【重厚ファンタジー×溺愛】
千人が拒まれた魔王の寝所に、通うことになったのは──恋愛経験ゼロのポンコツ見習い魔女!?
精霊と魔女のハーフであるネルは、大魔女の母が「魔女たるものそろそろ男、食ってきなさ〜い」と無理矢魔王城の夜伽係に応募して
しまった為に、城で働くことになる。
淫魔、獣人、あらゆる候補者たちがことごとく魔王陛下から“夜のお相手”をお断りされる中、とうとうネルの出番がやってくる。
どうせ自分もお断りされるだろうと高をくくっていたネルだったが──ちょっとした【余計な質問】がきっかけで、無口で感情を見せない魔王陛下に“気に入られて”しまって……?!
ポンコツ見習い魔女 × 孤高の魔王。
甘く、じれじれと、肌と心をほどけ合う――魔女と悪魔の問答譚。
(全3〜4部構成予定。現在、第2部連載中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 22:27:41
147999文字
会話率:43%
玄関開けて2分で魔王とエンカウント。
ムシャクシャして書いた、推敲はしていない。
最終更新:2020-05-07 13:20:27
6737文字
会話率:46%
郊外にある植物園でバイトをしていた花と自然を愛する『僕』
ある日突然バイト先の植物園が開発によって閉園、人々の心無い言葉に絶望し何も出来ない無力感に苛まれる『僕』はバイクに跳ねらて十七年の生涯を閉じた。
薄れゆく意識の中、異世界の
神を名乗る光る球が現れ『今から貴方には魔王に生まれ変わり滅びゆく魔族を救ってもらいます』と一方的に告げられる。
次に目を覚ますとそこは朽ち果てた魔王城の中だった。
そして魔王に生まれ変わった『僕』の前に現れた長く美しい赤髪の美少女と植木鉢に植えられた喋る植物。
「ようやく目覚めたわね……魔王……」
滅びゆく魔族を救う為に力を欲する『僕』は催眠・洗脳能力を駆使しヒロインを悪堕ちさせていく。
虜にした美少女達と共に魔王となった『僕』は魔族復興を目指す。
魔王に転生した主人公のハーレムライフ……もとい、魔族再興の物語りが今始まる。
植物の力を持つ魔王は相手を催眠状態にする『花の香り」を使い美少女達を洗脳・悪堕ちさせて虜にしていきます。
バトルシーンがある為、リョナ要素もございます。
女の子の死亡、欠損等はございません。
異種姦・苗床、NTRも基本的に行う予定はございせん。
予めご了承頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 20:02:03
135486文字
会話率:45%
世界が創られてから数千年。
理に縛られ、自らの役割に従って輪廻を繰り返す魔王が、愛してしまった女神の為に世界に反逆するハードエロティックファンタジー開演!
イチャラブからアブノーマルまで何でもアリのハードエロ作品ですので御注意下さい。
最終更新:2025-07-04 19:39:46
77566文字
会話率:61%
天界の若き大神官・イノリは、気まぐれで魔界を訪れた。
「使い魔がほしい」と軽い気持ちで立ち寄ったその場所で、彼は偶然――
いや、まるで『祈り』に導かれるように、一人の悪魔と出会う。
名はマヨル。
魔界の第二王子でありながら、双子の兄にそ
の存在を消され、
誰にも知られぬまま、二十年もの歳月を牢に囚われていた。
顔が好みだから、連れて帰る。はじめはそれだけだった。
それでも、二人の運命は、ゆっくりと、しかし確かに交わり始める。
**
ドS天使×ピュア悪魔の主従ラブがメインです。
たまに堅物天使×ツンデレ魔王も出ます。R-18にしていますが基本甘めでほとんどやってません。需要あれば性癖全開のもいずれ番外編として書きたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 19:00:00
116864文字
会話率:37%
月刊連載 更新日 毎月最初の金曜日 AM6:00
正しいことをするためなら、手段はなんだっていい。
少年はそうやって生きてきた。
誰かを助けるためなら、自分の命は犠牲にして当然で。
誰かを故意に傷つけるなら、命を奪うのはスムーズにそれを
やめさせる方法でしかなく。
そうやって16年生きた彼は、名前のない怪物となってしまった。
最上級悪魔【鉄の女王】メフィスト・フェレス。
彼女と出逢った名前のない怪物。
彼女の軍勢に加わった彼は。
八百万の神々をその身におろし、サタン率いる悪魔を殺し。
