王太子殿下の召使いとして働くエレーナはある日、王太子付き近衛騎士として異動してきた絶世の美青年・リディオルと出会う。
美しい外見とは裏腹に騎士とは思えない素行の悪さに驚くも、どこか放っておけないリディオルに徐々に惹かれていく。
しかし彼には
「虫の居所が悪くなると憂さ晴らしのために誰彼構わず女を抱く」という悪癖があり、偶然知ってしまったエレーナは本当かどうかリディオルに確かめると「そうだけど」と肯定した彼にその場で犯される。
素行も悪い上に女癖も悪いリディオルにはもう関わらない方がいい。そうわかっているのに、夜になると自分の脚は勝手に彼の元へ歩き出してしまい……。
「毎晩飽きもしねぇでよく来るな。そんなに俺に犯されてぇの?」
この世で最も美しいと謳われる騎士と、そんな騎士に毎夜犯されながらも健気に尽くす少女の物語。(激しい性描写がある話には✽マークが付いてます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 18:31:00
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会話率:43%