みにくいアヒルの子として育ったアルファ、高島俊吾。
番のいる美しきオメガ、井上玲。
優秀な医師である俊吾は、帰るつもりの無かった故郷へ帰郷した。きっかけは、高校時代を共に過ごした井上玲に関するニュースを読んだことだ。帰郷後に母校に訪れたと
き、俊吾を迎えてくれたのは、美術教師となっていた玲だった。
アルファとオメガとして、惹かれ合いながらも結ばれなかった二人の辿る軌跡は……。
※BLです
※進行はゆっくりです
※オメガバースですので、それなりのエッチシーンはあります
※エブリスタ様と同時掲載です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 15:00:00
289951文字
会話率:36%
如月鬼堂は五十代半ばのSM小説家である。
SM小説を書く他その小説をAV化したものを監修。風俗営業の許可も取りファッション喫茶も経営する。
こんな如月鬼堂に思わぬ悦びが舞い込む。極上美人でスタイルの良いM女が儀姉妹と名乗って近付いて来
る。
珠洲と瀬里菜の二人は如月鬼堂のSM小説を愛読していた。それで知り合ったのである。二人同時に一夜で躰を繋ぎ養女として自分の家に迎えた。
SM嬢を育てAVに斡旋。育てるのはSMクラブと提携して自ら運営するSM愛好家サークルのイベントである。
SM愛好家サークルのイベントでは会員陶酔のSMパーティが行われる。
泣き喚く被虐者に会員らの加虐心は滾り絶頂に上り詰めて行く。
如月鬼堂は深夜インターネットアダルト放送局のニュース番組のコメンテーターも勤める。その発言はリベラル社会に不満な者に人気を得た。
だが現代社会に強く不満を持つ分子による連続拉致強姦事件が起きる。巧妙な手口で所在を掴ませない。
女性の身体を究極の部分まで公開。女の性の極致を晒す。最後は破壊して表社会を歩けないような動画を公開する。
この集団は一部如月鬼堂のSM愛好会に係わっていた。確証はないが館山弁護士の配慮で脱会させた。
だがいつまでも事件を重ねて社会を騒がせる。社会に不満を持つ他の分子の犯罪相談及び支援まで行う。
拉致強姦事件を真似た凶悪極まりない拉致SM拷問事件が連発した。
集団の一人は武器を製造する。また別の者達は遺体の完全処理も行う。
六人ともかなりの経済力があり表社会ではそれなりの地位もある。そして闇の収入で潤う。
この集団の後ろにはマネーロンダリングを大規模に代行する組織や戸籍を持たない者らを始めとした殺人、犯罪を手助けする組織が存在した。
この集団に助けられた模倣犯。それらがその都度次々に拉致SM拷問事件の類の事件を起こす。
その被害者は陰湿極まりない猥褻拷問を受けその動画を撮影された。最早SMの領域ではない。乳首を斬られ膣を焼かれ刺青、焼印。それが社会にメール添付でばら撒かれる。
さらに和歌山の倒産寸前のホテルが非合法のSM愛好会を開催して女性を飲酒運転の罠に嵌め身体を破壊する拷問を行う。
これらの事件は如月鬼堂らの愛好会やAVを脅かす存在と成っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 00:30:00
2035434文字
会話率:35%
――とある悪の組織の研究所が反乱を起こした怪人に壊滅させられた。決してニュースになることのない大事件のなか、そこでの研究成果はことごとく焼き払われたと思われていたが……例外がただひとつ。開発途中の戦闘員化用寄生生物が逃げ出してしまっていた
。
この寄生生物に同化された者は、欲望に忠実で獰猛なモンスターと化してしまう。
これはそんな不運に巻き込まれてしまったある男女のおはなし。
※この小説は「男性がソフビ人形やヴェノムのように目がなく全身真っ黒でマッチョでテカテカで口のみあるような人外異形化になる」のリクエストを受けて執筆しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-10 02:38:15
6345文字
会話率:44%
書きたい性癖がいっぱいあるので、ショートショートみたいな感じで色々書いていきます。
執筆性癖。(予定含む)
・しっぽ丸呑み