戦いを知り、友達を知り、優しい大人を知り、恋を知り、人間に近づいていく。
この世界は彼にとって理解しきるのにはあまりに複雑で、それでも彼は歩みを止めない。
傷つき迷い間違えて、斬って走って大人を目指す。
生きるのがヘタな少年の成長戦記。
鬱展開多め。
実在する疾患や障がいなどが登場しますが、差別的意図はありません。
評価等は最新話の下からできます。どうかお気に召したら。
個人サイト キクムラサキ式 http://zankokusyosan.moe.in/
pixiv https://www.pixiv.net/member.php?id=2047066
にも掲載しています。
小説家になろうより移動して参りました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 06:00:00
387615文字
会話率:43%
猥雑ゲーム『魔大公B』をプレイ中にバグが発生 謎ルートの開始とともにゲーム内に転移 求む攻略本 ※のある回はご注意ください、様々な表現を含みます
最終更新:2025-07-04 04:40:00
186522文字
会話率:1%
最強だと言われるジョブの「竜騎士」
その竜騎士であるアルスはハンターで相棒のハルトと共にアルガスト大陸のドラゴン達と対話する旅をしていた
時に厳しい現実を突き付けられたり
時に優しく包まれる友愛を受けたり
時に切なく、甘い恋をしたり
ア
ルスとハルトの願いは「ドラゴン」との共存
その為ならばどんな事も乗り越えていく
アルスの強く気高い魂に惹かれたハルト
2人が紡ぐ愛の物語と出来事はこのアルガスト大陸に何をもたらし
何を刻んでいくのだろうか――――
※この物語はエロ少なめの物語重視です
※竜とドラゴンは別々の生物として描いています
※最強竜騎士と狩人の物語のリメイク版です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 00:00:00
15873文字
会話率:62%
世界樹と呼ばれる存在と魔神と呼ばれる存在がいる大陸であるオルガスタン大陸は暗黒期の支配を魔神アガルダによって受けていた。
世界樹は人々の希望である運命の者達に力を与える。
その力を受け継し5人の若者達が世界樹の願いを果たす為に、魔神アガルダ
を倒す為に集まる。
運命の騎士と御子と呼ばれる2人の男性騎士のお話。
バトル有・R18シーン有・R15シーン有折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-30 00:00:00
256132文字
会話率:63%
魔王討伐という大偉業を成し遂げ、長き禁欲の旅路を終えた勇者ハンバート。理性を縛っていた使命感が消えた瞬間、彼の中で溜め込まれた性欲が暴発する。人外の地を旅してきた勇者の理性を、久々に出会う“人間の女”は消し飛ばした。無防備な村娘を見つけた時
、英雄だった男は“ただのケダモノ”へと変貌する。これは支配欲と快感、そして他者の尊厳を踏みにじることでしか満たされなくなった元勇者の倒錯と堕落の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 23:20:28
60048文字
会話率:31%
終わらない仕事、その日も残業で夜遅くまで働いていた柳平友知《ヤナギダイラトモカズ》は、突如胸の苦しみに襲われて、その場で倒れてしまう。死因は、心筋梗塞だった。
薄れゆく意識の中で目を覚ました友和は、子供の姿になっていた。見知らぬ世界の
はずなのに妙な既視感に襲われ、辺りを見回す。
鉄を打つ音、剣を腰に刺した冒険者。
そこは、自分の住んでいる日本ではないことは明らかだった。
「おぅトモじゃねぇか。今日はどうした?えらく遅いじゃねぇか。とっとと手伝え」
困惑する友知に続ける鉢巻とエプロン姿の男。
「おいトモ。両親が死んで辛いのはわかるが弟や妹を養うんだろ。そういうお前の熱い心に共感して、まだ16歳のお前を雇ってやったんだ。仕事しねぇなら追い出すぞ」
その言葉を聞いて渋々働く智和。
「おいトモ。お前どうしたんだ?まるで、武器や防具を触ったことがないみたいな顔しやがって、働いてもう1週間になるんだぞ。この武器と防具を王都エインヘリヤルに運ぶまでがお前の仕事だと言っただろう」
友和はこのエインヘリヤルという言葉に聞き覚えがあった。昔、熱中して遊んだRPGゲーム『ダークネスドラゴンズ』縮めてダクドラ。
