舞台は、とある極寒の中央集権国家に存在する架空都市――バストリナヤ。
幾多の組織と治安機構がひしめくこの街は、国政と軍事の中枢であり、腐敗と混迷が交錯する硬質な都市である。
そんな国家の片隅、猟師の家に生まれたショウ・アヴェリンは、素朴
な正義感と射撃の才を持つ少年。
一方、荒れた環境で生き延びてきた少年、トラフィム・マルカヴィッチは、気難しく、素直ではないが、その奥底には誰よりも強い意志と、消えない傷を抱えている。
まったく異なる環境と気質を持ちながらも、彼らはそれぞれの想いを胸に、治安維持組織“ミリツィア”への入隊を志し、訓練生としてノルディア訓練院に足を踏み入れる。
初めこそ反発し合っていたふたりだったが、反発しながらも訓練を共にし、次第に理解を深めていき、やがて背中を預け合う“相棒”となっていく。
――だが、訓練生としての静かな日常は、ある任務中の事件をきっかけに一変する。
国家に潜む“組織犯罪の闇”。
そして、避けられぬ運命に巻き込まれていくふたり。
その最前線に立たされることになった彼らは、やがて、国家の裏側に潜む真実と向き合っていく。
『ミリツィア』は、正義と腐敗の狭間で揺れる若者たちの葛藤と成長を描いた、ミリタリー・アクション×偶像劇です。
本作には、物語の中で自然に生まれる軽度なBL(同性愛)描写が含まれます。苦手な方は閲覧をご遠慮ください。
※カクヨムにも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 22:30:00
78827文字
会話率:28%
はじめまして。泡玉日和は
らじおにとって初めての執筆となる文章です。
この文章には直接的な同性愛表現が含まれております。
性的描写はできるだけ押さえて執筆しますが、
不快に思われる方の閲覧はオススメ出来ません。よろしくおねがいします。
内
容はこんな青春グラフティだったらよかったな、とボクが妄想した偶像劇です。書き始めたばかりなのでどう転ぶか、ボクにも分かりませんが、必ず完結させますので、どうかおつきあいください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-22 19:50:23
9734文字
会話率:54%
不老不死が得られると貴重がられている『桃娘』に施術で人工的に仕立て上げられ、それによって数奇な運命を辿る少女と青年医師に、それに関わる人々の話です。体臭に翻弄される人々の様々な欲望の中で、自分を見失わず生き抜いていくことが出来るのか?
第二
章三部完結。
続編の桃娘異聞(香女降臨編)連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-15 21:17:48
472916文字
会話率:31%