・ふたなり逆アナル
・巨大娘
・M男向け
・状態変化
・常識改変(日常化エロ)
・下着フェチ系(女性用下着の着用、パ
ンツコキ、ブラコキ/ブラジャーコキ)
・男の娘
・電気按摩(電気アンマ、電気あんま)
・逆痴漢
・アナル舐め
・洗いっこ
・温泉浣腸(腸内放尿、アナル放尿)
・淫語/淫語ニュース
・太ももコキ
・パイズリ
・チンカス、マンカス
・母乳、授乳手コキ、搾乳
・サキュバス
思いつき次第追加していくつもりです。また執筆出来次第タグも増やしたいですね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 20:00:00
114965文字
会話率:38%
男の声と女の声もどちらも出せる虹色の声帯を持つ【両声類】なりんねさんはストリーマーだ。
性別を偽ってインターネットで活動していたカノジョ♂は、二〇一八年頃配信中の事故によって正体がすきっ歯の中年男性であることがバレてしまい大炎上してしま
う。
大手ニュースサイトを巻き込み、一般人ですら知るところになったこの大事件は僕たちの界隈を焼き尽くして、カノジョの悪名を轟かせ消せないデジタルタトゥーとして残した。
しかしそれから六年後の現在。
炎上は色んなものを台無しにしたけれど、それでも消せないものがある。
リスナーだった僕と、配信者りんねさんの絆だ。
モテない同盟だった僕たちは、イヴイヴの夜にすら男同士で行動を共にするくらい仲が良くて、気安く酒を飲み交わす。その日も前後不覚になるくらいまで泥酔した僕たちは夜の公園で叫んだ。
『もしも俺が女だったら君にセックスさせてやるのにな!』
『サンタさーん! 俺たちを美少女にしてください!』
酒に狂った果てに走った凶行が、その次の日のクリスマスイヴにまさか現実になるとは思わなかった。
なんと不思議な力で願いが叶えられてしまったのだ。
二人揃って美少女になった僕たちは、その現状に戸惑いながらも少しずつ順応していく。
そして中身が中年のおじさんだと知りつつも、完璧な美少女へと化け切ってvtuberりんねとして誘惑して来るカノジョに惑わされる。
vtuberりんねはチンポが生えてるのが玉に瑕だが、僕にとってインターネットの全てから選びとったたった一人の推しで、声もその姿も理想そのもの。中年男性のりんねと美少女のりんね、二人のりんね像の合間で僕は揺らぎながらも流されるようにえっちをしてしまい……ネット活動者の癖にインターネットリテラシー低めのりんねにハメ撮りまで許してしまう。
その後案の定動画は事故で流出し、茹だった顔でオチンポ様に舌を這わせる姿や破瓜するシーンが拡散されてしまう。過去の炎上で元々名高かったりんねの悪名もあり、あっという間に世界規模でバズり散らかす事態となってしまった。人生終了……と思いきや、りんねの機転で炎上を金に変える方向に舵を取ることで、二人はエロtuberのインフルエンサーとして大成功を収めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 19:00:00
28025文字
会話率:31%
一倉優希(いちくらゆき)の家を幼馴染の黒沢千弦(くろさわちづる)が訪ねてくる。事前に「しばらくかくまってほしい」と連絡を受けていたいっぽうで、ニュースやワイドショーは「美少女探偵が行方不明、生存は絶望的」の話題で持ちきりだった。
大好きな幼
馴染の生きた姿を目にした優希は我知らず落涙し、「ほんとに生きてる」とつぶやく。
///
推理パートはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 17:00:00
16913文字
会話率:54%
2023.9.21 BL日間ランキング一位ありがとうございました。
平凡オメガと美形アルファのすれ違い結婚生活
*自己設定ありオメガバース
「事故番を対象とした番解消の投与薬がいよいよ完成しました」
ある朝流れたニュースに、オメガの天音の
番で、夫でもあるアルファの理人は釘付けになった。
天音は理人が薬を欲しいのではと不安になる。二人は五年前、天音の突発的なヒートにより番となった事故番だからだ。