ダクドラは今は全く珍しくないが当時は珍しく、オープニングから暗いダークファンタジーの世界だった。
簡単にいうとゲームのオープニングで一つの村がいきなり滅ぶのだ。
少年の見た目をしている人間が何処かから村に戻ってくる帰りに村を襲おうとしているリザードマンの部隊に遭遇する。
村に伝えに行こうとしたところを後ろからザックリと斬られて絶命する。
そして、目の前の男の話を聴きながら作られた剣が反射して映った友和の姿は、その子供の姿をしていた。
これはそんな友和が死亡フラグを折りつつ、生き残るために現代知識とゲーム知識をフル活用して、頑張る物語のはずが、、、どうやら転生者特有の俺に与えられた能力はそうもいかないようで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 22:00:00
490252文字
会話率:45%
過去の記憶を失っている浮浪児の少女ロザリアは、創造と慈愛の女神を主神と崇める教会の神父クロスツェルに拾われた。
彼は日々労働と説教を欠かさない真面目な神父だったが、共同生活を続けていく中、一人の男性として彼女に心惹かれてしまう。
立場と想い
の狭間で苦悩する神父に、教会の地下深く封印されていた悪魔がささやいた。
『その悩み、俺が引き受けてやろう』と。
こちらは、1998年頃の自分が描いた漫画もどきを原案として、2015年から『暁~小説投稿サイト~』様のR-18枠にて掲載させていただいている作品を、所々修正・転載した、多数の視点から成る物語です。
2024年7月22日から、改稿した物をアルファポリス様でも投稿します。
キーワードには十分ご注意ください。
2020年9月4日の更新にて、完結しました。
2025年1月27日から、新規エピソードを追加連載します。
目を留めてくださったすべての方々に感謝を。
彼らの『本当の声』が、あなたにも届きますように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 20:03:23
1180104文字
会話率:35%
「墜落レッド ~戦隊レッドは魔王さまに溺愛される~」の外伝です。ローティアス×ケント。幼いころからケントに思いを掛けてずっと追いかけ続けたローティアスと、複雑な思いを抱えてそれをずっと断りつづけたケントの思い出話。ふたりの視点で交互に進めら
れたらと思っています。どうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 18:17:31
81950文字
会話率:47%
18代目勇者であるヴァシスは虹色の髪を持つ勇者。
毎年一人勇者が選ばれ、仲間を引き連れて魔王討伐へ向かうのだが、今まで戻ってきた勇者は一人もいない。
「必ず生きて帰る」と仲間と約束し、魔王の元へと向かったのだが、たった一撃でヴァシス以外
のパーティーは全滅してしまう。
魔王に捕らえられ、死を待つばかりかと思ったその時、魔王の部屋を魔王の息子であるべルムが訪ねてきた。
べルムは部屋の様子に驚き、半年前に制定された「人間保護条例」に基づいて、父である魔王を瞬殺するのだった。
魔王代理のベルムや魔物達と過ごしていくうちに、ヴァシスは自分が殺してきた魔物達に感情がある事を知り、罪悪感が芽生える。
さらに、信じていた人間の住む国々の裏切りが明らかになり、ヴァシスはベルムと共に世界統一を目指す事になった。
次第にベルムに心惹かれるようになったヴァシスだったのだが、身分や種族の違いに悩み、ベルムの為に城を出る事に。
帰る場所のないヴァシスは魔王城を後にし、自らの命を終わらせようと、悪魔を召喚したのだが…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 15:00:00
112317文字
会話率:26%
《本編完結済み!》
短編として本編後の話やイチャラブ回投稿していきます!
〈第一章〉
無能力者として転生させられた俺は転生早々に魔物に襲われ、絶体絶命の危機に陥る。
その危機を助けてくれたのは龍人女騎士の「リアス」。重症をおった俺を
献身的に支えてくれる彼女に段々と惹かれていくが、優しい騎士である彼女の本性は‘‘狂気’’に満ちていて……
〈第二章〉
遂に魔王となったノーブルの次の目標はこの世界に鎮座する神々。けれど女神達とは敵対関係では終わらず……?
