る事を強要されていた男の子が、相撲から逃げる為に都会に出るものの都会でも成り行きで相撲を取る話です。
現在、FC2小説にてメインで2次創作を書いているので、良かったらそちらを方もご覧ください。
最終更新:2021-12-14 20:58:30
46860文字
会話率:0%
都会に住む男の子が、勉強に追い詰められて心と身体を壊して、父親の田舎に引っ越しする話です。
2部を一部、書き換えました。
最終更新:2018-11-21 16:32:35
4681文字
会話率:1%
俺がフンドシ主任だ――
男は名を根津伍郎といった。とある中小企業で主任の職を務めながら褌一丁であらゆるビジネスシーンを駆け巡る少し変わったヤツ。
今日もフロアを突き抜ける風が純白の六尺を軽やかに揺らす。暑苦しく交わすパートナーシップ
のお相手は社内外問わず募集中。
日本のどこかで繰り広げられる男と男の裸のツキ合い、そして日本企業が抱える闇の一端(?)を自由気ままな筆致でコメディタッチに描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-23 21:00:00
25652文字
会話率:48%
鈴音(すずね)は十五の美しい男(を)のこだ。だが父に教えられた武芸で村の悪童達に敬われていた。悪童達は近くの非人の子等と縄張りを争い、鈴音に助けを求めてきた。非人の子等には六尺近い背丈の逞しい「でか」がいた。鈴音はでかと戦うことになった。ま
だ身分制が定まっていなかった中世の風情を籠めて美しい阿修羅と心優しい仁王の契りを語ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-09-16 02:19:37
8160文字
会話率:28%