理人は夫として誠実で優しいが、番になってからの五年間、一度も愛を囁いてくれたこともなければ、発情期以外の性交は無く寝室も別。さらにはキスも、顔を見ながらの性交もしてくれたことがない。
天音は理人が罪悪感だけで結婚してくれたと思っており、嫌われたくないと苦手な家事も頑張ってきた。どうか理人が薬のことを考えないでいてくれるようにと願う。最近は理人の帰りが遅く、ますます距離ができているからなおさらだった。
しかしその夜、別のオメガの匂いを纏わりつけて帰宅した理人に乱暴に抱かれ、翌日には理人が他のオメガと抱き合ってキスする場面を見てしまう。天音ははっきりと感じた、彼は理人の「運命の番」だと。
ショックを受けた天音だが、理人の為には別れるしかないと考え、番解消薬について調べることにするが……。
(登場人物)
高梨天音:オメガ性の20歳。15歳の時、電車内で初めてのヒートを起こした。
高梨理人:アルファ性の20歳。天音の憧れの同級生だったが、天音のヒートに抗えずに番となってしまい、罪悪感と責任感から結婚を申し出た。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 21:10:00
144361文字
会話率:34%
テレビから流れてくるニュースにはダンジョン配信者ランキングが流れていた。
弟が「冒険者!」とキラキラした目で嬉しそうにテレビを眺めているのを横目に考え事をしていた。
ダンジョンが現れたのは平成12年、それは唐突な出来事だった。世界各国で1
週間程の小規模な地震が続いておりその震源地からダンジョンが生成されたのだ。
そこから15年経った今、子供から大人まで楽しめるコンテンツ、ダンジョン配信が大人気となっている。
俺達兄弟もスキルを持っているがダンジョンに挑めるほどの力はなくテレビを眺めているのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 20:46:53
6817文字
会話率:52%
新卒で就職したブラック企業が倒産して自由になった紗乃。
実家に帰ると幼なじみの波也斗と週末出かけるようになる。
ある日芸能人の授かり婚のニュースを見て、紗乃は冗談のつもりで「デキ婚してみる?」と波也斗に言う、
紗乃は馬鹿なこと言うなよ、と言
われると思っていたけれど波也斗は実現させてあげると言い紗乃を自宅へ連れ込んだ。
そこで紗乃は経験したことがない《雌》としての本能溢れた孕ませセックスをすることになる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 22:18:08
13160文字
会話率:30%
東京で大学生活を送る理斗は、中学一年の夏、地元川越の幼馴染宅の蔵で男同士のラブシーンに遭遇する。そこに居たのはこの家に住む漣とその恋人。理斗は漣に憧れを抱き、それ以来恋愛対象として同性を意識するようになった。二十歳の集いに参加するため久しぶ
りに帰省すると、漣と恋人が一度は解散したインディーズ人気ロックバンドを再結成してメジャーデビューをするとのニュースを聞く。彼らの関係がまだ続いている事に驚きながらコンサートに行くと、漣から付き人をやってくれないかと依頼される。—— 主人公はカップル二人の傍で彼らの関係に介入していく立ち位置です。作風は明るく、三角関係や略奪などのドロドロした展開はありません。
自サイトの夜ばら文庫にも掲載しています。
https://yobarabunko.com/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 21:00:00
67412文字
会話率:54%
1話完結のニュース系ノベル。
メインは教師と生徒ですが、バリエーションあり。
本作は目本と言う架空の国家が舞台です。
最終更新:2024-09-05 23:49:06
82007文字
会話率:8%
テレビを付けると衝撃的なニュースが流れた。
あのマリアが出所したというのだ。
3年前、カルト集団"パラソディス"の教祖であるマリアが逮捕された。彼女達は若い男を拉致して性奴隷に仕立て上げた。さらには、飽きた奴隷の人身売