〈最終章〉
全ての元凶である創造神を封印し、新たな創造神となったノーブル。
のんびり気ままに過ごしていると遂に「彼女」の魂が芽吹いたとの知らせを受けて……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 08:05:38
219164文字
会話率:60%
俺は勇者と呼ばれる存在になった。その代償に、家族や友達と永遠に引き離された。
スキルによって【剣聖】になった。その代償に、今まで俺が道場で積んだ鍛錬は無駄な行為となった。
魔王と戦い、勝って、世界中から称賛された。そして俺は役目を失った。
そして俺は、騙されていたと知った。
守る価値もない世界だけど……それでも生きてみようかと思う程度には、あなたと一緒にいたいらしい。あなたと一緒だとまるで平常心を保てないのは困ったものだが。
まるで他人事のように思いながら、俺は今日もなんとなく霧の中で生きている。
※★ついてる話は濡れ場あり
※濁点× ♡喘ぎ× オホ声× 喘ぎ方が男性向けっぽい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 06:00:00
1835161文字
会話率:47%
魔力の強さで序列が決まる世界。
そんな中で最弱の存在ジュエルは、一切自分の魔力を持たない代わりに他人の魔力をその身に溜め込むことのできる“玉人”であった。
その能力故に保護され、狙われ、使われ⋯。
最弱の存在が、傷つきながらも愛を知り強くな
っていく物語。
つよつよ人間×よわよわ魔族折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-03 01:15:29
91853文字
会話率:21%
佐藤清志郎は元ヒキニート現ホームレスの45歳。
死んだ両親、追い出した親戚、助けてくれない世間、目に入ったリア充高校生カップルをも恨んで暮らす底辺のクズ。
そんなクズに悪魔が取り憑く。
そして魔法天使の力を授かった少女アヤカに殺されかける。
清志郎はその生き汚さから変身能力を覚醒。
異形の姿となった清志郎は触手男根でアヤカに逆襲、処女を奪い中出し射精し、魔法天使の神聖さを穢して撃破。
綾華の体を夢中で犯しているうちに人間の姿をも取り戻す。
その時、清志郎の肉片の一部が変化し一匹の黒い仔猫となる。
清志郎がクロと名付けたその悪魔は囁く。
『次の魔法天使を利用して魔王の欠片を回収しよう』
そしてクロは魔法天使の力を受け継いだ百合恵を発見。
口八丁で騙くらかし、魔王の欠片により暴走した乙女達と戦わせ弱らせる。
そして弱らせた女の子達を清志郎はを襲い、処女と共に魔王の欠片も奪っていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 07:27:38
74327文字
会話率:27%
ミカラ・デタサービは盗賊職の冒険者である。不労ライフを目指して適当に生きていこうとするが、出会う女出会う女がヤバイヤツばかり。古代遺跡を踏破しエルフ大森林で魔族と戦うハメになり、マルドゥック王国のクーデターに巻き込れたと思えば因縁のある魔王
が襲ってくる。魔術国家ユグドラシル学園の臨時講師をさせられたと思えば人類を滅ぼす真の災厄に懐かれる。なんで彼ばかりこんな目に遭うのか?まぁ理由はだいたい女にだらしないから。無節操に片っ端から女に手を出すミカラによる、身から出た錆に苛まれる官能の日々が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 16:30:44
34812文字
会話率:34%
魔界は常に暗雲に包まれ、雷鳴が空を裂く――
そこには「三王」と呼ばれる妖怪たちが君臨していた。
唯一の女王にして最も妖艶な存在、リュリア。
彼女は『お気に入り』と呼ばれる者たちを、魔界と人間界から選び、玉座の間へと招き入れる。
彼らは忠
誠を誓い、悦びに身を委ね、女王の寵愛を競い合う。
今日も黒きドレスをまとい、リュリアは静かに問いかける。
「次に私の『お気に入り』になるのは――誰?」
※本編に必要な範囲で性描写を含みます。支配・服従・異種要素などを含むためご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 05:15:08
80325文字
会話率:22%
線路に飛び込み自殺をしたと思っていた主人公の高坂冬芽。
目を開けるとそこは謎の広場だった
急に声がして背後を振り返るとそこには黒髪の綺麗な美少女が立っていてーーー
