リーズはバシュラール辺境伯家の長女だ。バシュラール家の女子は、ラオネルの巫女と呼ばれる巫女の加護の力を時が来たら得る家系で、リーズもそれに違わず巫女の力を得るために王城で巫女教育を受けながら生活をしていた。
巫女の加護の力は体が大人の準備
ができた頃に発現する。つまり初潮を迎えた頃だ。そして、その力は結婚して純潔を散らすと力が強まり定着するが、20歳までにそれをしなければ逆に消えてしまう。
そのためリーズも早めに結婚相手を決めておかなければならなかった。いつもリーズに意地悪をしてくる王太子のジェラルドを必死で避け、リーズの願い通りに兄の親友である憧れのエグモントと婚約を結ぶことが出来た。
そんな幸せの絶頂であったのに、婚約からまもなくしてエグモントは事件に巻き込まれて命を落としてしまう。悲しみのどん底の中で、リーズが願ったのはエグモントにまた会うことだった。それが巫女の加護の力を得るタイミングと重なり、リーズは現の死者(うつつのししゃ)と呼ばれる存在になったエグモントと交流することが出来るようになった。
このお話は、そんなリーズの成長譚です。
※本編完結。番外編(エグモント編全6話、ジェラルド編全8話)完了いたしました。これにて完結です。
※こちらはなろうで同時投稿しています。R版となります。なろうでご覧の方はR部分以外ほぼ同じ内容ですのでご注意ください。
※子供の頃から成長しながら話が進むので、R展開は後ろの方です。
※ハピエンだと思って書きましたが、読み方によってはハピエンだと思ってもらえない可能性もあります。
※人の生死の概念が若干現代とはズレている部分があるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 22:00:00
237350文字
会話率:48%
カナと琉人は恋人。けれどある日、ホテルの夜の後、喧嘩をして別れてしまう。その後、カナとは二度と会えなかった。そこに新しい揚羽と言う少女が現れて・・・・・・
最終更新:2023-11-24 18:56:46
10384文字
会話率:72%
この小説は催眠術を要素として用いた催眠小説です。
もしも、活用される際は、誰も居ない場所、部屋などで
誰にも見付からない状態で始めて下さい。
決して、外や運転中、誰かに見付かってしまう状態では行わないで下さい。
私の名は、マリアーデ・
ミナイトロシュ、地位は大尉である。
上記にもある通り、この小説は少し嗜好を変えたものとなっている。
物語には私一名しか登場しない。
だが、その方がより物語へ没頭する事が出来る事だろう。
これを読んでくれている諸君の中には「マゾ」と呼ばれるいわば、
マゾヒズムに乗じた性癖の持ち主もいる事であろう。
私は、この世のマゾと呼ばれる者を処刑する為にここへ呼ばれて来た。
と言うのは建前である。
では、本来の目的とは・・・
いいや、ここでは止めておく事にする。
本編を読み進めてくれたまえ。
そうすれば、全てが分かる。
くれぐれも本編ストーリーを実行する際には、上記にある通り、
誰にも見付からない様に、リラックス出来る状態で読み進めて欲しい。
何時、如何なる状況に陥ったとしても当方では責任を負いかねてしまう。
危険な状態になってしまう様な状態では決して読まないでくれ。
では、本編の中でまた会う事にしよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 17:50:26
16638文字
会話率:2%
女神の加護により閉ざされた場所に生きる幼い娘ルーシア。
ある日彼女は結界外の森で一匹の白い子虎と出逢う。
怪我をした子虎を手当してやると、彼は目の前でみるみるうちに可愛らしい少年へと姿を変えた。
すぐに惹かれあった二人はまた会う約束をするが
、小さな恋は理不尽に引き裂かれてしまう。
それから九年もの長い年月を経て、再び出逢った彼は変わらない愛を誓ってくれたけど、ルーシアはノアに見合う自信がない。
「私には誇れるものなんてなにもないの」「ルーシアがいればそれだけでいい」
想い合うのに心はすれ違う二人。
獣の国の王子ノアと自分に自信のない少女ルーシア。
忘れられない初恋から始まるお話。
★R18、☆R15
シェリーLoveノベルズ様より電子書籍配信予定中。
「獣人王子と初恋の花嫁〜ウブな乙女は淫らな初夜に甘く溶かされる〜」に改題しています。
web版から大幅に加筆修正しています。
電子書籍限定書き下ろしあり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-25 20:21:26
139996文字
会話率:35%