買をも行っていた過激派集団である。
しかしながら、一部の男女からはカリスマ的人気を誇っていた。逮捕されてもなお、熱狂的な信者は多い。
そんな"危険人物"マリアがシャバに出てきたとなれば、
世間はざわつくに決まっている。
騒ぎ立てるマスコミ
熱狂する信者たち
集い始める元幹部たち
そして、暗躍を阻止しようする警察
再び、カルト集団"パラソディス"が繁栄を極めるために、
マリアは、警察のとある人物に狙いを定めていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-24 21:40:36
14147文字
会話率:31%
児童ポルノに対する規制が強まる中、13歳未満の児童にわいせつな行為をして捕まった男を取り逃がしたニュースはメディアでも大々的に放送され我が署はとてつもないバッシングを受けていた。しかし俺にとってはどうでもいい話。むしろ犯人には自慢のコレクシ
ョンがあるだろうし、もう一度捕まる前にそのお宝をネットの海に流してくれないかとすら思っていた。腐敗し過ぎたこの警察という組織の中で、正しさなんてとっくに機能しなくなっている。
そして犯人が再び捕まらない中、表面上は捜査をしながらその実何もせずに定時で帰り、児童ポルノを探してネットの海を潜っていた。そこで見つけた未知の掘り出し物はまさに俺が求めていた脱走犯のお宝映像。動画に収められているのは小学生のあられもない姿だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 00:00:00
54168文字
会話率:46%
僕の名前は太田武志。現在、23歳の冴えないフリーターだ。
就活もうまくいかず、恋愛なんてもってのほか。そして、特に何か取り柄があるかと言われればなにもない。自分で言うのも何だが、本当に何で生きているのかわからない男だ。
でも、そんな僕がこ
の世に生きている意味。
それは僕と同世代の彼女達3人の推しの存在がでかい。と言うか、それがすべてだ。
大人気アイドルの山本彩花、そして大人気女優の今田美久。最後は大人気お天気お姉さんの阿部香夏子。
そう。こんな僕でも、当然会ったこともないし、画面越であれ、彼女たちがこの世界に存在してくれていることで、元気をもらい生きることができているのだ。
そして、話は変わるが、食事中にあるネットニュースが僕の目には飛び込んできた。
どうやら、『狂死郎と3人の女』という昔、興行収入80億円の名作が、リバイバル作品として蘇るらしい。見たことはないが、激しい濡れ場シーンの多さが有名だから、僕もタイトルだけは知っている。
そして、その主演をするのが、今作で俳優デビューをするとかいう昔から黒い噂のあった元暴走族の総長という半グレみたいな男。
一部では親がかなりの権力者で数々の悪事をもみ消してきたなどの噂のある男でもあるが、まあ、僕としては全くもって興味はない。
もちろん別人ではあるが昔僕を虐めていた男に少し似ているのも気に食わない。
そして、もう、キャスティングも決まって映画も撮り始めたところみたいだが、勝手にしろと言う話だ。どうせこんな男が主演の映画のヒロインも無名に毛が映えた程度の女優に決まっているからな。
とにもかくにもだ。
俺の人生、この山本彩花、今田美久、阿部香夏子の3人さえ推し続けれられればもう他はいらない。
本当に彼女達は俺にとっての天使なのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 21:36:14
8778文字
会話率:5%
俳優として人気になってきたばかりの成悟は突然異世界に迷い込んでしまう。外見には自信があるから楽に生きていけると思ったのに、平均身長のバカでかいこの世界では全く通用しない。
ままならない生活にくさくさ働いていた成悟は、神子の召喚成功というニュ
ースに妬みを抱く。しかしその神子は知り合い……どころか、成悟を高校からずっと粘着質に応援していたガチファンの後輩だった。
成悟は神子と王宮で暮らすことになるが、さっそく軟禁されて……?