〈四大魔女〉と呼ばれる者達が支配する異世界。
女性が九割。男性が一
割しか存在しない異世界で彼は何を掴み何が起こるのか、果たして転移した謎とはーー
異世界転移型冒険ファンタジーです。
完結までは大体150万文字ぐらいを予定してます。
残り100万文字程度です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 00:00:00
719014文字
会話率:47%
ブラック企業での過酷な労働により、若くして命を落とした主人公・リュート。目を覚ますと、そこは剣と魔法が支配する異世界だった。混乱する彼の前に現れたのは、推定神様。その神が与えたのは、「ゴッドハンド」という圧倒的なチートスキルだった。
「ゴ
ッドハンド」――触れるだけで相手のステータスやスキル、状態異常を自在に改変できる万能の力。この力を手にしたリュートは、過去の苦しい人生を脱ぎ捨て、異世界での新たな生き方を模索する。そして導き出した結論は、「性感マッサージ師」として人々を癒やし、そして支配するというものだった。
「忠誠心の植え付け」や「快楽による調教」を行い、触れた女性たちを意のままに操っていく。彼の施術を受けるのは、美しい冒険者や高貴な貴族令嬢、剣の腕を誇る女騎士、果ては王妃や魔族の巫女といった錚々たる面々。彼女たちはリュートのゴッドハンドにより、心身ともに癒されながらも、次第に彼への忠誠心を深めていく。
だが、リュートの野心はただの癒やしやハーレムにとどまらない。その真の目的は、スキルを駆使して敵対勢力を排除し、この異世界全体を掌握する「絶対的な支配者」になること。優しさを装いながらも、欲望と野望を胸に秘めたリュートの手によって、この世界はどのように変わっていくのか。
彼のゴッドハンドが触れる先に待つのは、快楽か、忠誠か、それとも――絶対支配の未来か?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 07:00:00
56600文字
会話率:57%
※アルファポリス様とで同時に掲載中です。
「勇者構文を取り上げられた君の中は空っぽだ。未定義で、存在が安定してない、最高の『愛情の家』だ。ーじゃあ、俺が住むよ」
勇者と魔王が殺しあう時代があった。
勇者とは、『清貧』であり『正義』の存在。
だが同時に、「物語に必要な役割」として記号的に存在を強制される構文だった。
ある時、正義の象徴として悪ー人間の首すらも跳ね続けてきたある『処刑勇者』が、天敵の魔族の前にふらりと現れる。
「俺はもう、戦いたくない。いっぱい斬った。『犯罪者の処刑も勇者の仕事』だと。正義としてあるなら、人としても非情でなきゃいけねえんだってよ。…悪いことしたやつにだって、事情はあるはずなのに。でも、俺は自分の正義を貫こうとすると、怒られるし、首をはねなきゃいけない」
「その時初めて魔王のこと考えたんだ。魔王を倒すのが当たり前って言われてたけど、俺がはねたくもない悪人の首はねて、…何も知らないまま魔王を討伐するのって、結局これまでやってきたこととかわらない。俺は魔王のことを何も知らないのに。でも気が付くと、魔王城まで歩き続けてる」
勇者には名がなかった。
「ああ、神様の役目を代行するにはさ、役目そのものにならなきゃいけないから。俺は名前と存在そのものとりあげられて、勇者にされてる。…でも、もう疲れた。魔王に殺してほしいんだ」
魔王は壊れた勇者に、名を与えた。
「ーお前の名前は、ブレイズだ」
魔王の名づけによって、『勇者』は勇者構文から解き放たれ、ブレイズという一個の存在になる。
しかし、彼にはもう、『勇者』以前の存在が残っておらず、魔王に名付けられたブレイズというところからの出発しかなかった。
そんな青年の保護担当医になったのが、エニグマ族の構文外科医グレン。
ある時、ブレイズの中で勇者構文が再び活性化したときーグレンは、その構文を駆逐し、気づく。
「ブレイズの存在定義って、空白だ」
グレンは構文欠損症という、存在の構文そのものが欠けているという病だった。
その病を寛解する方法のひとつが定義が欠けている者の中に『寄生』するというもの。
グレンの中の構文の飢餓が目覚める。
「だったら俺が君という家に住むよ。空っぽの君を、俺が定義してあげる」
寄生されたブレイズは、やがてグレンへの洗脳的・強制的な“恋心”を抱くようになりー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 04:45:33
6321文字
会話率:32%