ナルシストで口の悪いちっちゃな美形芸能人が、無駄にでかいガチ恋系エリートオタク(黙ってればイケメン)に絆される話。
高篠 想(たかじょう そう)197cm 22歳 × 小藤 成悟(ことう せいご)172cm 23歳
※受けの口が悪いです。レイプ(未遂)があります。
※いつも通り明るいラブコメです。Hは同意ありです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 07:00:00
22589文字
会話率:42%
★性描写多め★
渉の祖父は、大地震の震源地近くにかつてあった村の出身者である。認知が進み言葉を話さなくなった祖父は、ニュースで故郷の悲惨な状況を見て、突然「ゴインサマの祠はご無事なのか?」と、毎日繰り返すようになった。
渉は祖父の言葉に興
味を持ち、ゴインサマの祠を探すことに決める。村に着いた彼は度々襲われる淫夢の中で巫女が常に現れる。この巫女は、村を守るためにゴインサマに仕え、その身を捧げる存在だった。
淫夢と現実の狭間で渉は、あるはずのない村に辿り着く。そこでは、狂気に満ちた村人達が淫靡な風習を繰り広げていた。渉が目にしたものは、想像を絶するような光景だった。
村人達は、ゴインサマに捧げるための行為に溺れていた。彼らは快楽と狂気の世界に生きることを選び、その中で自らを解放していた。渉は驚愕しながらも、この異様な風習の背後にある何かを感じ取っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 13:44:55
50254文字
会話率:45%
冷たい雨の夜。青山美術予備校の2階で、デッサンモデルをしていた新妻千春。彼は、雷に打たれたように金髪碧眼の美少年ディーノにペインティングナイフで首を裂かれる。時は過去にさかのぼり、イタリアから日本に来た交換留学生のディーノは、学友の三条光理
とちまたを騒がせる猟奇殺人鬼のニュースを観ていた。彼が、千春を殺さなければならなかった理由は、一体何なのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 12:00:00
8202文字
会話率:31%
パンチラニュースを専門に報道するネットニュース。
最終更新:2024-03-02 00:27:25
1464文字
会話率:5%
エロいシチュエーションをニュース原稿風に書きます。各話で共通の固有名詞が出てくるかもしれませんが、名前を考えるのが面倒なだけで、各シチュエーションは基本的に独立のつもりで書いています。広義の常識改変ものですが、常識の狂い具合はバラバラです。
また、実在の地名などが出てくることもありますが、リアリティの調整のためであり、実際のその地域などとは関係がありません。本作はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 20:35:23
1458文字
会話率:32%
西暦2032年、ロサンゼルス。アメリカでは中国との対立が激化して、NSAの『チャイナ・キラー』作戦によって中国共産党員とその資金が排除されていた。『分断』の傷が癒えない社会では、『ヘイトスピーチ』と『フェイクニュース』が常態化していて、そ
んなある日、日本製のインターネット・ゲーム『スクリーム・オブ・クリチャーズ7』に没頭していた市内の男が変死する。
FBIのパーカー捜査官とグティエレス捜査官が、その事件を捜査する。コンピュータ・オペレーターのクロエが、2人の捜査を補佐している。捜査を進めると、他にもゲームの最中に感電を感じたプレイヤーたちが大勢いて、2名の変死者たちがいることが分かった。どうやら死因は感電死のようだ。
サンタモニカの街中には、日本人のセイゾウ・ムナカタが経営する『ITO(糸)』というスシ・レストランがあった。大学生であるセイゾウの娘のトウコがウエイトレスをして、30半ばのマサミ・マキがセイゾウの弟子として調理人を務めている。
マサミは美しい男だが、少し背が低く、吃音があるためにとても無口である。ある夜、マサミは指名手配されている中国共産党のスパイ、ジャッキー・ヨーに似ているとの疑念をかけられ、吃音が災いして、市警察へと連行される。
トウコが市警察にマサミを引き取りにゆくと、その場で運悪く、高校時代の同級生だった、コロナ禍以降の格差が原因で父親が職を失い、プラウド・ボーイズの一員になったベンジャミンと出会してしまう。数日がして、ベンジャミンはプラウド・ボーイズのリーダーたちに唆され、トウコにしつこく付きまとうようになる。
一方、ゲームのプレイヤーたちの感電死は、FBIの捜査によって、インターネットを介した過電流が原因だと特定される。それには、ネット上で都市伝説化している、1999年のニューヨークで起きた『伝説の事件』の際に、その街に現れた『スピリット』と呼ばれる電磁波の変異種の影響ではないかと、示唆する者たちがいる。マサミも日頃から『スクリーム7』を心に湧き起こる怒りとストレスの捌け口にしていた。
そんなある朝、トウコがプラウド・ボーイズに拉致されてしまった。
これは、「スピリッツ・オブ・アメリカ」に派生する後日譚である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 07:32:10
231535文字
会話率:8%